2013年06月23日

30秒で学ぶデザインの基本

今回はPhosterと言うiPhone、iPad向けアプリを紹介しようかと思います。
だいぶ前からあるアプリですが、割と気に入ってるので。

Phosterは自分で撮った写真に、いかにもなポスター風のデザインやフィルタを加工して仕上げてくれる、所謂写真加工アプリです。
これは、写真の見た目自身を変えるどうこうと言うよりは、テキストを加えてアレンジするタイプの物です。
ですが、プリクラに文字を書き込むようなそういう類の物では全然なく、あくまで「お洒落な広告風」にあなたの写真を変貌させます、というのがウリのアプリです。
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手順は、直感的なため非常に簡単。まずは大量に用意されているデザインのテンプレートから好みの物をチョイス。
テンプレートには縦長、横長、正方形とサイズに合わせて色々用意されています。課金で追加も出来るのですが、今の所アドオンは正方形タイプの物がひとつあるだけです。今後も追加されていくのでしょうけど。
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テンプレをチョイスしたら、次にカメラロールから写真を選びます。直接ここで写真を撮影して使用する事も出来ますが、カメラロールに保存されないので、一旦カメラで撮影してから取り込んだ方が無難かと。

写真を選んだら、後はここで大いにアレンジして修正出来ます。テキストはあくまでテンプレなので、好きな単語に書き換えられるのです。それぞれのテキストの位置やカラー、フォントの種類まで微調整可能。
写真がちょっと淡すぎるなあとか思ったら、勿論色彩修正も出来ます。写真自体の大きさや位置も変更できます。
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デザインが決まったら、最後にポスター全体のフィルタ加工を決めます。このままでも充分格好良いのでフィルタなしでもOKですが、汚しや荒い印刷風やカラーフィルタなど、色々面白い物が揃ってます。アドオンでフィルタも幾つか売られてます。

ちなみに右の画像はアドオンのPatternフィルタ。モノクロのパターン模様集ですね。
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最終的にプリントされて完了。セーブすればカメラロールに保存され、アプリ上のギャラリーにも並びます。気に入らなければ工程に戻って別のパターンを試すことも出来ます。


というわけで、完成。何でもない風景写真が、なんかすごい格好良くなった。これがこのアプリの醍醐味。逆に言えば、ロゴデザインが全てであり、それがデザインの最たる物を占めていることが良く分かるアプリでもあります。

まあ、出来の良い写真を選べば当然絵になるわけですが、失敗したような、どうしょうもない写真でもなんとなく見栄えが良くなるのが面白い。
正方形のポスターはCDジャケット作りにも良いかも。
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以前にも紹介したHipstamaticのようなトイカメアプリとの相性も抜群で、そういう写真を使用するとより雰囲気の良いポスターが出来ます。


ゼーガとか、アニメ・トイ系でもご覧の通り。なんというか英文入れときゃいいのよ的な感じもあってアレですが・・・。ともかく何でもかんでもお洒落に仕立て上げてしまうのは流石。
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一応日本語テキストも出せるので、日本語によるロゴも作成可能(アドオンに漢字の入ったテンプレもあったりする)。しかし、流石に英語のようにフォントに種類が用意されてる訳でもないので、あくまでオマケ程度に考えましょう。
明朝体とかそういう種類があれば嬉しいけど、海外アプリだし、さらにフォント系は面倒くさいので無理かな・・・。
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仕上がった写真は2000ピクセル台と、割と大きいサイズで出力されるので、本当にそのまま印刷してポスターとして使用も可能です。
ただのお遊びではなく、実際にそういった物を作成するに耐えうる編集機能を持ってますので、誰でもお手軽にこんな感じの作品をクリエイト出来るのは良いですね。

ただそれでもお手軽という方にシフトはしているアプリなので、本当はアンドゥ機能が欲しいとか、フィルタは文字にはかからないモードも欲しいとか、色々不満は出てきてしまいますけど。
ちょっとたまに落ちることもあるので、今後の課題でしょうか。

