2016年03月20日

敵側を動かすのは大変だろうな・・ボドゲだった場合

ちょっとスマフォゲーの話題が続きますが、面白くて夢中になってしまったので仕方がないですね。
Hitman Goというゲーム。

Hitmanと言えば、洋ゲー好きならご存じの方も多いでしょう。ステルス系のアクションゲームとして人気の高いシリーズで、映画化もされましたし。
暗殺者「コードネーム47」となり、気付かれないようにターゲットに近づき抹消していくのが目的のゲーム。
実は私、このHitmanシリーズはどれもプレイした事がなく、今回が初めてのプレイとあいなってしまいました。正直これをそのシリーズの頭数に入れてしまって良い物か甚だ疑問ではあるのですが。
ks_hitmango1.jpg

なぜなら、今回のゲームは一応Hitmanの冠を授かったゲームではあるものの、内容としては全くの別のゲームだからです。
一種、新作タイトル販促用のミニゲームみたいなノリの物なので、本家と同じ物を期待すると裏切られるので注意が必要です。

ただし、だからといってこのゲームが適当なプレイする価値の無いものかと言ったらとんでもありません。(まあ値段が600円台だし、適当な物でないのはこの価格帯で分かると思いますが)
Hitmanの世界観をきちんと踏襲しつつ、うまいこと独自のライトなパズルゲームへと昇華しており、私のようなHitmanシリーズ未体験のプレイヤーでも存分に楽しめる内容になっているので、実は万人にお勧めできる優良アプリなのです。
ちなみに、Steamでも同ゲームはリリースされています。値段はアプリ版より多少割高になってますが、内容はどうやら全く同じ模様。ただし、グラフィックがPC向けに調整されて更に綺麗になっているようです。


ks_hitmango2.jpg
まず、このゲームは何はともあれグラフィックに目を奪われます。まるでジオラマ、ミニチュア系ボードゲームを思わせる世界観(というよりまんまボードゲーム)がなんとも独特で美しい。
ステージセレクトで出てくる各チャプターも、ボードゲームのパッケージみたいに表現されており、なんというかボードゲーム好きは思わずニヤッとしてしまいます。

キャラクターはまさにボードゲームの駒みたいに表現され、マスの上を一歩ずつ移動していくターン制のパズルゲームになっています。黒いスーツを着たスキンヘッドの男が、例のHitman。彼をゴール地点まで移動させるのが目的です。

Hitmanシリーズのステルス要素よろしく、ボードに配置されている警備員達に見つからないように移動しなければなりません。
警備員の視界(一歩手前のマス)に入ってしまうと捕まってしまうので、そういった「詰んでしまうマス」をうまく避けつつコマを進めます。
ks_hitmango3.jpg

これまたHitmanらしく、敵に背後や側面から近づいて行けば気付かれないので、そこから敵のマスに進入すると、相手を倒してボード上から排除できます。
場合によっては排除しないと安全なルートを確保できない時もあるので、「敵に発見されないように見張りを始末する」という、如何にもな要素も含まれているわけです。

敵はその場から動かない者だけでなく、周囲をパトロールするようにターン毎に移動するキャラクターもいます。そうなるとプレイヤーと敵が交互に移動する事になり、この辺もすごくボードゲームっぽい。
移動する黄色い敵は結構驚異で、場所によっては移動場所を遮られ、移動できなくなって詰み、という事態によくなります。さながら将棋で追い詰められている感覚に近く、相手の動くパターンから予測して取られないようにしなくてはなりません。
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ただ、どうやってもこちらが詰むような配置になっている場合もあり、そういう時はマップ上に配置されているアイテムをうまく使って道を切り開きます。敵の注意をそらす石や空き缶や、敵を排除できるライフルや二丁拳銃など。これらは如何にも暗殺者らしい演出に一役買っています。

Hitmanシリーズではお馴染みとされる変装のアイテムも用意されていて、アイテムを取ると、その色のスーツに切り替わります。その色と同じ敵からは見つかっても何もされなくなる、というわけです(ただし殺すことも出来なくなる)。

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ステージの要所要所で暗殺ターゲットが登場し、一種のボスステージみたいになっています。まあやる事は他のステージと同じで、単純にゴール地点にターゲット駒があるだけの違いなんですが、BGMに「アヴェ・マリア」が使われ、俄然雰囲気が出ていてボルテージは最高潮に。
なんでアヴェマリアを聞くと暗殺シーンが盛り上がるのか自分でも謎ですが(爆)、まあこれ系の映画の影響だわね。


ステージやチャプターが進むと、新たなタイプの敵やアイテムも続々登場して色んな要素が加わり、飽きさせない工夫が成されているので、楽しくてどんどんプレイしてしまいます。
ただし、先のチャプターをアンロックさせるためには一定数以上のスタンプ(ポイント)を集める必要があり、これらはステージクリア時にゲットする事が出来るのですが、1ステージ毎に最大で3ポイント手に入り、うち2ポイントは「指示された最短ターン数でクリア」「ブリーフケースを入手してクリア」「敵を全部倒してクリア」など、一種のチャレンジ要素となっており、普通にクリアしただけでは簡単に手に入らないようになっています。
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未入手のスタンプはクリア後何度でも挑戦可能なので、ポイントが足りないと感じたらチマチマ挑戦すると良いでしょう。なお最短ターン数クリアは、他のノルマと相容れない事も多く(ブリーフケースなどを入手しようとするとどうしても余計に手数が発生してしまうため)、3つ同時に取得する事がそもそも出来ず、どのみち後から再挑戦しなくてはならない場合も結構あります。

人によっては面倒に感じるかもしれませんが、ただこれらのチャレンジ要素は決してそんなに難しいものでもなく、元々動ける場所やパターンが限られているので、消去法で考えていけば試行錯誤でおのずと解答が導き出されていくため、私はそんなに苦痛な物には感じませんでした。
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むしろ個人的にはこれらスタンプを集めるのが楽しくて、とにかく3つ集めないことには次のステージには進めない、みたいなスタンスで進めていたのであっという間に全チャプターをアンロックしてしまいましたが(笑)。
どうしても解けない場合は電球のマークで解答を見ることも可能です。そのものズバリの解答が示される上に、見られる回数に限度があるため、使用には充分注意してください(ここが課金要素)。


アブストラクト系思考型のボードゲームにあるようなパズルで、非常に考えられて作られたデザインであり、難し過ぎず、簡単すぎず、実に良い案配のゲームに仕上がっていると思います。
暇な時間にチョロっとやるのに最適であり、正にスマフォゲーとして特化した内容であると言えます。
・・・ただまあ、楽しすぎてついつい必要以上にプレイしてしまいがちという、嬉しくも悩ましい部分があるわけですが。

言語は英語のみなので日本語未対応なものの、別にストーリーが語られる事もなく言語依存はほぼ無いに等しいゲームですのでその辺は気にしなくて良いでしょう。
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値段は少々高めですが、その価値以上は確実にあり、「暇つぶしゲー」として極めて優秀です。グラフィックも非常に美しく、ボードゲームやジオラマ風の世界観も秀逸です。やられた時の駒がポトッて倒れる音がいかにもって感じでたまりません(笑)。

あまりに気に入ってしまったのでSteam版もコレクトしたい気持ちにかられている有様。流石に無駄使いなのでセールを狙いたいと思いますけど、トレイラーを見るに、一瞬本当にミニチュアを写した写真なんじゃないかと疑うくらいのグラフィックに見えるけど、実際のゲーム画面はそんなにスマフォ版と大きく違いはないっぽいですけどね。
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・・・で、本家の方のHitmanシリーズもなにがしか一本くらいプレイしなきゃとは思ってるのだけど、最新作は結構賛否あるようだし過去作から漁ってみますか。
・・・まあ今は全然買う余裕無いからずっと後回しになるけどね!






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posted by KS(Koumei Satou) at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPhoneアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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