2016年11月20日

警察は何処に居るのとか考えちゃいけない

すっごい遅ればせながらFarCry 3をプレイ、クリアしました。
というわけで今回はこのゲームの感想などを。正直最近こればっかやってたし、他に書くこと無いので・・・。

そもそも何故今FarCry3なのかっていうと、ここ最近「Layers of Fear」や「SOMA」など、一人称視点ながら一切撃ち合う要素のないゲームばかりプレイしてきたので、流石に「あ、FPSやりたい」欲求がムクムク湧きだしてしまったわけで。
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とにかく何か良さげなのはないのか、と思ったときに、そういえばだいぶ前にFarCry3を買っておきながら思い切り積んでいた事を思い出し、引っ張り出したのがキッカケです。
実は序盤をちょっとだけプレイしていたのですが、結局そのまま放置していました。その当時、丁度「ボーダーランズ」や「Dead Island」などのオープンフィールド系のFPSをたんまりプレイしていた事もあって、同じ系統の本ゲームをやったときに「またこういうたぐいのゲームか」とちょっと辟易してしまったんですよね。

ですがオープンフィールド系は久しくやってないので、FPSやりたい欲も相まってようやく重い腰を上げることに。巷では既にFarCry 4がリリースされてるような状況なんで、なんとも周回遅れなレビューになってしまいましたね。


STEAMでは日本語版は出てないですが、MODが出回ってるので日本語化は可能。コンシューマでは吹き替え版として出てるみたいですね。
FarCry3は先ほどもいったようにオープンフィールド系のゲームです。
南の島が丸々舞台となっており、そこを文字通り自由に徘徊できます。元々使われているエンジンが山や島の生成を得意としているので、このシリーズはそういった広大なフィールドを常々舞台としてきました。

ストーリーとしては、南の島にバカンスにやってきていた若者達が、そこの島を牛耳る海賊達に捕まってしまい、人身売買の餌食に。からくもそこから脱出した主人公は、現地の住民達の助けを借りながら、捕まった仲間達の救出に挑んでいく、というもの。
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島はそのほとんどを海賊達の支配下に置かれてしまっているので、最初の内は地図も正しく表示されません。しかし、各所にある電波塔を修理することで、その周囲を地図上に表示させることが可能になります。
とにかくだだっぴろいこの島で地図が使えないのは致命的なので、電波塔を直して回るのが当面の目標になりますね。

とはいえ、島の至る所に海賊達が占拠した拠点があり、その周囲に連中が我が物顔で闊歩しているため、この拠点も潰していかないと、道中やたらと海賊に出くわすことになるため、戦闘が絶えずキリがありません。
実際、道端で海賊達の運転する車に出くわし、そいつらとドンパチやって一息ついたと思ったら、また海賊がやってきて、またドンパチ、そしたらまたドンパチ・・・と周りが連中の乗ってきた車だらけになって、あげく背後から撃たれて死亡、なんて良く起こりました。
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特に序盤では武器も弱いし、主人公も弱っちいので、出来ることならなるべく戦闘は避けたいところ。拠点を潰して奪還できれば、その周囲は安全圏となり、滅多に海賊どもとは出会わなくなるので、まずは自分の行動範囲付近の敵拠点も重要な案件となります。

拠点の占拠は、正攻法でドンパチする以外に、見つからないようにこっそり近づいて敵を始末していくステルス戦法も取ることが出来、そこはプレイヤーの自由になっています。
しかし敵に発見されてしまうと警報器を鳴らされ、増援が来てしまって面倒な事になるので、正攻法プレイはあんまりスマートな攻略ではありません。全く敵に気付かれずに敵を全滅させると経験値が倍以上貰えるので、ステルス攻略が推薦されてる感じですね。

そのため主人公が覚えていくスキルも、こうしたステルス特化の物も多く、特に背後から近づいて一気に仕留めるテイクダウン系は、連続で敵を倒すことも可能になってきます。

しかし私はとにかくFPSがやりたいんじゃー!、という気持ちで始めたので、ステルスとかこざかしいことは考えたくなかったから、とにかく正攻法で、と思ったのだけど、増援を呼ばれると一気に敵が3倍近くになり、それらが一斉に襲いかかってくるので、結構キツイ。

そこであみ出したのが、警報器を全部無効化してから襲いかかる戦法。警報器はスナイパーライフルなどで狙撃しても破壊できるので、遙か遠方の高台から位置を特定してパスンパスンやってから、意気揚々と襲いかかっていくというわけ。
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実は、例え警報器が破壊されようが、目の前で仲間が撃たれて警戒態勢になろうが、敵にこちらの位置が特定されない限り、発見されたことにはならないため、敵を狙撃しては後退して隠れ、再び敵を狙撃してはその場を離れ・・・とまるでSniper Eliteみたいなプレイでもステルス攻略と見なされます。
こうした方が経験値もお得と知ったあとでは、もっぱら狙撃プレイ中心になっちゃいましたね。
実際、狙撃スキルや性能の高い銃を手にした後半では、随分と敵を倒すのが簡単になるので、拠点攻略は後半の方が楽だったかもしれません。

FarCry3では、このようにおしなべて銃撃戦はさほど難易度は高くはなってない印象でした。難易度はノーマル相当のサバイバーでプレイしましたが、結構気持ちよく敵を倒すことが出来ます。性能の良い銃ならば、ヘッドショットを狙わなくても、割とあっさりと仕留めることが可能なので。
ただその代わり、敵はワラワラと集団で襲いかかってくるので、囲まれるとあっという間にやられる危険性があるため、油断は禁物。
安全圏を確保しつつ、敵を撃退しないと、割とこっちもあっさりとやられるわけです。この辺のサジ加減はうまく出来ていました。
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やられても、ボーダーランズやDead Islandのように現金を巻き上げられるようなペナルティはなく、あくまでセーブポイントやチェックポイントからやり直しになるだけ、というのも好感触。もちろんあと一歩の所でクリア、という所でやられると、最初からやり直しになるのでムキーってなるけど、ペナルティのせいでやる気を失ってしまったボーダーランズみたいなケースもある事を考えると、今回途中でやめることなく続けられたのもこのおかげかもですね。

そういうわけで、戦闘はムチャクチャ楽しかったです。ここ最近やったFPSの中でもダントツと言って良いと思います。
攻略法が色々用意されているのも面白いし、戦法が決まったときの快感がたまりません。
例えばランチャー系の武器で車を吹っ飛ばすと、それに乗っている連中をまとめて倒せるだけでなく、周囲にいる敵も巻き込んで吹っ飛ばせるので、これが決まるとめちゃめちゃ快感でした。なので個人的にはグレネイドランチャのGL-94は愛用してずっと装備してましたね。
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ゲームは、島の電波塔と拠点の開放をベースとしながら、ストーリーイベントとして、仲間の救出劇も同時に攻略していきますが、これは任意に進めることが出来るので、この辺も自由です。でもまあこれを攻略しないと先に進まないので、良きタイミングを見計らって、イベントミッションをこなしていく形になります。

物語的には銃すら撃ったことも無かったような青年が、原住民にたきつけられて仲間を救うためにしぶしぶ殺しのテクニックを覚えていく過程で、いつのまにか島中で知らない者はいないと言うくらいの「戦士」と化していく、というものであり、所謂なりあがり系なのでよくあるっちゃある話。
でもまあ、単純にサクセスストーリーというのは見ていて面白いので、退屈では無かったです。敵の親玉も本当にイヤーな感じで物語を煽ってくれますしね。
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ネタバレになるので詳しくは言えませんが、結構悩ましい選択を迫られる場面があります。私は人道的に一択でしたが、そうじゃなかった場合はエンディングに影響したんでしょうかね? やり直してないので未確認ですが。


これ以外にも、アイテム作成のために動物を狩るハンティングの要素や、この手のゲームにはお馴染みのお使い要素(サブミッション)もあるし、島の各地に散らばった手紙や像と言ったコレクトアイテムを収集する要素など、結構色々用意されてます。
コレクト要素は全部揃えようとするとムチャクチャ大変なので、もはや趣味の領域ですが、ある程度揃えると武器開放や薬のレシピを貰えたりするので、多少は気にかけて集めると良いと思います。
あと地味ながらドライブの要素も。FarCryでは運転は大して難しくないので、割と楽しくドライビング出来ます。まあ、無理な走行をしなければ、ですが。
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武器に関してはショップで買うのですが、電波塔開放で次々無料で出に入っていくため、あんまり自腹では買ってない印象ですね。スペシャルウェポン枠が強力なのでそちらをメインで買ってました。でもショットガンとかは通常のSPAS-12が使いやすくて良かったので、よりけりですね。
武器の性能が良いのも、このゲームを面白くしている事に一役買ってると思います。

とにかく戦闘の面白さからドップリハマって、ストーリーをクリアする頃にはとうとうプレイ時間が50時間を突破。
経験値がMAXとなり、スキルも全部を開放する程までやりこみました。


ここまでやりこんだゲームですが、あえて難癖つけるとするなら、時折イベントミッションで起きるQTE要素でしょうか。
特に一対一の接近戦で良く使われ、しかもシビアなので、結構やり直しを食らいました。
当然ながらFPSゲームでもへったくれでもないので、ちっとも楽しくないため非常に鬱陶しかったです。
まあ、接近戦をやるかやられるかの緊張感あるシーンに仕立てるとしたら、他にやりようもないだろうし、仕方ないとは思いますけど、だったらいっそのことムービーで済ませても良かったかな。

あと、後半のミッションで強制的にステルスを要求する箇所もあって、これは当然無理矢理ドンパチ出来ないうえ、攻略法が中々見いだせず凄くイライラしました。
せめてテイクダウンくらい出来ればね。それも禁止だったからね。


まあそんなのも些細な問題で、全体で見れば、オープンフィールド系のFPSとしては傑作に値すると思います。ストーリーも良くできていたし、とにかく戦闘が楽しくてしょうがない。
FarCry4の出来も好評と聞いてるので、これは購入確定ですね。まだ高いので結構先の話になりそうだけど・・・。
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ただ、そんなFarCryに飢えている私に朗報。
ストーリー上は全くFarCry3とは無関係だけど、ゲーム内容はほぼ一緒という番外編のようなゲーム「FarCry3 Blood Dragon」があります。
これも実はだいぶ前に買っておきながら、放置してました。まだ日本語化されてなかったし、後述しますが、操作性に難があったので。
今は日本語化MODが出回っています。なのでありがたくプレイ。

見た目や内容を大幅に変えて別ゲーにするなんざ、かつてのトータルコンバージョンMODを彷彿とさせますが、実はこれMODではないので、スタンドアロンで動作します。
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やってすぐに気付きますが、80年代のSFアクション映画をモチーフにして作られており、主人公は機械化されたアンドロイド、音楽はもうまんまターミネーターだし、というか主人公演じてるのカイル役の人だし!
この古くて新しい感は見てて凄く楽しいです。色遣いは80年代SFというかなんというかちょっとトロンっぽいけど、雰囲気は悪くないです。

見た目ガラっと変わってて面食らいますが、ゲーム内容は、結構順当なくらいにまんまFarCry3です。
武器やルールも殆どFarCryに準じた物ですし、当然拠点制圧の要素もあります。本編の造形をまんま流用してるような部分もあったりしますからね。
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ただスキルポイント制は無くなり、単純にレベルアップで付与されていく物になってます。また、武器カスタマイズも、サブミッションをやらないと開放されないので、ちゃんとこなす必要があるのも本編とは異なる点ですね。

あと大きく異なる点が、タイトルにもなってるドラゴンの存在。こいつは他の動物達同様、島を俳諧しており、凄まじく強力なので、見つかると厄介な相手です。こいつは敵陣営、味方陣営共に敵対関係にあるため、三つ巴の戦いになります。なのでドラゴンを敵に仕掛けて倒す、なんて戦法もとることが出来ます。途中ドラゴンに見つかると南無三、ですが。

番外編的な内容な為、徘徊できる島はさほど大きくはないので、ボリュームとしては流石にFarcry3本編ほどは無いですけど、個人的には、複数のミッションをこなしたら終わる程度の物かな、くらいに思ってたから、結構そこそこ時間かかる奴だったのね、と逆に感じるほどでした。
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ただ、難易度的には若干本編より高い印象。中盤から出てくるようなヘビー級の敵がもう序盤から出てきますし、ドラゴンの存在も厄介ですし、初期武器も総じて使いづらく、ヘッドショットをちゃんと決めないと中々敵は倒れてくれません。その点では、ちょっと爽快感には欠けます。
セーブポイントがミッションスタート時にしか設定されてないので、ミッションを途中放棄すると、完全に最初からやり直しになるのもキツイ。
特にゲームの最初のミッションも、オールクリアしない限りセーブされないので、放棄すると最初のオープニングからやり直しになるのは、ちょっといくら何でもポイント少なすぎな気がします。

でもこれは序盤での話なので、銃とスキルをパワーアップした後半では、ゲーム的にはそれなりに楽しくなってくれるかな、と期待。
とりあえず、難易度や、パロディやギャグを含んだちょっと分かりづらい解説等を考えると、一応本編の方をある程度までプレイしてから挑んだ方が、スンナリ内容が入ってくると思います。
少なくとも、FarCry3をやり尽くした人のためのDLCとして捉えた方が分かりやすいですね。

あと、どうでもいいけどカメラモードがまんまターミネーター視点風で笑いました。
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ただ、このゲーム、ちょっと個人的には致命的な問題を抱えており、それが、どういうわけか武器選択が、マウスホイール操作で出来ない仕様になっている点です。
ホイールを回転させても、グレネードの種類を切り替えるだけ。厄介なことに、操作カスタマイズでも、この動作をホイールに割り当てることができません。
本編では普通に出来てたのに、なぜこちらではそういう仕様になってるのか、全く解せません。単純に数字キーで武器切り替えをしてる人には関係ない話でしょうが、私はホイールで武器チェンジすることが多いので、これは実に由々しき問題でした。

この問題のせいで、一時はプレイを諦めかけましたが、解決法をようやく見つけました。
操作カスタマイズ用のコンフィグファイルを直接いじるという方法です。
このリンク先のサイトで見つけた内容になります。

以下、メモ代わりに記しておきます。

まず、操作カスタマイズ画面で、何かしらキーを変更させます。そうしないと、このコンフィグファイルが作成されないためです。
なにがしかキーをカスタマイズする人なら問題ないでしょう。

ゲームを一旦おわらせ、
C:\Users\あなたのユーザー名\AppData\Local\My Games\Far Cry 3 Blood Dragon
のフォルダ内にInputUserActionMap.xmlというファイルが出来ていることを確認、メモ帳等で開きます。

リンク先にあるサイトの"Manually bind mousewheel to weapon switching"の欄に書かれているコマンドをRoot〜/Rootの中にコピペします。キーカスタマイズしたならこんな感じのコマンドが既に記載されているハズなので、その下にコピペすればいいだけです。

ちなみにホイールの上下が逆だな、と思ったら2つあるhexToInput=以降の数字を入れ替えれば良いだけ。
保存してゲームを立ち上げましょう。ちゃんとホイールで武器チェンジ出来るようになってるハズです。

ただこれをやると、武器チェンジの度にグレネードの種類も同時に切り替わっちゃう副作用はありますけどね。まあ大した問題ではないかな、個人的には。手榴弾のキーをどこかに設定すれば解決するし。
あと、この状態で再び操作カスタマイズでキーを変更すると、効かなくなってしまう恐れがあります。そうしたら、一旦初期値に戻しまっさらにしてから再びやり直す必要が出てしまうので注意です。


ks_farcry3_3.jpg

さて、やたら長くダラダラ書いてしまいましたが、とにかくFPSゲームとしては超オススメの一本です。
既に続編も出てるので安くなってますし、日本語化MODもあるのでSTEAMでも購入可能です。一応若干割高ですが日本語版も出てます。
これに飽きたらなくなったらBlood Dragonにも行ってみましょう。あとFarCry4も待ってるからね。



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posted by KS(Koumei Satou) at 23:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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