2016年08月21日

よし、ここは大丈夫、カチッ、ん?

今回はHalf Deadというゲームを紹介します。
200円以下という格安ゲームなので、一発ネタ系というか、そんなにやり込むような内容の物ではないですけど、良くできているので軽い気持ちでトライして欲しいゲームです。
ks_halfdead1.jpg

このゲーム、トレイラーを見ただけで、「あれ、なんかに似てない?」と気付く人も居るかと思います。
そう、このゲームは映画「CUBE」に思い切り影響を受けたゲームなんです。
・・・というか、もう映画の内容ほぼそのままじゃん、て感じですが。


映画「CUBE」は立方体で構築された謎の部屋に閉じこめられた人達が脱出する話で、部屋の幾つかにはトラップが仕掛けられているので、それを避けながら出口まで進んでいく、というまるでゲームのようなストーリーでした。
当然ゲームのような話であるからして、その後ゲーム等で与えた影響はとても大きく、同じような世界観、特に理不尽で意味不明な状況に一般市民が巻き込まれる、というシチュエ−ションは一時期流行りましたね。今でも多く散見されますが。

このゲームは、もう影響を受けてるとかいうレベルの話でなくて、映画のCUBEの世界を再現しようという試みに近く、ゲームの目的は映画と全く一緒。
トラップの仕掛けられた部屋を避けつつゴールを目指す、という単純明快なもの。

とはいえ映画では建物の構造が縦横立体的に繋がっていたのに対し、Half Deadではシンプルに2次元方向に伸びてるだけです。
つまり上や下の階は省かれています。
ks_halfdead2.jpg

ゲームを始めると、部屋の規模や難易度を決めることが出来ます。デフォの7x7で丁度良いのでそのまま始めて大丈夫です。

部屋は四角形で、隅でない限り、4方向に繋がっています。今自分が立っている場所にはトラップが無いことは確定しています。どこかの扉を開けて進むしかないのですが、部屋を覗いても視覚的には全くトラップがあるかどうかを判断することは出来ません。
そのため、確認するためには中に入るしかないわけで。

中に入って何事も無ければ安全な部屋、と言うことになります(ミニマップに白いチェックマークが入る)。しかしもしトラップ部屋だった場合、反応して何かが飛び出してきます。
トラップには回避可能の比較的安全な物と、入ったら最後、脱出不能の即死トラップの2種類があります。回避可能な場合は、すぐさま部屋に戻るか、避けて進むことで即死は免れるため、大して驚異ではありません。一度トラップを避けるともう出なくなる物もあるので、それ系の場合はラッキーです(ミニマップにはオレンジのマークが付く)。
ks_halfdead3.jpg

ただ即死系の場合は扉を塞がれてしまうため、発動したらもうジ、エンドです(ミニマップには赤いマークが付く)。


このままでは死を覚悟で突っ込むしか方法が無いため、トラップがあるかどうかを確認する方法が他にも用意されてます。
それが靴を部屋めがけて投げ込むというアクションです。
これは映画でもあったシーンですね。センサーでトラップが反応してるのだから、物を投げて作動するかどうかを確かめる、というわけです。
ks_halfdead4.jpg

ただし、もし投げた部屋にトラップがあった場合、投げた靴を回収出来なくなってしまう事が多いです。特に即死トラップだと扉を塞がれてしまうのでどうにもなりません。
靴は当然2足しかないですから、非常に貴重であり、乱用するわけにもいきません。ではどうしたら良いのか?他に手はないのか?

実は各部屋には暗号が示されています。暗号と言ってもシンプルな物で、青、緑、黄色、ピンク、赤の5色のコードで構成されてます。
実はこれ、今居る部屋を中心にして、一体いくつトラップ部屋があるかを示しているのです。
青なら繋がっている4つの部屋全てが安全、緑ならどこか一つがトラップ部屋、黄色なら2つ、ピンクなら3つ、赤なら全てがトラップ部屋、という法則です。
映画でもトラップ部屋のあるなしに法則があったので、その再現にもなってます。

勘の良い方なら既にピンと来た方も居るかもしれません。実はこれ、要するにマインスイーパなんですよね。
一方向の扉の先がトラップがあると分かっている場合、今居る部屋で示されているコードが緑だとすると、残り3つの部屋は安全だと確定できます。
ks_halfdead5.jpg

このようにして、マインスイーパよろしく消去法で安全な部屋を特定し、そこに向かって進んでいく、というのが本ゲームの醍醐味なのです。

Oボタンを押すことでマーキングモードになり、ミニマップやマップ上にマーキングすることが出来ます。つまり怪しい箇所を特定したら、そこに目印を打っておく、というまさにマインスイーパさながらの機能が備わってるわけですね。

安全な部屋を見つけては各扉から覗いたコードを参考に照らし合わせ、道筋を確保していく。言ってみればこれは、マインスイーパをそのまんま一人称視点でやってるのと同じですよね。そういう意味じゃ中々面白い試みのゲームです。
ks_halfdead6.jpg

ただ、マップの構造はランダム生成なため、調べた結果全ての道がトラップで塞がれてる、みたいな状況に陥ることも多々あります。中には回避可能なトラップがあるので、そこを見つけて通り抜けるしか手はないわけです。
あるいはどうしても特定仕切れない箇所が出てきたりと、八方塞がりな状態になったらいよいよ靴投げの出番。

こうして、マインスイーパ的推理と、靴投げによる運試しをしつつゴールを目指す本ゲームは、そこそこ頭と運を使う暇つぶしゲームになっており、個人的には非常に楽しめました。

特にマインスイーパ部分はシンプルに単純化されたに近いので、コツが分かると結構スムーズに特定していくことが出来ます。
とはいえ、ついうっかりと予想が外れている事もあり、余裕ぶっこいて部屋に入ったら串刺しになって即死・・・なんてことも。
マインスイーパよりも食らった時のショックがでかいのでビビリますね。

また、映画にはない要素として、トラップとは全く関係なく、プレーヤーを殺そうと徘徊してる敵キャラや、扉の上に設置されたレーザーなんかがあるため、いくら先が安全だと分かっていても気が抜けません。
扉を開けた途端、頭上からレーザーを放たれて即死、敵が飛び込んできて触れたら即死、とかこれまた結構ビビリます。(自爆する奴が多く、靴を残していくのもいたりします)

これらは部屋の暗号コードとは無関係なため注意が必要です。
ks_halfdead7.jpg

あと、時々プレーヤーと同じような境遇のNPCが部屋に居ることがあるんですが、これも映画のオマージュですかな?
ちなみに、彼が部屋に既に居るからと言って、トラップが無いとは限らないのでご注意を。


グリーンのボタンみたいな物が出てくれば、そこがゴールです。ちなみにランダム生成だと、スタート付近にある事も希にあり、さあ捜すぞーと思ったらあっさり見つけた、なんてことも。
ゲームモードで、必ず遠い位置に配置するモードもあるので、そちらを選ぶのが良いかもしれませんね。まあ逆にこれだとある程度位置が特定出来てしまうという向きもありますが。
ks_halfdead8.jpg

マインスイーパ的要素のおかげで割と中毒性のあるゲームであり、暇なときにちょちょいと出来る内容もあいまって、中々の良ゲームです。
ただ値段が値段でシンプルな内容には違いないので、割と飽きるのは早いかも。今後色々と新たなモードが増えると楽しいんですけどね。

ちなみにマルチプレイモードでは複数人数で同時にゴールを目指すようになってて、対抗したり協力したりと色々あって中々楽しそうですが、私はマルチ苦手なので試してないです。

Half-DeadはSteamで購入可能です。
ks_halfdead9.jpg

ちなみに映画CUBEは私も好きだけど、それはあくまでアイデアが好きなのであって、この手の映画で描かれる、一般人が巻き込まれる形で死のゲームをやらされるというシチェーションは、実は個人的に好きじゃないんですよね。
それって、カイジみたいに権力者が弱者を弄んでるようなもので、非常に鼻持ちならない。
このHalf-Deadでは、犯罪者が刑罰免除を賭けて命がけのゲームを挑む、という設定になってます。(なんかシュワちゃん主演でこんな感じの映画もありましたねえ)
もし本当にこんなバラエティ番組が出来たら、やらせる方も見る方も同罪ですな・・・。




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posted by KS(Koumei Satou) at 22:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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