2017年02月19日

はーい化け物になるための試験始めまーす

最近多忙につきブログを休みがちで申し訳ないです。
誤りついでにもうひとつ今の内に謝っておきますが、多分来週も更新はお休みになると思います。
まあ仕方がないです。

今は創作活動もゲームもあまりやる時間がない、というか無いわけではないけど疲れて家に帰ったら、後はボーッとして寝るだけみたいなサイクルになりがちなんですよね。

で、その今の状況に合ってるのかどうか知りませんが、サッとやってスッと終わる超お手軽なゲームを今ハマってやってます。
あ、お手軽と言いましたが、訂正します。全然お手軽じゃありませんでした(爆
Devil Daggersというゲーム。
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あえてローポリで作られたグラフィック、説明不要の単純明快なルールと操作性の王道的FPSゲームです。
開発者本人が90年代のオールドスクールなFPSのファンで、その個人的趣味性が超色濃く出たゲームでもあります。

私も当時のFPSはよく知る身ですから、画面をひと目見ただけで、明らかに作った人間が相当なQUAKER(クエーカー)であることは明らかですね。
このゲームは90年代に一世を風靡した撃ちまくりFPSの代表格「QUAKE」からモロに影響を受けたゲームなので、その画面から来るおどろおどろしい雰囲気はまさに初代QUAKEそのものです。




このゲームはとにかく画面上にいる敵という敵をもうひたすらに撃ちまくって撃ちまくってなぎ倒す、という、FPSの根源的部分を純粋に追求しまくった内容になってます。
要するにこれ以上無いくらいにシンプルな内容のゲームで、ゲームスタートで何の説明もないまま即座にフィールドにポイされる程、潔いくらいにザックリしてます。
という訳でこれといって何もストーリーは語られませんが、主人公は何やら神聖なダガーを入手し、アリーナのような狭い場所でひたすら悪魔のようなモンスター達と戦うという流れになっているので、何というか死ぬまで戦いをやらされているような悪夢的状況が目に浮かびます。
それこそDOOMやQuakeで主人公達が辿った道筋に近いわけで、終わり無き戦いの幕開けです。


とにかくゲームがスタートすると、360度あらゆる方向から不気味なガイコツ達が次々襲いかかってくるので、プレーヤーはそれをひたすら撃破あるのみ。
こちらが持っているのはタイトル通りの「ダガー」だけ。別に後半に色々武器が増えたりはしません。
一見なんか血の塊でも飛ばしてるかのように見えますが、よく見るとそのひとつひとつがちゃんとダガーの形をしており、猛烈な速度でそれを連射しているのです。
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マウスボタン長押しで連射、長押しせずクリックするとショットガンのように拡散発射することも可能。この2種類の攻撃法を使ってやりくりするので、かなりミニマムにまとめられていますね。
敵を倒すと赤いジェムを落とすことがあり、攻撃の手を止めると自動的にジェムを取得します。一定数集めるとダガーの連射数が増えて威力が増します。武器は一種類でも、一応パワーアップの要素はあるわけです。



フィールドは闘技場のようなアリーナタイプであり、そこから出ることは許されません。フィールドの端まで行くと奈落の底に落ちてしまうので超危険。
意外とそんなに広くないため、誤って落ちる事故も起きやすいので、ちゃんと自分のポジションを気にしながら敵に対処する必要があります。

で、ゲーム性を見も蓋もない例えで言ってしまうと、Geometry Warsのような戦いのフィールドをFPS視点にしました、って事で要約できてしまうと思います。
主人公にHPの概念はなく、敵に一度でも当たってしまうと即死であるため、もはやFPSというより弾幕シューに近いのではないか、なんて疑念も生まれますが、まあ何と言おうと、まごう事なきFPSゲームでしょうねこれは。

しかし、ひたすら出てくる敵を迎え撃つだけで、画面展開も何も起きない超シンプルな本ゲームがはたして面白いのか?という点においては、

正直私にも分かりません。謎です。


紹介しといてこの結論はどうだって感じですが、要するにこのゲーム、相当にニッチな内容であり、ごく限られたFPSマニアに向けて作られている事は間違いないので、ハナから人を選ぶゲームであることを肝に銘じておくべきです。
しかも、かなりストイックな内容であるため、昔ながらのオールドスクールなFPSに慣れている往年のプレイヤー向け、というのをヒシヒシ感じます。
しかしそういった熟練のプレーヤー全員が手放しで喜べるかどうかって言うとそれも疑問、っていうほど相当に内容的には尖っているわけです。

このゲームが何故にそこまで尖っているのか、その最大の理由はただひとつ。

異常なまでの難易度。

初見のプレーヤーはまず30秒と持たないでしょう。
とにかくあっと言う間にやられる。即死。

このゲームはスコアの概念はあるものの、敵を倒してもそれは一切スコアに反映されません。何故なら「このゲームで何分間生き残れたか」だけしかスコアは見ていないので、単純にプレイ時間=スコアという図式になっているからです。
要するに、ただでさえ生き残るのが難しいゲーム、というのをこのスコアシステムが物語っているのです。
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なんでこんなに難しいのか、というと、敵が出てくるタイミング、つまり登場時間は最初から固定で全て決まっており、例え今居る敵を倒し切れていなくても、時間が来るとお構いなしに次々新手が出現してしまうルールになっているため、敵を倒すのに手こずっているとあっと言う間に画面中が敵で埋め尽くされ、八方塞がりになって積んでしまう、ということなのです。
しかも出現時間は固定でも、フィールドのどこに出るかはランダム性があり固定ではないので完全な覚えゲーにはなっていません。

こんな事態にならないためには、もう単純明快にエイム能力を駆使して瞬時に敵を倒していく、というまさにFPSスキルを存分に発揮するしか手がないわけで、それが出来なきゃプレイする事すら許されないこの感じは、もうFPS界の最右翼に位置してるような気がしますねこのゲーム。

