2017年01月29日

要は荒療治ってことなんだろうか

Nevermindというゲームをプレイしクリアしたので、今回はこの話をしようと思います。

Nevermindは一人称視点のアドベンチャーゲームで、他人の思考の中にダイブする、というちょっと変わった設定が特徴になっています。
プレイヤーは精神科医となり、思考ダイブが可能となる技術を用いて、精神的に問題を抱えている患者の深層心理にアクセスし、問題の原因となっているトラウマを解き明かして治療に役立てるのが目的です。
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という訳でゲームの舞台は誰かの頭の中、という今までにないテ−マを扱っていますが、この手の「人間の妄想や悪夢」を具現化した世界というのは、度々ゲームでは表現されてきたジャンルですので、言うほど珍しいわけではありません。

映画に目を向ければ、「セル」や「パプリカ」など、似たような設定を持った作品は既に存在していますし、実はこの手の「捜査・治療目的で頭の中を探る」というテーマを扱った映画は割と昔からボチボチあったりするんですよね。
昔、B級映画で本ゲームと殆ど同じ設定を持った映画を見たような記憶がありますけど、タイトルは流石に忘れちゃいました。まあ要するに、映画や小説では割と馴染みの設定だったわけです。

とはいえ、治療目的で悪夢を彷徨い、トラウマの原因を探る、という明確な目的があるゲームは久々なので、内容的にも気になってたタイトルでした。
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しかし、他のゲームに興味が移り、中々本タイトルをプレイする事が出来ず長い間積み状態が続きました。ふと思い出したように最近やり始めて、一気に解いてしまいましたが。
ちなみに公式に日本語化されていて、訳も不自然ではないので、この辺の心配はありません。ただ、設定のサウンドで字幕がオンになっているかどうかは確認しておきましょう。


設定的に医者が主人公なので、そういった施設が舞台となり、患者のカルテを選択して、その人物の精神世界にダイブして探索する、という流れになります。
最初はチュートリアルも兼ねた模擬シュミレーションで、仕事の流れを体感する体で一人の患者の頭の中を彷徨います。

チュ−トリアルでは親切丁寧に説明が入るので、迷うことはあまりないと思いますが、要約すると記憶の断片を表す「写真」を10枚集めるのが本ゲームの大まかな攻略となります。
この写真はあちこちに落ちてるのでこれをもれなく拾い集めなくてはなりません。取り損ねるとそもそも前に進めないので、写真を求めて広いフィールドを行ったり来たりする必要はあまりない設計になってます。
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写真を集める過程で患者の深層心理の情景を次々垣間見ることになるわけですが、まあ問題を抱えた人達ばかりなので、決して美しい情景ばかりとは限りません。いやむしろカオスで不気味な情景の方が多いので、このゲームがホラーゲームとして紹介される理由の一つになってますが、どちらかというと精神的にじわじわ来るタイプのホラーですので、脅かし要素は他のゲームと比べてもかなり控えめです。まあそれが主な目的のゲームでは無いですからね。

10枚写真を集めると、いよいよトラウマの原因を探る段階に入ります。
集めた写真の中には今回の事例とは無関係な写真も含まれているため、関係ありそうな5枚の写真を選んで、物語に沿って正しい順番で並べなくてはなりません。
これが非常に難儀なパズルになってます。
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今まで自分が彷徨ってきた深層心理の世界を思い出し、一体そこで何が語られ、表現されてきたかを分析して、推理する必要があります。
関係ない物を省くだけでも大変ですが、厄介なのは正しい順番で並べることで、写真はある意味、文章の断片でもあるので、見てきた物から推測して「きっとこういう事を言いたかったんだろう」という予想を元に物語を完成させなばならないわけです。

見事正解を導き出せば、深層心理から脱出し、クリアとなります。トラウマを紐解き、患者はそれと向き合うことで治療に役立てるわけです。プレイヤーが担うのはココまでで、後は患者自身が各自社会復帰に向けて頑張っていく流れみたいですね。

とまあ、このように、シュールかつ妄想的な世界観を堪能しつつ、意味を推理しながら進めていく謎解き型アドベンチャーといった感じのゲームで、もっと言ってしまうと雰囲気ゲーにかなり近い内容でもあるでしょう。


担当する患者は地位のある人からホームレスなど様々で、各人によって当然抱えている問題もバラバラです。
最初に入ることになる患者#251は非常に分かりやすいトラウマを抱えているので、見た目にも結構なインパクトのある悪夢空間を彷徨うことになります。
視線恐怖症(他人の視線が気になる、見られているような気がする)を象徴するいやーなビジョンが次々登場するので、結構な不気味さです。
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ただ、この不気味さというのが、「怖い」といよりかは「気持ち悪い」という方にシフトしている感じがするので、お化け屋敷やホラー映画を観ているような感覚とは若干趣が違う気がするんですよね。
どちらかというと、地方なんかにたまにある「何をコンセプトにしているのかよく分からないアミューズメント施設」に入って、なんだか複雑な気持ちになるような違和感に近い、といった所でしょうか。例えば、秘宝館とか、あの辺のカオスっぷりと違和感が割と近い感覚なのかなあと。

そういう意味では、あまり他のゲームでは見られない世界観を体感出来るという意味では、結構特殊な雰囲気ゲーと評する事も出来ますね。


ただ問題なのは、やはり最後の写真並べですかねえ。これは私は結構苦労しました。
ちゃんと彷徨った世界の意味を考えて、それを当てはめていけばそんなに難しくはないのかもしれませんが、もともとそんなに直接的な表現ばかりでもないですし、ヒントも多いわけでもないですし、そもそも「多分言いたかったのはこういうこと」の時点で推測が間違っていると袋小路に入って全く正解に近づけません。
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実際私もその時点で間違っていたため何十回とリトライを繰り返し、もうわけわかんなくなって、適当に並べ替えたら正解になってしまい、「そういう話だったのかよ!」ってなった事がありましたので・・・。
間違える度に少しずつ関係ない写真が消えていくので簡単にはなっていくのですが、正解の5枚だけになってもなお、私は手こずってしまいましたからね。
私って結構こういうの読み解くの苦手なのかもしれないなあ。他人なら常識的に考えるところを何か勝手にねじ曲げて変な風に解釈してしまうきらいがあるのかな。

それと、先の患者になるに従い、フィールド内におけるパズル要素がどんどん難儀な物になってくるため、この辺でも苦労するかもしれません。
患者#440のピアニスト編では、色んな楽器を操作するパズルが出てきましたけど、ヒントがわけ分からなすぎて、もう面倒くさいから総当たりで正解を叩き出すという凄い不本意な解き方をしてしまいました。うーん要するにあんまりパズル要素が楽しくなかったんですよね。


現時点で模擬+4人の患者分のエピソードが公開されています。これからも追加されて行くかどうかは分かりませんが、とりあえずそこそこのボリュームはある感じですね。それとは関係なく、一種のブレイクのような、癒し空間も複数用意されてますけど。
まああと1、2エピソードくらいは欲しいというのが正直なところでしょうか。

ただ個人的に感じた問題として、最初に解く事になる患者#251のケースが見た目やストーリー的にも一番インパクトがある印象で、後は先に進むに従いどんどん地味な世界観になっていってしまってる感が非常に勿体ない。
自由な順番で遊べるようにした方が良かったのかもしれないけど、エピ毎に難易度も若干違うし、悩ましいところですね。
個人的には患者#251のケースに匹敵するインパクト強めのエピソード追加を切望したいところですが。
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あと、根本的な問題として、このゲームは心拍数センサーという特殊デバイスに対応しており、基本的にそれを使用していることが前提となっているゲームデザインって事ですね。
このデバイスによってプレイヤーの心拍数を計り、緊張や恐怖を感じたら、それに合わせてリアルタイムでゲーム内容に反映させていく、という試みが成されているようです。、
勿論、そんな物を持ってなくとも全く問題なくプレイ出来るのですが、当然それがないとこのゲームの魅力がそれなりに減算されてしまうのは確かなので、何だかんだで残念なポイントですね。まあ面白い試みですが、正直このゲームの為にそんなマニアックなデバイスを買う気には流石に・・。
一応WEBカメラかApple Watchがあればそれなりに代用が効くそうです。んーでも私はWEBカメラすら持ってなかった(爆)


トータル的には面白かったけど、苦労も多かったのでオススメ度としてはそんなに高くはないのが本音ですが、奇っ怪なアミューズメントを覗いた時のような、あの変な気持ちを体感するのは中々新鮮なので、雰囲気ゲー好きにはそれなりにオススメです。
Nevermindは現在STEAMで購入可能です。
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そういや私も重度のトゥレット障害等、色々患ってるんで、結構精神的に色々問題を抱えている人間なんですよね。
幼少の頃より発症して以来、これといった改善策が見いだせないままずっと苦しんでるので、正直このゲームみたいに、頭の中を探ってもらって、障害の原因を好き止めて欲しいですね、マジで・・・。
そういう意味じゃ、トラウマの理由が分からないゲーム内の患者達の気持ちは良く分かります。色々要因はあったろうと推測は出来るものの、直接的な原因自体は全く心当たりが無いからなあ。
ま、精神的問題で発症してるとは限らないですけどね、この病の場合。

あーそうか、私がこのゲームで随分苦労したのは、やっぱり私がある部分ではどこか病んでるので、正しい判断が出来てないからなのかなー、などと勘ぐってみたり。






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2017年01月22日

Youtuberは世界を救えるか

Volumeというゲームを最近プレイし、クリアしたのでレビューしようと思います。

元々シンプルなデザインに惹かれて、セールで安くなったのをキッカケに興味本位で買った物でしたが、いつのまにやらハマって全100ステージを制覇してしまいました。
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Volumeは、言ってしまえばステルス系のゲームに属します。しかも、ゲーム内容的には、あのメタルギアシリーズのステルスアクションに近く、実際その影響下にあるゲームだと開発者も公言しています。
その元ネタであるPS版にあった「VRトレーニング」はプレイした事は無いので何とも言えませんが(もっと言うと私、メタルギアシリーズはひとつもプレイした事無いんだよね)、画像とかを見る限り、設定などからして影響を受けているのは分かりますね。
このVolumeも、VR空間の中でシュミレーションを行う、という設定になってるので。

そういう設定のため、非常にシンプルなポリゴン画面に形成された画面が特徴的である本作ですが、余計な情報がないぶん、非常に見た目にも直感的に分かりやすく、すぐにルールを把握できるでしょう。
それに幸い公式に日本語化もされているので、その辺の心配もありません。
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ゲームは、部屋の至る所に散らばっているジェムを全て回収し、出口に向かうだけの単純明快なルール。当然警備しているAI達に見つからないよう、慎重に進んでいくことが求められます。

ストーリー的には、ギズボーンという起業家に完全支配されてしまった近未来のイギリスが舞台で、その支配を可能にしたのが、軍事訓練を目的とした兵士育成VRシミュレーション「Volume」。
主人公のロックスリーは、このVolumeを使ってハッキングを行い、ギズボーン傘下の支援者達の住宅をVolumeでシュミレート、全世界にその様子を配信しながらその中で機密情報を盗み、ギズボーンの悪事を暴露していく、という物語です。
ここで言うVRとは、ヘッドセットを通じて見るVRではなく、空間にVR映像をじかに投影できるシステムと言うことで、更に進化したVRの形ですね。まあこれではだだ広い空間が必要であり自宅では遊べないでしょうが(爆



全世界に配信しているので当然ギズボーン側にも筒抜けであり、配信している場所が特定されるまでの限られた時間の中での戦い、という設定になってます。
VolumeにはアランというAIが居て、このアランと主人公のやりとりもゲーム中に頻繁に挟まれて来ます。アランが結構お茶目な奴なのでこの辺の会話も見所の一つになってますね。
ただ英国らしいと言えばいいのか、ちょっと哲学的というか会話が若干小難しいきらいもあるので、全部は理解できてないかもしれませんね私は。SF的な設定部分も含めて。


で、ゲームのステルスアクションなんですが、ざっくばらんに言ってしまえばステルス風のアクションパズル、というのが正解でしょう。敵に発見されない正解のルートを導き出して進んでいく、という流れなので。
設定上、配置されている警備兵はアランが作り出したNPCなので、極めて機械的な反応であり、視界範囲内に入りさえしなければ、すぐ目の前や横を素通りしても気づきません。そういう点ではルールがハッキリしていて分かりやすいですね。その代わり、視界に入った途端、間髪入れずに警戒モードに移行してしまいますが。
この瞬間BGMが一気に変化する演出も憎いですね。
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ただ、発見されてもすぐに攻撃される訳ではないので、見つかっても逃げ回って巻くことも可能と言えば可能。こういった強引な解き方も出来るのである程度自由度があると言えるでしょう。
ただし、こちらの歩みの速度が遅いので、殆どの場合は見つかったら最後ですけど。 ステージによっては、発見されるのを覚悟で煙に巻く手順を踏む必要がある場合もあります。

これらのNPCは大きな音を鳴らすとその方向に向かって確認しに行くので、この習性を利用し、誘い出して進行ルートを確保していくわけです。
口笛を鳴らしたり、音を鳴らすアイテム(ガジェット)を使用したり、その手法は幾つかあります。
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しかし、ルールがシンプルなせいでやってることが毎回あまり変わらないため、実は最初プレイしたときは早々に飽きてしまい、ちょっと疎遠になってました。
実際、最初の数十ステージは、代わり映えしないので結構勿体ない気もします。

ですが、ステージが進むにつれ、敵NPCの種類、使用できるアイテムやギミックが徐々に増えてゆき、バリエーション豊かになってきます。
徐々に難解なギミックが追加されていくことで飽きない工夫がされていると思うので、単調かなあ、と思っても我慢して、とりあえずどんどん進めていくことをオススメします。

特に使用できるガジェットはミュートやブラックジャックなど強力な物も出てくるので、俄然楽しくなってきます。
特にブービーやブラックジャックは、一時的とはいえ敵を行動不能にする事が出来るため反撃手段として実に楽しいです。
ミュートは、音鳴らしを無視して高速で走る事が可能。敵に見つかってもなんぼのもんじゃいと、振り切ることも可能なので、うまく使えばタイムアタックに役立ちます。
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ただしガジェットはステージ上で拾わないと使えないので、毎回使用できるわけではない点は注意です。
それにしてもこの辺の和訳が秀逸。音を鳴らすガジェットは「オトナール」、敵の視点を釘付けにする「アレナーニ」とか、相当ふざけてるけど、ちゃんとアイテムっぽい名前なのが笑えます。


当初は飽きて積んでしまう恐れもあった本ゲームですが、1ステージが軽くサッと終われる手軽さもあって、チマチマ進めてたら徐々にバリエーション豊かになって来る内容についつい没頭してプレイし続けてしまい、気づいたらあっという間に100ステージを完遂してしまいました。
流石にラスト3ステージ辺りは中々難しく相当リトライを繰り返しましたが、チェックポイントが結構多めに用意されている事もあって内容的にはそんなに手厳しくもなく、割とサクサクプレイ出来てましたね。
なお、ルール設定をロックダウンにしてましたが、これより下げると強行突破が可能になって更にゲームが簡単になるためオススメしません。

で、ストーリーモードをクリアしてもまだ終わりではありません。ユーザーの作ったマップもあるので、無限に遊ぶことが可能と言えば可能です。
オンライン、あるいはスタッフのオススメを選択すると、様々な玉石混交のマップをプレイできます。
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と、いうことは当然マップエディタが付属しているわけで、自分でも作成可能。
ゲームがシンプルな分、マップエディタ自体もそんなに複雑ではないので、誰でも簡単に作成可能だと思います。

上にあるカテゴリをQとEキーで選択し、スペースキーで配置、Cキーで削除します。
まずフロアを敷かないと、殆どのオブジェクトが置けないので床配置が先決です。
NPCは選択した状態でスペースキーを押した後、別の場所をスペースキーで叩くと、そこを徘徊ルートとすることが出来ます。これでNPCを歩かせることが可能。ルートを全て通ると最初の位置に自動で戻ります。

メタでゲーム上で出るマップ名や説明文を載せ、セーブやロードもココで行います。
テキストも配置可能で、日本語でもおかまいなしに載せられるので、あっちこっちに駄文を配置するのも良いでしょうね(爆
ちなみに私は操作設定で口笛をEキーに設定してたら、エディタでの操作設定も変わってしまって、操作がおかしな事になってしまったため、操作をいじってる方は要注意です。
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アップロードを選択すると、一度プレイしなくてはならないようです。これが標準タイムとして記録されるのかな? クリアするとめでたくアップされます。

というわけで私も試しに1マップ作ってみました。中規模クラスのマップで、まあそこそこ手応えあるんじゃないでしょうか。100ステージ突破した人には簡単かな?
マップ名は「Mini First Map 01」なので、検索で「mini」と入れれば出てくるはずです。
是非一度プレイされたし。


ステルス系とはいえ、アクションパズルの趣が濃い本作、手軽な内容も相まって、ちょっと息抜きにプレイするのに丁度良いです。
アクションパズルが好きな人には俄然オススメです。volumeは現在Steamで購入可能です。
音楽も無駄に壮大な感じが出ていて、非常に素晴らしいです。サントラ欲しさに私はTriptych Editionを買ってしまいました。そうでないなら通常版で充分でしょう。
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同じ見下ろし型ステルス系のゲームで「Invisible, Inc.」というのも出ていますが、ターン制のストラテジーである本作の方が、ずっとステルス色が強いと言えるでしょう。
ただしローグライクなゲーム性も相まって、中々に攻略は難しいので、Volumeの手軽さとは相反する感じがありますね。こちらはこちらでオススメのゲームですよ。難しいけど・・。









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2017年01月15日

君潜入捜査に向いてないんじゃないかな

風邪を引いてしまったらしく、数日間寝込んでいた事もあって、しばらくはブログを更新することもままなりませんでした。
よりによって3連休の時期にそうなるなんてね。
とりあえず一応回復はしたので、さっそくいきましょうか。

まあ年末年始はゲームばっかりやってたので、その話題ですね、やっぱり。
Wolfenstein: The Old Bloodをクリアしたので、今回はそのレビューです。
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Wolfensteinと言えば、以前にもWolfenstein: The New Orderの話題を取り扱ったことがあるので、記憶にある方もいるかもしれませんが、今回のOld Bloodは所謂DLC的な扱いの番外編となります。
ただし、スタンドアローンで動くゲームな上、お話的にはNew Orderの前日譚となるため、立ち位置的には少々特殊な扱いです。

WolfensteinシリーズやNew Orderについては前回の記事を参考にして貰うとして、New Orderが相当面白かったので、Old Bloodもいずれはプレイしたいと思っていました。
で、今回ようやくプレイしたのですが、相変わらずの面白さと豪華さを兼ね備えた良作に仕上がっていたと思います。


New Orderで潜入することとなる、デスヘッドの基地を示す地図を入手するのが、今回のOld Bloodの主な目的です。
ゲームの内容的には、New Orderと殆ど変わっていないため、普通にDLC的なノリのゲームですが、元々の出来が良いので、さしたる問題はありません。勿論今回も完全日本語化されてます。

イキナリ敵のど真ん中に潜入捜査していく流れになるので、ナチスのトンデモ兵器(巨大アーマー)とかが闊歩していてちょいビビリます。
相変わらずのナチス的超誇大妄想主義をこじらせたみたいな建造物とビジュアルには目を見張る物がありますね。
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武器は序盤から結構色々とホイホイ手に入る印象で、出し惜しみせず「まあとりあえずは銃撃戦を楽しんでね」的なリップサービスも感じました。
ただ、囲まれるとあっという間にやられるバランス感は本ゲームでも健在なので、常にカバーリングしてないと非常に危険。

前作にもあった、司令官を先に叩いておくと増援も呼ばれずにスムーズに制圧出来る、というステルスシステムも健在で、基本的にこの流れがメインになってますね。
前作ではサイレンサーピストルを使える事に気付かなくて、自分で勝手に難しくしてましたが、今回はちゃんと気づいてますから大丈夫でしたよ(爆
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でも、そうだと言っても正直前作よりステルスとしての難易度は上がっている印象でした。
とにかく徘徊してる敵の数は多いし、ヘッドショトを外すとすぐに失敗扱いになって増援を呼ばれてしまうパターンが多くて、結局私は面倒くさくなって、ほとんどゴリ押しになってましたね。

まあ武器も豊富に手にはいるため、ゴリ押しでもさほど厳しくは感じませんでした。
ただし、ゲーム終盤になると、流石にこれ増援呼ばれると厳しいだろ・・・というくらいになってくるため、この辺はしょうがなく、トライアンドイエラーで正解ルートを模索して司令官を叩いてましたが。
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前作には無かった要素として、壁にパイプを突き刺しながらよじ登っていくという進み方があり、凸凹して傷ついた特徴ある壁に対してだけ、これを行うことが可能です。
場合によっちゃ、このルートでしか進めない道も多々あるため、つい壁登りの事を忘れていて、行ける場所が無くなって路頭に迷う、という場面も良くありました。

それと、前作でもオマケのようにあった、オリジナルのウルフェンショタイン3D的なビジュアルで遊べる「悪夢」ですが、今回も健在です。しかも、一度だけでなく、数カ所用意されてるみたいです。
私は2カ所見つけました。
別にやったからって何かオイシイ事も何もないけど、もはやコレがないと落ち着かない、みたいな感じですね(爆)
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ゲームのボリューム的には、流石に本編並の長さは無いとはいえど、それなりにガッツリある印象で、長いとは言えないけど短くもない、という感じでしょうか。
留置所から脱出する前編、地図を捜していたら、なんだが大変な事に巻き込まれました的な後編の2部構成で、前半の展開はNew Orderでもお馴染みのノリって感じですが、後半は今までにない本作オリジナルの展開って感じです。
まあナチスのトンデモ世界を表現するものでは、よくあるシチュエーションではありますけどね。

ちなみにネタバレになるため詳しくは言えませんが、ラスボスの倒し方が私はよく分かりませんでしたね。結局正攻法でいくしかないのかな。
私はひたすら時間かけてチマチマ撃ち続けてたら、いつのまにか倒せてたので。
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とりあえずNew Orderをプレイして面白かったと思う人なら買って損はないゲームです。前作同様楽しめますし、元々しっかり出来ているゲームですから、その辺の心配もないですしね。
ただ順番的にはやはりNew Orderからやっとくべきかな? ステルスとか一部難易度が上がってる印象のものもありますので。
まあ私がこらえ性が無い性格だからかもしれませんが。しっかりトライアンドエラーで面倒がらずにステルスすればそんなに難しくはないのかもしれませんし。
でもまあ、試行錯誤はどのみち必要だと思いますけどね。
Wolfenstein: The Old BloodはSteamで購入可能です。その他、PS4版もあるようです。
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ところで、メニュー画面で思いっきり上半身裸で戦うBlazkowiczの姿に失笑してしまいましたが、これ多分オリジナルのオマージュですよね。
実は、Old Blood本編で実際にこの姿で戦ってるっぽいんですよね。お話の流れ的にそうなってるんですが、いや、途中幾らでも着替えるタイミングあっただろ、とツッコまずにはいられない(爆)




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2016年12月04日

悪魔の左手と乱暴な右手

今回もFPSゲームの話題なんですが、前回の「Farcry3」よりも更に旬が過ぎた古いゲームの話なので、まあ誰も感心が無いでしょうね。
最初から誰も興味がないと分かっていて、それでも何で書くのか自分でもさっぱり。特に最近は読んでくれてるの10人居るか居ないかくらいなんじゃないかという疑いがあり、いい加減ブログ自体の存在意義を考えないといけないのかもしれないなあ。

まあそれはさておき、「NecroVision」の話です。2009年発売なので、もう7年の前のゲームになります。
私は当時から関心はあったものの、購入までには至らず、そのまま忘れたような存在でした。
しかしSTEAMのラインナップにいつのまにか加わっており、値段は安いわ、日本語MODも出回っているわで、ここ最近の「FPSやりたい欲求」も相まって、思い切って購入を決意。
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撃ちまくりのオールドスクールな名作「Painkiller」のスタッフが手掛けたゲームなだけに、内容や雰囲気はまんまPainkillerを彷彿とさせる物になっています。というか使ってるエンジンがPainkillerと同じなんだし、似てて当然と言えば当然なのですが。

とにかく次から次へと湧いてくる敵をバッタバッタなぎ倒していく王道のFPSなので、細かいことは気にせずひたすら撃ちまくれ、な内容なんですが、一応それなりにストーリーはあるので、そこは日本語MODである程度追うことが可能です。
あと、攻撃法が若干クセがあるというか独特な部分があるので、そういう意味でも解説が訳されているとシステムを理解できるのがありがたい。
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ただ日本語MODは適応するのに少々手順があり面倒なのと、そもそも古いゲームということもあり、環境によってはうまく動かない可能性もある、という事でしょうか。
ちなみに私のWindows7環境では、当初マトモにゲームが動かず詰んだかと思いましたが、Nvidiaのドライバを最新のものにしたらケロっと動くようになりました。こういう場合、逆に最新にしたら動かなくなりそうなもんですが、そうではなかったようで。

MOD用に専用のexeも用意されてましたが、それを使わずとも通常の起動方法で普通に動きました。
あと、互換モードとかで動かすとかえって落ちることがあり、こちらも通常起動の方が安定してました。
ちなみに続編のLost Companyの方は互換モードじゃないと動かないっぽいです。

ちなみに日本語MODはかなりバグを含んでいるため、改行されず文字がはみ出たり、文字化けしてたり、そもそも表示されなかったりが散見されるので、完全にストーリーを把握できる物ではありませんが、無いよりは良いので、こういう物だと妥協しましょう。とりあえずこのMODのせいで落ちたりはしなかったので入れる分には問題ないかと。


ゲームの舞台は第一次世界大戦中の戦火での物語で、ドイツ軍がなにやら怪しい実験をしているらしく、ゾンビやら巨人やらトンデモな敵が出てきて戦争どころではなくなってしまい、主人公がその狂気からなんとか抜け出そうとするも、どんどん巻き込まれていく、というまあありがちなものです。

Painkillerの息吹をもったゲームなので、見た目もまんまPainkillerといった感じ。Painkillerのグラフィックは元々ダークトーンで美しく、今見てもそれほど遜色ないクオリティを保っていますが、このゲームも同じで、テクスチャは流石に今見ると荒く見えるものの、やはりさほど見劣りしない、中々の見栄えで頑張っています。
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第一次大戦の戦火の中で始まるため、最初は戦場が舞台になり、武器も当時の古い武器がメイン。主力武器となるライフルが連射できないので結構面倒。もちろんマシンガンやショットガンもありますけどね。
このゲームの場合、攻撃をコンボで決めると強力な攻撃を繰り出したり、アドレナリンといってバレットタイムみたいな必殺技を出せたりするので、色々武器を取っ替え引っ替えしたり、近接攻撃してからピストルでトドメを差したりとか、そういう攻撃法がメインになります。
特にゾンビとかは足で蹴って転ばせてからピストルで倒すのが楽なので、そういう感じで戦っていくわけです。
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個人的には「なにそれ面倒くせえ」ってなるけど、単純な撃ちまくりの内容を多少なりとも変化を持たせようとした工夫なのだと思います。
後述しますが、シャドウハンドというスペシャルウェポンを入手後は、嫌でもコンボアタックになりますから、まああまり気にする必要はないっちゃないんですが。

バカでかいボスキャラとか、勢いよく敵が吹っ飛んでちょっと笑っちゃうような演出とか、結構Painkillerイズムが継承されてますね。
Painkillerにハマった人なら充分楽しめると思います。流石に古いゲームなので演出面はショボいし、敵AIもバカでひたすら突っ込んでくるような連中ばかりですが、まあこのゲームはシリアスサムよろしく数の暴力で襲いかかってくるタイプのゲームなんで、その辺はまあ目をつむるとして。

それとは逆にやたら天井の高い広大な建物群とかは中々壮観で、かなり独特かつオリジナリティあふれる造形が目を引きます。
Painkillerでもかなり独特な造形が成されてましたが、今回はそれに拍車がかかっており、デザイナーの作った世界観がかなり忠実に再現されてますね。
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あーあと、Painkillerイズムと言えば、シークレット要素満載、というのも同じで、強化のためのアーティファクトも非常に分かりずらい箇所に置いてある事が多く、見つけるのが大変なのは困った物です。これはもう少しマイルドにしても良かったのでは、と思ってもHardResetとかでも同じだったからなあ、ほんとにこの要素が好きだよね、彼ら。


ゲームの中盤以降になると、シャドウハンドという武器を入手し、これがメインになっていきます。
左手にシャドウハンド、右手に武器という、二刀流になり、なんとなくバイオショックを彷彿とさせます。
シャドウハンドは通常だと近接武器でしかないですが、敵を倒してマナが溜まると、様々な攻撃を繰り出す事が出来ます。最初に使える爆発する炎は、足下で炸裂させても自分は巻き込まれないため、滅茶滅茶使い勝手が良い攻撃法。
その他、ネイルガンのような遠隔攻撃、Painkillerでお馴染みの凍らせて粉砕するやつとか、色々選べるようになります。これらは、各フィールドで拾う事で使えるようになるため、取り逃さないように注意。
でも一番使えるのはデフォルトの炎なので、あとはお好みって感じでしたが。

あと、一部の倒した敵を仲間に出来る力も備わりますが、これも場面によっては強力。AIが適当なので全然ついて来ないのがタマにキズだけど(爆

シャドウハンドの状態だとハンドガンしか使えませんが、マシンガンみたいなハンドガン、ショットガンみたいなハンドガン、と専用の特殊ハンドガンを次々入手できるので、攻撃力が落ちることはありません。いやむしろ上がってるし。もう何でもアリだな・・・。
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ただしシャドウハンドを入手後以降は、この特殊ハンドガンの弾薬しか基本手に入らなくなるので、通常の武器は事実上使わなくなります。とっとと使い切るのも手ですが、ボス戦用にランチャーとかは取っておいてもいいかも。

ちなみに、このシャドウハンドは本ゲームの特徴でありウリだったため、結構早い段階で手にはいるかと個人的に思ってたのですが、実際にはゲームの中盤くらいにならないと手に入らないので、随分と待たされた感があります。
それまでは通常武器で戦う至って普通のFPSだから、ちょっと退屈でした。まあゲーム大半がシャドウハンドメインだとそれも退屈でしょうけどね。
一度ゲームをクリアすると、最初からシャドウハンドを手にした状態でゲームを始めることが可能になるので、それで楽しんでくれって事なのかな。
まあ特殊ハンドガンはずっと後にならないと手に入らないみたいですが・・。


ロボットに乗ってみたり、ドラゴンが出てきたり、もう何でもアリとはこのことだと言わんばかりにカオスなゲーム内容ですが、飽きないように工夫がされているとも言えますね。まあドラゴンのくだりはFPSとはちょっと違うのでどうだろうという感も無きにしもあらずですが。
とりあえず、古いゲームとはいえやはり撃ちまくりのランボータイプのゲームは面白いですね。
Painkiller、ひいてはQuakeやDOOMが好きならやって損はないゲームです。
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ただひとつ注意点として、チャプター7で進行不能になるバグに出くわす可能性があります。
海外のフォーラムでも話題に上がっているため周知のバグみたいですが、ゲーム中盤、橋をかけて渡るシーンがあるのですが、この橋がボタンを押してもかからないというバグで、こうなるともう先に進めなくなってしまいます。
何故こうなるのか原因はよく分からず、解決法もないようなので、もし起こったらチャプターを最初からやり直すハメになるので結構致命的なバグです。

ただ予防策として、チャプターの序盤でも橋をかけて渡るシーンがあるんですが、この橋を渡ったら再びボタンを押して橋を戻しておく、という行程をしておく事により、バグを防げるという報告が出ており、実際私もやり直した際にこれをやったら無事出るようになったので、念のためこれはやっておいた方が良さげですね。
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古いゲームというのもあってとっくに賞味期限は切れてるゲームですが、FPS好きなら是非、というゲームですね。
STEAMで購入可能で安く手に入りますし、更に続編(前日談)の「Lost Company」もあるので結構長く楽しめます。私は現在こちらをプレイ中。
ただし、Lost Companyはどうやっても日本語MODでエラーが回避出来なかったため、諦めて英語でプレイしてますが・・。

で、オータムセールで最新の「DOOM」を買ってしまった私ですが、まだプレイもせず積んだ状態。
まああえて積んで楽しみを取っておいてるってのが正しいですが、さてそろそろ解禁しようかな・・・。



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2016年11月20日

警察は何処に居るのとか考えちゃいけない

すっごい遅ればせながらFarCry 3をプレイ、クリアしました。
というわけで今回はこのゲームの感想などを。正直最近こればっかやってたし、他に書くこと無いので・・・。

そもそも何故今FarCry3なのかっていうと、ここ最近「Layers of Fear」や「SOMA」など、一人称視点ながら一切撃ち合う要素のないゲームばかりプレイしてきたので、流石に「あ、FPSやりたい」欲求がムクムク湧きだしてしまったわけで。
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とにかく何か良さげなのはないのか、と思ったときに、そういえばだいぶ前にFarCry3を買っておきながら思い切り積んでいた事を思い出し、引っ張り出したのがキッカケです。
実は序盤をちょっとだけプレイしていたのですが、結局そのまま放置していました。その当時、丁度「ボーダーランズ」や「Dead Island」などのオープンフィールド系のFPSをたんまりプレイしていた事もあって、同じ系統の本ゲームをやったときに「またこういうたぐいのゲームか」とちょっと辟易してしまったんですよね。

ですがオープンフィールド系は久しくやってないので、FPSやりたい欲も相まってようやく重い腰を上げることに。巷では既にFarCry 4がリリースされてるような状況なんで、なんとも周回遅れなレビューになってしまいましたね。


STEAMでは日本語版は出てないですが、MODが出回ってるので日本語化は可能。コンシューマでは吹き替え版として出てるみたいですね。
FarCry3は先ほどもいったようにオープンフィールド系のゲームです。
南の島が丸々舞台となっており、そこを文字通り自由に徘徊できます。元々使われているエンジンが山や島の生成を得意としているので、このシリーズはそういった広大なフィールドを常々舞台としてきました。

ストーリーとしては、南の島にバカンスにやってきていた若者達が、そこの島を牛耳る海賊達に捕まってしまい、人身売買の餌食に。からくもそこから脱出した主人公は、現地の住民達の助けを借りながら、捕まった仲間達の救出に挑んでいく、というもの。
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島はそのほとんどを海賊達の支配下に置かれてしまっているので、最初の内は地図も正しく表示されません。しかし、各所にある電波塔を修理することで、その周囲を地図上に表示させることが可能になります。
とにかくだだっぴろいこの島で地図が使えないのは致命的なので、電波塔を直して回るのが当面の目標になりますね。

とはいえ、島の至る所に海賊達が占拠した拠点があり、その周囲に連中が我が物顔で闊歩しているため、この拠点も潰していかないと、道中やたらと海賊に出くわすことになるため、戦闘が絶えずキリがありません。
実際、道端で海賊達の運転する車に出くわし、そいつらとドンパチやって一息ついたと思ったら、また海賊がやってきて、またドンパチ、そしたらまたドンパチ・・・と周りが連中の乗ってきた車だらけになって、あげく背後から撃たれて死亡、なんて良く起こりました。
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特に序盤では武器も弱いし、主人公も弱っちいので、出来ることならなるべく戦闘は避けたいところ。拠点を潰して奪還できれば、その周囲は安全圏となり、滅多に海賊どもとは出会わなくなるので、まずは自分の行動範囲付近の敵拠点も重要な案件となります。

拠点の占拠は、正攻法でドンパチする以外に、見つからないようにこっそり近づいて敵を始末していくステルス戦法も取ることが出来、そこはプレイヤーの自由になっています。
しかし敵に発見されてしまうと警報器を鳴らされ、増援が来てしまって面倒な事になるので、正攻法プレイはあんまりスマートな攻略ではありません。全く敵に気付かれずに敵を全滅させると経験値が倍以上貰えるので、ステルス攻略が推薦されてる感じですね。

そのため主人公が覚えていくスキルも、こうしたステルス特化の物も多く、特に背後から近づいて一気に仕留めるテイクダウン系は、連続で敵を倒すことも可能になってきます。

しかし私はとにかくFPSがやりたいんじゃー!、という気持ちで始めたので、ステルスとかこざかしいことは考えたくなかったから、とにかく正攻法で、と思ったのだけど、増援を呼ばれると一気に敵が3倍近くになり、それらが一斉に襲いかかってくるので、結構キツイ。

そこであみ出したのが、警報器を全部無効化してから襲いかかる戦法。警報器はスナイパーライフルなどで狙撃しても破壊できるので、遙か遠方の高台から位置を特定してパスンパスンやってから、意気揚々と襲いかかっていくというわけ。
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実は、例え警報器が破壊されようが、目の前で仲間が撃たれて警戒態勢になろうが、敵にこちらの位置が特定されない限り、発見されたことにはならないため、敵を狙撃しては後退して隠れ、再び敵を狙撃してはその場を離れ・・・とまるでSniper Eliteみたいなプレイでもステルス攻略と見なされます。
こうした方が経験値もお得と知ったあとでは、もっぱら狙撃プレイ中心になっちゃいましたね。
実際、狙撃スキルや性能の高い銃を手にした後半では、随分と敵を倒すのが簡単になるので、拠点攻略は後半の方が楽だったかもしれません。

FarCry3では、このようにおしなべて銃撃戦はさほど難易度は高くはなってない印象でした。難易度はノーマル相当のサバイバーでプレイしましたが、結構気持ちよく敵を倒すことが出来ます。性能の良い銃ならば、ヘッドショットを狙わなくても、割とあっさりと仕留めることが可能なので。
ただその代わり、敵はワラワラと集団で襲いかかってくるので、囲まれるとあっという間にやられる危険性があるため、油断は禁物。
安全圏を確保しつつ、敵を撃退しないと、割とこっちもあっさりとやられるわけです。この辺のサジ加減はうまく出来ていました。
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やられても、ボーダーランズやDead Islandのように現金を巻き上げられるようなペナルティはなく、あくまでセーブポイントやチェックポイントからやり直しになるだけ、というのも好感触。もちろんあと一歩の所でクリア、という所でやられると、最初からやり直しになるのでムキーってなるけど、ペナルティのせいでやる気を失ってしまったボーダーランズみたいなケースもある事を考えると、今回途中でやめることなく続けられたのもこのおかげかもですね。

そういうわけで、戦闘はムチャクチャ楽しかったです。ここ最近やったFPSの中でもダントツと言って良いと思います。
攻略法が色々用意されているのも面白いし、戦法が決まったときの快感がたまりません。
例えばランチャー系の武器で車を吹っ飛ばすと、それに乗っている連中をまとめて倒せるだけでなく、周囲にいる敵も巻き込んで吹っ飛ばせるので、これが決まるとめちゃめちゃ快感でした。なので個人的にはグレネイドランチャのGL-94は愛用してずっと装備してましたね。
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ゲームは、島の電波塔と拠点の開放をベースとしながら、ストーリーイベントとして、仲間の救出劇も同時に攻略していきますが、これは任意に進めることが出来るので、この辺も自由です。でもまあこれを攻略しないと先に進まないので、良きタイミングを見計らって、イベントミッションをこなしていく形になります。

物語的には銃すら撃ったことも無かったような青年が、原住民にたきつけられて仲間を救うためにしぶしぶ殺しのテクニックを覚えていく過程で、いつのまにか島中で知らない者はいないと言うくらいの「戦士」と化していく、というものであり、所謂なりあがり系なのでよくあるっちゃある話。
でもまあ、単純にサクセスストーリーというのは見ていて面白いので、退屈では無かったです。敵の親玉も本当にイヤーな感じで物語を煽ってくれますしね。
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ネタバレになるので詳しくは言えませんが、結構悩ましい選択を迫られる場面があります。私は人道的に一択でしたが、そうじゃなかった場合はエンディングに影響したんでしょうかね? やり直してないので未確認ですが。


これ以外にも、アイテム作成のために動物を狩るハンティングの要素や、この手のゲームにはお馴染みのお使い要素(サブミッション)もあるし、島の各地に散らばった手紙や像と言ったコレクトアイテムを収集する要素など、結構色々用意されてます。
コレクト要素は全部揃えようとするとムチャクチャ大変なので、もはや趣味の領域ですが、ある程度揃えると武器開放や薬のレシピを貰えたりするので、多少は気にかけて集めると良いと思います。
あと地味ながらドライブの要素も。FarCryでは運転は大して難しくないので、割と楽しくドライビング出来ます。まあ、無理な走行をしなければ、ですが。
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武器に関してはショップで買うのですが、電波塔開放で次々無料で出に入っていくため、あんまり自腹では買ってない印象ですね。スペシャルウェポン枠が強力なのでそちらをメインで買ってました。でもショットガンとかは通常のSPAS-12が使いやすくて良かったので、よりけりですね。
武器の性能が良いのも、このゲームを面白くしている事に一役買ってると思います。

とにかく戦闘の面白さからドップリハマって、ストーリーをクリアする頃にはとうとうプレイ時間が50時間を突破。
経験値がMAXとなり、スキルも全部を開放する程までやりこみました。


ここまでやりこんだゲームですが、あえて難癖つけるとするなら、時折イベントミッションで起きるQTE要素でしょうか。
特に一対一の接近戦で良く使われ、しかもシビアなので、結構やり直しを食らいました。
当然ながらFPSゲームでもへったくれでもないので、ちっとも楽しくないため非常に鬱陶しかったです。
まあ、接近戦をやるかやられるかの緊張感あるシーンに仕立てるとしたら、他にやりようもないだろうし、仕方ないとは思いますけど、だったらいっそのことムービーで済ませても良かったかな。

あと、後半のミッションで強制的にステルスを要求する箇所もあって、これは当然無理矢理ドンパチ出来ないうえ、攻略法が中々見いだせず凄くイライラしました。
せめてテイクダウンくらい出来ればね。それも禁止だったからね。


まあそんなのも些細な問題で、全体で見れば、オープンフィールド系のFPSとしては傑作に値すると思います。ストーリーも良くできていたし、とにかく戦闘が楽しくてしょうがない。
FarCry4の出来も好評と聞いてるので、これは購入確定ですね。まだ高いので結構先の話になりそうだけど・・・。
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ただ、そんなFarCryに飢えている私に朗報。
ストーリー上は全くFarCry3とは無関係だけど、ゲーム内容はほぼ一緒という番外編のようなゲーム「FarCry3 Blood Dragon」があります。
これも実はだいぶ前に買っておきながら、放置してました。まだ日本語化されてなかったし、後述しますが、操作性に難があったので。
今は日本語化MODが出回っています。なのでありがたくプレイ。

見た目や内容を大幅に変えて別ゲーにするなんざ、かつてのトータルコンバージョンMODを彷彿とさせますが、実はこれMODではないので、スタンドアロンで動作します。
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やってすぐに気付きますが、80年代のSFアクション映画をモチーフにして作られており、主人公は機械化されたアンドロイド、音楽はもうまんまターミネーターだし、というか主人公演じてるのカイル役の人だし!
この古くて新しい感は見てて凄く楽しいです。色遣いは80年代SFというかなんというかちょっとトロンっぽいけど、雰囲気は悪くないです。

見た目ガラっと変わってて面食らいますが、ゲーム内容は、結構順当なくらいにまんまFarCry3です。
武器やルールも殆どFarCryに準じた物ですし、当然拠点制圧の要素もあります。本編の造形をまんま流用してるような部分もあったりしますからね。
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ただスキルポイント制は無くなり、単純にレベルアップで付与されていく物になってます。また、武器カスタマイズも、サブミッションをやらないと開放されないので、ちゃんとこなす必要があるのも本編とは異なる点ですね。

あと大きく異なる点が、タイトルにもなってるドラゴンの存在。こいつは他の動物達同様、島を俳諧しており、凄まじく強力なので、見つかると厄介な相手です。こいつは敵陣営、味方陣営共に敵対関係にあるため、三つ巴の戦いになります。なのでドラゴンを敵に仕掛けて倒す、なんて戦法もとることが出来ます。途中ドラゴンに見つかると南無三、ですが。

番外編的な内容な為、徘徊できる島はさほど大きくはないので、ボリュームとしては流石にFarcry3本編ほどは無いですけど、個人的には、複数のミッションをこなしたら終わる程度の物かな、くらいに思ってたから、結構そこそこ時間かかる奴だったのね、と逆に感じるほどでした。
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ただ、難易度的には若干本編より高い印象。中盤から出てくるようなヘビー級の敵がもう序盤から出てきますし、ドラゴンの存在も厄介ですし、初期武器も総じて使いづらく、ヘッドショットをちゃんと決めないと中々敵は倒れてくれません。その点では、ちょっと爽快感には欠けます。
セーブポイントがミッションスタート時にしか設定されてないので、ミッションを途中放棄すると、完全に最初からやり直しになるのもキツイ。
特にゲームの最初のミッションも、オールクリアしない限りセーブされないので、放棄すると最初のオープニングからやり直しになるのは、ちょっといくら何でもポイント少なすぎな気がします。

でもこれは序盤での話なので、銃とスキルをパワーアップした後半では、ゲーム的にはそれなりに楽しくなってくれるかな、と期待。
とりあえず、難易度や、パロディやギャグを含んだちょっと分かりづらい解説等を考えると、一応本編の方をある程度までプレイしてから挑んだ方が、スンナリ内容が入ってくると思います。
少なくとも、FarCry3をやり尽くした人のためのDLCとして捉えた方が分かりやすいですね。

あと、どうでもいいけどカメラモードがまんまターミネーター視点風で笑いました。
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ただ、このゲーム、ちょっと個人的には致命的な問題を抱えており、それが、どういうわけか武器選択が、マウスホイール操作で出来ない仕様になっている点です。
ホイールを回転させても、グレネードの種類を切り替えるだけ。厄介なことに、操作カスタマイズでも、この動作をホイールに割り当てることができません。
本編では普通に出来てたのに、なぜこちらではそういう仕様になってるのか、全く解せません。単純に数字キーで武器切り替えをしてる人には関係ない話でしょうが、私はホイールで武器チェンジすることが多いので、これは実に由々しき問題でした。

この問題のせいで、一時はプレイを諦めかけましたが、解決法をようやく見つけました。
操作カスタマイズ用のコンフィグファイルを直接いじるという方法です。
このリンク先のサイトで見つけた内容になります。

以下、メモ代わりに記しておきます。

まず、操作カスタマイズ画面で、何かしらキーを変更させます。そうしないと、このコンフィグファイルが作成されないためです。
なにがしかキーをカスタマイズする人なら問題ないでしょう。

ゲームを一旦おわらせ、
C:\Users\あなたのユーザー名\AppData\Local\My Games\Far Cry 3 Blood Dragon
のフォルダ内にInputUserActionMap.xmlというファイルが出来ていることを確認、メモ帳等で開きます。

リンク先にあるサイトの"Manually bind mousewheel to weapon switching"の欄に書かれているコマンドをRoot〜/Rootの中にコピペします。キーカスタマイズしたならこんな感じのコマンドが既に記載されているハズなので、その下にコピペすればいいだけです。

ちなみにホイールの上下が逆だな、と思ったら2つあるhexToInput=以降の数字を入れ替えれば良いだけ。
保存してゲームを立ち上げましょう。ちゃんとホイールで武器チェンジ出来るようになってるハズです。

ただこれをやると、武器チェンジの度にグレネードの種類も同時に切り替わっちゃう副作用はありますけどね。まあ大した問題ではないかな、個人的には。手榴弾のキーをどこかに設定すれば解決するし。
あと、この状態で再び操作カスタマイズでキーを変更すると、効かなくなってしまう恐れがあります。そうしたら、一旦初期値に戻しまっさらにしてから再びやり直す必要が出てしまうので注意です。


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さて、やたら長くダラダラ書いてしまいましたが、とにかくFPSゲームとしては超オススメの一本です。
既に続編も出てるので安くなってますし、日本語化MODもあるのでSTEAMでも購入可能です。一応若干割高ですが日本語版も出てます。
これに飽きたらなくなったらBlood Dragonにも行ってみましょう。あとFarCry4も待ってるからね。



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posted by KS(Koumei Satou) at 23:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする