2020年02月11日

真似ているというよりそれが流行りだしたのかもしれない

ECHOというゲームをプレイし、クリアしたので今回はこれを紹介しようと思います。
とはいえ、このゲームがリリースされたのはもう既に2年以上も前の事で、すっかり旬は過ぎてしまいました。
当初からこのゲームに私は、その独特なビジュアル面からも相当期待していて、日本語化された暁には速攻でプレイしよう、と考えていました。
実際の所は我慢できずに日本語化するのを待たずして購入してしまいましたが、やっぱり日本語化してからプレイすべきだろうと、公式ローカライズか日本語MODが出回るかをひたすら待ちプレイを控えていたのです。
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しかし待てど暮らせど日本語化の兆しは無く、MODによる日本語化の話しも一切出ることなくあっという間に歳月は過ぎ、自分の中で「あ、これ多分出ないな」という諦めムードになったため、とうとう仕方なしにこのままプレイを始める、ということになったわけです。

というわけで残念ながら英語のみの状態でプレイする羽目になりましたが、ストーリーがキッチリ語られるゲームを雰囲気だけで楽しむという気には到底なれないため、この手のゲームで日本語化されなかった場合、期待していてもプレイを諦める事の方が多いのですが、このECHOに限っては、雰囲気だけでもいいからとにかくプレイしたい、という気持ちが勝ったわけで、如何にこのゲームに私が期待していたかが分かっていただけると思います。


ECHOはデンマークの小さなデペロッパが手掛けたゲームで、あの「ヒットマン」シリーズの元開発から独立したメンバーが中心となって作ったという事らしいです。

一つの惑星全体を覆いつくすほどの巨大な建造物、その内部の迷宮のような宮殿、というメガロマニアの極致みたいな場所がゲームの舞台で、このビジュアルに一発でやられたのは言うまでもありません。
主人公であるEnという名の女性が、叔父にあたるFosterという男を助けるため、Londonという相棒と通信で会話しながら、謎の巨大な宮殿に入っていく、というのが大筋の物語のようです。

前述したように、惑星丸ごと建築物みたいなメガロマニア宮殿に入っていくのですが、何故そこに入っていくのか、そこは何なのかは、英語なため全く分かりません。
ただ、この宮殿が、日本語訳されたとて謎の存在という事には変わりなさそうではありますが。
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ゲームは大きく分けて6章で分かれていて、1〜2章まで言うなれば導入部であり、物語の進行とチュートリアルを兼ねた部分です。
全体の3分の1近くも使って物語を語っているのですから、日本語化されてないのが本当に悔やまれますが、チュートリアルに関しては、そこまで分かりにくい部分はなく、わりかし親切な部類だと思います。

2章で全く機能していないと思われていた宮殿が息を吹き返し、なにやら謎の生命体が徐々に姿を現し始めます。
実はこの謎の生命体が主人公のEnを模倣し、全く同じ姿になっていきます。
そして行動さえも真似るようになっていき、それだけなら良かったのですが、この模倣体は全員Enに襲い掛かってきます。すなわち、自分自身が敵となって現れるという、何とも奇妙な体験をもたらすものになっているのです。
なおタイトルのECHOとは、この模倣する謎の敵を指しているようですね。
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この宮殿は、実は主人公を常に監視しており、どのような行動を取ったか逐一記録しているのです。ある程度記録が貯まると、宮殿は機能を一旦シャットダウンします。そして機能が復旧した後、記録した主人公の行動パターンが、ECHO達に上書きされていく仕組みです。

つまり、主人公が走れば敵も走るようになり、銃で撃ち殺せば、敵も撃ち殺そうと銃を構えだす、というわけです。
最初のうちは、敵は水たまりの中にすら入れないほど行動が制限されていますが、プレイヤーの行動如何によって、徐々に敵の行動が多彩になっていくのは、まるで学習していっているようで実に厄介です。
そのため、何も考えずうかつな行動を取ると、後半になるに従い敵が強敵化し、非常に苦しむことになりかねません。

ゲームのルール自体はシンプルで、特定の場所まで到達する、アイテムをあるポイントまで持っていく、各所に点在するアイテムを集めてドアをアンロックする、くらいしかありません。
しかし至る所に配置されているECHOが極めて厄介で、こいつらをいかに受け流していくかがキモになっています。
そのECHOという名の通り、プレイヤーの行動がコピーされるのは、シャットダウン後であるためタイムラグがあります。
なので最初のシャットダウンが起きる前にちゃちゃっとすばやく動いてクリアしてしまえばいいじゃん、と思うのですが、そうは問屋がおろさないわけで。
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銃撃ちなどのアクションはアクションポイントを消費する仕様になってるので(UIで三角形で表示されている)、連続では使用できません。
それにプレイヤーの取ったアクションが多ければ多いほど、シャットダウンのタイミングが早まるようになっており、特に敵を倒すというアクションはシャットダウンを大きく早めるようです。
なので、大胆な行動を取ればとるほどシャットダウンが早まり、敵の学習速度が速まってしまいます。

じゃあ、なるべくアクションを起こさないように、慎重にステルスプレイに徹すれば良いかというと、これもまた難しい。
敵は割と多めに配置されている傾向があり、ちょいちょい背後からテイクダウン(Fキー長押し)で倒したりしないと厳しい案配になっており、ましてやドアを開ける、段差を超える、エレベータを使うなど、基本的な動作すら封印してしまうと攻略そのものが難しくなってしまって本末転倒な事態になります。
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それにいくら敵を倒しても、シャットダウン後に復活してしまう仕様なため、ひたすら敵を潰していっても意味がありません。
そのつど必要不可欠なアクションを選択し、如何に自分になるべく不利にならないように行動するか、にかかっています。

