2016年10月30日

間違った事は一言も言っていない

実はちょっと病気で寝込んでました。ようやく治ってきたので今こうして更新させましたが、少しボーッとしてるというかまだ万全に調子が戻ったって感じではないですね。
何はともあれ、今回はこの話です。「ゼーガペインADP」の話。

今年はゼーガペイン10周年プロジェクトが催され、我々ゼーガファンの皆々にとっては忘れられない年になりましたが、そのプロジェクトの大トリにして最大の目玉であった「ゼーガペインADP」がいよいよ公開とあいなりました。
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ゼーガペインってなに?という方もおられるでしょうが、もう毎度のことなので割愛します(爆。とにかく私が今でも愛してやまないロボットアニメ作品だと言うことです。今ならアマゾンプライムとかでも見ることが出来ますし、この機会に是非見てみてください。

「ゼーガペインADP」はTVシリーズの総集編という体ではあるが、新カットや新キャラクターも登場するため、決して安易な総集編ではないと明言されてきました。
とにもかくにもゼーガファンにとっては新キャラを絡めた新カットがどうなるのか、それを確かめるべく劇場に足を運んだわけです。そうじゃなくとも何らかの形で劇場版が公開になるというのはファンの悲願のひとつであったため、内容どうこうに関わらず、観に行くと決めていたファンも多かったのでは。
ともかく、ファンの暑い熱意が無ければ到底ここまで来るはずもなく、それが結実した証としてはこれ以上の物が果たしてあるでしょうか。

そんなわけで私も遅かれ早かれ観に行かねば、と思っていたのですが、何しろたった2週間の限定公開であったため、ひょっとしたら行き損ねるかも、という危惧があり少々不安でしたが、何とか時間を作ることが出来、近所の横浜ブルク13に行って参りました。

横浜ブルク13はかなり規模の大きいシネコンで、午前中の早いプログラムだったにも関わらず、既に結構な人数が訪れていました。映画は値段が高くて中々行くことが無い私ですが、こうしてみると映画好きな人は沢山いるなあ、というのを実感してしまいます。
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ただ、ここにはADPのポップやポスターは見あたりませんでしたね。
あ、ADPのポスターか?と思って近づいたら「君の名は」のポスターだったという(爆)。何度これに騙されたことか・・・。
しかも既に公開から一週間が経っていたというのもあるんですが、ADPのパンフは完売しており、手に入りませんでした。
映画のパンフが売り切れてるとか、私の数少ない映画鑑賞の歴史の中で初だったかもしれないですね。

気を取り直して、いよいよ館内に入場。ブルク13は基本指定席なので前もって予約しておきました。近すぎず、遠すぎずの真ん中へん、そして人に囲まれないよう端っこの席を。
ADPを流していた館は100席ほどの小さなシアターでしたが、ざっと見半分以上は埋まっている様子でした。公開から一週間経ってからの入り具合としては上々といった所でしょうか? 
以前映画「トロンレガシー」を観に行った時は私を含めて3,4人くらいしか居なくて、ほぼ貸し切りのような状態でしたが、それに比べたら結構な混雑ぶりといえますねえ。まあ比較対象になってませんが・・・。

内容に関しては、当然ネタバレになるため詳しくは言いませんが、大方の予想を良い意味で裏切り、「これのどこが総集編だと?」というような内容になってました。
要するにどういう訳だが私たちはいつのまにかゼーガペインの新作を見ていた、という謎な状況に陥っていたわけです。

ここはネタバレとまでは行かないと思うので言うと、ゼーガのTVシリーズで描かれた時間軸より前に何が起きていたか、を描いた前日譚、それがADPの正体、だったというわけ。

これにはしてやられました。勿論詳しくは言いませんが、TVシリーズのフッテージをうまいこと利用して前日譚を描ききって見せたわけです。これはゼーガの時間軸が知っての通り「特殊」だったからこそ出来た離れ業であり、一種力業でもあるけども、誰がどう見ても総集編ではなく新作以外の何者でもない事には違いないわけで。

驚きと興奮に満ちて劇場を後にしました。 ・・・・あ、この後仕事なんだけど(爆。


ちなみに以前イベントの記事の時も描いたとおり、私は重度のトゥレット障害の持ち主であるため、こうした場で症状が出てしまわないか心配でした。
でも蓋を開けてみれば、ほとんど症状は出なかったみたいですね。まあ多少は抑えてましたが、それだけ集中して見ていたんだろうと思われます。

パンフが買えなかったので腹いせに物販コーナーでたらふくグッズは買ってやりました(笑。
ADPのブルーレイBOXも販売されてたようでしたが、既に予約していたのでここはあえて買わず。まあ在庫があったかどうかは疑わしかったですが。
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で、劇場公開が終わったタイミングで、このブルーレイBOXが届きました。限定のプレミアムBOX版です。
劇場公開直後にもうブルーレイが届くというのも前代未聞な感じもしますが、直ぐに復習が出来るので非常に有り難い。
箱を開けたら、また箱に入ってて、何と厳重な、と思ったらすごい分厚い。噂には聞いてましたが、ホントにTVシリーズのブルーレイBOXよりデカイじゃないか・・・。
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こんなにデカイ理由は、本作品の絵コンテが収録されているから。本編は大きく分けて4つのチャプターで構成されてますが、それぞれ一冊ずつ、計4冊の分厚い絵コンテが入っていました。
さらに、夏に催されたSBGイベントの模様を収録したディスクも同梱。

絵コンテを嬉々として見入るのはファンの醍醐味の一つでしょうが、正直誰もが喜ぶようなものではない、要するにかなりマニア向けのコンテンツには違いないので、まさにファンのための内容と言えるでしょう。
それでもSBGイベントのディスクは、行けなかった人にとっては非常に有り難いものなハズで、これだけでも大いに価値ありです。私個人は、最初のフリートーク部分を聞き逃している身なので、まさかそれが補完できるとは思ってなかったので非常に嬉しかったです。
ちなみにこれは昼の部が入っているので、夜の部を見た人は更にラッキーですねえ。
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本編ディスクについては、やはりネタバレになるので詳しくは言いません。ですが見返してみて、やはり思ったのは、良くも悪くも、完全にゼーガファンの為の作品であること、と言う事ですね。
その理由は、やっぱり流石にTVシリーズを全く見てない人にとっては、何が何だかよく分からない、という事になってしまうからです。
私自身、そんなにTVシリーズを見返しているようなタイプでは無いため、割とうろ覚えな所も多く、今回ADPで「あれ、これどういう意味だっけ?」「ここ時間の前後関係どうなってたっけ?」としばしば混乱する箇所が見受けられました。
既にTVシリーズを完走しているような人間でもこの有様なのですから、未見の人には何のコッチャでしょうね。

この混乱してしまう理由のひとつに「なんか凄く駆け足だなあ」と思った、というのがあります。時間にして実は2時間近くもあるADPですが、それでも色んな要素がギッチギチに詰め込まれてる感があります。ホントは3時間くらい必要だったのでは?なんて思うけど、制作費がかさんじゃうからそれは無理だったでしょう。
ですが、コメンタリーで明かされた話を聞いて凄く腑に落ちました。これ、元々新たなTVシリーズを作るくらいの勢いで話が動いてたっぽいですね。
それじゃあ、話が駆け足になるのも納得。実際、シリーズもの位のテンポで描かれていれば、じっくり話について行けたと思えるので。

そう思ったら、ハタと気付いてしまった。
ADPって総集編だと思ったら実は新作でした、と思ってたけど、実はそれも間違いで、真相は、前日譚を描いた「ゼーガペインZERO」という未だ誰も見たことがない新作の総集編だったという・・・。
だから、ADPはやっぱり総集編の映画なんですキリッ

・・・なんてな冗談はともかく、もう少し丁寧に描けていれば、ひとつひとつのシーンでじっくり切ない気持ちを味わうことが出来たでしょう。そこはちょっと惜しい。でも尺的に難しかったろうし、贅沢は言うまい。

そういうわけで、個人的には、ADPはTVシリーズを見終わってから見るのがベストと考えます。まああくまで推薦なので絶対この順番じゃなきゃダメって事ではないけど、TVシリーズで味わうことが出来るあの「まさが○○が○○だったなんて!」という衝撃の部分が、割とあっさりとバレてる体で始まってしまうADPを見た後では、流石に魅力半減なので勿体ないです。

それと、元々私はゼーガは既にお話的に完結しているものと思ってるので、あんまり続編とかには期待してない派ですが、今回のADPような、本筋を補完するようなエピソードはとても良かったです。実際、下手な新作より良かったと思います。まあ皆は完全新作を期待してると思いますけどね。
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ただ今回改めて見て思ったのは、新たに書き起こされたアルティールのシーンは圧巻だったと言うことです。
今となっては当たり前になりましたが、ロボットをフルCGで描いたゼーガは、当時としてはまだ珍しく、そのせいで作り手もまだ慣れていないし技術的にもまだまだだったため、動きに躍動感がないとだいぶ叩かれていたのを思い出します。

しかし、あれから10年が経過し、技術もノウハウも格段に上がったことが、今回ハッキリと画面から伝わりました。技術の進歩は凄いな・・・。
もしゼーガの続編がまた作られるのなら、ここの部分は素直に期待しちゃいますね。それくらい力の入ったシーンでした。


もう劇場公開は終わってしまいましたが、ブルーレイが既に発売になってますし、まずなによりTVシリーズを見ていただきたい。ロボット物ですが、SF的観点から見て非常に興味深いテーマを扱っているので、SF好きには必見の作品です。

そういえば、最近記事にもしたホラーゲーム「SOMA」にもSF的観点で相通じる所があるので、SOMAをプレイした人には是非見て貰いたいし、逆にゼーガファンにはSOMAは要チェックのゲームです。
ADP公開直前に、偶然にもSOMAをプレイしてしまう私もどんだけタイミング良すぎるんだよ、と思ってしまうけど、これはもはや偶然ではないのか?

しかし厄介なことに双方にとって、近い物があるから絶対オススメ、と言った時点で若干ネタバレに繋がってしまいかねないというのが超もどかしい。
ただもうなりふり構ってられません。SOMAは一時期PS4に日本語版が移植されるという話もあったけど白紙になってしまったらしいので、現時点で PC版でしか遊べないため、間口が狭くなったのが残念。そのため、プレイ出来る環境にある人なら絶対購入してプレイすべきです。
幸い、今ハロウィンセールで半額以下の値段になってるので、この機会を逃す手はないですぞ。
ゲーム概要等の詳しいことは私の過去記事をどうぞ。


あれ、なんかいつのまにかSOMAの話になってるような気がするけど気にしない(爆。
とりあえず、10周年プロジェクトはめでたく大トリを迎えましたが、何やら新企画は水面下で進行中な臭いがあるし、まだまだ目が離せませんね。

でもとりあえずはこちらのお財布事情もあるので暫くはお休みでも構わないかな(大爆


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posted by KS(Koumei Satou) at 22:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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