私も昔からFPSはやってきたけど、そんなに得意ってわけでもないし、正直下手くそな方に入るので、まあー生き残れないですね。
とにかくいくらやっても1分すら超えることが出来ない。

ガイコツを大量に生み出すトーテムみたいな敵がまず登場しますが、こいつはほっとくと際限なく敵を生み出すため、弱点の赤いジェムを狙って素早く倒すべきです。しかし、そればかり気を取られてると今度はほったらかしにされたガイコツ達で場が溢れ、衝突事故が起きやすくなるので、こっちも無視できません。
要はとにかく撃ちまくれ、って事です。
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しかし、このゲームはまず40秒〜60秒辺りで最初の山場があり、ここで殆どのプレイヤーが脱落します。

何故かというとここで巨大なクモ型のガイコツが登場するからです。
コイツは落ちたジェムを吸い寄せてしまうので、居る間はジェムを取ることが出来なくなってしまうばかりか、地面を這う子グモの卵を次々生み出し、ほっとくと大変な事になるため、登場した時点でなるべく速攻で倒さねばなりません。しかし厄介なことに、このクモの登場直後、巨大な角付きガイコツが出てくるため、クモに気を取られてるとコイツに体当たりされてジエンドするパターンが本当に多いのです。
この大型角付きガイコツは移動がプレイヤーよりも早いため、近づいてくる音がしたら何はなくともすぐに対処しないと非常に危険。また、撃ち漏らした敵で溢れかえってくるのもだいたいこの辺の時間なので、それで対処しきれなくなる、というのもあります。
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1プレイのゲームが1分未満で終わってしまうゲームってどうなんだそれ、って感じですが、困ったことにプレイ中はこの1分が滅茶苦茶長く感じます。「よし、結構今回は生き延びたぞ!」と思っても意外と1分ちょっとしか経ってなかったり。
とにかく一度のミスも許されないゲームなので、集中力を途方もなく使うため、その分長く感じるのでしょう。
その分どっと疲れて、どのみちそんなに長くはプレイ出来ないって感もありますが。

厄介なことにこの無理ゲー的な所が一種の中毒性に繋がっているように思えます。
理不尽な超絶難易度でやられまくると、「やってられっか!」ってESCキーを叩いてしまうのですけど、しばらくすると、何故かまたやりたくなってくる。
非常に短い時間でサッと出来る、というのもあるし、長い時間生き残れたときは「俺うまくやってるぜ感」が半端無く、そこが快感に繋がってる気がするのですね。

これは以前紹介したiOSアプリの「99Problems」に割と近しい物があると思います。


何度もやられて「ムキー」ってなりつつ、それでもめげずやっているうちに多少コツが分かってきて、ようやく60秒を超えられるように。
しかし一難去ってまた一難、今度は90秒が超えられない。
そもそも、60秒を超えることが出来たからって、その後毎回安定してそのタイムを超えられるわけでなし、相変わらず速攻で死ぬことも多々あり、所詮まぐれで突破したことを痛感します。

それでも時間が空いたときにチマチマやり続けた結果、とうとう150秒の大台を突破!
これは私にしてはよくやった、と言えますね(笑
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とはいえ世の中にはもっと凄腕のプレイヤーが沢山おり、こんな秒数台なんて初心者レベルもいいとこです。
現在のランキングでは、900秒(約15分)を突破している強者どもがおり、超えられない壁がある事を痛感しますね(爆

このゲームが面白いのは、リプレイ機能が充実しており、先ほどプレイした内容をリプレイ出来るのは勿論、自分のハイスコアのプレイ、フレンドのプレイ、はたまたグローバルランキングのトッププレイヤー達のプレイも観閲することが可能になっているので、頂上を極めた強者(化け物?)達の超絶プレイを見て、一体あの修羅場をどうやって切り抜けたのかを見ることが出来るのは、非常に興味深いです。
そして、自分のハイスコアの先に待ちかまえている新手の敵群や、その無理ゲーっぷりを見て驚愕するのですが・・・。

プレイヤーによって攻略の仕方もバラバラで、超絶なテクニックでスマートに敵を倒していく人もいれば、あえて敵を倒さずに貯めまくって、折を見て一気に倒すようなトリッキーな事をしている人もいて面白いです。
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そこでよく見かけたのが、撃ちながら画面を小刻みに揺らしてダガーを散らし撃ちするテクニック。実際、これをやると広範囲をカバーできるんですけど、私がやると画面揺らしたら当然狙える物も狙えないのでテキトーに撃ってるだけになるのですが(爆。
これみんな狙って撃ってるんだろうか・・・。

またリプレイ中にMキーを押すと2Dの見下ろし視点になり、自分がどういう動きをしていたのかが丸わかりで、私のようなプレイヤーは「いかにダメであるか」が露呈するので複雑です(爆


こうして、ほぼ化け物の域に達した達人達のプレイを横でチラ見しつつ、無謀な挑戦を「どういう訳か」定期的にやりたくなってしまうと言う謎の多い本ゲーム。
私の場合、150秒の大台をいくらやっても超えられないので、これが限界かもしれず、いよいよ潮時か、って思うのだけど、気付いたらまたやってそうで怖いんですよね。

まあそんな訳で(どんな訳だ)、人を選ぶゲームなのは間違いありません。見た目も90年代ポリゴンゲーム風で独特ですし、FPSゲーマーの中でも、かなり狭い範囲に特化したゲームだと思うし、私自身もどこまで本当に自分がこのゲームを面白いと思えているのか疑問に思ってしまうほど尖った内容ですので。
まあシンプルな内容故に値段も手頃ですので、FPSが好きな方なら試す価値はあると思います。ひたすら地獄ですが・・・。

