2016年09月25日

旧車のくせに意外とピッカピカだな、ガワだけは

最近PCゲームの話ばっかりしてますが、空いた時間は今それくらいしかやってないので仕方がないですね。
というわけで今回もゲームの話です。しかも、また相当にニッチなゲームってことになってしまいましたが。
Car Mechanic Simulator 2015というゲーム。

実は過去にこの前作に当たるCar Mechanic Simulator 2014を軽く紹介したことがあります。なので我がブログを読んでくれている方なら記憶の隅に残っている人も居るかもしれません。
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Car Mechanic Simulatorシリーズは、ズバリ車の修理を扱ったゲームで、調子がおかしくなった車をメンテナンスしてお金を稼ぐという、車を扱いながらレースもドライブの要素もないという、実に変わった趣向のゲームでした。

で、これはその2015年版、つまり最新版ですが、最近セールで安くなったので買ってしまいました。
まだセール期間は現時点で数日残ってますので、コレを機会に買ってくれる人が居ると有り難いです。


さて、このゲームは先ほども言ったように修理工となり、車をひたすらメンテするというゲームですが、基本的に調子が悪い不良箇所を特定し、部品を解体、新しいパーツに付け替えて、依頼主に引き渡してお金を貰う、という流れになってます。
これをシュミレート化してゲームにしてしまった時点で相当変わってるのですが、意外と良くできてるゲームなのが困ったもの。

車を解体して戻す作業の何が楽しいの?と問われてしまうと、返す言葉が難しいですが、どういうわけか楽しいです。
部品を解体する際、毎回ボルトを回して外す作業をやらねばならないのですが、簡略化されているとはいえ、ちゃんとこのボルトの取り外しが再現されているのがキモだと私は思ってます。

それによって、いかにも分解して機械をメンテしてる感が出ていると思うわけで、それは一種の臨場感に近いです。そしてコツコツとパーツを新しい物に取り替えて新調していく過程は単純に物作りで得られる満足感に近いものがあります。
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まあそれでも地道な作業の繰り返しであるため、地味なゲームに違いありません。それ故人を選ぶゲームだとは思うのですが、チマチマとプラモとかを作るのが楽しいと思えるような人なら、充分楽しめるのではないかと思われます。

また、車を分解する関係上、どうしても聞き慣れない車の各部品の名称が飛び交うことになり、車に詳しい人でなければ何のこっちゃ分からん、という事態に陥りかねない懸念はあるのですが、実はこのゲーム、結構カジュアルライクな内容になっているため、全く車に詳しくなくても普通にプレイが可能になってます。
もっとも、詳しかったり専門知識を持ってる方の方が明らかに有利だと言うのは違いないですが、それが無いとゲームが進められない、といった状況にはまず陥らないので大丈夫かと。

実際、この辺は前作よりも親切設計になっており、より窓口が広がったように思います。


ゲームを始めると、イキナリ大型のガレージから始まるので前作からやってる方はちょっと驚くかもしれません。前作では、小さなガレージから始まって徐々に大きなガレージへとステップアップしていく要素があったので、今回はそれがないのでちょっと寂しく思うかも。
ただ、経験値で得られるポイントを消費してガレージの内装を模様替えする要素があるため、それが代わりになっているようですね。
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電話からオーダーを確認することが出来、ここで大雑把な概要を確かめつつ、依頼を受けます。list providedと書かれている項目は、全て故障箇所が既に特定されている事を意味してます。
もう場所がハッキリしているので、それを外して新しい物に取り替えるだけのお手軽作業ですね。最初のうちのオーダーはこのように分かりやすいものが多くなっています。
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ただ、車に詳しくない人からすれば「そう言われてもそれどにあんだよ?」って事になってしまうのですが、ご安心を。Oボタンでオーダー概要を確認できるのですが、そこで明示されている故障箇所のリストに付いてる★マークにチェックを入れると、メンテする際にその印を入れた箇所がハイライト表示されるようになるため、一目瞭然です。
そうじゃなくとも、交換が必要なほどダメージを受けているパーツは、あからさまに錆びた表現になっているため、普通に目視で確認できてしまいます。
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またキー3を押してExamineモードにすることにより、ダメージ度による色分け表示も見れるので、これでも一発ですね。
まあエンジン内部の部品など、分解してみないことには確認できないパーツ等の場合には重宝しますね。
目的箇所を確認しつつ、1キーを押して取り外すノーマルモード、2キーを押して元に戻すAssemble bodyモードを切り替えながら分解していきます。

交換の際は、ショップで新品を購入して、それを付け替えることになります。ゲーム上のPCからアクセスして、該当するパーツを購入します。
このショップが言わば部品カタログの意味合いもあると言えるので、あの名称の部品はどういう形をしているのか?という確認にもなるため、勉強になるでしょう。
また、このカタログに検索機能が付いたため、必要なパーツを前作よりも見つけやすくなったのは有り難いです。幾つかカテゴリ分けされているのも見やすくて捜しやすくGOOD。
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操作系も前作よりやりやすくなってる印象。キー1発で各モードにチェンジ可能になりましたし。ただキーカスタマイズ出来ない、メンテモード時のカメラワークが独特で一瞬戸惑う、というのは一緒ですけど。


故障箇所を全部直せば、オーダー完了、もしどこかやり逃しや、戻し忘れの部品があれば引き渡し時に警告が出ます。部品の戻し忘れはダメですが、全部の故障を直さなくとも途中で引き渡しは可能です。ただ、当然割安になるため、出来る限り完遂したいところ。
なお、指定されたパーツ以外の箇所も痛んでるな、と思ったら勝手に直してしまってもOKです。ただそれでも修理代は大して変わらないのでやり損になりがちな点に注意。まあ必要以上の物は手をつけない方が無難。

ちなみに部品を戻す際のAssemble bodyモード(2キー)時に、ハイライトが入るので分かりやすいですが、小さい部品になるとそれでも見逃しがちになるので要注意です。例えばRubber系とか。

部品を戻すのも外すのも順番があるので、「あれ、なんでこの部品外せないの?」という時は、その前に外さなきゃならない部品があるということ。その場合は、その部品が赤く表示されるので分かりやすいですね。また、これはリフトで車を上に上げて下から作業しないと外せない、みたいな「どの位置から取ろうとするか」というのもあるので注意です。
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外して余った故障部品は、修理後にインベントリから売却してしまいましょう。右クリック長押しで一斉売却も可能です。


こうして依頼を遂行すると、お金と経験値が貰えます。経験値はこうした成功報酬以外に、普通に分解作業してるだけでもチマチマ貰えます。1000超える毎に1ポイント貰え、それをスキルアップや前述したリフォームに使用できます。
最初の内は作業スピードが遅いため、スキルアップに回すのが無難でしょう。特にボルト回しを速くするFast Unboltingと、タブレットは必須。
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タブレットはTキーを押してそこからショップを呼び出せるようになるため、いちいちPCまで歩く必要がなくなり、作業をしながらパーツ購入が可能になることで大幅に作業効率が上がります。

Repair Toolで部品修理の成功率を上げられます。これはガレージの一角にあるRepair Tableで一部の部品の修理を試みる事が出来る、前作にもあった要素ですね。うまくいけば新品を購入する手間が省けるのですが、失敗する可能性も高く、余計にダメージを与えてしまいます。
そのため、スキルアップで結構成功率を上げないと正直あまり使い物になりません。

Examine Toolのテスター系機能は結構玄人向きなため素人はあまり使えないかも。ある程度故障箇所を特定できるのですけど、専門用語でちょっと分かりにくいです。
意味が分かれば使えるのでしょうけど・・。


ちなみにリフトは最初から2台あるため、2つのオーダーを同時に受けることも可能です。受けたものの面倒そうなので、別の依頼を先にこなす、みたいな事も出来るというわけ。
で、オーダーをこなし経験値が上がってくると、車の故障の度合いが結構難儀なものになってきます。
普通に故障箇所が多いというだけでなく、「どこが故障しているのか分からない」という事例ばかりになってくるのです。まあ普通はそうですよね。
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オーダーインフォ上では「part not discovered」と表示され、該当するパーツを外して初めて特定されて名称が表示されます。そのため、特定されるまでは★のハイライト機能も使えません。キー3の色分けモードでも正しく色分けされないため、ここからもヒントを得られない始末。

こうなってくると、どこから攻めていいものか分からないので、例えばガレージの外に出てテストトラックで走ってみて、大雑把に故障箇所の当たりをつける、などの作業が必要になってきます。
この際、テスト結果が数値で表されるようになったため、前作より分かりやすくなりました。まあケースによっては「結局ようわからん」ってパターンに陥ることもありますが。まあこれは車慣れした人向けのチェックの仕方ですね。
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なので、車慣れしてない私のような人は、とりあえずオーダーインフォでだいたい大きくカテゴリ分けされているので(右のアイコンやカテゴリで大体何処がおかしいのかが表示されている)、そこから判断して「今回はギアボックスあたりか」と思ったらエンジン周りを調べてみる、みたいなやり方になるでしょうね。
実際、明確に故障箇所がさび付いているので見つけやすくはあるため、そんなに総当たりで捜すような事にはならないと思います。
ここまでプレイした人なら大体どの辺のカテゴリに相当するのかくらいオーダーインフォから読み取れるようになってると思うので。

また、内部のパーツだけでなく、外装パーツの修理依頼も加わるようになってきます。これは前作には無かった要素です。外装パーツは内部に比べて割とシンプルな分け方になってますが、やることは内部パーツと同じで、新品を購入して取り替えるだけ。


またオークションという要素も追加され、ボロボロになった旧車を競り落とし、それを修理する、というものです。
単純に売り物として売却するか、パーキングに収納して悦に入るか、自由に出来ます。
非常にダメージがひどい車ばかりなので修理するのは手間がかかるうえ、そもそもビンテージものになると入札も高額になるので中々競り落とせません。
そういう意味では完全にエンドコンテンツ要素ですね。そもそも経験値が9000を超えないと出来ないですから、そこまで行くのには結構時間がかかります。
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とりあえずかわいらしいMaluch(フィアット)を落としてみたけど、他の修理をしながらチマチマ直していくことになりそう。とりあえず色は別のに塗装するぞ。

それに関連して、DLCで外装などをチューンナップ(改造)する要素が追加されます。これはオーダーにはその要素が追加されないので、オークションで悦に入る人向けのコンテンツですね。

DLCでいったら、単純に車種のバリエーションが増えるものがオススメ。やはりプレイしていると、同じ作業で飽きやすい懸念はあるゲームなので、車種が増えることによって内部構造やパーツにも違いが出てくるため「お、この車には後輪にブレーキないんだ」とか、そんな小さな違いにほくそ笑んだり出来ます(爆)。

思わず私はDLCのデロリアンを購入してしまった・・・。
やっぱ格好良いですねえデロリアンは。ショーケースから一応「あの映画」仕様も見れるらしい。
修理のオーダーを受けてフロントハッチを開いたら、そっちがトランクでビックリ。ああ、これエンジン後方に積んでるタイプなんだ・・・。
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ちなみに、外装修理の依頼でエンジンカバーの修理がリストに載ってたんですが、どういうわけか外せません。ショップのパーツリストにも載ってません。なので本来ここは修理出来ない箇所っぽく、バグかな?と思えました。詳細は不明。結局そのまま完了で終わらせてしまいましたが。


長々ダラダラ書いてきましたが、チマチマ作業系が好きな方には結構オススメのゲームです。前作からあまり大きな変化はないですが、グラフィックや遊びやすさは向上していると思いますし、何より車の知識があまり無くともプレイ出来るようにしてあるカジュアル趣向のゲームですので、あまり身構え無しにプレイ可能です。

日本語化はされてませんし恐らくされることのないゲームでしょうけど、ストーリーとか長文の英語を読まされることもないので、問題ないと思います。
操作もシンプルで常に概要が表示されるため、困ることもあまり無いと思います。

現在STEAMで購入可能で、今現在セール中なので買うなら今です。もうすぐ終わってしまいますよ。
個人的には主立ったDLC込みのGoldエディション版をオススメします。やはりそれで車種が増えることによる恩恵は大きいので。(自分は最初にスタンダードを買って、後で後悔したクチなので)
それでも物足りなければ、更にデロリアンやベンツなどのDLCも視野に入れてみましょう。
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せっかくチューンナップした車でドライブも出来ないのが勿体ない感はありますけど(ドラッグレース的なのは一応出来る)、次回作でそんな要素が追加されることに期待しましょう。まあ私はあんまりドライビングゲームとかやんないけどさ。
それよりオーダーで改造依頼の要素が入ってくる方が急務かな? ランダムで決まったらヒドイセンスになりそうだけど(爆



最後に、私も迷った内容などの軽い補足を付け加えておきます。



■新規でゲームを始める際にエキスパートモードを選ぶことが可能になってますが、当然最初はノーマルモードでプレイ推奨です。
当然ながらエキスパートモードはある意味で修理経験があるようなホントに修理工向けのモードなので。
具体的には、例えばボルト締めの際にボルトがハイライトされなくなるので、自分でちゃんと確認して回さないといけない、とか。
なので、よほど自信がない限りは選択しなくてOKです。でも途中で幾らでもモードをスイッチングは出来るので、試しにトライするのも一興。私はすぐに諦めましたが(爆


■オーダーの内容にChange oilという項目があることがあります。これはエンジンオイルの交換です。
エンジンオイルはエンジンの下部から交換可能です。当然リフトで車を上げる必要があります。
このままネジをひねってオイルをドバドバ出しちゃってもいいんですが、これだと地味にお金を失うというハンデ付き。そこで、受け皿を持ってきてオイルを受け止めなくてはいけません。隅に置いてあるOil Drainを車の下まで持って行きます。
上を向きながら、Oil Drainという照準に開け口が合うように持って行き、離してそのままオイルを出すとちゃんと受け止める事が出来ます。

あとは新品のオイルを交換するだけ。これはエンジンの上部に受け口があり、触れば自動でオイル挿入モードになるため、一杯になるまで入れてやりましょう。
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■Spray car with factory paintというオーダーで塗装のし直し、というのもあります。これは自分がPaint Shopという部屋を開放しないと出来ないのですが、ここで塗装全般を行えます。まあ単純にまるまる一色塗り替えるだけですが。
だいたい依頼は同じ色の塗り直しなので、何もパラメータを触らずそのまま塗装しちゃってOKです。
最初から車がピカピカなので塗装し直す必要ある?なんて思うけど、実際塗装してみると、もっとピカピカになるので笑ってしまいました。

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■エンジンの奥深く、シャフトやピストンの交換は中々重労働です。大量のパーツを外してからでないとそこまで辿り着かないからです。特にシャフトは上も下もも全部のパーツを外さないと取り外せません。
中でもピストンは分かりにくい部品で、下から取ろうとしても取り外せません。実は上から見た、丁度丸い穴から除ける位置で取り外す事が出来ます。これは気付くの時間かかったわ・・・。
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■前作同様、音楽はラジカセから鳴ってる体になっており、これを操作することでオンオフ可能。私は最初ラジカセが何処にあるのか中々見つけられませんでしたが。
レビューで楽曲が少ないという物がありましたが、言うほど少なくは無いと思いましたが。ただ、どの曲も同じようなエレクトロビートものなので、直ぐに飽きる、というのは結局そうなのかも。
ここは普通にジャンル毎に色々チャンネルがあれば面白かったのに、とは思いますが仕方がないです。飽きてしまった方は、普通にオフって外部から音楽やネットラジオを流すのが良いでしょう。


■電話の横にあるカメラは、単純にスクショ用です。通常の視点では出来ない、低い位置からの撮影、カメラの傾きや被写界深度などを変更可能なので、そこそこ良い感じの画が取れます。
撮れるのがガレージ内だけなのが納得いかないけど、この辺は鑑賞モードの充実が待たれます。パーキングは正直ただの倉庫になってるし・・・。
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posted by KS(Koumei Satou) at 21:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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