2016年03月20日

敵側を動かすのは大変だろうな・・ボドゲだった場合

ちょっとスマフォゲーの話題が続きますが、面白くて夢中になってしまったので仕方がないですね。
Hitman Goというゲーム。

Hitmanと言えば、洋ゲー好きならご存じの方も多いでしょう。ステルス系のアクションゲームとして人気の高いシリーズで、映画化もされましたし。
暗殺者「コードネーム47」となり、気付かれないようにターゲットに近づき抹消していくのが目的のゲーム。
実は私、このHitmanシリーズはどれもプレイした事がなく、今回が初めてのプレイとあいなってしまいました。正直これをそのシリーズの頭数に入れてしまって良い物か甚だ疑問ではあるのですが。
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なぜなら、今回のゲームは一応Hitmanの冠を授かったゲームではあるものの、内容としては全くの別のゲームだからです。
一種、新作タイトル販促用のミニゲームみたいなノリの物なので、本家と同じ物を期待すると裏切られるので注意が必要です。

ただし、だからといってこのゲームが適当なプレイする価値の無いものかと言ったらとんでもありません。(まあ値段が600円台だし、適当な物でないのはこの価格帯で分かると思いますが)
Hitmanの世界観をきちんと踏襲しつつ、うまいこと独自のライトなパズルゲームへと昇華しており、私のようなHitmanシリーズ未体験のプレイヤーでも存分に楽しめる内容になっているので、実は万人にお勧めできる優良アプリなのです。
ちなみに、Steamでも同ゲームはリリースされています。値段はアプリ版より多少割高になってますが、内容はどうやら全く同じ模様。ただし、グラフィックがPC向けに調整されて更に綺麗になっているようです。


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まず、このゲームは何はともあれグラフィックに目を奪われます。まるでジオラマ、ミニチュア系ボードゲームを思わせる世界観(というよりまんまボードゲーム)がなんとも独特で美しい。
ステージセレクトで出てくる各チャプターも、ボードゲームのパッケージみたいに表現されており、なんというかボードゲーム好きは思わずニヤッとしてしまいます。

キャラクターはまさにボードゲームの駒みたいに表現され、マスの上を一歩ずつ移動していくターン制のパズルゲームになっています。黒いスーツを着たスキンヘッドの男が、例のHitman。彼をゴール地点まで移動させるのが目的です。

Hitmanシリーズのステルス要素よろしく、ボードに配置されている警備員達に見つからないように移動しなければなりません。
警備員の視界(一歩手前のマス)に入ってしまうと捕まってしまうので、そういった「詰んでしまうマス」をうまく避けつつコマを進めます。
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これまたHitmanらしく、敵に背後や側面から近づいて行けば気付かれないので、そこから敵のマスに進入すると、相手を倒してボード上から排除できます。
場合によっては排除しないと安全なルートを確保できない時もあるので、「敵に発見されないように見張りを始末する」という、如何にもな要素も含まれているわけです。

敵はその場から動かない者だけでなく、周囲をパトロールするようにターン毎に移動するキャラクターもいます。そうなるとプレイヤーと敵が交互に移動する事になり、この辺もすごくボードゲームっぽい。
移動する黄色い敵は結構驚異で、場所によっては移動場所を遮られ、移動できなくなって詰み、という事態によくなります。さながら将棋で追い詰められている感覚に近く、相手の動くパターンから予測して取られないようにしなくてはなりません。
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ただ、どうやってもこちらが詰むような配置になっている場合もあり、そういう時はマップ上に配置されているアイテムをうまく使って道を切り開きます。敵の注意をそらす石や空き缶や、敵を排除できるライフルや二丁拳銃など。これらは如何にも暗殺者らしい演出に一役買っています。

Hitmanシリーズではお馴染みとされる変装のアイテムも用意されていて、アイテムを取ると、その色のスーツに切り替わります。その色と同じ敵からは見つかっても何もされなくなる、というわけです(ただし殺すことも出来なくなる)。

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ステージの要所要所で暗殺ターゲットが登場し、一種のボスステージみたいになっています。まあやる事は他のステージと同じで、単純にゴール地点にターゲット駒があるだけの違いなんですが、BGMに「アヴェ・マリア」が使われ、俄然雰囲気が出ていてボルテージは最高潮に。
なんでアヴェマリアを聞くと暗殺シーンが盛り上がるのか自分でも謎ですが(爆)、まあこれ系の映画の影響だわね。


