2019年03月17日

お前の手を改造するのだ。ただしゲームは出来ない

スチームパンクな雰囲気が楽しめる工作キット、RpbotimeのROKRシリーズを以前紹介しましたが、あれからすっかりこの手の工作キットにはまってしまいました。
ムダ使いと知りながらあれこれ追加で買ってしまい、悦に入っている状態です。
Robotime以外にも各メーカーがこの手の工作キットを出しているのですが、今回はそれらをサクっと作ってみたので紹介します。

まず、Ugearsというメーカーのもの。
これはウクライナの会社みたいで、中身もウクライナ産なようです。
詳しくは知らないのですが、恐らくこの会社が元祖なんじゃないかと私は見立てています。この手の工作キットの中でデザインが一番洗練されているみたいですし、日本の代理店もあるようで東急ハンズなんかでも購入できるみたいです。
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こちらのラインナップにもトレジャーボックスがあったので買ってみました。
Robotimeの物に比べ、パーツ数も多いせいか値段も少し割高になってますね。
ケースの中は丸々パーツシートしか入ってなく、あとはマニュアルと紙やすりのみ。ワックスは付属していませんでした。
商品によってワックスは入ってたり入ってなかったりするので、自分の方でシリコンスプレーなんかを買っておくと良いと思います。
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UgearsのパーツシートはRobotaimeよりも若干ぶ厚いので、少々頑丈に見えます。ただその分、パーツを取り外すとき余計に力が必要なので、細かい部品を外すときは、より一層慎重さが求められますね。
マニュアルは日本語表記無し。とはいえ基本的に図でしか解説が無いので問題はありません。むしろ文章による補足がほとんどないため、場合によっては少し不親切に感じる部分もありました。

組み立ては、Rbotimeの時のような棒をカットして差し込むみたいな工程が無く、単純にパーツを組んでいくだけで出来上がるので良く設計されてるな、と感じました。
ks_ugears1_4.jpg

勿論これは物によって違うので、今回はたまたまそれが無かっただけみたいですけどね。
こちらも非常に精巧に出来ているため、穴がずれてるとか、そんな面倒な事は起こりませんでした。勿論、穴に入りにくいとか、そういう事はよくあるので、無理せずヤスリなどで削って慎重に組み上げるべきは同じ。

途中、あえて要らないパーツを差し込んでおいてそのまま組み上げていくという工程があったのですが、何の補足説明もないので一瞬何でこんなことするのか混乱しました。
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何しろこれをそのまま手順通りにやると、幾つかのパーツがぴったり接合出来ず引っかかってしまうからです。
これ、どうやらこうやって一時的に浮かしておかないと後々の作業に支障をきたすため、あえてそうしているんだと思います。要らないパーツを取リ覗く工程の時に晴れてピッタリ接合できます。


流石に作るのに慣れてきたのか、特に失敗らしい失敗もせず、割とあっさり完成。Robotimeの時より時間かかってないかもしれない。
デザインがかなり凝ってて、いかにも宝石箱、みたいな雰囲気が出てて素晴らしいです。
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こっちのトレジャーボックスは金庫の鍵みたいなものはありませんが、蓋を開けるために専用の鍵を必要とします。
その鍵はどこにあるかと言うと、なんと箱の上にくっついてます。箱の蓋をくるっとスライドさせると真ん中の飾りが外れるようになっていて、それが鍵の役割を持っているのです。

これを、側面にある穴に差し込み回転させると、何とも特殊な動き方で蓋が開くという仕組みです。
これ開け方を知らないとどうやって開けるのか全く分からず、まるでパズルです。それこそまさにThe Roomに出てきたからくりBOXそのままであり、箱の中に次なる謎解きのヒントが隠されてそうな雰囲気がバリバリ出てて興奮します。

Ugearsの商品はデザインも凄くきれいな物が多いので、今後もちょくちょく買いたいなーと思ってます。
まあ、飾る場所がないので、それを何とかしないと、なんですが・・・・。


さてもうひとつが、Wood Trickというメーカーのもの。こちらもウクライナに本社があるみたいですが、情報があんまりないので良く分かりません。
こちらは代理店もないので、買おうとすると結構苦労します。一応アマゾンでも買えるのですが、海外発送で送料がかかり、倍近い値段になっているため、正直おすすめしません。

このWood Trickはヨーロッパを中心に公式ショップが幾つかあるようなのですが、香港にも一店出していて、そこからPinkoiというサービスを通じて購入することが出来ました。
ここでも送料はそれなりにかかりますが、アマゾンよりかは安く済むため、現状はここで買うのが一番です。
なお、送料の支払いの際、ヤフオクのようにバイヤーと直接フォーラムでやりとりする必要があるため、ちょっと敷居は高いです。まあ機械翻訳で充分出来る範囲だと思いますが。
やりとりしている際、Pinkoiのサイトが中国語になってしまう事がありますが、メニューで日本語に戻せるので焦らずに。
ks_woodtrick1_1.jpg

ここのカタログの中に、なんとも奇怪な物があったので買わずにはいられませんでした。
今回は、その中のHandと言う物を作成してみます。
思わず「お前の手を改造するのだぁぁー」というフレーズが浮かんだら私と同じオッサン世代ですな。
パーツシートはUgearsと同じく少し厚めで、マニュアルも日本語は無いですが、基本図面のみなので問題なし。

これは少々手こずりましたかね。パーツが220個と多い上に、形も複雑で、図面も少々込み入った図が多く、「えーっとこれはこっちに繋がってるのか・・?」と何度も確認する必要がありました。
何しろ1か所でも付け方を間違うと正しく動かなくなりますし、取り外すのも面倒なので慎重さが求められます。
また、細い棒を切り取ってそれを使って繋げる、という組み方が基本だったため、大量のつまようじみたいな棒が付属してましたが、これが結構折れやすいため注意が必要です。
ks_woodtrick1_2.jpg

無理して力を入れると簡単にポッキリ逝ってしまうので、あ、きつくて入んないな、と思ったら紙やすりとかで少しずつ削りながら入れていきましょう。ワックスを塗るのも良いみたいです。

ところでWood Trickのパーツシートは他の製品の物に比べ、少々質の悪さを感じました。パーツを取り外す際、接続部分で欠けやすく、木の木目に合わせてスジ欠けが起きやすかったです。
多少の欠けは別に問題にはなりませんが、欠けた場所の度合いによっては破損の原因になるため、力任せに取り外そうとせず、心配なら接続部分にカッターを入れて外しやすくするなどした方が良いかもしれません。
ks_woodtrick1_3.jpg


で、何とか完成。トータルで10〜12時間くらいかかったかも。苦労はしましたが欠陥的な箇所もなく、割とスムーズには組み立てられました。
装着すると気分はまさにパワーグローブ。
これで私の右手が改造されてしまった。
ks_woodtrick1_4.jpg

動画で見れば分かりますが、結構ちゃんと動きます。皮が剥がれたときのターミネーターの手みたいに機械的に動き、良くできています。
ただ、親指が結構シビアな構造してるので、結構グイっと大きく動かさないと反応しないのが厳しい。指がツリそうになる(爆)
もうちょっと位置を微調整できれば解決しそうなんだけど、それが気軽に出来ない構造になってるので諦めました。

なお、指を入れるリングの部分は子供用、大人用の2種類用意してあるので好きな方を選べます。子供用は勿論穴が小さめです。また、あくまで右手用で、左手用にはならない仕様でした。

勿論、この手で箸を持つとかペンを握るとか、そんな繊細な動きは全くできません。せいぜいコップやボールを掴むことが出来る程度。握力も弱いので、マグカップみたいなものを持たせるのも結構きついと思います。
まあ要するに、何かに使えそうだけど全く使えない「ムダ機械」です。
ただただ、ロマンがあるだけで他は何もありません。
だがそこがいい。

今後もこういう「誰得なのそれ?」みたいな商品が出ると面白いんですけどね。
ks_woodtrick1_5.jpg

さて、近年稀にみるほど自分の中でマイブーム化したギア系木工キット。まだ制作に着手してないものもあるのでそれはおいおい。
難易度も、プラモを作った経験がある人なら全く問題ない難易度の物ですし、デザインも美しいので完成後はインテリアとしても映えますし、超オススメです。

とりあえずUgearsの商品なら東急ハンズやアマゾンなどでも気軽に買えますし、お薦めだと思います。
Robotimeも比較的入手しやすいので次点としてオススメ。
Wood Trickは少々玄人向けって感じですね。購入も組み立ても。ガチハマリしたら検討してみてください。



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posted by KS(Koumei Satou) at 21:12 | Comment(0) | ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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