2017年05月28日

何もかもがコインで解決する世界

今回はKINGDOM:New Landsというゲームを紹介します。どうも最近スマフォ版も出たみたいですけど、とりあえず紹介するのはPC版です。
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元々このゲームには素体とも言うべき無印のゲームがありましたが、続編である本ゲームに生まれ変わり、大元のゲームはクラシック版というサブタイトルで差別化されています。
実はクラシック版のゲームを既に購入していた人には、New Landは無償で配られてます。私もクラシック版を持っていたので本ゲームはタダで頂きましたが、恐らく内容的には続編というより大幅なバージョンアップを施した改訂版といった意味合いの強いゲームだったので、そういう対処がされたんだと思われます。そういう経緯のため現在ではクラシック版単体では買えなくなってるようですね。


KINGDOMというゲームは、馬に乗った王様(王妃の場合もあり)をコントロールし、自分の領地を作って防御を固め、敵からの侵攻に耐える、というRTS+TDのようなタイプのゲームです。近い物があるとすればストロングホールドとか、あの辺でしょうか。


しかしKINGDOMはドット絵が特徴的な2D構成のゲームなため、左右にしか移動できません。そのため領地は横方向に向かって伸びていくことになります。
まずなにより、その見た目の雰囲気の美しさに目を奪われます。ドット絵とはいえ、春夏秋冬の季節感が感じられる風景や音楽、そのフィールドを走っているだけで、何か癒される物がありますが、実際にはかなりミニマムに洗練されたゲームシステムを持つRTSに仕上がってます。
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実は王様が出来ることは非常に限られており、お金を取る・出す事しか出来ません。お金はコインで示され、人を雇うのに1コイン、やぐらを建てるのに3コインとか、それらをボタンを押すことで払い、領地を広げていくわけです。

自ら戦かったりすることは出来ないので、一見シンプルなゲームに思えます。実際シンプルなゲームですが、国の財政や管理という割と面倒な行程になりそうな部分をザックリと単純化することで、非常に明快かつ分かりやすい内容にまとまってるとも言えるでしょう。
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しかし、システム自体はシンプルかつ単純明快なのですが、いかに攻略していくか、についてはかなり難易度が高めのゲームだと思います。
その理由は、言語での説明が極めて少なく、せいぜい最初の手順説明があるだけで、あとはもうほっぽりだされて何の解説もないという有り様だからです。
正式に日本語化されてますが、必要ないくらい文字が出ないので各施設がどのような役割があるのか、それこそ「やりながら体で覚えていくしかない」という所謂「死に覚えゲー」的な要素もあったりします。

仲間の兵士や大工に命令を与えることは出来ず、各自勝手に動き回ります。やぐらが建てば自動で兵はそこに向かいますし、何か建設予定地が出来れば、最寄りの大工が向かう、みたいな感じです。というわけで殆どの事は彼らがやってくれるので、それを見て「ああ、これってそういう意味なのか」と理解していく事になります。
そのせいで極めて分かりにくい部分も多分にあるため、何度やっても意味に気付かずゲームオーバーになる、という人もいそうですね。

例えば、拠点となる城の前でコインを投入すると、城全体をアップグレード出来、新たな技術を得られたりするんですが、これが結構早い段階でやりきってしまいます。
私もクラシック版をやってるときに、城の城壁が柔すぎてすぐ突破されてしまい、無理ゲー過ぎる、と思ってたんですが、実は島の何処かにロケットみたいな形のオブジェがあり、そこにコインを投入することで石の城の技術を得、さらにアップグレードが可能になる、という事を後に知り、「流石にそれは分かりにくいわ・・・」と思いました。
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KINGDOMでは、舞台となる島の端の方にモンスターが沸くポータルがあり、夜になるとそこから毎回敵が沸いて出て攻めてきます。それに対処するべく、城壁を作ってやぐらを組み、投石器なんかも投入して侵攻を防ぐわけです。
最初の島こそ左右どちらかしか攻めてこないので楽ですが、先に進むと両方から攻めてくるようになるので大変です。

厄介なことに、日が経つにつれて敵の数は増えていき、徐々に強力になっていくため、のんびりと経営をいそしんでいる訳にも行きません。しかも定期的に赤い月夜の不気味な日があり、その際は敵の猛ラッシュがあるため非常に危険です。こちらの戦力はある程度行くといずれ頭打ちになってしまうので、それを超える敵が来るともうどうにもならなくなってきます。
特に飛行タイプの敵が出てくるようになると鉄壁の守りがズタズタに・・・。こいつに対する有効打ってあるんですかね・・・。
最終的な目標として、島の何処かにある破損した船を修復し、新たな島に向けて出発する、というのがあるため、敵の侵攻に耐えながら、防衛ラインが破綻する前にそちらの目標も達成しないといけません。
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一応敵のポータルは破壊可能です。最初の島では左右どちらかの末端に大型ポータルがありますが、城を最大アップグレードした際に雇うことが出来る剣士を使って、ポータルを攻撃させることが出来るのです。(というか、剣士を盾にして弓隊を送る感じ)
ただ、ポータル破壊はかなり難易度が高く、タイミングを間違うとあっさり全滅させられます。特に夜の侵攻部隊とかち合うと間違いなくやられてしまうので、昼の間にささっと行わねばなりません。
剣士は、一番外側の城壁で待機し、そこでコインを支払うと進軍していきます。剣士自身にコインを与えると、それが防御力になるみたいです。最初はこれが分からず、すぐやられちゃうな・・・と思ってました(爆
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ただ、大型ポータルは破壊しても数日後には復活してしまうので、無理して壊す意味はないかも。先の島で出てくる小型ポータルは破壊するともう復活しないので重要ですが、その代わり破壊すると敵の猛ラッシュが起き、昼になっても退散しないのでかなり危険が伴います。

とにかくのんびりしている暇はないため早急に解決しなければならない案件は、金銭の確保です。何をするにもコインが必要になるので。
New Landでは大きく分けて商人との取引と農業によって金銭を得ますが、農業はある程度城をアップグレードしないと始められないうえ、水路のある土地も必要で、それを安全に回すために出来れば城壁内に作りたい所です。
厄介なのは、そのために木を切り倒して土地開拓しなければならないことで、そうすると、一般市民の沸くキャンプ地や、商人の家が取り壊されてしまう恐れがあります。
キャンプ地とかは端に最低でも木が一本生えてないと消えてしまうので、それを残すか、壊して農場を建てるか非常に悩みどころです。
農家を1つ建てて、2、3人農家を雇えば、基本的にお金には困らなくなります。
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しかし、New Landsでは季節の概念があり、冬が来ると、農家は仕事が出来なくなって城に引きこもってしまいます。その間はお金を得ることが商人くらいしか当てが無くなるので非常に厳しいです。
そこで、ある程度アップグレードした際に登場する御目付所みたいな人物にお金を預けることで、コインを蓄えることが出来ます。実際、割とお金が余り気味になることも多々あるので(限度を超えると溢れて海に落としてしまう)、結構重要です。
これも最初分からず、余ったお金をボロボロ落としちゃってました(爆
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城壁をどこに置くか、あるいは新たにどこに設置するか、また農業をどこでやるのか、剣士を作って攻めるのか、それともとっとと船を造って次の島へ移住するのか、悩み所の早期決定とタイミングの見極めが非常に重要なゲームで、それを誤ると、あっさり負けかねないシビアなゲームですが、倍速モードもないので割とゆったりのんびりとした雰囲気で進んでは行きます。
でもやってみると分かるのですが、意外とやることが多く、あっちへこっちへと王様は古今奮闘することになります。
難しいゲームですけど、TDと同じく何度もリトライして挑戦したくなるため、中毒度はかなり高いゲームです。気付いたらあっと言う間に2、3時間は経ってます。



それと特筆すべきはやはり音楽などの雰囲気で、とても素晴らしく、かつてのTychoとかあの辺を彷彿とさせるサウンドで非常に心地よい世界観なのでそこも大きな魅力です。雰囲気ゲーって訳ではないゲームですが、その要素は確かにありますね。



説明不足により難易度が上がっちゃってる本ゲームですが、それを自分で解明していく楽しみもあるので、とりあえず今回はその中でも分かりにくい箇所を中心に説明しました。実際にやってみるとそれでも、一番簡単な最初のマップでさえ手こずるかもしれません。この辺は死んで憶える系ゲームって感じですね。
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ちなみにスマフォ版(iOS,Android)も出ましたが、価格が千円台なので結構します。それでもPC版よりかは安いと言えますが。元々操作性はシンプルなので問題なさそうですけど、試してはいないのでどうなんでしょうね。

私の場合、3つめの島まで到達できました。先に進むにつれ新たな要素も出てきそうなので楽しみだけど、既に金銭確保に手詰まり感が(爆
唯一残念と言えば、ひたすら経営だけをする敵無しモードが無いことですね。といってもそれはシステムから考えてあっと言う間に飽きてしまうでしょうから現実的ではないでしょうけど、じっくり雰囲気を楽しみたい感はあるんですよね。



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posted by KS(Koumei Satou) at 22:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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