ステージやチャプターが進むと、新たなタイプの敵やアイテムも続々登場して色んな要素が加わり、飽きさせない工夫が成されているので、楽しくてどんどんプレイしてしまいます。
ただし、先のチャプターをアンロックさせるためには一定数以上のスタンプ(ポイント)を集める必要があり、これらはステージクリア時にゲットする事が出来るのですが、1ステージ毎に最大で3ポイント手に入り、うち2ポイントは「指示された最短ターン数でクリア」「ブリーフケースを入手してクリア」「敵を全部倒してクリア」など、一種のチャレンジ要素となっており、普通にクリアしただけでは簡単に手に入らないようになっています。
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未入手のスタンプはクリア後何度でも挑戦可能なので、ポイントが足りないと感じたらチマチマ挑戦すると良いでしょう。なお最短ターン数クリアは、他のノルマと相容れない事も多く(ブリーフケースなどを入手しようとするとどうしても余計に手数が発生してしまうため)、3つ同時に取得する事がそもそも出来ず、どのみち後から再挑戦しなくてはならない場合も結構あります。

人によっては面倒に感じるかもしれませんが、ただこれらのチャレンジ要素は決してそんなに難しいものでもなく、元々動ける場所やパターンが限られているので、消去法で考えていけば試行錯誤でおのずと解答が導き出されていくため、私はそんなに苦痛な物には感じませんでした。
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むしろ個人的にはこれらスタンプを集めるのが楽しくて、とにかく3つ集めないことには次のステージには進めない、みたいなスタンスで進めていたのであっという間に全チャプターをアンロックしてしまいましたが(笑)。
どうしても解けない場合は電球のマークで解答を見ることも可能です。そのものズバリの解答が示される上に、見られる回数に限度があるため、使用には充分注意してください(ここが課金要素)。


アブストラクト系思考型のボードゲームにあるようなパズルで、非常に考えられて作られたデザインであり、難し過ぎず、簡単すぎず、実に良い案配のゲームに仕上がっていると思います。
暇な時間にチョロっとやるのに最適であり、正にスマフォゲーとして特化した内容であると言えます。
・・・ただまあ、楽しすぎてついつい必要以上にプレイしてしまいがちという、嬉しくも悩ましい部分があるわけですが。

言語は英語のみなので日本語未対応なものの、別にストーリーが語られる事もなく言語依存はほぼ無いに等しいゲームですのでその辺は気にしなくて良いでしょう。
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値段は少々高めですが、その価値以上は確実にあり、「暇つぶしゲー」として極めて優秀です。グラフィックも非常に美しく、ボードゲームやジオラマ風の世界観も秀逸です。やられた時の駒がポトッて倒れる音がいかにもって感じでたまりません(笑)。

あまりに気に入ってしまったのでSteam版もコレクトしたい気持ちにかられている有様。流石に無駄使いなのでセールを狙いたいと思いますけど、トレイラーを見るに、一瞬本当にミニチュアを写した写真なんじゃないかと疑うくらいのグラフィックに見えるけど、実際のゲーム画面はそんなにスマフォ版と大きく違いはないっぽいですけどね。
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・・・で、本家の方のHitmanシリーズもなにがしか一本くらいプレイしなきゃとは思ってるのだけど、最新作は結構賛否あるようだし過去作から漁ってみますか。
・・・まあ今は全然買う余裕無いからずっと後回しになるけどね!






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2016年03月13日

おいコラ、そっちには行くなと何度言えば

昨年、iPhoneアプリで一時期大きく話題になったゲームがありました。それが「Lifeline」シリーズです。
随分と遅ればせながら今頃購入してプレイする事とあいなった為、今回はこのゲームのレビューをしようと思います。

話題になったとはいえ、知らない人はほぼ知らないのではないかという本作、実際私も耳にしたのは最近になってからでした。
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このゲーム、Apple Watchに対応しているようです。私はApple Watchを持っていないので事情は知りませんが、恐らく珍しいのではないでしょうか。あんまり聞いたことが無いですし。
Watch対応することにどんな意味があるのかは、後の説明で分かると思います。

さて、本ゲームはアドベンチャーゲームです。しかもかなりオーソドックスかつ使い古されたシステムによるゲームです。
いわゆる、ノベルゲーでお馴染みの選択式アドベンチャー。定期的に選択肢が出てきて、物語が分岐していくというアレです。
ノベルゲー大国とも言える我が国で、散々出尽くした感のあるこのジャンル、正直ちょっと大丈夫なのかと思いました。
(ちなみに本ゲームは外国産ですが)
何故なら私自身、ちょっと興味本位でノベルゲーを買ったりしても、結局やらなかったり序盤で早々と飽きてしまったりが多いので。
エロ目的ですら、やるのが面倒くさすぎて積んでしまうという始末ですから、もはや相性が合わないのでは、としか(爆)。

・・・なんか話が脱線しましたが、まあそういうわけで最初の印象はパっとしなかったのですが。

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このゲーム、手法こそよくあるノベルゲーと一緒ですが、その見た目は大きく似て非なるものとなっています。
まず、一切画像や映像が出てきません。音声すらもです(BGMは申し訳程度に付いている)。
挿絵のようなちょっとした物も挟むことは無いですし、ゲーム中は全てテキストのみで行われるという、かなり潔い仕様です。

なんでこんなやり方を採用しているのかというと、遙か宇宙の何処からか飛んできたメッセージを、どういうわけかiPhoneが受信した、という体のゲームだからなのです。
メッセージの主はタイラーという男で、彼からの通信に受け答えしていく形で話が進んでいき、彼が置かれている危機的状況から救ってあげるのが目的です。
彼の乗っていた宇宙船が墜落、見知らぬ衛星に不時着したものの、他の乗組員は見あたらない。そんな時にたまたま通信が繋がったのが、プレイヤーであるあなた、というわけ。

そういえば今、「オデッセイ」という、火星でたった一人サバイバルをする映画が話題になってますが、ノリはそれと似ていますね。
ゲームはタイラーとの会話形式で進んでいきます。タイラーに対して返答する際、二択の選択肢から選ぶことになり、それによって物語が変化していく仕組みです。


そしてこのゲームが更に変わっているのは、疑似リアルタイムを採用している点にあります。
タイラーは不時着した衛星上をあちこち動き回るのですが、その際は一旦通信を切るため、一時的に音信不通になります。つまり、リアルに時間が経過するというわけです。
そうなるとどうなるか、というと、暫くするとタイラーから再び通信が入り、iPhoneに通知メッセージが表示されるのです。それこそ、普通に誰かからメールが届いたかのような錯覚を憶える演出がなされているわけで、これは実にうまいやり方だと思いました。
ここで前述したApple Watch対応というのが活きてきます。時計にメッセージ通知が来るのは更に臨場感が増すため、この媒体と実に相性が良いゲームだと言えるでしょう。実際、これをプレイするとApple Watchが欲しくてしょうがなくなります。・・・まあ買う余裕なんか全く無いけどね!

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タイラーが寝ると数時間近く返答が無くなり、その間物語は進みません。なので悪く言えば自分のペースで進めることは出来ないゲームと言えます。
とはいえあくまで疑似リアルタイムであるため、選択肢が出ている状態でずっとほおっておいても勝手に時が進むことはなく、入力待ちのままです。時間が流れるのはあくまでタイラー側がアクションを取っているときだけの場合となっています。

タイラーは、どっちに進むべきか、といった重要な選択から、どうでもいい無駄話の返答に至るまで、様々なリアクションをプレイヤーに求めてきます。
当然ながら、サバイバルな状況に追い込まれているため、その選択が大きく生死を分ける事すらあり、中々スリリングな展開を見せます。
まあ要するに、結構あっさりと死んじゃったりするんですよね。

初回プレイでは選択のやり直しや巻き戻しは一切出来ないため、本当にこの選択で良いのか? とかなり悩みました。
特に後半はかなり切羽詰まった状況に陥るので、通信が入る度にこっちも緊張してきます。
対話式というシステムがこの緊張感のある物語にはとても相性が良く、時折音信不通になる事で更にその緊張度が増しており、単純なゲームをうまいこと現在の媒体に落とし込んだな、と感心しました。

なにがしか物語が終了すると、時間を巻き戻してやり直すことが可能になります。それこそ一手前の選択肢の所からでもやり直せるので、その後は色々なパターンを模索してプレイすることが出来ます。
設定から「高速モード」というのも選べるようになり、その名の通り待ち時間が無くなるので、別エンディングを見つけ出す段階になった場合は重宝します。というか流石にこれが無いとやってられませんが。

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初回プレイでは終了するまでに四日間くらいかかったかと思います。一応物語上、三日間の出来事なので最低それくらいはかかると言うことです。
タイラーという男は結構クセのある人物で、こっちにあれこれどうすべきか質問してくる割には、腹の中ではもうどうするか既に決まってたりして「じゃ何で聞いたんだよ」みたいなありがちな事にもなったり。かと思えばこの状況でう○い棒とか言って失笑を買ったり、とか。
このう○い棒の部分は日本語の意訳でしょうね。オリジナルでは日本で馴染みのない菓子が出てたんだと思われます。

レビューでこいつの性格クソだな、って意見をたまに見かけますが、確かに変わってるとは思うけど、言うほどヤな奴には私は思いませんでしたけどね。彼の置かれてる状況が異常であることを鑑みれば、それに対して安全な所から半ば無責任にアドバイスを与えているプレーヤーの方も正直どうなんだろうと思うし。
(時折、その選択肢ちょっとヒドクない?っていうのもあったりする)
むしろ、この程度の事でクソとか言うとか、どんだけ性格小せえんだよお前何様だよと逆に思いました。

ひとつの選択ミスであっさり死ぬとか、この辺の容赦なさは、ノベルゲーというより、かつてのゲームブックに感覚は近いのでしょうね。実際それを引き合いに出しているようですし。細かく選択肢を選び直す事が出来るのも、パラパラページをめくってるのに近いのかもしれません。


アプリの通知機能をうまいこと使ったゲームで、斬新であり面白かったです。物語も緊張感がありハラハラしました。ただ唯一残念なのは、その通知機能。
設定で通知のサウンドをオンにしていても通知が来た際に音が鳴らないため、デバイスを使用してない場合は気付くことはほぼありません。
タイラーからのメッセージが音が鳴って届けば、臨場感が更に増していたと思うだけに残念。まあゲームごときでそこまでされると鬱陶しいという事なのでしょうか。でも設定でオンオフ出来るんだから、そこは機能させて欲しかったなあ。それとも私のデバイス固有の問題かしら。


ちなみに既に続編「Silent Night」が出ており、再びタイラーと共に窮地を脱するのが目的になっています。
前作と同様、同じシステムを採用していますが、今回は宇宙船内が舞台となっており、タイラー以外にも複数の登場人物が存在し、物語に関わってきます。
また宇宙船内が舞台という事で、今回はマップを表示することが出来、現在タイラーが何処にいるのか、或いは何処に向かっているのかが一目で分かるようになりました。

前作だとテキスト情報しか無かったので、位置関係を把握するのが難しかったのですが、それに比べるとだいぶ改善されましたね。なんか、こういうのもゲームブックにありましたな。マップの部屋にページ数が書かれてて、好きな所を行き来してよし、みたいなね。懐かしや。
なお、純然たる続編なので、前作をクリアしてからプレイするのをお奨めします。

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それと、「Lifeline2」というものもリリースされています。
こちらはタイラーの物語とは全く関係のない別物らしく、SFではなくファンタジー系の物語だそうです。ただしシステムは相変わらず同じなようですが。
こちらは購入済みですがまだ未プレイなので、これから楽しみです。

ちなみに3タイトルがバンドルされたお得なバージョンもあります。


本ゲームをプレイしてみて、ちょとしたひと工夫で、古いゲームも結構生まれ変わるよなあ、というのを痛感しました。でもその簡単な工夫が中々思いつかないんですよね。
ところでこのゲームのやりとりって、テキストメッセージよりかは単純にボイスのやりとりの方がもっと自然だよな、とは思いました。となると、完全フルボイス「のみ」、あとは画像もテキストも無し(選択肢だけテキスト)、というゲームはもっと切迫した臨場感あるゲームになりそう。
ドラマCD系の同人サークルは結構あるし、そういうのに既にチャレンジしてる所が既にあったりするのかしら。まあボイスデータの容量がとんでもないことになりそうだけど・・・。

でも、そういうサークルは異性とイチャイチャするような萌えなコンテンツとして作っちゃいそうなんだよね・・・。
赤の他人恐怖症の私は架空の人物でさえ面と向かって話すのが苦手なんで、そういうリアル会話系はマジ勘弁して。
なんか私がノベルゲー苦手なのって、結局それが大きい要因なんじゃないのっていうね。






で、さてこれ以降は、現在攻略中の人に向けて、クリア済みの私から極力ネタバレしない程度にアドバイスをしようと思います。
出来れば未プレイの段階では読むのは避け、とりあえず何回か試しても中々バッドエンディングから抜け出せない、という状況になった場合に参考にしていただけると幸いです。


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2016年02月07日

未だにカタコト外人だと思ってる人がいるらしい

最近密かに、という程でもないけど、個人的に少し楽しんでるジャンルがあります。
それは、文章を機械音声によって読み上げさせる、というものです。

機械的音声というと、初音ミクを思い出す人も多いかもしれませんが、唄わせるという事とはちょっと違い、単純にテキストを読ませる、というたぐいの事で、有名な所ではバラエティ番組の「モヤモヤさまぁ〜ず2」でのナレーションや、動画投稿サイトでの実況、などに当たるものです。

モヤさまのナレーションで有名な「ショウ君」は、一時iPhoneアプリとして出ていた事があり、これはTwitterのタイムラインを彼が読み上げてくれるというものでした。
このアプリは単純で、本当にそれしか出来ない内容のものだったんですけど、彼の喋りかたはとても自然なので、使っていてとても面白かったんですよね。
しかし現在は無くなってしまい、最新OS上でもマトモに動かなくなってしまったので、非常に勿体なかったですねえ。
現在はテキストを読み上げるアプリとして一応存在しますが。
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まあそれがキッカケで、何か他に読み上げ系のアプリやソフトはないのか、という事で探し始めました。


音声読み上げといっても、結構色々種類があります。
単純にテキストを読み上げるもの、WEBの内容を読み上げてくれるもの、ニュース記事を読み上げるもの、前述したようなTwitterをよみあげるものなど。

流石に販売されているものを購入して試すような勇気や予算はありませんが、それ以前にこういった音声読み上げソフトは、法人向けに販売されているものが殆どなので、個人がホビー目的で使うには敷居が高すぎるというか、そもそも現実的ではありません。
ボーカロイド系で同等の事が出来るものが結構あるようですが、今回はそういったものは除外し、無料で手軽に出来るものだけをチョイスしました。

一番手軽で身近なものとしては、Googleさんでしょう。
Google翻訳で、テキストに入力したテキストを音声で読み上げてくれる機能があります。
テキストボックスに文章を入力およびコピペすると、下の方にアイコンが出るので喋ってくれます。

自然な喋り方で、かなり聞きやすいです。喋る速度も普通とゆっくりの2種類から選べます(もう一度アイコンをクリックするとゆっくり喋る)。
ただ、普通の速度の時点で結構ゆっくりに感じます。もう少し早くでもいいのにな、というのが率直なところ。


そういう意味では、Translate and Speakというサイトのほうが優秀かも。
こちらも基本的には翻訳がメインのサイトですが、同じく音声読み上げの機能があり、喋り方も負けず劣らず自然です。個人的にはこちらの音声のほうが好み。
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サイト上部にある「TEXT-TO-SPEECH」をクリックし、LanguageをJapaneseに設定、文章を入れてSay Itのボタンを押せば読み上げ開始。
喋る速度も色々変えられます。ノーマルでも問題ないですが、一段遅いほうが聞き取りやすいかな?
時々読み間違いを起こすのはご愛敬。これはこれはどの音声エンジンでもあるから仕方がない部分があります。例えば、そっちの方が良い、というのをそっちのかたがよい、って読んじゃったりね。でも比較的間違いは少ないほうだと思います。
1000文字制限があるのはまあ仕方ないですかねえ。


では、iPhoneアプリのほうではどうかというと、個人的に気になったのはTwitterを読み上げてくれるアプリ。
一番最初に発見したのは「ツイラジ」というアプリ。
アカウントのタイムラインやリスト、検索結果などを読み上げてくれます。
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ただこれ、音声がよくあるタイプの機械音声のやつで、ゆっくり実況みたいな動画でよく聞くことの出来るものですね。
実は私、この機械音声があんまり好きではありません。イントネーションがやっぱり変だし、耳障りが悪く、違和感が凄い。
実況動画でこのタイプの音声が出てくると、無条件で閉じてしまうほどです。生の声が聞きたいんだがなあ、とか本末転倒な事を思ってしまう。
それ以前に割と頭が悪く、ローマ字や英単語がほぼ全滅で正しく読めません。読み方を憶えさせる「きょーいく」機能があるので補完できるとはいえ、限度があるし、正直ちょっと使いづらかったですね。


そこで新たに見つけたのがこの「Tweet Talker」。
こちらも同じくツイッターのタイムラインを読み上げてくれるアプリです。
こちらは、結構自然な喋りで聞きやすいほうだと思います。読み手も女性、男性と切り替えられますが、男性のmt grayが個人的に一番聞きやすかったですね。かなりナレーターっぽい雰囲気が出てます。英単語も普通に読めるので賢い。

テキストは一切表示されず、ロボット的な顔が表示されて、それが読み上げてくれる、というスタイルになっています。
あまりに簡素なデザインなのでちょっと戸惑いますが、遠目で見てると、iPhoneが喋ってる風に見えるので、シュールで面白いですね。
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鼻の辺りをタップすると、チャンネルを選べます。検索結果や特定のIDのツイート、トレンドやニュースなどの特定の話題に限定したツイートなど、多岐な内容のものが選べるようになってます。

非常に気に入ったのですが、不満点を上げるとすると、一度読み上げたツイートは除外されてしまうという点ですかね。タイムラインであればどんどん更新されていくのであまり関係ないですが、特定IDのツイートとか、最大読み上げ数を超えると更新分以外はもう読んでくれません。
自分のツイートを確認したい時とか、割と不便。
これって、どの読み上げ系アプリでも共通の仕様なので、大元のTwitter自体の仕様に紐付いちゃってる案件なんでしょうか。
(追記:Tweet Talkerはその後、ちゃんと最大100までツイートを繰り返し読み込めることを確認しました。ただし、月日が経ったツイートになると読めませんね。これは公式の仕様だから仕方ない)


あと、これはソフト自体が悪いわけでは無いけど、ツイートを音声で読み上げるのは少々無理があるかもね、という気はしたわけで。
Twitterって、短い文字制限の中に詰め込む事になるので、現在の感情を切り取るようにササッと書き込んだり、複数に分けて連続で書いたりするので、それらを音声で個々に読み上げても、ひと塊の情報として入ってこないから正直言って伝わりづらい。
やっぱり文章で読んでこそのTwitterなんだと。

なんか本末転倒な意見になってしまったけど、だからといって全く役立たずって事にはなりません。ツイート内容が一文で完結している、或いは「なんだとー」「ふむむ」とかいう一言感情でなければ、比較的分かりやすいですし、楽しいです。

あと個人的に気になったのは、ニュース記事を読み上げてくれるアプリ「しゃべるニュース」でしょうか。普通にアナウンサーが喋っている感じなので、ラジオみたいに片手間で聞けるのが良いですね。Twitterと違って文章が完結しているので、非常に分かりやすい。
Tweet Talkerと同じ音声エンジンかな?
Lite版だと話題を選べないので有料版じゃないと本領を発揮できないかも。うーん買おうかどうか悩みます。


ショウ君でも驚いたけど、どんどんこのジャンルは進化してますね。あとは細かい漢字の読み間違いさえ治れば完璧ですが、これが日本語の厄介な部分ですからねえ。英語だとどんなに楽だろうか・・・。

あーそれで小さな事ですが、私の名前「佐藤孔盟」を、「さとうあなめい」って訓読みしちゃうんですよね。これが困ったことに、どの音声アプリでも同じだったので、どうにかしてください(笑)。








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2015年12月20日

とりあえず上に上がるか、鳥だけに

今日は久々にスマフォアプリを紹介しようかと。
「Bird Climb」というゲームアプリです。
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結構マイナーなゲームですけど、たまたま見つけて、気に入ってしまいました。


ゲーム自体はシンプルなアクションゲームで、ジャンプしてどんどん上に登っていく、よくあるタイプの物ですが、キャラクターが鳥なので、画面をタップするごとに少しだけ上に羽ばたいて上昇するような動きになります。

壁にぶつかると自動的に跳ね返り、さながら壁キックして上を上がっていく忍者のよう。
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その際、壁の所々にある謎の突起物に触れるとアウト、ゲームオーバーになってしまいます。
どれだけ上のフロアに到達出来るかを競う、ただそれだけですが、要所要所にある赤いダイヤを集めることにより、新しい自機キャラをアンロックする要素もあり、そこがやり込み要素の売りになっています。

単純にキャラクターの見た目を変えるだけと言えばそうですが、キャラによっては面積が小さくなるので、レギュラーの赤い鳥より多少有利に働く物もあったりします。


個人的には、このシンプルで可愛らしいデザインにまずやられた、というのもありますけど、シンプルながらも他のジャンプ系のゲームとは微妙に差別化したゲーム内容が意外と好感触で、操作していて気持ちよいですね。

ダイヤを取るためには、一旦下に少し落ちて体制を整えるといったテクニックも必要で、時には無理せずやり過ごす、みたいな判断もしなくてはならないでしょう。当然ながら上のフロアに上がるにつれて、どんどん障害物の配列がシビアになってくるからです。

失敗しても、広告を再生することで、一度だけコンテニューが可能です。ダイヤ10個を差し出すことで何度でもコンテニュー可能ですが、少々勿体ない使い方かもですね。

私は22フロアまでが今のところの限界ですが、まあ多少慣れれば10フロアまでは簡単に行けるようになると思います。問題はその先から。正直10フロア目から本番と思った方が良いですね。ここからかなり難しくなるので、当面は20フロア突破を目指すと良いでしょう。
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ちなみに、シングルプレイよりもマルチプレイのボタンの方が大きくなってる事からも分かるように、実は対戦を大きく打ち出しているゲームです。まあそうはいっても、他プレイヤーと同時プレイして競争するだけなので、シングルと大きなゲームルール差はないのですが。

どういうマッチング方式を取っているのかよく分からないのですが、始めると勝手に誰かのプレイヤーと対戦が始まり、以降、リストからいつでも挑戦が出来るようになるようです。
まあ個人的にはそんなに対戦には魅力は感じませんでしたが、勝つと少々のダイヤをもらえます。


それとこのゲーム、実は一度大きくリニューアルされてますね。その際、アップデートという形を取らず、別アプリとして新規にリリースされ直した経緯があるようです。そのせいで、私のiPhoneには、2つのBird Climbが存在する奇妙な事になってます(笑)

当然アンロックした実績も継承されないため、いちからやり直す羽目になりました。こういうの正直勘弁して欲しいな・・・。実はちょっと課金もしてたからね。

その課金で言えば、ダイヤと交換できるんですが、120円でもそこそこのダイヤが手にはいるので、それくらいはお布施的に課金しても良いんじゃないでしょうか。まあ、前回みたいに新規リリースし直しとかされるとたまった物じゃないけど・・・。
てかなんでそんな事したのか謎。マルチランゲージに対応したせいだろうか? まあいずれにせよアップル仕様に振り回されてる感はあるわね。
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iOS版Google Play版両方出ています。
なんかレビューじゃクソゲーだの、劣化アプリなど散々な言われようですが、えーそうだろうか?
普通に良くできてるし、何より、キャラクターが上がっていく動作は結構気持ちよいので個人的にとても気に入ってます。
カラスとおぼしきキャラクターとか、ゲームオーバーで戻るとクワックワッーって鳴くとか芸が細かいところもグッド。

暇な時に軽くできるのもいいし、やってるうちにいつの間にかダイヤ溜まってるのも良い。まあ1000個とかになると気が遠くなるけどね。






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2015年04月19日

ワンハードワンゲームの時代

前回、光速船を話題に上げましたが、今回もそんな懐かしのゲームについての話です。
光速船のiOSアプリを見つけた流れで、電子ゲーム(LSI)のアプリも見つけたので今回はそれをちょこっと紹介します。

でも、電子ゲームの再現アプリというのは、以外と数があるようでそんなには出回っていないみたいですね。
ゲームウォッチとかは今でも任天堂各社が権利を持ってますから大人の事情で出て来ないわけで。
マイナーなメーカーの電子ゲームはポツポツ出てるようです。ただ実際合法なのかどうか分からないんですけどね。(爆)


これはインベーダー1000という電子ゲームの再現。
海外ではGalaxy Invader 1000という名で通っているようです。
このゲーム自体を私はプレイしたことも実物を見た記憶も残ってないんですが、当時のいかにもな電子ゲームの再現だったので試しに買ってみました。
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内容も、当時よくあったインベーダーものです。
再現度は実物を見たことがないので何とも言えませんが、その電子音から挙動に至るまで、中々に良い雰囲気です。

作者本人による、実機との比較動画があったので載せておきます。


これを見てみるとかなりの再現度ですが、実機は電子ゲーム特有の点滅がかなりドきつく出ていますね。アプリ版では流石にそこまでは再現されてないようです。
個人的には、そういうデメリット的な部分までキッチリ再現して欲しいな、なんて思ってしまいますが、そういう発想は日本人だけかな(笑)

それにしてもこの電子ゲームは初めて知りましたが、イイ形してますね。ゲーム自体も小気味よく動いて良い感じです。


この作者さんは他にも色々電子ゲームを再現していて、インベーダー1000の前進となる無印インベーダー(Galaxy Invader)や、私もこれは記憶に残っているデジコムベーダー(Invader From Space)とか、懐かしい物から知らない物まで。
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これらはコレクションシリーズとして4つの電子ゲームをひとつにまとめた物もあるので、それで買った方がお得です。
でもインベーダー1000に関しては、コレクションシリーズだと縮尺率がおかしかったので、単体の方がまだいいと思います。
それに、正直なところ操作性が悪いものが多くて、個人的にマトモに遊べたのはインベーダー1000と無印インベーダーくらいでした。

なので個人的にはインベーダー1000と、懐かしさを込めてデジコムベーダー、この2つを単体で買えば充分だと思います。


ちなみに、昔アップルストアでBQLSI Star Laserというアプリが出ていた事があります。
残念ながら、現在では入手不可能になってしまっている幻のアプリなんですが、これも電子ゲームの再現アプリでした。

といってもこんな電子ゲームはかつて売られていた事など一度もありません。実は架空の電子ゲームであり、いかにもそれっぽく作り込んだという異色のゲームだったんです。

これは日本のデペロッパが作ってたんですが(かなり有名な人達が関わってるらしい)、流石日本人製作、と言わんばかりの徹底したこだわりが見て取れます。
全体に漂ういかにもな雰囲気もさることながら、ボタンを押したときのカチカチ音まで再現、挙げ句の果てにはゲームをプレイする前に、本体に電池を入れなければならない、という工程まで再現しているという、笑ってしまうような所まで徹底してました。
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ゲームは、上で紹介しているインベーダー1000を踏襲しているような内容になっていますが、そこは架空なので、ゲーム展開としてはかなり今っぽい仕様になってます。
つまり、ステージ毎にゲーム展開が変わっていったり、自機がパワーアップしたり、ボス戦があったりと、電子ゲーム全盛の頃にはあり得なかったような内容になっているんです。

そういう意味では単純に懐かしさを楽しむだけの物ではなく、普通にシューティングゲームとして面白い内容であり、万人にお勧めできる優秀なゲームアプリでした。


しかし前述したように今では入手できないばかりか、入手済みであっても最新のiOS上では動かなくなってます。
私の場合、もう使ってないiPhone4のiOSが古いままだったので、この上ではかろうじて遊ぶことが出来ています。
そういう意味で、iPhone4は今後も更新出来ないですね・・・厄介な事です。

入手不可な物を紹介するのは心苦しいのですけど、あまりに勿体ないので、復刻希望という事で、あえて紹介させて貰いました。
でももう作ったデペロッパも活動休止しちゃった見たいですし、望み薄ですね・・・。
停止している公式サイト上では第二弾が予定されていた事が伺えますが、もし販売されていたとしたら一体どんな内容の物になっていたんでしょうね。


ちなみに、来週のブログ更新はひょっとしたらお休みするかも知れません。申し訳ありませんがご了承下さい。






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