なお、敵の学習内容はミッション毎にリセットされてしまうため、銃を使う事を敵が憶えたとしても、ミッションをクリアして次の場所に移動すると、リセットされてまた忘れてしまうようなので、そこまで自分の行動がおいおい負担になる、という事ではないのでご安心を。

私の場合、とにかく発見されて追いかけられたときにダッシュされたり段差越えでショートカットされると厄介だと思ったので、ひたすらダッシュと段差越えだけはやらないように心掛けました。あと銃もなるべく使わないように。
ただ前述したように、あまりに行動を制限すると言わば「縛りプレイ」のようになり、単純にプレイが難しくなるだけなので、ヤバイと思ったら使うくらいの心構えが丁度良いように思えました。
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また、シャットダウンしたときに数秒間ブラックアウトした時間が流れますが、この時は監視の目が光ってない状況なので、この時に取った行動は無視されます。なので、この時にダッシュするなど強引なアクションが取れるチャンスでもあります。
また、取ったアクションのうち、プレイヤーが取った行動で頻繁に使用されている物があった場合、やはりその行動が模倣されやすくなる傾向があるようです。

例えばしゃがんだ状態でスニーク移動ばっかりやってると、気がついたらECHO達みんながみんなでしゃがみ移動を始めてたりとか、その特性を生かしてあえて行動に偏りを付けるというのも戦略としてはアリなわけで、人によって攻略の仕方が千差万別変わる可能性があるという意味では、非常によくできたゲームシステムだと思います。
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ただ、このゲームシステムが物語上、2章で徐々に明らかになっていく仕様なので、最初の内はこの辺はあまり気にしなくてよいです。本格的にこのルールで戦う事になるのは第3章に入ってからです。
そういう意味では、英語なので分からないというのもあり、ルールがいまいち掴みづらい、というのはありますね。
何の説明もないのと同じなので、知らないとどういう仕組みで敵が動いているのかが分かりにくいと思います。
まあこれは英語出来ない側の問題ではあるんですが・・・。

そういえば、さらっと英文で説明されるだけなので分かりにくいと思われるのは、Qキーを押すことでサーチモードを起動、というのと、マウスの右+ミドルボタンでRIOT GUNモード(周囲吹き飛ばし)でしょうかね。

あと敵に捕まってFキー連打で振りほどいた際、グワングワンとUIが暫く赤く点滅しますが、これ疲労を表現してるようで、これが点滅している間は、Fキー連打による振りほどきが出来ません。なのでこの時に捕まるとジ・エンドです。
それと時折出てくる小さい門みたいなやつはセーブポイントです。アイテム集め等の進捗具合を保存できます。
これは敵の位置は保存されないので、敵に追っかけられている状況でくぐっても、その状況は保存されないので大丈夫です。
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見た目のインパクト、斬新なゲームシステムと、非常に良い所だらけの本ゲームですが、唯一残念な所は、あまりにもそのゲームシステムに固執してしまった、という所でしょうか。
一応章ごとにある程度見た目やルールなどに細かな違いはあるものの、基本的には同じルールの繰り返しで、5章あたりでいい加減飽きが来ます。

ただでさえ、非常に緊張感溢れるゲーム性なので非常にやってて疲れるゲームですので、それが延々と続いてしまうと流石に「もう疲れた」となってしまいます。
正直5章以降は「もう早く終わってほしい」って言う気持ちが出てしまってました(爆

幸い、10〜15時間程度で終わるボリュームなので、早めに終わるとはいえ、それでもちょっとしつこいかなあ、というのはありましたね。
途中で全く別のゲーム性になってしまうというのはアレでしょうが、何か緩急のついた何かが挟まってくれればなあ、という感じです。
ただ「疲れたもういいや」ってなっても、しばらくするとまたやりたくなってくるという、妙な中毒性はあるゲームだとは思うので、じっくりゆっくりやるには良いゲームなのかもしれません。
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ただ6章は難しかったですね・・・。正直、ここをもう一度プレイしたいかって言ったら二度とやりたくないかも(爆
英語しかないという点で全く物語についていけないのは残念ですが(これ恐らく日本語化されても難解で分からない可能性あるけど)、それを補って余りある世界観とゲーム性なので、是非プレイしてみてください。

BLAME!とかあの辺の巨大建築物系が好きな人には絶対気に入る世界観だと思います。
あと今からでも遅くないので日本語化してくれませんかねえ・・・。UIの関係で2バイト文字使用が厳しいんだろうなあ多分。
ECHOは現在Steamにて購入可能です。



この宮殿を見てると、図らずも2001年宇宙の旅のラストシーンを想起させますけど、宮殿がまるで生きているかのようにふるまう、その事で冷たい狂気な状況が生まれる、という点を考えると、これまたキューブリック監督による映画シャイニングっぽいな、というのもあり、どっちにしても非常に冷たい狂気に満ちた世界観ですね。
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ちなみにネタバレになるのであまり詳しくは言えませんが、当初私は、ECHOは一種のセキュリティシステムか何かだと思っていた時期もありました。
5章のくだりで「あ、そういうことではない?」という事が分かり謎が深まりましたが・・・。
まあそういった謎含め魅力があるという事なんですけどね。




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posted by KS(Koumei Satou) at 23:20 | Comment(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月22日

だって君さっきの事疑問にも思わないじゃん

今回はDESOLATEというゲームをクリアしたのでその感想を書こうと思います。
元々の価格が安く、更に度々セール価格になっていたため良く目につき前々から気にはなっていたタイトルです。
ですがゲーム画面から感じ取れる面白さや世間の評判はさほど高いという程ではなく、買おうかどうかだいぶ長い間悩み、スルーしててきました。
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今回意を決して購入し、プレイしたわけなので、詳しく述べていこうと思います。
DESOLATEはロシアのデペロッパーが作ったゲームで、他のロシア産のゲームにも共通している、どこか淡くて荒廃した雰囲気を持つ、所謂いかにもなロシアン・ゲームと言える雰囲気を持っています。
なお、オンラインのマルチで協力プレイが可能で、それ前提で作られてるフシがありますが、勿論シングルでプレイしても問題はありません。私は終始シングルでプレイしてましたが、特に支障もありませんでした。
それと公式で日本語化されており、クオリティも問題ないのでその辺は安心して良いです。ただ極一部未翻訳の箇所も見受けられましたが。

物語としては、ある一人の科学者がひき起こした「Xデー」によって謎の超常現象や奇怪な怪物、謎の病が世界中に蔓延してしまい、混沌とした状況に。
そんな中、この状況を打開すべくボランティアとして参加した主人公が、その混沌が始まった場所、グラニーチニー島で調査を始める所からゲームが始まります。
一応プロローグなる項目が、その科学者張本人を主人公にした短いエピソードになってますが、あくまで操作説明などがメインで、正直物語的には何が起きているのかさっぱり分かりません。
とはいえこれがチュートリアルになっているため、まずは必ずここをやってからにするのをオススメします。


ゲームは、この孤島を舞台にしたオープンワールドベースのクラフト系サバイバルゲームです。
謎の緑に覆われたこの島は狂人と化した人間やクリーチャーが闊歩する荒廃した危険地帯。空を見上げればクジラみたいな生き物が飛んでいたり超常現象のような異常があちこちで起きており、なんとも独特な世界観です。
一応この辺を取り仕切る「新たなる光」というコングロマリットの人員や、地元民もいますが、殆ど外で出くわすのは敵で、こっちを見つけるや否や襲ってくるのでもうほとんどDEAD ISLANDみたいな状況です。
この中で戦いながら生き残るために食料と水を確保し、武器や薬をクラフトしながらミッションを遂行していきます。
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このゲーム、ぱっと見まず一番に連想するのはS.T.A.L.K.E.R.でしょう。
荒廃した場所でのオープンワールドゲーム、まるでアノーマリーを思わせる超常現象、北欧ならではの雰囲気、など共通点も多いです。
ただこのゲームの場合、別の意味でもS.T.A.L.K.E.R.と共通点があります。どういう事かと言うと、ゲーム全体のクオリティというか、内容と言うよりシステムにまつわる方の話で、当時の初期S.T.A.L.K.E.R.にあった全体的に荒くて雑な作りに非常に近い感じを受けるのです。

S.T.A.L.K.E.R.は色々と斬新なシステムを取り込もうとしたものの、次期早々であまりうまくいってない感があり、ゲーム自体は非常に面白かったものの技術が追い付いていない感が結構あったゲームです。
それと同じくDESOLATEも、志は非常に高いゲームだけど到底AAAタイトルには及ばない、という感じの良くも悪くもB級感漂うゲームだという事です。
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特に敵やNPCが棒立ちで突っ立ってる風がまさにそれを彷彿とさせますし、攻撃のアクションも、単純にこっちに向かってくるばかりで多彩ではないですし、どれも一昔前のゲームを連想させるような物になっています。
そういう雑な感じがあらゆる所に散見されるため、狭いミゾにはまって動けなくなるとか、ステルスモードだと横を素通りしても気付かれないとか、同じ顔したNPCが並んでたりとか、見た目や操作感で色々残念な感じがあります。
ちなみに一応ハマった時の為に自殺やリスポーンのコマンドが用意されてます。

ですが、ロシア産のゲームは総じて雰囲気が良い。S.T.A.L.K.E.R.とかあの辺の世界観はツボだし、薄い霧に覆われたような荒廃した街や森、と聞いてガタッとなる人も多いのではないでしょうか。
というわけで何とか諦めずにプレイを続けることが出来たわけですが。
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それにしてもこのゲーム、まず序盤が一番難易度高いのではないか、という感じがします。
レベルが低いうちはHPも攻撃力も低いため、最弱のザコ敵でも倒すのに一苦労で、正直何度も死ぬことになると思います。
このゲームの場合、あまり銃は拾えず、弾も極まれにしか取れないため、基本的に近接武器による殴り合いがメインになります。

しかしガンガン突っ込んでくる敵に対しての回避行動がキー2度押しという私の苦手なやつのせいで、正直うまく回避できず、正面からひたすら殴り合う感じになりがちでした。
敵も自分も若干動きがもっさりしてる感じがあるので元々俊敏には動けない感があるし、基本的に相手の周りをグルグル回りながらひたすら殴る、スタミナ回復の為一旦離れる、を繰り返す感じでした。
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またステルスによる背後からのテイクダウンも決められるようになりますが、これ実際にはコマンドによる確定アクションではなく、単純にその方法でやると大ダメージやスタン入るよ、という仕様なので攻撃がスカッたり、一発で倒せなかったりもするのがなんとも。
とくに私は良く攻撃をスカしがちでしたが、どうも頭とかを狙って殴るとかえって当たらないみたいで、イマイチ法則性が掴めませんでした。
こんな風に常に雑さが感じられるため、正直戦闘はあまり楽しくないし爽快感もないです。ただしこれはレベルが低いからそう思うというのはあり、レベルが上がると2、3発で余裕で倒せるようになってくるのでそこそこ楽しくはなってきます。

このゲームは割とサクサクレベルが上がっていくうえ、習得していくスキルの中にはかなり強力な物も含まれているため、序盤と中盤以降ではプレイの体感の印象はかなり違ってくるものと思います。
そのため「何ともぎこちないプレイ」感が強い序盤を耐えれば、そこそこ楽しめる内容だと個人的には思えました。
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とはいえ、このゲームは結構調整不足と言うかバランス不足と言うか、この手のゲームを作るのが初めてのデペロッパなのかな?と思しき仕様が多く、そこがかなりマイナスとして働いているのが残念なところ。
特に一番の問題は、そこそこ広いオープンワールド仕様の島の中で、ファストトラベルによる移動が殆んど行えないという事です。
ストーリーイベントやクエスト等でとにかく島のあちこちに移動し探索する必要があるゲームなので、基本徒歩でしか移動できないのはかなりしんどいです。

唯一、空気圧エレベーターというAB間を移動可能な装置が幾つか点在してるのですが、決まった場所にしか移動できないし、その装置自体が拠点からちょっと離れた位置にしかない上、使用にはコストがかかるというおまけつき。
それでも基本ファストトラベル出来ない本ゲームでは「無いよりマシ」であることは間違いなく、何度も利用することになりますけどね。
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もう一つの大きな問題がインベントリ。
このゲーム、やたらとアイテムを収集できる割に、それに見合うだけの容量を持ち運べず、すぐに重量オーバーになってしまいます。
オアシスという拠点で共有可能な倉庫があり、そこに貯めこむ事は出来るのですが、それすらすぐに満杯になってしまう程アイテムが集まってしまうので、常に何かを整理整頓する必要に迫られるでしょう。
なんでこんな事になるかと言えば、Falloutよろしく、かなりの種類のスクラップアイテムを収集できるからです。これらは解体してお金や素材の代わりとして使えます。
それに加えクラフトに使う素材、食糧、武器、ステータス回復のための治療薬などそれぞれ種類が豊富にあるので、あっという間にインベントリが埋まります。

要らないスクラップアイテムなどはとっとと解体してしまいたいのですが、困った問題がもう一つ。発生するクエストの条件の中に特定のスクラップ品を見つける、という物が結構あり、該当する物を持ってたのに解体してしまうとまた探す羽目になるのです。
しかもどのスクラップ品が要求されるのか分からないので、結局どのスクラップ品も捨てることが出来なくなり、結果倉庫を圧迫するという悪循環。
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これはプレーヤー心理を汲み取れてないのかあえてそんなジレンマ要素を入れてるのか知りませんが、気持ちよいプレイを著しく損なう仕様なのでかなりマイナスだと思います。

それと演出面で、ホラー要素として時折変な笑い声が聞こえて来たり、突然目の前に少女が現れたりして驚かしてきます。
しかもそれらがデカイSEと共に現れるので、耐性の無い人はかなり怖いと思います。
しかしお化け屋敷系の驚かし方は芸が無いうえ、大体出現する場所が決まっているので、毎回同じ場所で同じ現象が起きるので段々うざったくなってきます。
元々こういう演出は好きじゃないし、一度出たらそれで終わりで良くない?とは思いましたね・・・。

あと小さい事ではありますが、時折謎解き要素も含まれます。ですがこれが結構ヒントが乏しい難易度が高い不親切な物なので、人によっては詰んでしまう可能性があるのも問題。もう少し分かりやすくても良かったのでは。
記事の最後にその辺のヒントを記してみましたので参考に。


これらの要素がかなりの懸念要素としてあるとはいえ、中盤以降なんだか楽しくなってしまったのは、島の雰囲気の良さもありますが、前述した「結構なスピードでレベルアップしスキルも覚えていく」という所が大きいのかもしれません。

殆ど銃は使えませんが、しっかり収集しておけば結構な弾薬を貯めこんでおけるので、後半のクエストあたりで強敵相手や敵が集団で群がってきた際に威力を発揮するでしょう。特に近接での戦い中心の本ゲームではショットガンが強力なので、後半は特に気持ちよかったですね。
ファストトラベルが無いので移動は苦痛ですが、「エネルギーセーバー」というスキルで戦闘以外でスタミナ関係なく走れる他、「イカロス」のスキルで結構な高さから落ちても平気になるので、移動のショートカットが増えてかなり気持ちが楽にはなります。なのでこれらのスキルは出てきたら必ず取りましょう。
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ラストのエンディングについてはネタバレになるので詳細は言えませんが、思ったより壮大な話になったな、と同時に「そういう方向に持ってったか・・・・」という感想でした。
総じて難解で分かりにくいストーリーではありましたが、まあSF好きの人間的には割と楽しめたかな、という印象です。


様々な問題点が残っているゲームなため、正直手放しでオススメできるゲームではありません。
ですが、昔のロシア製ゲームにあったような「雑だが味わい深い」というゲーム性に免疫がある方なら、それなりに楽しめる内容だと思います。

サバイバルゲームなので死ぬと荷物がその場に落ちて、拾いに行かないとロストする仕様ですが、任意のセーブが可能なのでこまめなセーブを心がけていればあまりそういった状況には陥りにくいと思います。そういう部分では親切ですね。あくまでシングルでの話ですが。

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オープンワールドでクラフトサバイバルゲーが好きならやってみるのも一興かと。
DESOLATEは現在 Steamで購入可能です。



ところでストーリーを進めていくうえで私が悩んだ謎解きが幾つかありましたので、そのヒントを書き出しておこうかと思います。
自力で解きたい方はスルーの方向で。

3つのブラックボックス
3か所に隠されたブラックボックスを探し当てるミッション。壁にそれぞれのヒントが書いてあるが超分かりにくい。
一番上のヒントはそのものズバリが書いてあるけど、実際にその場所に行っても見つからない。
「その先っちょ」にあると言えば分かるだろうか。とにかくちょっと離れた所にあるという事。

真ん中のヒントは一番意味不明だった。どうも市民を表す単語みたいだが・・・・。
農場の近くを調べてみよう。

一番下のヒントはバイナリコード。それをASCIIに変換する必要がある。それぞれ数字かアルファベットになるはず。
あとは照らし合わせればいいだけなのでわかるね?

オグニンのアーカイブ
沢山の箱が保管してある場所で暗号のメモが見つかるが、これがカードキーがどこの箱に隠されているかのヒント。
棚と箱そのものを示している。実は4行目が存在するが消えている。それが答えの数字である。
数字はある一定の法則で並んでいるのでそれが分かればおのずと答えは導き出されるはず。
実はぶっちゃけ分からなくとも総当たりで箱を開ければどっかで出てくるわけだが・・・。
その後もキーパッドの暗号が出るが、これはすぐそばに答えが隠されている。

P.I.T.後のサブミッション
P.I.T.のミッション終了後、そこで見かけたクリーチャーを調べるサブミッションが現れる。ここでボス級の敵ブラインドマンが登場する。これで得られるアイテムはテレポートというアーティファクトなのだが、ワープ箇所がランダムという使い物にならない代物なので、ぶっちゃけこのミッションはやらなくともよい。
だが数少ないボス戦が楽しめるミッションなので興味ある方はしっかり武装して行くと良し。

カラフルなエネルギーセル
結構な数のエネルギーセルがある部屋で電源を落とす必要があるが、まったくヒントが出されない。多分ある順番でセルを並べるのだろうという事はわかるのだけど。
ヒントは虹。ただ、緑に該当するセルが無い。なので白を緑と考えよう。


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posted by KS(Koumei Satou) at 23:48 | Comment(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月29日

どうでもいいけどあなたずっと寝てましたよ

今回はSuperliminalというゲームを紹介します。
このゲーム、今になって思えば確か遙か以前に何かの今後発売予定の記事で見つけ、「なんか面白そう」みたいなテキトーな感想を思った記憶が蘇りましたが、まあそれくらい月日が経ってしまったことですっかり忘れていた案件でした。
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なにしろ開発に6年以上の歳月がかかっているらしいので、そりゃ忘れるよな、という事なんですが、しかしてそれだけかかって作った本ゲームは如何ような出来なのか。それをレビューしていこうと思います。

ここ最近紹介した「Manifold Garden」も、開発に7年近くかかっていたゲームでしたが、奇しくも両者は似たようなテーマを持ったゲームであり、それの販売時期が重なったのは何かの宿命的因果を勘繰ってしまいますが、しかしてその共通点とは「目の錯覚」の事です。
ちなみに本ゲームもEpic Gamesが先行販売しており、最初から公式で日本語化されています。


Superliminalは、夢の中でその人物の精神的治療を行うというSF的ストーリーを持って始まります。
夢の中なので、何が起きても不思議じゃない世界、実際、目の錯覚的現象が頻発することになります。
これを説明するのは困難なので何はともあれトレイラーを見て欲しいのですが、掴んだオブジェクトは「遠近法」を無視して存在しており、遠くにあろうが近くにあろうが大きさが変化しません。

その事によって、なんとも不可思議な現象が起こります。持ち方や見かたによって、掴んだ物が大きくなったり小さくなったりしてしまうのです。

この奇妙な法則を利用し、パズルを解いていきます。要するに目の錯覚を利用したパズルゲームなのですが、このゲームは正直その枠内に収まるようなタイプのゲームじゃありません。それは後述。
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一体、これらのパズル解きが精神治療の何の役に立つんだろうという若干の懸念を抱きながら進んでいく中、まるでPortalのGLaDOSを彷彿とさせるアナウンスもやたら小難しい事を言うばかりで要領を得ません。
そうこうする中、パズルの内容も、「目の錯覚」を利用した様々なパターンが提示され、見るものを飽きさせません。
というか、どんどん常軌を逸したような世界観になっていきます。

これ以上言うとネタバレになってしまうため詳しくは語れませんが、まあ大体察する所の「何かよからぬ事態」が発生し、本来と意図した物とは若干のズレが生じてきます。
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それにより目の錯覚と「精神状態が不安定」との境目が曖昧になり、このゲームにおける目の錯覚と言うイリュージョンが説得力を持って存在していく事になります。

要するにただ面白いからそういう目の錯覚を並べた、という安易な物では無く、不安定な精神状態によって引き起こされている可能性がある、という事を示唆し、そういう理由があってこその目の錯覚現象である、という理由づけにしている点は見事だと思いました。

実際その事により、これでもかと様々なシチュエーションと見せ方でトリックアート的なアトラクション体験をさせてくれる本ゲームは、かなりの驚きと新鮮さをもたらしてくれます。これがVRで体験出来たらもっとすごい事になりそうとはふと思いましたが、それはまた見え方が変わるので大変そうだなあ。
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中盤から後半にかけての展開は、どこかThe Stanley Parableを思わせるような節もあります。実際身も蓋もない言い方をすれば、本ゲームはPortalのような斬新なゲーム性とThe Stanley Parableの持つ人を食ったような展開を足して2で割ったような内容、という事も出来るでしょう。

The Stanley ParableがそもそもPortalから大きく影響を受けているであろうゲームなのでさもありなん、ではあるのですが、どっちにしても、それを聞いてそれだけでワクワクしてしまう人もいるのではないでしょうか。
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特に後半、そのThe Stanley Parable風の雰囲気も相まって怒涛の展開を見せ、畳みかけてくる感じは凄かったです。
それこそ「こちとら開発に6年かかってんじゃおらああああ」という作成者の雄叫びが聞こえるようでした(爆
そんな中でもストーリー的にオチをしっかりつけて綺麗にまとめ上げたのも素晴らしかったです。ゲームとしては約3時間程度の短い体験ですが、非常に充実した3時間を過ごせることは間違いないです。

唯一残念だった、というかケチをつけるとすれば、その怒涛の展開を見せている中でも、割と厄介なパズルが挟まれてくる点で、「あれこれどうすればいいの?」とせっかくのテンポが止まってしまうのが勿体なかったですね。
このゲームのパズルの本質が、「固定観念に囚われていると解けない」という物なので、どうしてもその事に気付くのに時間がかかってしまうわけです。
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まあその事で「うわあ騙されたわ」という目の錯覚体験には繋がるため、決してマイナスばかりでないという事は付け加えておきます。
奇しくも同じテーマを扱ったManifold Gardenとは、全く違うベクトルに進んだゲームで興味深かったですね。
Manifold Gardenは作成者のデザインセンスの延長線上にあるゲームで、その世界観を崩さず、エッシャーというテーマをうまく盛り込んだゲームでしたが、対するSuperliminalは、目の錯覚を利用して世界観を「破壊」することで、新たな体験をもたらそうとしていたように思えます。

そのため、目の錯覚と言う非常に特殊なテーマを、その特殊性ゆえに「特殊」に取り込んだ意欲作、と言えるでしょうか。
要は誰でも分かりやすく「驚く」事が出来るので、まさに万人にもゲーマーにもすべからく遊んで欲しい傑作だと思います。
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そういう意味では、これを他人がプレイしどうリアクションを取るのか非常に興味があるので、これほどゲーム実況に向いているゲームもないのではないか、と個人的に思っているのですが、これは是非沢山のゲーム実況者に遊んで貰いたい所存。
ただし、実際にこれら実況動画を見るのは「絶対に自分が一度体験してから」、にしていただきたい。
これを最初に見て自分の体験としてしまうのは、人生において大変な失態と思えるほどに損することだと思うので、是非とも買ってプレイしてほしいです。お薦めです。



現在SuperliminalはEpicGamesストアにて購入可能です。今ならセールで20%オフでお得ですよ。
なおSteamでは現在カタログには載っていないのでどうなるかは未定です。
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それにしても、ゲーム実況者のLayerQさんが本ゲームをプレイして、例のあのステージにさしかかってやたらビビりまくっていたのは申し訳ないけどめっちゃ笑いました。
このゲーム、本当に目の錯覚と合わせて人を食ったような展開を見せるので、非常に先が読めず楽しませてもらいました。
Qさん的にはたまったもんじゃなかったろうけどw

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posted by KS(Koumei Satou) at 23:30 | Comment(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月15日

残機100なら後ろに100人控えているということ

Void Bastardsというゲームをプレイ中です。
というわけで今回はこれのレビューいきたいと思います。

一見して分かるアメコミをベースとした独特なグラフィックのFPSという事で、当初から気になってたゲームで随分と前に既に購入していたものの、色々あって現在プレイに至っているのですが、FPSという点は間違いないとは言え、どちらかと言うとFTLをベースにしたローグライクゲーム、という側面が強いゲームです。
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とにかく絵柄だけでなく独特な世界観であり、ネビュラという危険な宇宙区域からの脱出が目的なのですが、囚人を雇い「使い捨てる」事によって危険なミッションを遂行させている、というブラック企業も顔負けの暗い設定をアメコミ調のブラックジョーク満載な雰囲気で面白おかしく描いてます。


ミッションは宇宙を漂う難破船に乗船し探索することですが、そこには突然変異したモンスター(乗客)がおり、彼らを倒しつつアイテムを回収せねばなりません。

この戦闘が結構シビアで、敵は正確にこちらをエイムして撃って来るし、中には到底勝ち目のない強力なモンスターも徘徊していたりするので、ランボースタイルで戦うというよりは、ステルスしてなるべく戦いを避ける方が得策な作りになってます。

何しろ弾の数もそんなに多くは無く、補給も滅多に出来ないので、残弾数を気にしながらこいつは排除しよう、こいつはやり過ごそう、といった要所要所における状況判断が求められます。
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めぼしい物を見つけたら自分の船に戻ってアイテムを積み込み、それを利用して武器やサポートアイテムをクラフトすることが可能で、徐々に使える武器も多彩になっていきます。


船の探索を終えたら、次の船を選ぶために宇宙を進みます。この辺の動線はまさにFTLそのままで、FTLをやったことがある人なら分かると思いますが、かなり運の要素が強い部分です。

まあこのゲーム、ローグライクなので全てにおいて運要素が絡んでくるんですけどね。
FTLと同じく逆戻りは出来ない仕様ですが、何かに追い立てられるような事はないので焦る必要はありません。

ただし、宇宙の航海には燃料と食料が必要なため、それが切れると前に進めなくなってしまいます。
宇宙船内にこれらのアイテムが転がってる場合が多いので、探索時にしっかり回収しておく必要があるというわけです。
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宇宙船ごとに船内のマップ構造はランダムで違う事に加え、モンスターの種類も違います。乗船前にステータスを確認できるので、それで必要なアイテムが無かったり、苦手なモンスターが居るようなら乗船せずにやり過ごすのも手です。

しかし、燃料がない、HPを回復したいのでどうしてもこの船の施設が必要、などやんごとなき理由で乗らねばならない場合も往々にしてあります。もちろん必要なアイテムがあるなら挑戦しておきたいところ。


しかし前述したように船内の探索は危険がいっぱい。モンスターだけでなく、まだ生きているセキュリティが攻撃してくるし、船によっては汚染物質や火事があってゆく手を阻んだりと、とにかくHPが削られがち。残りの酸素量もシビアと来た。

最初の内はあっけなく何度も死ぬことになると思います。
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これがそのままゲームのシナリオとローグライクの仕様に見事に繋がっており、ミッション遂行中に死亡すると失敗扱いでリセットされ初期位置に戻されるものの、次の囚人に装備品は引き継がれ、再びミッションを続行する、という流れになっています。

そのため、このゲームはローグライクらしく難易度がそもそも高めで、死んで何度もやり直すのが大前提、それこそ囚人に幾重にも犠牲になってもらう事でひとつのミッションを達成しようというゲームなのです。



これがこのゲームの醍醐味ですね。

何度もやられながら、その意思を次が引き継ぎ、徐々に装備品がリッチになっていく。
それにより強敵だった相手に対等に戦えるようになったりするので自分が強化されていくのを実感できるのが楽しいですね。

ローグライク的な楽しみに忠実なゲームなので、運要素に毎回振り回されますが、「いや次だ次」と前向きになれます。
まあその代わり囚人が次々犠牲になってるんですが・・・・。
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回収アイテムの中には、脱出のための必須アイテムもあり、それをめでたくゲットして帰還すると、より宇宙(ネビュラ)の深い部分に降りていく事になります。要はステージをクリアして次のステージに行くという事ですが、これにより探索はより難易度が上がるため、何時のタイミングでクリアするのかは考えた方がいいかもしれません。

私は結構手早い段階でクリアしてしまい、まだ装備が満足に整ってないのに難易度が上がってしまったので、凄く苦労する羽目になりました。
特に私はペイシェントというモンスターが苦手で、コイツが現れるとあっという間に周り囲まれて体力削られるので嫌でしたね・・・。

自分の慣れ度合いを鑑み、そろそろ次のステップに進みたいな、と思ったときに取りに行くのが良いでしょう。
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とにかくローグライク好きなら絶対にハマリそうなゲームです。何度も失敗しつつも、それにより徐々に自分がパワーアップしていくのを明確に感じることが出来るので、そういった「積み重ね」がローグライクの楽しい部分だと個人的に思っているから、ああこのゲーム面白いわーと凄い夢中になってやってます。

ただ後半の難易度が結構エゲつない感じになってくるので、はたしてクリアできるかは謎。私の場合、クリアする前に投げてしまうかもしれないけど、それでも今はやってて無茶苦茶楽しいです。


ただこの高難易度というのが仕方がないとはいえこのゲーム最大のネック部分で、一番最初の宇宙船の時点で何度も死んでしまいかねない事を考えると、そこで萎えちゃう人も居そうな気がします。

囚人毎にもメリット・デメリットのスキルがあったり、船によってもえらい簡単な物があると思えば「いやこれ死ぬじゃん」っていう状況になったり、至る所でランダム要素があるのですが、この運要素キツめなのも賛否がわかれそうなところですね。
まあこのゲームの場合「じゃあ死んで次いってみよー」って事で解決しようとしてるわけですが・・・・。

個人的に不満だったのは、せっかく武器の種類が増えても、毎回乗船する度に使える武器が制限されてることが多く、結局はあまり自由には選べないって点ですね。ここにまで運要素を付けては欲しくなかったような気もします。
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まあ毎回違う武器の組み合わせで戦う事になるので色々考えることが増えるという意味では楽しいと言えるのですけど。


ともかくローグライクや、FTL要素の強いFPSと聞いてガタっとなる人なら買って損は無いと思います。
グラフィックもアメコミ世界を忠実に再現しており、見てて楽しいですね。

Void Bastardsは現在STEAMにて販売中です。




ところで、この世界ではお金の事を「メリット」って呼んでます。そのせいでちょっと最初分かりにくかったですね。

ポジティブ要素の説明欄に「乗客がメリットを持ってる」って書いてあって「え?相手が何らかのメリットを持ってたらそれこっちにとって不利な要素なんじゃないの?」って勘違いしてしまったので・・・。
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でもまあ、これ間違ってないんですよね。メリットって利益って意味があるから、それをお金と表しても問題ないという。


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posted by KS(Koumei Satou) at 23:09 | Comment(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月08日

ガチャ〇ンと一緒なら一瞬で脱出できたとか言いっこなしで

今回はWrongworldというゲームをクリアしたので紹介したいと思います。

本ゲームはマイナーであまり話題にはなってないゲームですが、まあ多分見た目でちょっと損してる感ありますね。
作者の力量なのかあえてそういうデザインなのか分かりませんが、ぱっと見かなりチープなグラフィックです。
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他のレビューでN64時代のゲームを想起させる、という割と前向きな評も見受けられますが、実際当時のゲームを知っている人には懐かしさを感じるかもしれません。

実はこれ苦し紛れの擁護ではなく、何でそう思うのかってちゃんとワケがあって、恐らくそれはこんな見た目の割に操作感が良く小気味よくプレイが可能で、実はしっかりと良く出来たゲームだからです。

ではWrongworldはどんな内容かっていうと、ザックリ言えばクラフトを駆使するサバイバル系のゲームです。

一番分かりやすいのはDon't Starveです。ぶっちゃけると、内容はもうまんまDon't Starveの亜種ゲームといって間違いないです。

Don't Starveはここでも以前紹介したことがあるので説明は省きますが、あのゲームのようにワールドはランダム生成され、その中で様々な物をクラフトして生き抜いていくが、死ぬとセーブも削除されて最初からやり直しになるというパーマデスルールを採用している、という基本部分は一緒です。
なおこのゲーム、有志の方による日本語化が正式採用されており、その辺は問題ありません。


ゲームを始めると、まるでムッ〇みたいな謎造形の主人公がいきなり何の説明も無しに奇妙なワールドにほっぽり出されるのもDon't Starve仕込みって感じですが、大したチュートリアルもないDon't Starveに比べ、こちらは簡易的とはいえある程度チュートリアルが用意されているのは親切だと思いました。
この辺で大体出来ることは憶えられます。
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なおアイテムを取るときハイライト表示されないと拾えないので最初ちょっとイラつきましたが、実はサラっとしか説明されませんがそんな事しなくともマウスの右クリック長押しで周囲の物を自動で拾うので大変便利です。

キャンプファイヤーで調理可能、作業台作成でクラフト可能な物が増えるなどのお馴染みの要素がありながらのサバイバル生活が始まりますが、まあ最初は戸惑うでしょう。
操作などの一連の出来ることは理解しても、ワールドに一体何があるのか、どんな危険が待ち受けているのかは神のみぞ知る状態だからです。
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というわけで周りを探索しつつ、自分の拠点を築いていきます。目印になる物もクラフト出来るとは言え、割と迷子になりやすいゲームなので、その辺注意しながら周囲の物を調べていきましょう。
この辺の、何があるか分からない、とはいえ死んだらやり直しになるので下手な真似しずらい、というドキドキ感はこの手のゲームならではの物ですね。


このゲームの場合、空腹度と体力のパラメータしかないのでシンプルですが、割と空腹度の減りが早めなため、食糧確保は最優先事項となります。
また、敵との戦闘などで傷つくと体力が減りますが、食料による体力回復は微々たるものですし、その他の回復手段が限られているため、初期の頃は特に体力管理は厳しいです。

そうじゃなくとも割と簡単にゴソッと体力を持ってかれることもあるので、この辺はシビア。そのため当然と言えば当然ですが、最初の内は死にまくる事になるでしょう。
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死んで最初からやり直しになるのはキツイ、という方のためにイージーモードも用意されてます。死んでもリスポーン可能になるため、まあいわばマインクラフト的なルールで遊ぶことが可能です。この辺も至って親切。

私の場合、この手のゲームは初見殺しのトラップやイベントが良く発生するため、それらをイージーモードである程度把握してから、改めてノーマルモードで挑戦する、というやり方を取りました。
実際、練習モードとしては最適です。

また、ノーマルモードでも、ゲームを進めてるとクローンを作り出す装置をクラフトしてリスポーンが可能(使い捨て)になるため、ある程度保険がかけられるので安心して良いです。この辺もDon't Starve仕込みですねえ。


Don't Starve仕込みと言えば、定期的にオオカミが襲ってくるように、本ゲームでもボス的な存在が時折襲撃を仕掛けてきます。
最初はビビりますが、こちらもちゃんとした装備やトラップを備えておけばさほど脅威ではありません。

これ以外にも竜巻やUFO、謎の神殿など、ランダムなイベントが発生します。これらに対処するため攻撃したり、家に退避してやり過ごしたりする必要があります。

なので拠点となる家の構築は必須。これも資材は必要とは言え割と簡単にクラフト可能で楽しい作業です。
配置した物はいつでも簡単に位置替え可能ですし自由度が高く、それでいてあまり複雑ではないので初心者向きって感じがしますね。
マイクラやってる人には物足りないかもだけど。
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とはいえチュートリアル以降、大した説明もないので何をしたらよいのか路頭に迷う感じはありますが、実はストーリー上、この惑星に不時着したという体なので、宇宙船を組み立ててここから脱出するという最終目標が用意されてます。

クラフトを順調に進めていけば次に何がアンロックされるのかさらりと表示されますし、各地に散りばめられた様々な謎のオブジェクトやイベントも、明確な解説こそないものの、「なるほどこういう事か」と最低限気付くようなヒントが示されてる事が多いので、ゲームを進めていくうえであまり悩むこともありませんでした。


他のゲームに比べると割と説明不足のきらいがあるゲームかもしれませんが、その割には攻略サイト的な所にお世話になることなく私はクリアが出来たので、この手のゲームの中では親切な部類だと思いますね。

危険な場所にはちゃんと「危険だけど入るの?」的な警告をでかでかとちゃんとしてくれるし、初心者に対する優しさもありますし(笑
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個人的に気になった点と言えば、昼夜の切り替わりのテンポが若干早めかな、という感じはありましたね。まあこの辺はカスタム設定である程度どうにかなる感じですけど。

でも夜になった際に寝てやり過ごすみたいな手段が用意されてなかったっぽいので、そういうのあると便利なのにな、とは思いました。
まあこのゲームの場合、他のゲームに比べて夜間の危険度はさほど高くないというのもあるんでしょうが。


なお宇宙船を完成させるには、不明となっている素材を見つけなくてはなりませんが、クラフトは出来ず、自ら見つけてゲットしなくてはなりません。

ネタバレになるので詳しくは言えませんが、どこかに落ちているものでもないので、何がしかやって手に入れるって事がヒントですかね。
まあやってれば「あ、ここから取得するのか・・・」と大体察しがつく事でしょう。

あとは健闘を祈ります。
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割とユル目のDon't Starveといった感のある難易度なため、Don't Starveをやりつくし何度も冬を越しているような熟練プレイヤーには物足りないかもしれません。

ですが私のようにDon't Starveは好きでやってるけど、未だ満足に冬も越せてないような中途半端なプレイヤーには、Wrongworldは程よい難易度で丁度良いバランスのゲームかと思います。
特にこの手のパーマデス系のゲームの入門編としては丁度良いのではないでしょうか。


グラフィックはチープですが、それがあまり気にならない操作性とゲームの出来、実際この世界観は割とポップでかわいいと思いますし、日本語化もされてますから安心してプレイ出来ますし、オススメです。
Wrongworldは現在STEAMにて購入可能です。



それにしても面白いゲームなのにあまり話題になってなくて勿体ないなあ、と思うけど、やっぱこの見た目で損してるのかなあ。

見かたを変えれば結構可愛らしい世界観なんだけどね。
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そのせいかゲーム実況してくれてる人も殆ど国内に居ないのが不満(笑


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posted by KS(Koumei Satou) at 23:18 | Comment(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする