2017年02月19日

はーい化け物になるための試験始めまーす

最近多忙につきブログを休みがちで申し訳ないです。
誤りついでにもうひとつ今の内に謝っておきますが、多分来週も更新はお休みになると思います。
まあ仕方がないです。

今は創作活動もゲームもあまりやる時間がない、というか無いわけではないけど疲れて家に帰ったら、後はボーッとして寝るだけみたいなサイクルになりがちなんですよね。

で、その今の状況に合ってるのかどうか知りませんが、サッとやってスッと終わる超お手軽なゲームを今ハマってやってます。
あ、お手軽と言いましたが、訂正します。全然お手軽じゃありませんでした(爆
Devil Daggersというゲーム。
ks_devildaggers1.jpg

あえてローポリで作られたグラフィック、説明不要の単純明快なルールと操作性の王道的FPSゲームです。
開発者本人が90年代のオールドスクールなFPSのファンで、その個人的趣味性が超色濃く出たゲームでもあります。

私も当時のFPSはよく知る身ですから、画面をひと目見ただけで、明らかに作った人間が相当なQUAKER(クエーカー)であることは明らかですね。
このゲームは90年代に一世を風靡した撃ちまくりFPSの代表格「QUAKE」からモロに影響を受けたゲームなので、その画面から来るおどろおどろしい雰囲気はまさに初代QUAKEそのものです。




このゲームはとにかく画面上にいる敵という敵をもうひたすらに撃ちまくって撃ちまくってなぎ倒す、という、FPSの根源的部分を純粋に追求しまくった内容になってます。
要するにこれ以上無いくらいにシンプルな内容のゲームで、ゲームスタートで何の説明もないまま即座にフィールドにポイされる程、潔いくらいにザックリしてます。
という訳でこれといって何もストーリーは語られませんが、主人公は何やら神聖なダガーを入手し、アリーナのような狭い場所でひたすら悪魔のようなモンスター達と戦うという流れになっているので、何というか死ぬまで戦いをやらされているような悪夢的状況が目に浮かびます。
それこそDOOMやQuakeで主人公達が辿った道筋に近いわけで、終わり無き戦いの幕開けです。


とにかくゲームがスタートすると、360度あらゆる方向から不気味なガイコツ達が次々襲いかかってくるので、プレーヤーはそれをひたすら撃破あるのみ。
こちらが持っているのはタイトル通りの「ダガー」だけ。別に後半に色々武器が増えたりはしません。
一見なんか血の塊でも飛ばしてるかのように見えますが、よく見るとそのひとつひとつがちゃんとダガーの形をしており、猛烈な速度でそれを連射しているのです。
ks_devildaggers2.jpg

マウスボタン長押しで連射、長押しせずクリックするとショットガンのように拡散発射することも可能。この2種類の攻撃法を使ってやりくりするので、かなりミニマムにまとめられていますね。
敵を倒すと赤いジェムを落とすことがあり、攻撃の手を止めると自動的にジェムを取得します。一定数集めるとダガーの連射数が増えて威力が増します。武器は一種類でも、一応パワーアップの要素はあるわけです。



フィールドは闘技場のようなアリーナタイプであり、そこから出ることは許されません。フィールドの端まで行くと奈落の底に落ちてしまうので超危険。
意外とそんなに広くないため、誤って落ちる事故も起きやすいので、ちゃんと自分のポジションを気にしながら敵に対処する必要があります。

で、ゲーム性を見も蓋もない例えで言ってしまうと、Geometry Warsのような戦いのフィールドをFPS視点にしました、って事で要約できてしまうと思います。
主人公にHPの概念はなく、敵に一度でも当たってしまうと即死であるため、もはやFPSというより弾幕シューに近いのではないか、なんて疑念も生まれますが、まあ何と言おうと、まごう事なきFPSゲームでしょうねこれは。

しかし、ひたすら出てくる敵を迎え撃つだけで、画面展開も何も起きない超シンプルな本ゲームがはたして面白いのか?という点においては、

正直私にも分かりません。謎です。


紹介しといてこの結論はどうだって感じですが、要するにこのゲーム、相当にニッチな内容であり、ごく限られたFPSマニアに向けて作られている事は間違いないので、ハナから人を選ぶゲームであることを肝に銘じておくべきです。
しかも、かなりストイックな内容であるため、昔ながらのオールドスクールなFPSに慣れている往年のプレイヤー向け、というのをヒシヒシ感じます。
しかしそういった熟練のプレーヤー全員が手放しで喜べるかどうかって言うとそれも疑問、っていうほど相当に内容的には尖っているわけです。

このゲームが何故にそこまで尖っているのか、その最大の理由はただひとつ。

異常なまでの難易度。

初見のプレーヤーはまず30秒と持たないでしょう。
とにかくあっと言う間にやられる。即死。

このゲームはスコアの概念はあるものの、敵を倒してもそれは一切スコアに反映されません。何故なら「このゲームで何分間生き残れたか」だけしかスコアは見ていないので、単純にプレイ時間=スコアという図式になっているからです。
要するに、ただでさえ生き残るのが難しいゲーム、というのをこのスコアシステムが物語っているのです。
ks_devildaggers3.jpg

なんでこんなに難しいのか、というと、敵が出てくるタイミング、つまり登場時間は最初から固定で全て決まっており、例え今居る敵を倒し切れていなくても、時間が来るとお構いなしに次々新手が出現してしまうルールになっているため、敵を倒すのに手こずっているとあっと言う間に画面中が敵で埋め尽くされ、八方塞がりになって積んでしまう、ということなのです。
しかも出現時間は固定でも、フィールドのどこに出るかはランダム性があり固定ではないので完全な覚えゲーにはなっていません。

こんな事態にならないためには、もう単純明快にエイム能力を駆使して瞬時に敵を倒していく、というまさにFPSスキルを存分に発揮するしか手がないわけで、それが出来なきゃプレイする事すら許されないこの感じは、もうFPS界の最右翼に位置してるような気がしますねこのゲーム。

私も昔からFPSはやってきたけど、そんなに得意ってわけでもないし、正直下手くそな方に入るので、まあー生き残れないですね。
とにかくいくらやっても1分すら超えることが出来ない。

ガイコツを大量に生み出すトーテムみたいな敵がまず登場しますが、こいつはほっとくと際限なく敵を生み出すため、弱点の赤いジェムを狙って素早く倒すべきです。しかし、そればかり気を取られてると今度はほったらかしにされたガイコツ達で場が溢れ、衝突事故が起きやすくなるので、こっちも無視できません。
要はとにかく撃ちまくれ、って事です。
ks_devildaggers4.jpg

しかし、このゲームはまず40秒〜60秒辺りで最初の山場があり、ここで殆どのプレイヤーが脱落します。

何故かというとここで巨大なクモ型のガイコツが登場するからです。
コイツは落ちたジェムを吸い寄せてしまうので、居る間はジェムを取ることが出来なくなってしまうばかりか、地面を這う子グモの卵を次々生み出し、ほっとくと大変な事になるため、登場した時点でなるべく速攻で倒さねばなりません。しかし厄介なことに、このクモの登場直後、巨大な角付きガイコツが出てくるため、クモに気を取られてるとコイツに体当たりされてジエンドするパターンが本当に多いのです。
この大型角付きガイコツは移動がプレイヤーよりも早いため、近づいてくる音がしたら何はなくともすぐに対処しないと非常に危険。また、撃ち漏らした敵で溢れかえってくるのもだいたいこの辺の時間なので、それで対処しきれなくなる、というのもあります。
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1プレイのゲームが1分未満で終わってしまうゲームってどうなんだそれ、って感じですが、困ったことにプレイ中はこの1分が滅茶苦茶長く感じます。「よし、結構今回は生き延びたぞ!」と思っても意外と1分ちょっとしか経ってなかったり。
とにかく一度のミスも許されないゲームなので、集中力を途方もなく使うため、その分長く感じるのでしょう。
その分どっと疲れて、どのみちそんなに長くはプレイ出来ないって感もありますが。

厄介なことにこの無理ゲー的な所が一種の中毒性に繋がっているように思えます。
理不尽な超絶難易度でやられまくると、「やってられっか!」ってESCキーを叩いてしまうのですけど、しばらくすると、何故かまたやりたくなってくる。
非常に短い時間でサッと出来る、というのもあるし、長い時間生き残れたときは「俺うまくやってるぜ感」が半端無く、そこが快感に繋がってる気がするのですね。

これは以前紹介したiOSアプリの「99Problems」に割と近しい物があると思います。


何度もやられて「ムキー」ってなりつつ、それでもめげずやっているうちに多少コツが分かってきて、ようやく60秒を超えられるように。
しかし一難去ってまた一難、今度は90秒が超えられない。
そもそも、60秒を超えることが出来たからって、その後毎回安定してそのタイムを超えられるわけでなし、相変わらず速攻で死ぬことも多々あり、所詮まぐれで突破したことを痛感します。

それでも時間が空いたときにチマチマやり続けた結果、とうとう150秒の大台を突破!
これは私にしてはよくやった、と言えますね(笑
ks_devildaggers6.jpg

とはいえ世の中にはもっと凄腕のプレイヤーが沢山おり、こんな秒数台なんて初心者レベルもいいとこです。
現在のランキングでは、900秒(約15分)を突破している強者どもがおり、超えられない壁がある事を痛感しますね(爆

このゲームが面白いのは、リプレイ機能が充実しており、先ほどプレイした内容をリプレイ出来るのは勿論、自分のハイスコアのプレイ、フレンドのプレイ、はたまたグローバルランキングのトッププレイヤー達のプレイも観閲することが可能になっているので、頂上を極めた強者(化け物?)達の超絶プレイを見て、一体あの修羅場をどうやって切り抜けたのかを見ることが出来るのは、非常に興味深いです。
そして、自分のハイスコアの先に待ちかまえている新手の敵群や、その無理ゲーっぷりを見て驚愕するのですが・・・。

プレイヤーによって攻略の仕方もバラバラで、超絶なテクニックでスマートに敵を倒していく人もいれば、あえて敵を倒さずに貯めまくって、折を見て一気に倒すようなトリッキーな事をしている人もいて面白いです。
ks_devildaggers7.jpg

そこでよく見かけたのが、撃ちながら画面を小刻みに揺らしてダガーを散らし撃ちするテクニック。実際、これをやると広範囲をカバーできるんですけど、私がやると画面揺らしたら当然狙える物も狙えないのでテキトーに撃ってるだけになるのですが(爆。
これみんな狙って撃ってるんだろうか・・・。

またリプレイ中にMキーを押すと2Dの見下ろし視点になり、自分がどういう動きをしていたのかが丸わかりで、私のようなプレイヤーは「いかにダメであるか」が露呈するので複雑です(爆


こうして、ほぼ化け物の域に達した達人達のプレイを横でチラ見しつつ、無謀な挑戦を「どういう訳か」定期的にやりたくなってしまうと言う謎の多い本ゲーム。
私の場合、150秒の大台をいくらやっても超えられないので、これが限界かもしれず、いよいよ潮時か、って思うのだけど、気付いたらまたやってそうで怖いんですよね。

まあそんな訳で(どんな訳だ)、人を選ぶゲームなのは間違いありません。見た目も90年代ポリゴンゲーム風で独特ですし、FPSゲーマーの中でも、かなり狭い範囲に特化したゲームだと思うし、私自身もどこまで本当に自分がこのゲームを面白いと思えているのか疑問に思ってしまうほど尖った内容ですので。
まあシンプルな内容故に値段も手頃ですので、FPSが好きな方なら試す価値はあると思います。ひたすら地獄ですが・・・。

Devil Daggersは現在STEAMで購入可能です。
丁度今、半額セールで更に安いので、買うなら今の内ですよ。

ks_devildaggers8.jpg

ところで、撃っている弾が即着弾する一般的な銃タイプではなく、高速で発射されているとはいえ着弾するまである程度時間がかかるようなランチャー系の挙動タイプなので、普段FPSにやり慣れている人でも、馴染めずに苦戦する、という話もあります。実際、QUAKEで言うところのネイルガンに相当する武器なので、開発者はこのネイルガンの使い手だったんでしょうか。

でもこのゲームのストイックさからすると、普段のやり方と違うから俺には無理、と言ったところで言い訳にしか聞こえず、
「単純にお前のFPS能力が臨機応変に対応できてないだけだろが」とゲーム自身が突き放して言い放ちそうな雰囲気バリバリなんですよね・・・。
私は「へイヘイそうでございやーす」と開始数秒で悟りましたが(爆

何度も言うけど私はFPSは好きで良くやるけど、FPSは得意じゃないんで、マジで・・・。






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posted by KS(Koumei Satou) at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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