2017年04月23日

いや、それ最初から言えよって話

今回はShadows Peakというゲームをプレイしクリアしたので感想とか書こうと思います。
リリース当初半額近い値で出てたこと、最初から正式に日本語化されていると言うことで軽い気持ちと興味本位で購入したタイトルでしたが、まあそこそこ楽しめたゲームではありました。

しかし、もう結論から先に言ってしまうと、内容的には完全にB級であり、お世辞にもクオリティの高いゲームとは言い難い内容です。
その辺は留意した上で、多少暖かい目で読んでいただくと有り難いです。
ks_shadowspeak1.jpg

さてこのShadows Peak、ミステリー作家が彼女ととある島にやってくる、というあらすじから始まります。
このあらすじだけ見ると、思わず「Alan Wake」辺りを想像してしまう人も居るかもしれません。それとはあまりにかけ離れた内容故に「ガッカリ」みたいなレビューがありましたけど、見た目からは全然Alan Wakeっぽさは微塵も感じなかったので、その意見は正直言いがかりに近いような気もしましたが(爆

まあ、話としては一応ホラーテイストのゲームなのですが、「雰囲気重視のホラー」と銘打っているだけにそんなにガチなホラーって訳でもないため、そういう面からもあまり期待はできません。まあ個人的にはそうだからこそ、興味が沸いたんですけどね。実際大して怖くはなかったです。でも人によっては充分これでも怖いのでしょうけど。
そういう意味じゃあAlan Wakeと「設定的には」近いっちゃ近いとも言えますが。


開始早々奇妙な事が起こり、彼女は行方不明、あちこちに悪霊みたいなやつが徘徊してるし、島は静まりかえっていて人の気配も無し。
とにかく彼女を捜すため、島を巡ることになります。

このゲームは一応オープンワールドとして島が形成されているようですが、実際、島のあちこちに行くことが可能です。
ただし、ここでいうオープンワールドというのは、GTAシリーズとかFRACRYシリーズなんかにおけるゲーム性とは違い、あくまで島がまるまるフィールドとして用意されている、という点のみを指しています。
そのため、その島で複数のミッションがあって、自由に攻略して良い、という内容では残念ながらありません。
攻略しなければならないミッションはひとつしかないので一本道だし、巡る場所の順番を変えても、なにか変化が起きるわけでもありません。

ここは本ゲームの評価を大きく落としている要因とも言えます。というか、ここはオープンワールドなどと言ったワードを出さずに、普通に雰囲気重視のADVゲームと言っておけば、変な誤解を生むことは無かったでしょうけども。
なのでその辺を期待せず、普通のADV的な内容のゲームだと割り切れば、まあそんなにおかしな内容という訳でもありませんので。
ks_shadowspeak2.jpg

さてこのゲーム、前述したように島のあちこちに行けるため非常に広く、何処へ行けばいいのか路頭に迷います。
島なのでぐるっと一周できる分だけまだ分かりやすいですけど、森や岩山など複雑な箇所もあるため、迷子になりやすい事は確かです。
島のあちこちには謎の赤い結晶みたいな物があって、それに触れる事でセーブする事が可能です。
そもそもこの物体自体なんなんだよって突っ込みたくなりますけど、対して説明もないのでそういうは華麗にスルーして進めるとして。
だいたい必要な物や重要な物は、分かりやすく建物付近にあるので、そういう所を重点的に散策します。

ただ、突然スマフォに謎のメッセージが届き、これからどうすべきかを指示してくるので、一体お前は誰なんだと謎は深まるばかり。
正直このスマフォの着信時の震動音がデカすぎて一番このゲームでビビりました(爆
というかマナーモードの振動音がデカイってどういう事なのかと・・・。
ks_shadowspeak3.jpg

このメッセージを元に島を巡り、彼女の足取りを追う形の本ゲームですが、この島にはあちこち悪霊が徘徊していて、プレイヤーが近づくと雄叫びを上げて追いかけてきます。
ここがいわゆるホラー要素と言える部分で、普通に島を歩いていると断末魔のような叫び声が突然聞こえるので、そうしたらそいつが近くに居るサインなので一目散に走って逃げなければなりません。
逃げ遅れて捕まっても即死したりはしませんが、ガッツリと体力を奪われるため、やはり出来るだけ避けたい所です。体力回復には医療キットなど複数用意されてはいるものの、数は決して多くはないですし、一応徐々に自動回復するとはいえ、非常にゆっくりなため連続で出会うと危険なので注意が必要です。
捕まるとそれによってそいつは消えてしまうので、もう鬱陶しいのであえて捕まる、という手段もありっちゃありですけど、連発は出来ませんね。
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ストーリーに関してはネタバレになるため詳しくはいいませんが、結構「え、なにそれ?」みたいな展開になるため、割とぶっ飛んでいます。
そういう意味じゃ、このゲーム最大のウリがストーリー展開なのかもしれません。
とはいえあくまでこれはB級ゲーム、ストーリーもまあB級映画並みなど思って過度な期待は禁物ですが、そういうのに慣れてるなら結構楽しめるのではないかな、と。
なので、このゲームをプレイする場合はあまり前情報を集めずにプレイすることをオススメします。

また、このゲームは明確に2部構成になっているため、ゲームの内容も割と違ってきます。何しろ後半ではスナイパーライフルを持参して攻撃可能になりますからね!(俺歓喜)
まあ当然悪霊など一部の敵には無力ですが、他の生き物に関しては普通に攻撃可能になるので、反撃できないホラゲが多い中、個人的には楽しかったです。
この辺の展開や物語はツッコミ所は多いものの、このゲームの味になっており、悪くないと思いました。
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オチも意外というかなんというか、むしろ安易に何も考えてないんじゃないか、みたいな不思議な終わり方で、ある意味異彩を放っていることは事実。人によっては「一体俺は何をやってたんだ」ってなるかもしれませんけどね。私は面白かったですけど。


それにしても夜というか朝方というか、終始暗くて視界が悪い天候なため、非常に見づらいのはホラーテイストだからとはいえ、ちょっとマイナスですね。フィールドが広いぶんだけあちこち巡る時間も長いので、しばらくするとこの暗さに苛立ちが募ってきます。
第2部で昼間から始まって夜になるので「お、時間によって変化するのか?」と思ったらその後ずっと夜のままで変わらないとか、「結局暗いんかーい」と突っ込みたくなりました。
途中からマップを見て確認出来るようになるんですけど、現在位置を示してくれないので、正直あまり使えません。マップが広いので迷子になりやすいため、この辺はもう少し遊びやすくして欲しかったけど、そうするとあっと言う間にクリア出来ちゃうからあえて迷子になってください、って事なんでしょうか。
そういう中で、悪霊の黒い影に怯えながら右も左も分からなくなって右往左往する、という一種スレンダーマン的なゲームプレイを狙っているのでしょうけど。
まあそれでも4〜5時間程度のプレイ時間ですけどね。
ks_shadowspeak6.jpg

ボス戦が単調すぎて面白くないとか、キャラクターのモデルやモーションが素人以下だったり、全体的に作りが甘く引っかかりやすいという点も含め、とにかく突っ込みだしたらキリが無い内容であることは確かですね。
一応広いマップなのであちこち散策する楽しみはあるっちゃありますけど、まあすぐにどうでもよくなって来ます。

総括すると、ゲームの出来がB級、ベータ版を彷彿とさせる内容なので、誰しもにオススメできる内容ではありません。
ですが、B級ならではの展開や雰囲気に興味があるなら、プレイするのも一興です。ゲーム自体は普通に攻略可能な難易度で場面展開も程よくあるため手堅くまとまっている方ですし、ちょっと一風変わったゲームを欲しているならそれなりに楽しめるはずです。
広いマップをあてもなく散策するという意味ではスレンダーマンに近いとも言えるので、そういう内容に興味ある方にも、まあアリなんじゃないでしょうか。
ただ、値段相応かというと微妙。正直半額以下にならないと損した気分になりかねませんのでセールを狙いましょう。
デモもあるのでまずはそれをプレイしてからでも良いでしょう。
ks_shadowspeak7.jpg

Shadows Peakは現在STEAMにて購入可能です。




ちなみに丁度今、FARCRY4も同時にプレイ中で、それこそ夢中になってやってるので、同じ広大なフィールドを形成している本ゲームからこのShadows Peakに移ると、あまりのギャップに切なくなってしまいました。
まあ数億かけてるようなビッグAAAタイトル、かたや数人で開発しているインディータイトルを比べたらかわいそうですけど、まあもう少し何とかならんかったか、とは思います。
とはいえUnityで作られた個人開発に近い内容であると思うと、まあ普通はこれくらいが妥当で、その他のクオリティの高いインディ作品の方が逆に異常なんだと言いたくもなりますが・・・。



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posted by KS(Koumei Satou) at 21:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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