Devil Daggersは現在STEAMで購入可能です。
丁度今、半額セールで更に安いので、買うなら今の内ですよ。

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ところで、撃っている弾が即着弾する一般的な銃タイプではなく、高速で発射されているとはいえ着弾するまである程度時間がかかるようなランチャー系の挙動タイプなので、普段FPSにやり慣れている人でも、馴染めずに苦戦する、という話もあります。実際、QUAKEで言うところのネイルガンに相当する武器なので、開発者はこのネイルガンの使い手だったんでしょうか。

でもこのゲームのストイックさからすると、普段のやり方と違うから俺には無理、と言ったところで言い訳にしか聞こえず、
「単純にお前のFPS能力が臨機応変に対応できてないだけだろが」とゲーム自身が突き放して言い放ちそうな雰囲気バリバリなんですよね・・・。
私は「へイヘイそうでございやーす」と開始数秒で悟りましたが(爆

何度も言うけど私はFPSは好きで良くやるけど、FPSは得意じゃないんで、マジで・・・。






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2017年01月29日

要は荒療治ってことなんだろうか

Nevermindというゲームをプレイしクリアしたので、今回はこの話をしようと思います。

Nevermindは一人称視点のアドベンチャーゲームで、他人の思考の中にダイブする、というちょっと変わった設定が特徴になっています。
プレイヤーは精神科医となり、思考ダイブが可能となる技術を用いて、精神的に問題を抱えている患者の深層心理にアクセスし、問題の原因となっているトラウマを解き明かして治療に役立てるのが目的です。
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という訳でゲームの舞台は誰かの頭の中、という今までにないテ−マを扱っていますが、この手の「人間の妄想や悪夢」を具現化した世界というのは、度々ゲームでは表現されてきたジャンルですので、言うほど珍しいわけではありません。

映画に目を向ければ、「セル」や「パプリカ」など、似たような設定を持った作品は既に存在していますし、実はこの手の「捜査・治療目的で頭の中を探る」というテーマを扱った映画は割と昔からボチボチあったりするんですよね。
昔、B級映画で本ゲームと殆ど同じ設定を持った映画を見たような記憶がありますけど、タイトルは流石に忘れちゃいました。まあ要するに、映画や小説では割と馴染みの設定だったわけです。

とはいえ、治療目的で悪夢を彷徨い、トラウマの原因を探る、という明確な目的があるゲームは久々なので、内容的にも気になってたタイトルでした。
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しかし、他のゲームに興味が移り、中々本タイトルをプレイする事が出来ず長い間積み状態が続きました。ふと思い出したように最近やり始めて、一気に解いてしまいましたが。
ちなみに公式に日本語化されていて、訳も不自然ではないので、この辺の心配はありません。ただ、設定のサウンドで字幕がオンになっているかどうかは確認しておきましょう。


設定的に医者が主人公なので、そういった施設が舞台となり、患者のカルテを選択して、その人物の精神世界にダイブして探索する、という流れになります。
最初はチュートリアルも兼ねた模擬シュミレーションで、仕事の流れを体感する体で一人の患者の頭の中を彷徨います。

チュ−トリアルでは親切丁寧に説明が入るので、迷うことはあまりないと思いますが、要約すると記憶の断片を表す「写真」を10枚集めるのが本ゲームの大まかな攻略となります。
この写真はあちこちに落ちてるのでこれをもれなく拾い集めなくてはなりません。取り損ねるとそもそも前に進めないので、写真を求めて広いフィールドを行ったり来たりする必要はあまりない設計になってます。
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写真を集める過程で患者の深層心理の情景を次々垣間見ることになるわけですが、まあ問題を抱えた人達ばかりなので、決して美しい情景ばかりとは限りません。いやむしろカオスで不気味な情景の方が多いので、このゲームがホラーゲームとして紹介される理由の一つになってますが、どちらかというと精神的にじわじわ来るタイプのホラーですので、脅かし要素は他のゲームと比べてもかなり控えめです。まあそれが主な目的のゲームでは無いですからね。

10枚写真を集めると、いよいよトラウマの原因を探る段階に入ります。
集めた写真の中には今回の事例とは無関係な写真も含まれているため、関係ありそうな5枚の写真を選んで、物語に沿って正しい順番で並べなくてはなりません。
これが非常に難儀なパズルになってます。
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今まで自分が彷徨ってきた深層心理の世界を思い出し、一体そこで何が語られ、表現されてきたかを分析して、推理する必要があります。
関係ない物を省くだけでも大変ですが、厄介なのは正しい順番で並べることで、写真はある意味、文章の断片でもあるので、見てきた物から推測して「きっとこういう事を言いたかったんだろう」という予想を元に物語を完成させなばならないわけです。

見事正解を導き出せば、深層心理から脱出し、クリアとなります。トラウマを紐解き、患者はそれと向き合うことで治療に役立てるわけです。プレイヤーが担うのはココまでで、後は患者自身が各自社会復帰に向けて頑張っていく流れみたいですね。

とまあ、このように、シュールかつ妄想的な世界観を堪能しつつ、意味を推理しながら進めていく謎解き型アドベンチャーといった感じのゲームで、もっと言ってしまうと雰囲気ゲーにかなり近い内容でもあるでしょう。


担当する患者は地位のある人からホームレスなど様々で、各人によって当然抱えている問題もバラバラです。
最初に入ることになる患者#251は非常に分かりやすいトラウマを抱えているので、見た目にも結構なインパクトのある悪夢空間を彷徨うことになります。
視線恐怖症(他人の視線が気になる、見られているような気がする)を象徴するいやーなビジョンが次々登場するので、結構な不気味さです。
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ただ、この不気味さというのが、「怖い」といよりかは「気持ち悪い」という方にシフトしている感じがするので、お化け屋敷やホラー映画を観ているような感覚とは若干趣が違う気がするんですよね。
どちらかというと、地方なんかにたまにある「何をコンセプトにしているのかよく分からないアミューズメント施設」に入って、なんだか複雑な気持ちになるような違和感に近い、といった所でしょうか。例えば、秘宝館とか、あの辺のカオスっぷりと違和感が割と近い感覚なのかなあと。

そういう意味では、あまり他のゲームでは見られない世界観を体感出来るという意味では、結構特殊な雰囲気ゲーと評する事も出来ますね。


ただ問題なのは、やはり最後の写真並べですかねえ。これは私は結構苦労しました。
ちゃんと彷徨った世界の意味を考えて、それを当てはめていけばそんなに難しくはないのかもしれませんが、もともとそんなに直接的な表現ばかりでもないですし、ヒントも多いわけでもないですし、そもそも「多分言いたかったのはこういうこと」の時点で推測が間違っていると袋小路に入って全く正解に近づけません。
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実際私もその時点で間違っていたため何十回とリトライを繰り返し、もうわけわかんなくなって、適当に並べ替えたら正解になってしまい、「そういう話だったのかよ!」ってなった事がありましたので・・・。
間違える度に少しずつ関係ない写真が消えていくので簡単にはなっていくのですが、正解の5枚だけになってもなお、私は手こずってしまいましたからね。
私って結構こういうの読み解くの苦手なのかもしれないなあ。他人なら常識的に考えるところを何か勝手にねじ曲げて変な風に解釈してしまうきらいがあるのかな。

それと、先の患者になるに従い、フィールド内におけるパズル要素がどんどん難儀な物になってくるため、この辺でも苦労するかもしれません。
患者#440のピアニスト編では、色んな楽器を操作するパズルが出てきましたけど、ヒントがわけ分からなすぎて、もう面倒くさいから総当たりで正解を叩き出すという凄い不本意な解き方をしてしまいました。うーん要するにあんまりパズル要素が楽しくなかったんですよね。


現時点で模擬+4人の患者分のエピソードが公開されています。これからも追加されて行くかどうかは分かりませんが、とりあえずそこそこのボリュームはある感じですね。それとは関係なく、一種のブレイクのような、癒し空間も複数用意されてますけど。
まああと1、2エピソードくらいは欲しいというのが正直なところでしょうか。

ただ個人的に感じた問題として、最初に解く事になる患者#251のケースが見た目やストーリー的にも一番インパクトがある印象で、後は先に進むに従いどんどん地味な世界観になっていってしまってる感が非常に勿体ない。
自由な順番で遊べるようにした方が良かったのかもしれないけど、エピ毎に難易度も若干違うし、悩ましいところですね。
個人的には患者#251のケースに匹敵するインパクト強めのエピソード追加を切望したいところですが。
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あと、根本的な問題として、このゲームは心拍数センサーという特殊デバイスに対応しており、基本的にそれを使用していることが前提となっているゲームデザインって事ですね。
このデバイスによってプレイヤーの心拍数を計り、緊張や恐怖を感じたら、それに合わせてリアルタイムでゲーム内容に反映させていく、という試みが成されているようです。、
勿論、そんな物を持ってなくとも全く問題なくプレイ出来るのですが、当然それがないとこのゲームの魅力がそれなりに減算されてしまうのは確かなので、何だかんだで残念なポイントですね。まあ面白い試みですが、正直このゲームの為にそんなマニアックなデバイスを買う気には流石に・・。
一応WEBカメラかApple Watchがあればそれなりに代用が効くそうです。んーでも私はWEBカメラすら持ってなかった(爆)


トータル的には面白かったけど、苦労も多かったのでオススメ度としてはそんなに高くはないのが本音ですが、奇っ怪なアミューズメントを覗いた時のような、あの変な気持ちを体感するのは中々新鮮なので、雰囲気ゲー好きにはそれなりにオススメです。
Nevermindは現在STEAMで購入可能です。
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そういや私も重度のトゥレット障害等、色々患ってるんで、結構精神的に色々問題を抱えている人間なんですよね。
幼少の頃より発症して以来、これといった改善策が見いだせないままずっと苦しんでるので、正直このゲームみたいに、頭の中を探ってもらって、障害の原因を好き止めて欲しいですね、マジで・・・。
そういう意味じゃ、トラウマの理由が分からないゲーム内の患者達の気持ちは良く分かります。色々要因はあったろうと推測は出来るものの、直接的な原因自体は全く心当たりが無いからなあ。
ま、精神的問題で発症してるとは限らないですけどね、この病の場合。

あーそうか、私がこのゲームで随分苦労したのは、やっぱり私がある部分ではどこか病んでるので、正しい判断が出来てないからなのかなー、などと勘ぐってみたり。






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2017年01月22日

Youtuberは世界を救えるか

Volumeというゲームを最近プレイし、クリアしたのでレビューしようと思います。

元々シンプルなデザインに惹かれて、セールで安くなったのをキッカケに興味本位で買った物でしたが、いつのまにやらハマって全100ステージを制覇してしまいました。
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Volumeは、言ってしまえばステルス系のゲームに属します。しかも、ゲーム内容的には、あのメタルギアシリーズのステルスアクションに近く、実際その影響下にあるゲームだと開発者も公言しています。
その元ネタであるPS版にあった「VRトレーニング」はプレイした事は無いので何とも言えませんが(もっと言うと私、メタルギアシリーズはひとつもプレイした事無いんだよね)、画像とかを見る限り、設定などからして影響を受けているのは分かりますね。
このVolumeも、VR空間の中でシュミレーションを行う、という設定になってるので。

