2015年10月11日

きっと大ベルリン計画も遂行されたのだろう

ちょっと今週は更新できないかもと思ってたけど、何とか時間が空いたので、ちゃっちゃとやっときますか。
最近チマチマとゆっくりプレイしていたのが、「Wolfenstein: The New Order」で、ようやくクリア出来たので感想とかかいておきます。
Wolfenstein(ウルフェンシュタイン)といえば、あのidソフトウェアから出ていたFPSゲームの元祖とも言うべきゲームです。
本ゲームは今まで何度かリメイクされていますが、今回もそんな作品の一つですね。
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元々オリジナルの「Wolfenstein 3D」は第二次世界大戦当時、ナチスに捕らえられた主人公が、恐ろしい人体実験を繰り返しているウルフェンシュタイン城から脱出を図るという内容で、まあ要するにDOOMに内容もゲーム性も似ているので、まさにDOOMの前身にあたるゲームと言っても差し支えないかもしれません。

オリジナルの元祖は確か3DO版をプレイしたのが最初。2001年リメイクのReturn to Castle Wolfensteinもプレイしたことありますが、遙か忘却の彼方、というか途中で止めてしまったような気がします。
その後2009年にも「Wolfenstein」として新たにリメイクされてますが、これはそもそもプレイすらしてません。日本語版は出なかったし、今はSTEAMのラインナップから諸事情でなくなっちゃってるし、どうにもなりませんし。

で、今回の「The New Order」は、その2009年版の後日談というか続編、という形をとった内容だったみたいです。シリーズを通して主人公であるB.J.Blazkowiczが、恐ろしい化学兵器で世界を征服してしまったナチスを相手に孤軍奮闘するという「IF」な物語です。
思わず映画「アイアン・スカイ」を思い出しちゃうけど、まああの手の世界観ですわね。

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前作をプレイしてないので何とも言えませんが、前回で倒し損ねたナチスのマッド・サイエンティスト「デスヘッド」打倒に主人公達が再び向かうという所から始まります。


それにしても、元祖、そして2001年のリメイク版と見比べたとき、本当にメチャメチャ進化したよなあ、と圧巻の一言です。2001年の時でさえ、「あのWolfensteinが凄くリアルになってる」って思ってたのに、今見ると「しょぼい・・・」て感じてしまうとは、今後「The New Order」もそう思ってしまう時が来るのかと思うと末恐ろしいです。
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ゲームとしては、主人公や舞台背景こそシリーズの世界観を保っていますが、もはや冠だけ背負った全くの別物といっても過言ではありません。
なにしろ、密閉されたWolfenstein城の中を敵を倒しながら進むという内容はあくまで一部で、空中戦、地上戦、海の中、挙げ句の果ては月面基地にまで舞台はめまぐるしく変わり、とにかくバラエティに富んだ内容になっていて、さながら超大作ハリウッド映画でも見たような気分です。

ただ、FPSという部分に関しては、まさにオールドスクールな撃ちまくりランボータイプのゲームであり、かなり爽快感があるので、まったく不満はありません。むしろ、このゲーム性でこんなハリウッド大作級のゲームは、到底日本で作られることは不可能だよなあ、とため息が出るばかりです。

しかし、撃ちまくりのゲームとはいえ割とシビアではあります。不用意に突っ込んだりすると、あちこちから撃たれて蜂の巣にされ、結構あっさりとやられてしまうので。
このゲームは壁などを利用してカバーリングしながら撃つのが基本で、これさえきっちり行っていれば、そんなに難しくないでしょう。
ただ、敵がいつのまにか回り込んで来て後方から撃たれたりするので常に注意が必要です。
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特に重装甲の兵士は高火力の武器を持っているので、数発食らっただけで憤死に追い込まれることも多く、いきがって前に出ると危険。
グレネードなどで動きを止めつつ、ヒットアンドアウェイで確実に倒す必要があります。

充電式の武器も手に入り、後半は殆ど弾薬切れの心配が無くなるのでとにかく撃ちまくれるのですけど、不用意に前に出ることは出来ない絶妙なバランスになっていると思います。
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場面によっては、なるべく敵に勘づかれないように進むステルス系のステージもあったりします。これは、どこかにいる司令官クラスの兵士を気づかれないように倒せば、増援を呼ばれずに簡単に制圧できる、というもの。途中で誰かに発見されると、増援を呼ばれて失敗、後は全部なぎ払うしかないランボーステージに変貌します。