取り敢えずはHipstamaticのように、お手軽感を維持したまま、良い感じで進化していってくれると嬉しいですね。






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2013年02月17日

船を求めて三千里

前回紹介したチャリテー・ゲームアプリ、(THRED)、性懲りもなくやっております。シンプルなゲームなんで、なんだかんだで暇があればちょいちょいプレイしてしまうので、気がついたら結構な時間プレイしてるようで。
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このゲームが何であるかは前回の記事を参照して貰うとして、まあトンネルを障害物を避けながら進んで行くだけというシンプルなゲームです。ミクロの決死圏を髣髴とさせる雰囲気と美しいグラフィックが個人的に気に入り、今地味にハマリ中です。


んで、やりつつけた事で色々分かって来たこともあります。
とりあえず距離も1000を超えたあたりから、徐々にスピードが上がってきます。1200に到達するころには、正直Orb集めなど構ってられないくらいの速度になってきます。

もうこの辺はアイテムを使用しまくらないと生き残れないレベル。しかし、ダブルタップやピンチアウトでアイテムをクイック起動できるとはいえ、やはりとっさではこれでもうかうかしてると間に合わず、一気にやられてゲームオ−バーなんてことに。

Orb集めはあくまで速度の遅い序盤でやるに限ります。なのでOrb目的ならばブーストするリングをわざわざくぐる必用はないっちゃないです。先に進めば進むほど集めにくくなってしまうので。
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障害物の配置などの登場の順番は完全にランダムなので、Orbが5個1組になってる十字Orbもいつ登場するかはわかりません。これが大量に出てきたときや、Orbの列が2、3列同時に出た時がマグネットの使い時ですね。
マグネット起動後ブーストリングをくぐる事で、短い時間で一気にOrbを集めるコンボテクニックもあります。まあくぐれば必ずしも大量にゲット出来るという訳ではありませんが、運が良ければ大量に回収できます。


ところで、膨張してミラーボールみたいに一時的に巨大化する障害物がありますけど、これにぶつかるといくらライフが残っていても残り1個の状態まで一気に減らされてしまうみたいですね。
避けるのはあまり難しくはないのですが、気を緩めるとつい当たりがちなので要注意です。
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あと、前回アイテムの説明で火の鳥(Phoenix)が無敵効果と書きましたけど、厳密にはぶつかる度にその効果時間が一気に減るので、無敵と言うよりはバリヤーと言った方が正しいですね。
これらの持続効果はアップグレードで伸ばせるので、多少は上げといた方が良いかも。
個人的には優先的にマグネットをアップグレードした方が良さげです。

アイテム購入の所で「Mystert Box」というのがありますが、これは要するにガチャ。ランダムにアイテムをゲットできますけど、たまに1000個のOrbが手にはいることがあります。
しかし殆どの場合、アイテム1個とかいうハズレくじばっかりなので、400払って引き続ける意義があるかどうか微妙。せいぜい私みたいなOrbゲット2倍化を購入しているような人でないとリスクがでかすぎるでしょう。


で、私は一日平均30〜40分程度プレイし続けた結果、Orbを一週間で40000個以上貯める事に成功。後半は意地になってもっと長い時間プレイしてましたけどね。まあこれは2倍化課金してるからこそ、この時間でいけた訳ですが。

さーそうなってくるといよいよシップ(船)の購入ですね。一番安いのでは30000というのがありますが、せっかく40000貯まったので、もう一つ上位の機体を買ってみることにしました。

という訳でSledex Trifecta Betaをゲット。
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当然見た目も変わりますが、他に何が変わったかと言えば、やはり舵取りの操作性。ただし、デフォルトシップとの差は、まあちょこっとだけ、というくらい。
確かに結構早く動くようになっており、くるくる回転しているアイテムとかは取りやすくなりましたが、それでも劇的に変わった、という程ではありませんね。
なのでこの感じだと、30000の船では違いが微妙すぎてあんまり意味ないのかもしれません。

まあでもせっかくゲットしたので使ってますよ。その機体のおかげもあるのか、ようやく到達距離の自己ベストを更新。
2710が今の最大到達距離です。うーん残念ながら3000の大台には乗れなかった。自分の腕もあるけど、船の舵取りの機敏さも影響してくる所なので、流石にこれ以上はもっと良い船が必用なのかも。
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ちなみに1200を超えたあたりでようやく流れてくるBGMや背景もあり、先に進まないと拝めない物が幾つかあるみたいですね。


という訳で、早速もう次の上位機種をゲットするべくOrb集めに勤しんでます。今度はMoon Magnus Spec-9あたりを狙ってみようかな。
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何度も言っているようにこれはチャリティー目的のゲームなので、多少なりは払ってナンボの物と割り切った方が良いと思います。
普段課金に躊躇してる人も、それが困ってる人の為になるなら、これくらいは気持ちよく払えるんではないでしょうか。



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2013年02月10日

悪玉菌は避けるにかぎる

iPhpneアプリで、(THRED)というゲームがリリースされてます。
このゲーム、チャリティー目的でコカ・コーラが仕掛けたアプリで、収益は全てHIV感染者への治療費として寄付されるそうです。
現在、HIV対策の薬は存在するものの、価格がバカ高いせいで殆どの人が治療を受けられない状態なのだとか。
そこでこのゲームではその負担を少しでも解消出来るよう、課金をする事で寄付が出来るっていうお手軽なシステムになってます。
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ゲーム自体は極めてシンプルなゲーム。
トンネルのようなウネウネした空間をひたすら進み、ウイルスのような障害物を避けながら、浮遊しているOrbを収拾していき、どれだけ先に進めるかを競います。
やはり目的がHIV撲滅ですから、体内のイメージなんでしょうか。しかしスポンサーがスポンサーなだけに、ちょっとコーラの瓶とかコーラの液体のようにも見えますが、まあこれといって明確な設定もなさそうです。

しかしそれにしても目を見張るのはその美しいステージ。ウネウネと波打つトンネル、スムーズにスクロールする動き、見ていて非常に気持ちがよいです。どうやらUnrealエンジンを使用しているようで、納得のビジュアルという感じ。
(しかしこの美しいビジュアルはどうもiPhone5とかでないと楽しめないようで、iPhone4とかだとかなり劣化したグラフィックになってしまうようなので注意です。)
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ゲームは単純な避けゲーなので、あっという間に飽きそうではあるけど、シンプルが故に何気に中毒性があります。動かしていて気持ちが良いからでしょうね。
しかし、この手の3Dタイプのシューティングにありがちな、目の前に迫ってきた敵があとどれ位自機との距離があるのかが明確に掴みづらく、避けるタイミングが計りにくいという問題はあります。恐らくその辺がこのゲームの難易度に関わってくる問題で、人によってはコントロールが難しいゲームという判断が下されかねませんね。

まあこの辺は正直距離感をつかむまで慣れるしかありません。慣れてくれば、スイスイ避けれるようになってくると思うので。
例えば回る障害物とかは、自分も一緒にグルっと回るように避けていけばよいとか、色々コツをつかんでいけるでしょう。


アイテムも幾つか用意されていて、稲妻のマーク(Pulse)は、付近の障害物を消滅させます。磁石(Magnet)は一定時間Orbを引き寄せるアイテムで、Orb集めには必須。しかし滅多に手に入りません。火の鳥(Phoenix)は一定時間無敵になれるバリヤーを張れます。
矢印のマークはスタート時にしか使えないようですが(Head Start)(Mega Start)、どちらもショートカットのためのアイテムです。Megaだと一気に1000ポイントも先に進めます。
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なお、アイコンタップでアイテムを発動出来ますが、そんな暇なんかねえよ、という方のためにダブルタップで稲妻、ピンチインでマグネット、ピンチアウトで火の鳥を瞬時に起動できます。