そういう設定のため、非常にシンプルなポリゴン画面に形成された画面が特徴的である本作ですが、余計な情報がないぶん、非常に見た目にも直感的に分かりやすく、すぐにルールを把握できるでしょう。
それに幸い公式に日本語化もされているので、その辺の心配もありません。
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ゲームは、部屋の至る所に散らばっているジェムを全て回収し、出口に向かうだけの単純明快なルール。当然警備しているAI達に見つからないよう、慎重に進んでいくことが求められます。

ストーリー的には、ギズボーンという起業家に完全支配されてしまった近未来のイギリスが舞台で、その支配を可能にしたのが、軍事訓練を目的とした兵士育成VRシミュレーション「Volume」。
主人公のロックスリーは、このVolumeを使ってハッキングを行い、ギズボーン傘下の支援者達の住宅をVolumeでシュミレート、全世界にその様子を配信しながらその中で機密情報を盗み、ギズボーンの悪事を暴露していく、という物語です。
ここで言うVRとは、ヘッドセットを通じて見るVRではなく、空間にVR映像をじかに投影できるシステムと言うことで、更に進化したVRの形ですね。まあこれではだだ広い空間が必要であり自宅では遊べないでしょうが(爆



全世界に配信しているので当然ギズボーン側にも筒抜けであり、配信している場所が特定されるまでの限られた時間の中での戦い、という設定になってます。
VolumeにはアランというAIが居て、このアランと主人公のやりとりもゲーム中に頻繁に挟まれて来ます。アランが結構お茶目な奴なのでこの辺の会話も見所の一つになってますね。
ただ英国らしいと言えばいいのか、ちょっと哲学的というか会話が若干小難しいきらいもあるので、全部は理解できてないかもしれませんね私は。SF的な設定部分も含めて。


で、ゲームのステルスアクションなんですが、ざっくばらんに言ってしまえばステルス風のアクションパズル、というのが正解でしょう。敵に発見されない正解のルートを導き出して進んでいく、という流れなので。
設定上、配置されている警備兵はアランが作り出したNPCなので、極めて機械的な反応であり、視界範囲内に入りさえしなければ、すぐ目の前や横を素通りしても気づきません。そういう点ではルールがハッキリしていて分かりやすいですね。その代わり、視界に入った途端、間髪入れずに警戒モードに移行してしまいますが。
この瞬間BGMが一気に変化する演出も憎いですね。
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ただ、発見されてもすぐに攻撃される訳ではないので、見つかっても逃げ回って巻くことも可能と言えば可能。こういった強引な解き方も出来るのである程度自由度があると言えるでしょう。
ただし、こちらの歩みの速度が遅いので、殆どの場合は見つかったら最後ですけど。 ステージによっては、発見されるのを覚悟で煙に巻く手順を踏む必要がある場合もあります。

これらのNPCは大きな音を鳴らすとその方向に向かって確認しに行くので、この習性を利用し、誘い出して進行ルートを確保していくわけです。
口笛を鳴らしたり、音を鳴らすアイテム(ガジェット)を使用したり、その手法は幾つかあります。
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しかし、ルールがシンプルなせいでやってることが毎回あまり変わらないため、実は最初プレイしたときは早々に飽きてしまい、ちょっと疎遠になってました。
実際、最初の数十ステージは、代わり映えしないので結構勿体ない気もします。

ですが、ステージが進むにつれ、敵NPCの種類、使用できるアイテムやギミックが徐々に増えてゆき、バリエーション豊かになってきます。
徐々に難解なギミックが追加されていくことで飽きない工夫がされていると思うので、単調かなあ、と思っても我慢して、とりあえずどんどん進めていくことをオススメします。

特に使用できるガジェットはミュートやブラックジャックなど強力な物も出てくるので、俄然楽しくなってきます。
特にブービーやブラックジャックは、一時的とはいえ敵を行動不能にする事が出来るため反撃手段として実に楽しいです。
ミュートは、音鳴らしを無視して高速で走る事が可能。敵に見つかってもなんぼのもんじゃいと、振り切ることも可能なので、うまく使えばタイムアタックに役立ちます。
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ただしガジェットはステージ上で拾わないと使えないので、毎回使用できるわけではない点は注意です。
それにしてもこの辺の和訳が秀逸。音を鳴らすガジェットは「オトナール」、敵の視点を釘付けにする「アレナーニ」とか、相当ふざけてるけど、ちゃんとアイテムっぽい名前なのが笑えます。


当初は飽きて積んでしまう恐れもあった本ゲームですが、1ステージが軽くサッと終われる手軽さもあって、チマチマ進めてたら徐々にバリエーション豊かになって来る内容についつい没頭してプレイし続けてしまい、気づいたらあっという間に100ステージを完遂してしまいました。
流石にラスト3ステージ辺りは中々難しく相当リトライを繰り返しましたが、チェックポイントが結構多めに用意されている事もあって内容的にはそんなに手厳しくもなく、割とサクサクプレイ出来てましたね。
なお、ルール設定をロックダウンにしてましたが、これより下げると強行突破が可能になって更にゲームが簡単になるためオススメしません。

で、ストーリーモードをクリアしてもまだ終わりではありません。ユーザーの作ったマップもあるので、無限に遊ぶことが可能と言えば可能です。
オンライン、あるいはスタッフのオススメを選択すると、様々な玉石混交のマップをプレイできます。
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と、いうことは当然マップエディタが付属しているわけで、自分でも作成可能。
ゲームがシンプルな分、マップエディタ自体もそんなに複雑ではないので、誰でも簡単に作成可能だと思います。

上にあるカテゴリをQとEキーで選択し、スペースキーで配置、Cキーで削除します。
まずフロアを敷かないと、殆どのオブジェクトが置けないので床配置が先決です。
NPCは選択した状態でスペースキーを押した後、別の場所をスペースキーで叩くと、そこを徘徊ルートとすることが出来ます。これでNPCを歩かせることが可能。ルートを全て通ると最初の位置に自動で戻ります。

メタでゲーム上で出るマップ名や説明文を載せ、セーブやロードもココで行います。
テキストも配置可能で、日本語でもおかまいなしに載せられるので、あっちこっちに駄文を配置するのも良いでしょうね(爆
ちなみに私は操作設定で口笛をEキーに設定してたら、エディタでの操作設定も変わってしまって、操作がおかしな事になってしまったため、操作をいじってる方は要注意です。
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アップロードを選択すると、一度プレイしなくてはならないようです。これが標準タイムとして記録されるのかな? クリアするとめでたくアップされます。

というわけで私も試しに1マップ作ってみました。中規模クラスのマップで、まあそこそこ手応えあるんじゃないでしょうか。100ステージ突破した人には簡単かな?
マップ名は「Mini First Map 01」なので、検索で「mini」と入れれば出てくるはずです。
是非一度プレイされたし。


ステルス系とはいえ、アクションパズルの趣が濃い本作、手軽な内容も相まって、ちょっと息抜きにプレイするのに丁度良いです。
アクションパズルが好きな人には俄然オススメです。volumeは現在Steamで購入可能です。
音楽も無駄に壮大な感じが出ていて、非常に素晴らしいです。サントラ欲しさに私はTriptych Editionを買ってしまいました。そうでないなら通常版で充分でしょう。
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同じ見下ろし型ステルス系のゲームで「Invisible, Inc.」というのも出ていますが、ターン制のストラテジーである本作の方が、ずっとステルス色が強いと言えるでしょう。
ただしローグライクなゲーム性も相まって、中々に攻略は難しいので、Volumeの手軽さとは相反する感じがありますね。こちらはこちらでオススメのゲームですよ。難しいけど・・。









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2017年01月15日

君潜入捜査に向いてないんじゃないかな

風邪を引いてしまったらしく、数日間寝込んでいた事もあって、しばらくはブログを更新することもままなりませんでした。
よりによって3連休の時期にそうなるなんてね。
とりあえず一応回復はしたので、さっそくいきましょうか。

まあ年末年始はゲームばっかりやってたので、その話題ですね、やっぱり。
Wolfenstein: The Old Bloodをクリアしたので、今回はそのレビューです。
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Wolfensteinと言えば、以前にもWolfenstein: The New Orderの話題を取り扱ったことがあるので、記憶にある方もいるかもしれませんが、今回のOld Bloodは所謂DLC的な扱いの番外編となります。
ただし、スタンドアローンで動くゲームな上、お話的にはNew Orderの前日譚となるため、立ち位置的には少々特殊な扱いです。

WolfensteinシリーズやNew Orderについては前回の記事を参考にして貰うとして、New Orderが相当面白かったので、Old Bloodもいずれはプレイしたいと思っていました。
で、今回ようやくプレイしたのですが、相変わらずの面白さと豪華さを兼ね備えた良作に仕上がっていたと思います。


New Orderで潜入することとなる、デスヘッドの基地を示す地図を入手するのが、今回のOld Bloodの主な目的です。
ゲームの内容的には、New Orderと殆ど変わっていないため、普通にDLC的なノリのゲームですが、元々の出来が良いので、さしたる問題はありません。勿論今回も完全日本語化されてます。

イキナリ敵のど真ん中に潜入捜査していく流れになるので、ナチスのトンデモ兵器(巨大アーマー)とかが闊歩していてちょいビビリます。
相変わらずのナチス的超誇大妄想主義をこじらせたみたいな建造物とビジュアルには目を見張る物がありますね。
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武器は序盤から結構色々とホイホイ手に入る印象で、出し惜しみせず「まあとりあえずは銃撃戦を楽しんでね」的なリップサービスも感じました。
ただ、囲まれるとあっという間にやられるバランス感は本ゲームでも健在なので、常にカバーリングしてないと非常に危険。

前作にもあった、司令官を先に叩いておくと増援も呼ばれずにスムーズに制圧出来る、というステルスシステムも健在で、基本的にこの流れがメインになってますね。
前作ではサイレンサーピストルを使える事に気付かなくて、自分で勝手に難しくしてましたが、今回はちゃんと気づいてますから大丈夫でしたよ(爆
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でも、そうだと言っても正直前作よりステルスとしての難易度は上がっている印象でした。
とにかく徘徊してる敵の数は多いし、ヘッドショトを外すとすぐに失敗扱いになって増援を呼ばれてしまうパターンが多くて、結局私は面倒くさくなって、ほとんどゴリ押しになってましたね。

まあ武器も豊富に手にはいるため、ゴリ押しでもさほど厳しくは感じませんでした。
ただし、ゲーム終盤になると、流石にこれ増援呼ばれると厳しいだろ・・・というくらいになってくるため、この辺はしょうがなく、トライアンドイエラーで正解ルートを模索して司令官を叩いてましたが。
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前作には無かった要素として、壁にパイプを突き刺しながらよじ登っていくという進み方があり、凸凹して傷ついた特徴ある壁に対してだけ、これを行うことが可能です。
場合によっちゃ、このルートでしか進めない道も多々あるため、つい壁登りの事を忘れていて、行ける場所が無くなって路頭に迷う、という場面も良くありました。

それと、前作でもオマケのようにあった、オリジナルのウルフェンショタイン3D的なビジュアルで遊べる「悪夢」ですが、今回も健在です。しかも、一度だけでなく、数カ所用意されてるみたいです。
私は2カ所見つけました。
別にやったからって何かオイシイ事も何もないけど、もはやコレがないと落ち着かない、みたいな感じですね(爆)
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ゲームのボリューム的には、流石に本編並の長さは無いとはいえど、それなりにガッツリある印象で、長いとは言えないけど短くもない、という感じでしょうか。
留置所から脱出する前編、地図を捜していたら、なんだが大変な事に巻き込まれました的な後編の2部構成で、前半の展開はNew Orderでもお馴染みのノリって感じですが、後半は今までにない本作オリジナルの展開って感じです。
まあナチスのトンデモ世界を表現するものでは、よくあるシチュエーションではありますけどね。

ちなみにネタバレになるため詳しくは言えませんが、ラスボスの倒し方が私はよく分かりませんでしたね。結局正攻法でいくしかないのかな。
私はひたすら時間かけてチマチマ撃ち続けてたら、いつのまにか倒せてたので。
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とりあえずNew Orderをプレイして面白かったと思う人なら買って損はないゲームです。前作同様楽しめますし、元々しっかり出来ているゲームですから、その辺の心配もないですしね。
ただ順番的にはやはりNew Orderからやっとくべきかな? ステルスとか一部難易度が上がってる印象のものもありますので。
まあ私がこらえ性が無い性格だからかもしれませんが。しっかりトライアンドエラーで面倒がらずにステルスすればそんなに難しくはないのかもしれませんし。
でもまあ、試行錯誤はどのみち必要だと思いますけどね。
Wolfenstein: The Old BloodはSteamで購入可能です。その他、PS4版もあるようです。
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ところで、メニュー画面で思いっきり上半身裸で戦うBlazkowiczの姿に失笑してしまいましたが、これ多分オリジナルのオマージュですよね。
実は、Old Blood本編で実際にこの姿で戦ってるっぽいんですよね。お話の流れ的にそうなってるんですが、いや、途中幾らでも着替えるタイミングあっただろ、とツッコまずにはいられない(爆)




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posted by KS(Koumei Satou) at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月04日

悪魔の左手と乱暴な右手

今回もFPSゲームの話題なんですが、前回の「Farcry3」よりも更に旬が過ぎた古いゲームの話なので、まあ誰も感心が無いでしょうね。
最初から誰も興味がないと分かっていて、それでも何で書くのか自分でもさっぱり。特に最近は読んでくれてるの10人居るか居ないかくらいなんじゃないかという疑いがあり、いい加減ブログ自体の存在意義を考えないといけないのかもしれないなあ。

まあそれはさておき、「NecroVision」の話です。2009年発売なので、もう7年の前のゲームになります。
私は当時から関心はあったものの、購入までには至らず、そのまま忘れたような存在でした。
しかしSTEAMのラインナップにいつのまにか加わっており、値段は安いわ、日本語MODも出回っているわで、ここ最近の「FPSやりたい欲求」も相まって、思い切って購入を決意。
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撃ちまくりのオールドスクールな名作「Painkiller」のスタッフが手掛けたゲームなだけに、内容や雰囲気はまんまPainkillerを彷彿とさせる物になっています。というか使ってるエンジンがPainkillerと同じなんだし、似てて当然と言えば当然なのですが。

とにかく次から次へと湧いてくる敵をバッタバッタなぎ倒していく王道のFPSなので、細かいことは気にせずひたすら撃ちまくれ、な内容なんですが、一応それなりにストーリーはあるので、そこは日本語MODである程度追うことが可能です。
あと、攻撃法が若干クセがあるというか独特な部分があるので、そういう意味でも解説が訳されているとシステムを理解できるのがありがたい。
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ただ日本語MODは適応するのに少々手順があり面倒なのと、そもそも古いゲームということもあり、環境によってはうまく動かない可能性もある、という事でしょうか。
ちなみに私のWindows7環境では、当初マトモにゲームが動かず詰んだかと思いましたが、Nvidiaのドライバを最新のものにしたらケロっと動くようになりました。こういう場合、逆に最新にしたら動かなくなりそうなもんですが、そうではなかったようで。

MOD用に専用のexeも用意されてましたが、それを使わずとも通常の起動方法で普通に動きました。
あと、互換モードとかで動かすとかえって落ちることがあり、こちらも通常起動の方が安定してました。
ちなみに続編のLost Companyの方は互換モードじゃないと動かないっぽいです。

ちなみに日本語MODはかなりバグを含んでいるため、改行されず文字がはみ出たり、文字化けしてたり、そもそも表示されなかったりが散見されるので、完全にストーリーを把握できる物ではありませんが、無いよりは良いので、こういう物だと妥協しましょう。とりあえずこのMODのせいで落ちたりはしなかったので入れる分には問題ないかと。


ゲームの舞台は第一次世界大戦中の戦火での物語で、ドイツ軍がなにやら怪しい実験をしているらしく、ゾンビやら巨人やらトンデモな敵が出てきて戦争どころではなくなってしまい、主人公がその狂気からなんとか抜け出そうとするも、どんどん巻き込まれていく、というまあありがちなものです。

Painkillerの息吹をもったゲームなので、見た目もまんまPainkillerといった感じ。Painkillerのグラフィックは元々ダークトーンで美しく、今見てもそれほど遜色ないクオリティを保っていますが、このゲームも同じで、テクスチャは流石に今見ると荒く見えるものの、やはりさほど見劣りしない、中々の見栄えで頑張っています。
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第一次大戦の戦火の中で始まるため、最初は戦場が舞台になり、武器も当時の古い武器がメイン。主力武器となるライフルが連射できないので結構面倒。もちろんマシンガンやショットガンもありますけどね。
このゲームの場合、攻撃をコンボで決めると強力な攻撃を繰り出したり、アドレナリンといってバレットタイムみたいな必殺技を出せたりするので、色々武器を取っ替え引っ替えしたり、近接攻撃してからピストルでトドメを差したりとか、そういう攻撃法がメインになります。
特にゾンビとかは足で蹴って転ばせてからピストルで倒すのが楽なので、そういう感じで戦っていくわけです。
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個人的には「なにそれ面倒くせえ」ってなるけど、単純な撃ちまくりの内容を多少なりとも変化を持たせようとした工夫なのだと思います。
後述しますが、シャドウハンドというスペシャルウェポンを入手後は、嫌でもコンボアタックになりますから、まああまり気にする必要はないっちゃないんですが。

バカでかいボスキャラとか、勢いよく敵が吹っ飛んでちょっと笑っちゃうような演出とか、結構Painkillerイズムが継承されてますね。
Painkillerにハマった人なら充分楽しめると思います。流石に古いゲームなので演出面はショボいし、敵AIもバカでひたすら突っ込んでくるような連中ばかりですが、まあこのゲームはシリアスサムよろしく数の暴力で襲いかかってくるタイプのゲームなんで、その辺はまあ目をつむるとして。

それとは逆にやたら天井の高い広大な建物群とかは中々壮観で、かなり独特かつオリジナリティあふれる造形が目を引きます。
Painkillerでもかなり独特な造形が成されてましたが、今回はそれに拍車がかかっており、デザイナーの作った世界観がかなり忠実に再現されてますね。
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あーあと、Painkillerイズムと言えば、シークレット要素満載、というのも同じで、強化のためのアーティファクトも非常に分かりずらい箇所に置いてある事が多く、見つけるのが大変なのは困った物です。これはもう少しマイルドにしても良かったのでは、と思ってもHardResetとかでも同じだったからなあ、ほんとにこの要素が好きだよね、彼ら。


ゲームの中盤以降になると、シャドウハンドという武器を入手し、これがメインになっていきます。
左手にシャドウハンド、右手に武器という、二刀流になり、なんとなくバイオショックを彷彿とさせます。
シャドウハンドは通常だと近接武器でしかないですが、敵を倒してマナが溜まると、様々な攻撃を繰り出す事が出来ます。最初に使える爆発する炎は、足下で炸裂させても自分は巻き込まれないため、滅茶滅茶使い勝手が良い攻撃法。
その他、ネイルガンのような遠隔攻撃、Painkillerでお馴染みの凍らせて粉砕するやつとか、色々選べるようになります。これらは、各フィールドで拾う事で使えるようになるため、取り逃さないように注意。
でも一番使えるのはデフォルトの炎なので、あとはお好みって感じでしたが。

あと、一部の倒した敵を仲間に出来る力も備わりますが、これも場面によっては強力。AIが適当なので全然ついて来ないのがタマにキズだけど(爆

シャドウハンドの状態だとハンドガンしか使えませんが、マシンガンみたいなハンドガン、ショットガンみたいなハンドガン、と専用の特殊ハンドガンを次々入手できるので、攻撃力が落ちることはありません。いやむしろ上がってるし。もう何でもアリだな・・・。
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ただしシャドウハンドを入手後以降は、この特殊ハンドガンの弾薬しか基本手に入らなくなるので、通常の武器は事実上使わなくなります。とっとと使い切るのも手ですが、ボス戦用にランチャーとかは取っておいてもいいかも。

ちなみに、このシャドウハンドは本ゲームの特徴でありウリだったため、結構早い段階で手にはいるかと個人的に思ってたのですが、実際にはゲームの中盤くらいにならないと手に入らないので、随分と待たされた感があります。
それまでは通常武器で戦う至って普通のFPSだから、ちょっと退屈でした。まあゲーム大半がシャドウハンドメインだとそれも退屈でしょうけどね。
一度ゲームをクリアすると、最初からシャドウハンドを手にした状態でゲームを始めることが可能になるので、それで楽しんでくれって事なのかな。
まあ特殊ハンドガンはずっと後にならないと手に入らないみたいですが・・。


ロボットに乗ってみたり、ドラゴンが出てきたり、もう何でもアリとはこのことだと言わんばかりにカオスなゲーム内容ですが、飽きないように工夫がされているとも言えますね。まあドラゴンのくだりはFPSとはちょっと違うのでどうだろうという感も無きにしもあらずですが。
とりあえず、古いゲームとはいえやはり撃ちまくりのランボータイプのゲームは面白いですね。
Painkiller、ひいてはQuakeやDOOMが好きならやって損はないゲームです。
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ただひとつ注意点として、チャプター7で進行不能になるバグに出くわす可能性があります。
海外のフォーラムでも話題に上がっているため周知のバグみたいですが、ゲーム中盤、橋をかけて渡るシーンがあるのですが、この橋がボタンを押してもかからないというバグで、こうなるともう先に進めなくなってしまいます。
何故こうなるのか原因はよく分からず、解決法もないようなので、もし起こったらチャプターを最初からやり直すハメになるので結構致命的なバグです。

ただ予防策として、チャプターの序盤でも橋をかけて渡るシーンがあるんですが、この橋を渡ったら再びボタンを押して橋を戻しておく、という行程をしておく事により、バグを防げるという報告が出ており、実際私もやり直した際にこれをやったら無事出るようになったので、念のためこれはやっておいた方が良さげですね。
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古いゲームというのもあってとっくに賞味期限は切れてるゲームですが、FPS好きなら是非、というゲームですね。
STEAMで購入可能で安く手に入りますし、更に続編(前日談)の「Lost Company」もあるので結構長く楽しめます。私は現在こちらをプレイ中。
ただし、Lost Companyはどうやっても日本語MODでエラーが回避出来なかったため、諦めて英語でプレイしてますが・・。

で、オータムセールで最新の「DOOM」を買ってしまった私ですが、まだプレイもせず積んだ状態。
まああえて積んで楽しみを取っておいてるってのが正しいですが、さてそろそろ解禁しようかな・・・。



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posted by KS(Koumei Satou) at 23:02 | Comment(3) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする