2017年07月16日

彼はね、出来る男だよ。服のセンスを除いては

FARCRY4をプレイ、クリアしたので今回はこの話題を取り上げようと思います。
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FARCRYシリーズは、前作3で自分は無茶苦茶ハマって夢中でプレイし、総時間がゆうに50時間を超えるほどやりこみましたが、その新しい続編4が出たとあってはやらない訳にはまいりません。
といっても前作の時もそうでしたが、思いっきり旬を過ぎた周回遅れの今になってようやく手を付けた有様です。3をやってる時点でもう4は発売されてましたし、そして今、近いうちに5が発売になるってタイミングです。これも凄く楽しみですが、まあずっと先の話になるでしょう(爆
まあとにかく今回はFARCRY4です。


さて、今回のFARCRY4、実はびっくりするくらい3とシステムが一緒です。場所とストーリーを変えただけで内容的にはほぼ3なんじゃないかっていうくらい変わっていません。
山岳地帯の広大なオープンフィールド、拠点や電波塔を占拠しテリトリーを拡大していくルール、動物を狩ってクラフトしたり、シリンジやスキルなどの要素など、ほぼそのまま4にも受け継がれています。
山をロープで登ることが可能なグラップルや、小型ヘリ、物売りなど細かい新要素は複数あるものの、あくまで小さな変更ばかりなので基本は全く同じと言ってよいでしょう。
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目新しさを求めるユーザーには何とも不満が残る点ではあるでしょうが、前作の3が非常に好評だったので、変に改悪するよりそのまま引き継いだ、という判断だったのでしょうか。
真意はともかく、前作を夢中でプレイした身からすれば、また新たなフィールドであのゲームが出来るというだけでワクワクしたことは確かですので、正しい判断だったかもしれませんね。
しかも今回は最初から日本語対応されていて全吹き替えという豪華仕様。これはありがたい。字幕だと攻略中に話しかけられた場合、絶対読んでいるようで実は全く頭に入ってない状態になるので、吹き替えで楽しめるのは良いです。


今回はチベット内部にあるキラットという場所が舞台で、山に囲まれた非常に美しい風景が楽しめます。グラフィックは言うに及ばずパワーアップしており、遥か遠方に佇む雪山がとても印象的でハッとさせられます。
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ただ、このキラットという土地一帯はパガン・ミンという男に支配されており、彼の指揮する王立軍によって独裁統治が敷かれています。これに対抗するゴールデン・パスというレジスタンスグループとの抗争に巻き込まれる形で、主人公たるプレイヤーは戦争の真っただ中に身を投じていく事になります。

前作が全くその場とは無関係な一般人だったのに対し、今回の主人公エイジェイ・ゲールは、パガン・ミンと主人公の母親の間で親交があった事もあり、結構複雑な立ち位置にいます。
そういった人物関係の説明があまり成されぬまま進むため、冒頭の部分では、結構物語に置いてかれた感があったのは否めません。

まあ、主人公のエイジェイ自身も、この辺の事情をよく知らぬまま母親の遺骨を埋葬しに来ただけなので、理解度としてはあまりプレーヤーと変わらないのですが、没入感という意味では、前作程ではなかったもしれません。この辺は事情や人物関係が理解できてくると面白くなってくるんですが、そのためには散らばった情報をつぶさに集めていかねばならないので、ボッとプレイしてるとよくわからぬまま話を進めてしまいがちになってしまう恐れがありますね。

今回登場するパガン・ミンという男も、前作に負けず劣らずのアクの強い敵役として登場しますが、主人公とはある意味で親族関係にあるため、冒頭でもそうなのですが、主人公に対しては結構友好的に接してきます。
なので印象としてはそんなに悪い人には見えないのですが、一方でキラットの王として振る舞い、狂気の垣間見える独裁者として君臨している姿はなんだか光と闇の表裏一体みたいな感じで奇妙なキャラクターですね。少なくとも非常に個性的であることは確かです。
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前述したように、ゲーム性はほぼ前作そのままなので、王立軍が占拠している拠点を奪還しながらイベントを進め、広大なフィールドをあちこち好きなように巡って攻略していきます。
相変わらずステルスプレイが推奨されているので背後から迫って気づかれずに敵を倒すスキルが豊富に用意されています。
前作で大きく活躍したサイレンサー付きのスナイパーライフルによる拠点攻略は4でも非常に有効で、性能の良い銃を手に入れれば結構やりやすくなります。今回新しい要素としてこちら側も増援を送り込むことが出来、敵と増援を戦わせておいてこちらは高台からパスンパスンやるといった戦略も可能でした。
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相変わらず戦闘は楽しく、乱戦になると戦ってる感じも良く演出されているので、非常に面白かったです。ただ、囲まれるとあっという間にやられる危うさも健在で、今回奪還した拠点に敵が攻めてくるという防衛戦が度々起こるのですが、この時にポジション取りを誤るとあっちこっちから撃たれて即死するような事もあって結構難しかったです。特に後半になると全体的に敵が固くなることもあって油断ならなかったですね。

中でも弓矢を持ったアサシンは脅威で、スナイパーはレーザーサイトが見えるから大体位置は特定できるものの、弓は音もなく撃たれるから凄くやりづらかったです。しかもアサシンはマーキングしても時間がたつと消えてしまうし、非常に厄介でしたね。
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個人的にもうひとつ厄介だったのは、フィールドのあちこちにいる猛獣達。前作でも猛獣が闊歩し、その皮を素材としてきましたが、今回もそれは同じ。しかし今回はそれら猛獣達と出くわす率が高く、クマやトラ、サイなどが普通にポコポコ出てきて、近づくだけで猛突進してくるので気付いたら背後からガブっとやられてた、なんてことは日常茶飯事。噛みつかれた場合キーの連打で一旦引き離すことが出来るものの、間髪入れずに直ぐにまた襲い掛かってくるので、結局反撃出来ぬまま即死、なんてことも多々。あと普通に鷲が空から襲ってくるし・・。

特に腹立たしかったのはチベットオオカミで、こいつらは常に集団で行動しているため、一気に3、4匹同時に襲い掛かってくるので非常に危険。何度こいつらにやられたことか・・・。
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やつらに対するヘイト値が溜まる一方だった私は、もう見つけるや相手がこっちに気付いてなくてもランチャーをぶっ放して木っ端みじんに吹っ飛ばしてました。これ、プレイしてるととマジで動物が嫌いになりそう(爆
動物愛護団体が見たら発狂するぞ。

ただよくできていたのは、動物同士で度々戦いになっていたり、草食動物を肉食がちゃんと捕食していたりしてた点で、凄く細かく再現してるなー、と思いました。
ちなみに動物の中でも最強のゾウにはスキル獲得で乗れるようになりますけど、ちょっと扱いづらかったですね。

そして相変わらずグレネイドランチャー強し。敵が複数乗ってる車が迫ってきても一発で吹き飛ばせるので超快感でした。やられる方はたまったもんじゃないけどね。
今回はトラック護送任務でランチャーによる車破壊し放題のミッションもあって、分かってるなーという感じですね。
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ゲーム進行的にはゴールデンパスのリーダーから与えられるミッションをこなしてパガン・ミンの拠点をつぶしていくことになりますが、ゴールデンパスには2人のリーダー(サバル、アミータ)がいて、意見が食い違うせいで常に対立しているため、プレイヤーはどちらの側につくかの選択を度々迫られます。

それによって大きくストーリーが分岐するようなことはないものの、ミッション内容は大きく変わり、当然つかなかった側のリーダーからは激怒され複雑な気分に。この悩ましい選択は序盤から結構あるので、正直あまり気持ちの良い物ではありませんでしたね。どちらの言い分もわかるけど、極端すぎないそれ?みたいな感じで凄く悩むような選択肢になってたので。
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そして物語も終盤に差し掛かってくると、前作同様、凄くいやーな選択を迫られるのもあって、この辺も相変わらずですなーという感じでした。問題は、リプレイしづらい作品なので、別ルートを確認するのが難しいため非常にモヤモヤすることですね。この辺は実況動画とかで保管するしかないですかね。
ちなみに私は最初サバルを支持してたけど、途中から疑問を持ち始めて結局アミータルートで攻略しました。
あと今作の特徴として、シャングリラという昔の寓話のような世界に入り込んで戦う、いわば「夢の中」的なサブミッションもあり、必須ミッションではないので自由にプレイできる変わり種も用意されています。
架空の世界なので、ある意味世界観がぶっ飛んでいて、見た目は凄いインパクトはあるものの、基本こちらは接近戦か弓矢で戦うしかないので、爽快感はありませんでした。ここは結局コンプリートしてません。


その他、前作より改善された点は、 QTE要素の廃止でしょうか。前作では主にボス戦などでこれが取り入れられて非常に煩わしかったのですが、やはり不評だったのか、今回はそういった接近戦のQTEは全面的に無くなってました。唯一猛獣に襲われた場合に特定キー連打があるくらいですかね。この辺は思い切った変更だったでしょうが、英断だったと思います。

逆に改悪されてしまったのは、操作性、ですかね。Blood Dragonの時に武器チェンジがマウスホイールで出来ない問題がありましたが、今回、一応できるものの、何故か次の武器にはチェンジ出来ても逆の前の武器にチェンジ出来ないという謎仕様になってて困りました。もう基本的に武器メニューを出してチェンジしてくれってことなんでしょうけど、なんでわざわざそうやって縛るのか意味が分かりません。今回はConfig修正による改善法もないらしくてどうしようもなく、仕方なくそのままプレイを余儀なくされました。
普通に武器チェンジしてる人にはあまり関係ないでしょうけど、最近コンシューマ寄りが加速してて好きなようにコンフィグできる作品が減っており非常に由々しき事態ですね。


不満もたらたら言いましたが、前作同様面白さは保証されていたも同然の内容であり、非常に面白かったです。総プレイ時間が90時間を超えてる時点で言わずもがな、という感じですが。
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ラストは人によっては結構あっけなく感じる場合があるのでその辺は個人差がありそうですが、個人的には勧善懲悪にはならない中々興味深い締め方だったと思います。まあ選択によって変わる場合もあるかと思いますけど。
ちなみに私は、まだ幾つか拠点を残している状態でまだ先がありそうだな、と思いつつイベントミッションをやってたらエンディングに到達してしまって「あれ?終わっちゃった・・・」みたいな感じで唐突に終わった感じになっちゃいました。まあ、そのあとそのまま続行して拠点を全部奪還しましたけどね!
ちなみにクリア後に敵側の地域に行くと、地味に変化があったりして細かいなあ、とは思いました。


FARCRY4は現在STEAMで購入可能ですが、各ゲーム機でも出ていますので、間口は広いです。もうとっくに旬は過ぎてるので値段はだいぶ安くなって来てます。DLCを含むとそれなりに高くなりますが、まあ無理にDLCは買わなくてもいいかも、ですね。


それにしてもFARCRYシリーズはまさにAAAタイトルって冠にふさわしいクオリティに達しており、これをプレイした後に他のゲーム見ると、結構やぼったく見えてしまうのが厄介ですね。例えばFallout4をやると、「うわー雑っ」て思っちゃいましたからね。
Fallout4もAAAタイトルなんだけど、これ結構演出面が荒かったりするんで。でもFARCRY並みのクオリティ保つのって滅茶苦茶労力と時間かかりそうだなあ。
あーそういう開発にはあんまり関わりたくないなー(爆
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そういえば、原始時代を描いたFARCRY PRIMALも出てますが、こちらはあまり琴線に触れず、お見送り中。
まあまだ安くないってのもあるけど、銃ぶっ放せないのはやっぱ不満(そこかい




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posted by KS(Koumei Satou) at 21:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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