んで、これらのアイテムの効果はアップグレード可能です。これらアップグレードは収拾したOrbを消費して行います。
とりあえずデフォルトではライフが2しか無いので、Life Amountで1個増やしておくと良いですね。
後はMega Orb(メガorbをゲットしたときの数が上昇? ちょっと不明)とかStreak(ライフ回復に必用なOrbゲット数のノルマが減少)とかありますけど、少しアップグレードしたくらいでは大幅に効果が上がる訳ではないので、やるべきかどうかは微妙でしょうか。

Orbの使いどころは他に、ショップで新しいシップを購入する事。シップの購入には膨大なOrbが必用になるため、この辺が課金が必用な所ってとこでしょうね。

で、私は個人的に結構気に入ったので、チャリティーだし、多少は課金しちゃおうってんで、「Orbのゲット数を倍化」を購入しました。

しかし、倍化をゲットした所で、シップの購入にはOrbを30000個とか70000個とか正直あり得ない個数なんで、それなりに課金しなけりゃやってられないレベルです。というかそれが目的なんですから当然なんですがね。
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が、買うにしてもシップ毎にどんな性能と差異があるのかも分からないので、どうしたって躊躇します。えげつない課金システムである事も相まって、レビューで「無課金でシップをゲットすべく頑張る」とか言い出すユーザーが現れる始末。
チャリティーゲームなのによくぞそんな事が言えたモンだなと思わず思ってしまいますけど(笑)、結構な額を出さないといけないような設定になってるとかえって反発を招きかねないので、一定額でシップ毎に購入の方がスマートだったような気も。

結構な額の寄付が必用だってのは分かるんで気持ちは解るんですけどね(課金額に応じて一人あたりどれくらい薬を与えられるのかが記載されてます)。向こうとしては、せめて千円分くらいは払って欲しいのが本音なんだろうなと思います。


私はどうもこうした体内の中とか、ミクロレベルの舞台が好きなようで、かつてPCやセガ機、3DOで出ていたシューティングゲーム「マイクロコズム」とかが凄いお気に入りでした。


体内に洗脳目的で注入されたドローンを駆逐すべく、ミクロ化した戦闘機で血管内部を進んで行くというSTG。
そのリアルなグラフィックと、体内という異質の設定が凄い好きだったんですよね。3DOに移植されるという話を知って、3DOを買う事の決め手になったくらい、気に入ってたんです。

ただし、ゲーム自体は異常な難易度だったんで、ゲームとしては微妙でした。THREDでは壁に当たり判定は無いですけど、マイクロコズムではちゃっかりダメージを食らうので、ただでさえ距離感が掴みにくいゲームなのに、これのせいで余計に難しかったんですよね。結局3ステージ以降はクリア出来ませんでした。


設定上、どうしてもゲームが単純になりがちな傾向にあるからなのか、というかそもそもそんな世界観自体がニッチなのか、あんまりミクロの決死圏みたいなゲームはお目にかかりませんね。今回のTHREDは明確に体内を舞台にしてる訳ではありませんが、久々にそんな物を髣髴とさせる内容で、個人的にビビッと来てしまいました。
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チャリティーなんで、気に入ったら多少でも金払ってあげて下さいな。コカ・コーラが提供してるだけに、信用出来る寄付だと思いますし。




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2013年02月03日

世界で最も不親切な旅に出よう

うおお、懐かしい。MYSTの続編であるRIVENがようやくiPhoneに移植されて日本語に。

Mystはもう説明するのも不要なくらい、アドベンチャーゲームの金字塔であり、草分け的存在だったゲームです。その続編として、満を持してリリースされたのがRivenでした。
当時私はPS移植版を購入し、じっくり時間をかけてプレイしたのを憶えてます。夢中でやってましたね。かなり難易度の高いゲームでしたが、クリアした時は「ああー、終わってしまった・・・」とガックリきていたので、如何に熱中していたかが伺えます。
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RivenはMystの純然たる続編であるため、一応これ単独でも問題なく遊べるとは言うものの、全体の世界観やストーリーを深く理解するためにも、やはり前作は既にプレイしてクリアしていることが大前提のゲームではあります。
そうでなければ、接続書とか牢獄の本とか言われてもピンと来ないでしょう。

そもそもMystは接続書をめぐるアトラス一家の物語で、Mystはこのゲームでの重要人物であるアトラスが作った世界が舞台でしたが、このRivenはアトラスの父であるゲーンが作った世界です。
しかし自分の野望のためなら手段を選ばない冷酷な父とアトラスは対立。崩壊寸前になったRivenを何とか復旧させようと修復を続けるアトラスに代わってプレーヤーたる主人公はRivenに趣き、ゲーンの暴走を止めなくてはなりません。
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ゲームはMystと同じく、オーソドックスな紙芝居式ウォークスルー。当時は凝りに凝ったグラフィックが話題になってましたね。今となってはいかにもCG臭い風景ですが、それでも充分見劣りしない美しさです。
ただもう古いゲームなんで画像が圧縮気味で結構荒いのが残念。もう少しクリアに出来なかったのかと惜しい気もしますが、iPhoneの解像度が上がりすぎてしまったのも原因ですかね。
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とにかく世界一不親切なゲームという異名さえあったゲームだけに、攻略のための謎解きへのヒントは極めて素っ気ない物で、これらを見逃すと永遠と分からずじまいの袋小路に陥ります。最初の内は、全ての物が何のための装置なのかさえ分からないんですから。
初心者へのアドバイスとしては、とにかく色んな所を疑ってかかること。隠し部屋ではないけど、極めて分かりにくい場所に通路が隠されていたりもするので、動かせる物はとことん色んな事を試して何か隠されてないか探ってみましょう。
何かのスイッチを押せば、どこかで何かしらの変化があるはず。それで先への道が開かれることも往々にしてあります。

ただし、触れるオブジェクトや、これ見よがしに置いてある物でも、単純に世界観の説明や、RIVENの今の状況を伝えるだけの物だったりする事もあるので、何も反応が無い物であれば、一旦保留にして別の所に行くのも一興です。
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また、このゲームの場合メモを取るのが必須だと思います。スクショで気になる箇所を撮っておくのも有効かも。ともかくRIVENでは原住民にしか分からない原語や暗号などがあり、それはいちいち訳されません。一部の意味が分かったのなら、それはメモっておくべきでしょう。きっと後で必用になります。

こんな事を書いてると極めて面倒くさそうなゲームに思えますが(まあ実際高難度のゲームには違いないです)、しかしRIVENは謎解きの構築が巧妙なのです。

最終的に、RIVENで象徴的に存在する巨大なゴールデン・ドームをどうにかしなければならないんですが、実は島全体にあちこちある小さなパズルが、結局はそのゴールデン・ドームを解く鍵へと繋がっていることが分かり、1つの巨大なパズルであったことが分かったときは、よくぞ思いつくモンだなあ、と関心したのを憶えています。

特に私が感嘆したのは、RIVENのとある村にある学校のような施設内にあった、知育玩具のような置物。
何とも奇怪でグロテスクなモチーフを持ったオモチャなのでビックリしますが、結局何が言いたいかと言えば、この村ではこれが常識で、ごく日常的に風習として行われていることが分かるのです。しかも知育玩具という事を利用し、ここから重要なゲーム攻略のためのヒントも出されていました。
つまり、たったこれだけの置物だけで、ゲーム的ヒントと世界観の説明を一気に伝えている訳で、見事としか言いようがありませんでした。
こういう巧妙なパズルって、作れたら楽しそうですねえ・・・。
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Mystシリーズはその後もIIIIVVが出て、それ以外にも番外的な物も出てたりしてますが、結局大元のソフトハウスCYANが全ての制作をして出したのはこのRIVENが最後になってしまいました。
III以降はゲーム自体は別の会社が請け負いで作っているため、どうもパズルの構築が単純になってしまったきらいがあります。用は箇々のパズルが、必然性を持ってそこにあるのではなく、単純に並んでいるだけの印象を持ってしまうのです。
まあこれはMYSTやRIVENが巧妙すぎたという事も災いしてるんだと思いますし、あまりにも難易度が上がりすぎた事への配慮もあったんでしょう。


ただ、アトラス一家の物語への一応の完結を見たIVは、シナリオはずっと引き込まれる物になってました。MYSTやRIVENを攻略したものの、そこで止まっている方は、IIIは飛ばしてもいいからせめてIVはプレイするべきと思います。最後は割と泣けますし。

しかしIVは今や絶版で、中古でないと手に入らないような有様ですね。コンシューマにすら移植されてないし。VはSTEAMで日本語版が買えるというのに・・。


ちなみに、IVではゲーム中にピーターガブリエルの曲が聴けるんです。エンディングにも流れるこの曲は世界観にバッチリ合っていて素晴らしい。
元々シングルのB面トラックを改変させた物だけども、未だにここだけしか聞けないレア曲なのは勿体ない。
仕方なくMP3として抽出してiPodで聞いたりしてましたが。




とりあえずRIVENとMYSTに関してはiOS用に日本語版が出ています。残念ながら字幕版で吹き替えでは無いですけどね。後はIIIとIVも移植されて欲しいけど、IVは色々大人の事情で難しいのかなあ・・・。

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そういやMyst Vは途中で中断したままずっと放置してた・・・。流石に昔のようにパズルをノーヒントで攻略しようなんていう気力も無くなってしまったからなあ・・・。とは言えいい加減成仏させてやらないと駄目だよなあ。




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2012年07月29日

あなた、TVに映ってましたよ

一回有名な某ガジェット系のサイトで紹介された事もあって「それなりに」話題になったiPhoneアプリがあります。今回紹介する「InstaCRT」というアプリです。

私もずっと気になってた物なんですが、相変わらず話題が一段落ついてから手を伸ばすクセがあるもので、ようやく遅ればせながら買ってみた次第。
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InstaCRTはiPhoneアプリではもはや定番となりつつある、写真にフィルタや効果を追加してトイカメ風にアレンジしたりする画像エフェクト系のアプリですが、このアプリはその手法が極めて変わっています。

写真を撮ったりチョイスして実行すると、そのアプリ自体が加工を行うのではなく、その写真を海外の専用マシンに送り、古いブラウン管の画面に画像を実際に映した状態にさせ、それをそのまま一眼で撮影して送り返すという、極めて「非ヴァーチャル的」な手順を踏んで写真を加工してくれるアプリなのです。
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これらの手順はすべて自動化されており人の手は入ってないんですが、「TVから流れた曲を直接ラジカセで録音した」みたいな、強引な手作り感が漂う極めて個性的な手法あることは間違いないです。

つまりTV画面に映った対象物をそのまま撮影してるという事になるので、画面の感じはまさに「TVに映ってる番組を撮影した」風に仕上がります。液晶ではなくブラウン管なので、それこそ古いTVのあの感じ、私ら世代にしてみればかなり懐かしい感じの質感が得られるのです。



さて、実際に使ってみると、前述したようにどんな写真をチョイスしても「TV番組を撮影した」風に仕上がります。
外の風景や建物は、いかにも番組の一場面みたいになるのである意味違和感なし。
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本当にブラウン管に映った物を撮影してるので、画面は少し歪曲してるし、画面に横線ノイズが入ることもしばしば。当然これは狙って入ってる物でもないので、どう映り込むかはまさにその時次第のランダムです。勿論これらも「TV画面」風な演出としては良い効果を上げています。

いちいち専用マシンに送って撮影する工程を踏んでるので、実行後、完成するまでには多少タイムラグが発生します。普段はだいたい25秒ほど待たされる事になりますが、混雑していた場合はもっと時間がかかる事もあるそうです。今は話題も一段落ついたせいか、あんまり長く待たされるような事はありませんでした。

そういう訳で、手作り感満載なエフェクトもさることながら、一旦画像を遠方まではるばる送って再び送り返すというアナログな工程にちょっとロマンを感じさせる面白いアプリですね。


例えば元画像がこんな場合だと、仕上がった写真はこんな感じに。なんか大昔のCMみたいに見える(笑)。
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こういう画面にあんまり関係なさそうなおもちゃとか萌えフィギュアを映しても、なかなかどうして結構面白い雰囲気の写真が出来上がりますね。対象物によっては非常に格好良い映り映えになるので、そのまま素材として流用出来るくらいだと思います。
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雰囲気的になんかホラー映画っぽいな、と感じたのでちょっとそれを意識して撮影したら、確かにちょっと不気味な写真が出来上がった(笑)。
コツとしては、わざとピントを合わせず、ブレブレな状態で撮影した物を使用すると不気味感が増します。
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CGやイラストはどうなのだろうと思って試しにやってみましたが、どうも実写に比べると雰囲気はイマイチ。やはり線がシャープ過ぎてアナログ感とはほど遠いからでしょうな。ただ怪人のショットはそれなりに雰囲気はあるような。
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ちょっと問題なのは、直接映してる関係もあるんでしょうが、通常よりもひと回り小さい画面で仕上がるという点。そのため、関係ない黒い淵の部分をトリミング編集する事が必須となっているので、Photoshop Express等のアプリを使えばiPhone上でそれらの編集も完結出来ます。
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後、画面サイズが通常のスタンダートサイズより若干細いサイズなので、気持ち画面は縦方向にちょっと伸縮した感じに仕上がります。正方形サイズや縦長の写真を使った場合、画面は上下がバッサリ切られるのであんまりオススメ出来ません。横で撮影した物でないとマトモに画面に収まってくれないので。
アプリで直接撮影した場合、縦方向にしか撮れないみたいなので、どうしてもトリミングされちゃうんですよね。なので予め撮った写真をチョイスした方が確実だと思います。


撮影に使用してるマシンやCRTがダメになったらこのアプリ自体も使えなくなっちゃうんだろうな、という点で決して半永久的に使えるタイプのアプリでは無いでしょうが、(まあダメになっても修理して直すでしょうが、何十年後もやり続けてるかどうかと言うとちょっと疑問)人工的なエフェクトでは得られないリアルな質感はかなり魅力。
そもそもこんな古い画面なんて無くなりつつありますからねえ、これを自力でやろうとしても中々・・・。というか一旦写真をTV画面に出力するのも割と手間だし・・・。

一旦別マシンに転送してる関係上、こちらがどんな写真を送ったのかという履歴が残ってる可能性はあり得るので、個人情報がうんぬんとヒステリックにわめく人には向いてないかもですね。まあそんな写真を送らなきゃ良いだけの話ですが。


ともかく、普通だったらインタラクティブアートの一環として片付いてしまいそうな実験的な試みをそのままサービスとしてやってしまう辺りが面白いです。
もっとこんな実験的な物があっても良いと思うけども。映像だけでなく、録音系でもなんかこんな面白い手法ないかな。どこぞのよく知らない遠方の、リアルタイムな雑音をミックスしてくれるサービスとか。
・・・・ま、誰得ではあるか(爆)。





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posted by KS(Koumei Satou) at 22:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPhoneアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする