2019年12月15日

残機100なら後ろに100人控えているということ

Void Bastardsというゲームをプレイ中です。
というわけで今回はこれのレビューいきたいと思います。

一見して分かるアメコミをベースとした独特なグラフィックのFPSという事で、当初から気になってたゲームで随分と前に既に購入していたものの、色々あって現在プレイに至っているのですが、FPSという点は間違いないとは言え、どちらかと言うとFTLをベースにしたローグライクゲーム、という側面が強いゲームです。
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とにかく絵柄だけでなく独特な世界観であり、ネビュラという危険な宇宙区域からの脱出が目的なのですが、囚人を雇い「使い捨てる」事によって危険なミッションを遂行させている、というブラック企業も顔負けの暗い設定をアメコミ調のブラックジョーク満載な雰囲気で面白おかしく描いてます。


ミッションは宇宙を漂う難破船に乗船し探索することですが、そこには突然変異したモンスター(乗客)がおり、彼らを倒しつつアイテムを回収せねばなりません。

この戦闘が結構シビアで、敵は正確にこちらをエイムして撃って来るし、中には到底勝ち目のない強力なモンスターも徘徊していたりするので、ランボースタイルで戦うというよりは、ステルスしてなるべく戦いを避ける方が得策な作りになってます。

何しろ弾の数もそんなに多くは無く、補給も滅多に出来ないので、残弾数を気にしながらこいつは排除しよう、こいつはやり過ごそう、といった要所要所における状況判断が求められます。
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めぼしい物を見つけたら自分の船に戻ってアイテムを積み込み、それを利用して武器やサポートアイテムをクラフトすることが可能で、徐々に使える武器も多彩になっていきます。


船の探索を終えたら、次の船を選ぶために宇宙を進みます。この辺の動線はまさにFTLそのままで、FTLをやったことがある人なら分かると思いますが、かなり運の要素が強い部分です。

まあこのゲーム、ローグライクなので全てにおいて運要素が絡んでくるんですけどね。
FTLと同じく逆戻りは出来ない仕様ですが、何かに追い立てられるような事はないので焦る必要はありません。

ただし、宇宙の航海には燃料と食料が必要なため、それが切れると前に進めなくなってしまいます。
宇宙船内にこれらのアイテムが転がってる場合が多いので、探索時にしっかり回収しておく必要があるというわけです。
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宇宙船ごとに船内のマップ構造はランダムで違う事に加え、モンスターの種類も違います。乗船前にステータスを確認できるので、それで必要なアイテムが無かったり、苦手なモンスターが居るようなら乗船せずにやり過ごすのも手です。

しかし、燃料がない、HPを回復したいのでどうしてもこの船の施設が必要、などやんごとなき理由で乗らねばならない場合も往々にしてあります。もちろん必要なアイテムがあるなら挑戦しておきたいところ。


しかし前述したように船内の探索は危険がいっぱい。モンスターだけでなく、まだ生きているセキュリティが攻撃してくるし、船によっては汚染物質や火事があってゆく手を阻んだりと、とにかくHPが削られがち。残りの酸素量もシビアと来た。

最初の内はあっけなく何度も死ぬことになると思います。
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これがそのままゲームのシナリオとローグライクの仕様に見事に繋がっており、ミッション遂行中に死亡すると失敗扱いでリセットされ初期位置に戻されるものの、次の囚人に装備品は引き継がれ、再びミッションを続行する、という流れになっています。

そのため、このゲームはローグライクらしく難易度がそもそも高めで、死んで何度もやり直すのが大前提、それこそ囚人に幾重にも犠牲になってもらう事でひとつのミッションを達成しようというゲームなのです。



これがこのゲームの醍醐味ですね。

何度もやられながら、その意思を次が引き継ぎ、徐々に装備品がリッチになっていく。
それにより強敵だった相手に対等に戦えるようになったりするので自分が強化されていくのを実感できるのが楽しいですね。

ローグライク的な楽しみに忠実なゲームなので、運要素に毎回振り回されますが、「いや次だ次」と前向きになれます。
まあその代わり囚人が次々犠牲になってるんですが・・・・。
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回収アイテムの中には、脱出のための必須アイテムもあり、それをめでたくゲットして帰還すると、より宇宙(ネビュラ)の深い部分に降りていく事になります。要はステージをクリアして次のステージに行くという事ですが、これにより探索はより難易度が上がるため、何時のタイミングでクリアするのかは考えた方がいいかもしれません。

私は結構手早い段階でクリアしてしまい、まだ装備が満足に整ってないのに難易度が上がってしまったので、凄く苦労する羽目になりました。
特に私はペイシェントというモンスターが苦手で、コイツが現れるとあっという間に周り囲まれて体力削られるので嫌でしたね・・・。

自分の慣れ度合いを鑑み、そろそろ次のステップに進みたいな、と思ったときに取りに行くのが良いでしょう。
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とにかくローグライク好きなら絶対にハマリそうなゲームです。何度も失敗しつつも、それにより徐々に自分がパワーアップしていくのを明確に感じることが出来るので、そういった「積み重ね」がローグライクの楽しい部分だと個人的に思っているから、ああこのゲーム面白いわーと凄い夢中になってやってます。

ただ後半の難易度が結構エゲつない感じになってくるので、はたしてクリアできるかは謎。私の場合、クリアする前に投げてしまうかもしれないけど、それでも今はやってて無茶苦茶楽しいです。


ただこの高難易度というのが仕方がないとはいえこのゲーム最大のネック部分で、一番最初の宇宙船の時点で何度も死んでしまいかねない事を考えると、そこで萎えちゃう人も居そうな気がします。

囚人毎にもメリット・デメリットのスキルがあったり、船によってもえらい簡単な物があると思えば「いやこれ死ぬじゃん」っていう状況になったり、至る所でランダム要素があるのですが、この運要素キツめなのも賛否がわかれそうなところですね。
まあこのゲームの場合「じゃあ死んで次いってみよー」って事で解決しようとしてるわけですが・・・・。

個人的に不満だったのは、せっかく武器の種類が増えても、毎回乗船する度に使える武器が制限されてることが多く、結局はあまり自由には選べないって点ですね。ここにまで運要素を付けては欲しくなかったような気もします。
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まあ毎回違う武器の組み合わせで戦う事になるので色々考えることが増えるという意味では楽しいと言えるのですけど。


ともかくローグライクや、FTL要素の強いFPSと聞いてガタっとなる人なら買って損は無いと思います。
グラフィックもアメコミ世界を忠実に再現しており、見てて楽しいですね。

Void Bastardsは現在STEAMにて販売中です。




ところで、この世界ではお金の事を「メリット」って呼んでます。そのせいでちょっと最初分かりにくかったですね。

ポジティブ要素の説明欄に「乗客がメリットを持ってる」って書いてあって「え?相手が何らかのメリットを持ってたらそれこっちにとって不利な要素なんじゃないの?」って勘違いしてしまったので・・・。
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でもまあ、これ間違ってないんですよね。メリットって利益って意味があるから、それをお金と表しても問題ないという。


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posted by KS(Koumei Satou) at 23:09 | Comment(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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