2017年01月22日

Youtuberは世界を救えるか

Volumeというゲームを最近プレイし、クリアしたのでレビューしようと思います。

元々シンプルなデザインに惹かれて、セールで安くなったのをキッカケに興味本位で買った物でしたが、いつのまにやらハマって全100ステージを制覇してしまいました。
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Volumeは、言ってしまえばステルス系のゲームに属します。しかも、ゲーム内容的には、あのメタルギアシリーズのステルスアクションに近く、実際その影響下にあるゲームだと開発者も公言しています。
その元ネタであるPS版にあった「VRトレーニング」はプレイした事は無いので何とも言えませんが(もっと言うと私、メタルギアシリーズはひとつもプレイした事無いんだよね)、画像とかを見る限り、設定などからして影響を受けているのは分かりますね。
このVolumeも、VR空間の中でシュミレーションを行う、という設定になってるので。

そういう設定のため、非常にシンプルなポリゴン画面に形成された画面が特徴的である本作ですが、余計な情報がないぶん、非常に見た目にも直感的に分かりやすく、すぐにルールを把握できるでしょう。
それに幸い公式に日本語化もされているので、その辺の心配もありません。
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ゲームは、部屋の至る所に散らばっているジェムを全て回収し、出口に向かうだけの単純明快なルール。当然警備しているAI達に見つからないよう、慎重に進んでいくことが求められます。

ストーリー的には、ギズボーンという起業家に完全支配されてしまった近未来のイギリスが舞台で、その支配を可能にしたのが、軍事訓練を目的とした兵士育成VRシミュレーション「Volume」。
主人公のロックスリーは、このVolumeを使ってハッキングを行い、ギズボーン傘下の支援者達の住宅をVolumeでシュミレート、全世界にその様子を配信しながらその中で機密情報を盗み、ギズボーンの悪事を暴露していく、という物語です。
ここで言うVRとは、ヘッドセットを通じて見るVRではなく、空間にVR映像をじかに投影できるシステムと言うことで、更に進化したVRの形ですね。まあこれではだだ広い空間が必要であり自宅では遊べないでしょうが(爆



全世界に配信しているので当然ギズボーン側にも筒抜けであり、配信している場所が特定されるまでの限られた時間の中での戦い、という設定になってます。
VolumeにはアランというAIが居て、このアランと主人公のやりとりもゲーム中に頻繁に挟まれて来ます。アランが結構お茶目な奴なのでこの辺の会話も見所の一つになってますね。
ただ英国らしいと言えばいいのか、ちょっと哲学的というか会話が若干小難しいきらいもあるので、全部は理解できてないかもしれませんね私は。SF的な設定部分も含めて。


で、ゲームのステルスアクションなんですが、ざっくばらんに言ってしまえばステルス風のアクションパズル、というのが正解でしょう。敵に発見されない正解のルートを導き出して進んでいく、という流れなので。
設定上、配置されている警備兵はアランが作り出したNPCなので、極めて機械的な反応であり、視界範囲内に入りさえしなければ、すぐ目の前や横を素通りしても気づきません。そういう点ではルールがハッキリしていて分かりやすいですね。その代わり、視界に入った途端、間髪入れずに警戒モードに移行してしまいますが。
この瞬間BGMが一気に変化する演出も憎いですね。
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ただ、発見されてもすぐに攻撃される訳ではないので、見つかっても逃げ回って巻くことも可能と言えば可能。こういった強引な解き方も出来るのである程度自由度があると言えるでしょう。
ただし、こちらの歩みの速度が遅いので、殆どの場合は見つかったら最後ですけど。 ステージによっては、発見されるのを覚悟で煙に巻く手順を踏む必要がある場合もあります。

これらのNPCは大きな音を鳴らすとその方向に向かって確認しに行くので、この習性を利用し、誘い出して進行ルートを確保していくわけです。
口笛を鳴らしたり、音を鳴らすアイテム(ガジェット)を使用したり、その手法は幾つかあります。
ks_volume4.jpg

しかし、ルールがシンプルなせいでやってることが毎回あまり変わらないため、実は最初プレイしたときは早々に飽きてしまい、ちょっと疎遠になってました。
実際、最初の数十ステージは、代わり映えしないので結構勿体ない気もします。

ですが、ステージが進むにつれ、敵NPCの種類、使用できるアイテムやギミックが徐々に増えてゆき、バリエーション豊かになってきます。
徐々に難解なギミックが追加されていくことで飽きない工夫がされていると思うので、単調かなあ、と思っても我慢して、とりあえずどんどん進めていくことをオススメします。

特に使用できるガジェットはミュートやブラックジャックなど強力な物も出てくるので、俄然楽しくなってきます。
特にブービーやブラックジャックは、一時的とはいえ敵を行動不能にする事が出来るため反撃手段として実に楽しいです。
ミュートは、音鳴らしを無視して高速で走る事が可能。敵に見つかってもなんぼのもんじゃいと、振り切ることも可能なので、うまく使えばタイムアタックに役立ちます。
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ただしガジェットはステージ上で拾わないと使えないので、毎回使用できるわけではない点は注意です。
それにしてもこの辺の和訳が秀逸。音を鳴らすガジェットは「オトナール」、敵の視点を釘付けにする「アレナーニ」とか、相当ふざけてるけど、ちゃんとアイテムっぽい名前なのが笑えます。


当初は飽きて積んでしまう恐れもあった本ゲームですが、1ステージが軽くサッと終われる手軽さもあって、チマチマ進めてたら徐々にバリエーション豊かになって来る内容についつい没頭してプレイし続けてしまい、気づいたらあっという間に100ステージを完遂してしまいました。
流石にラスト3ステージ辺りは中々難しく相当リトライを繰り返しましたが、チェックポイントが結構多めに用意されている事もあって内容的にはそんなに手厳しくもなく、割とサクサクプレイ出来てましたね。
なお、ルール設定をロックダウンにしてましたが、これより下げると強行突破が可能になって更にゲームが簡単になるためオススメしません。

で、ストーリーモードをクリアしてもまだ終わりではありません。ユーザーの作ったマップもあるので、無限に遊ぶことが可能と言えば可能です。
オンライン、あるいはスタッフのオススメを選択すると、様々な玉石混交のマップをプレイできます。
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と、いうことは当然マップエディタが付属しているわけで、自分でも作成可能。
ゲームがシンプルな分、マップエディタ自体もそんなに複雑ではないので、誰でも簡単に作成可能だと思います。

上にあるカテゴリをQとEキーで選択し、スペースキーで配置、Cキーで削除します。
まずフロアを敷かないと、殆どのオブジェクトが置けないので床配置が先決です。
NPCは選択した状態でスペースキーを押した後、別の場所をスペースキーで叩くと、そこを徘徊ルートとすることが出来ます。これでNPCを歩かせることが可能。ルートを全て通ると最初の位置に自動で戻ります。

メタでゲーム上で出るマップ名や説明文を載せ、セーブやロードもココで行います。
テキストも配置可能で、日本語でもおかまいなしに載せられるので、あっちこっちに駄文を配置するのも良いでしょうね(爆
ちなみに私は操作設定で口笛をEキーに設定してたら、エディタでの操作設定も変わってしまって、操作がおかしな事になってしまったため、操作をいじってる方は要注意です。
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アップロードを選択すると、一度プレイしなくてはならないようです。これが標準タイムとして記録されるのかな? クリアするとめでたくアップされます。

というわけで私も試しに1マップ作ってみました。中規模クラスのマップで、まあそこそこ手応えあるんじゃないでしょうか。100ステージ突破した人には簡単かな?
マップ名は「Mini First Map 01」なので、検索で「mini」と入れれば出てくるはずです。
是非一度プレイされたし。


ステルス系とはいえ、アクションパズルの趣が濃い本作、手軽な内容も相まって、ちょっと息抜きにプレイするのに丁度良いです。
アクションパズルが好きな人には俄然オススメです。volumeは現在Steamで購入可能です。
音楽も無駄に壮大な感じが出ていて、非常に素晴らしいです。サントラ欲しさに私はTriptych Editionを買ってしまいました。そうでないなら通常版で充分でしょう。
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同じ見下ろし型ステルス系のゲームで「Invisible, Inc.」というのも出ていますが、ターン制のストラテジーである本作の方が、ずっとステルス色が強いと言えるでしょう。
ただしローグライクなゲーム性も相まって、中々に攻略は難しいので、Volumeの手軽さとは相反する感じがありますね。こちらはこちらでオススメのゲームですよ。難しいけど・・。









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posted by KS(Koumei Satou) at 22:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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