私は最初、ナイフでそろりと後方に近づき、一人ずつ仕留めていくしかないと思ってめちゃくちゃ苦労しました。というかこれだとどうしても司令官までたどり着けず、結局増援呼ばれて全員撃ちまくって殺すという事になりがち。
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後から気づいたんですが、サイレンサーを付けたピストルで撃っても全然OKで、そのやり方にしたらあっけないほど簡単になりました(笑)。
他のステルスゲームと違って、死体を発見されたら失敗とか、そこまでシビアじゃないんで。
あれですな、Dishonoredをやりすぎて、ついついそんな気分でやってしまってたんですな・・・。

難易度はノーマルを選択してたんですが、個人的に割と難しい、と思うレベルでした。
多分そう思えた理由のひとつに、任意セーブ出来ない仕様というのがあります。あくまで自動セーブのみなため、そのステージを良い感じで攻略できたとしても、最後の最後でしくじると最初からやり直し、という事になってしまうわけです。

しかも結構手前まで戻される場合も多く、「え、そこからやり直し?」というのは良くありました。
PCオンリーではなくマルチプラットフォーム故の仕様で、最近はこのパターンが多くなって困ります。まあ総じて相応な難易度だったとは思いますが、流石に難易度選択を間違えた、と思ったら途中からでも自由に難易度を変えられるシステムになっているので、その辺は融通が利いていると思いました。
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そんな風に結構やり直す羽目になる仕様だった事もあって、クリアまでにはそこそこ時間がかかり、そうじゃなくとも全体的に中々のボリュームだったので、かなり濃密なゲームだったと感じました。しかも途中からルート分岐も存在するという。
もっともこれ、ストーリーの一部が若干変わるだけという物で、ステージや展開が大幅に変わるというような大それた物ではないですが、強いて言えば主人公のアップグレード要素が変わるので、その辺の違いは大きくあります。
なので無理に両ルートをプレイする必要はないっちゃないです。

でも、個人的に2週目をやりたくなる感じだったので、今別ルートを選択して2週目をプレイ中です。まあそれくらい面白かったと言うことですね。
流石に2週目はサクサクっとやりたかったので難易度はイージーで。この難易度だと、バリバリと面白いように敵を倒せるようになるので、単純に爽快感やランボープレイという意味ではこっちの難易度の方が良いかも。
あたしそこまで凄腕プレーヤーじゃ無いんでね・・。
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あとこのゲーム、元祖のゲームになぞらえている事もあるのか、割と隠し要素が多めです。中でも、ある場所で発生する「悪夢」には笑ってしまいました。
なぜなら、元祖のWolfenstein 3Dをまんまゲーム内で再現しているからです。
武器やプレイヤーの挙動は変わらないけど、わざわざ敵をスプライト表示してるとか、相当こだわりを感じます。
ただこれ、やられるかクリアすると終わってしまい、もう再チャレンジ出来ないっぽいので、その辺は要注意です。
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STEAMで購入可能で完全日本語化されており(基本吹き替えですがドイツ語部分はオリジナルと合わせて字幕仕様)、その事もあって定価は割と高めに設定されちゃってますが、まあSTEAMの事なのでセールを狙えば半額以下で買えるチャンスがあるので、欲しいけど高いと思う人はセールを狙いましょう。
あとPS4版とかでも出てますしね。


個人的には大満足の一本で、非常に良くできた大作です。一体どんだけ制作に時間かかってるんだとため息。
唯一不満を上げるとするならば、ストーリーですかね、あの終わり方は、ちょっと欲求不満を抱えるものでしたし、そもそも○○とは直接的な対決をしないまま終わってしまいましたからね。
となるとまだ続編を考えてるんでしょうか?(というか、単純にモラル的な問題かな)

実は既に、本ゲームの前日譚にあたるゲーム「THe Old Blood」がリリースされてます。まあDLC扱いのゲームで良かったはずですが、単体リリースされてるみたいですね。
とりあえず個人的には遅かれ早かれ購入決定です。

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そういやせっかくナチスを題材にしたんだから、もう少し新古典主義な建築物を出しても良かった気もするけど、ずっとそれだと飽きちゃうし仕方ないかもね。所々でそういうのは出てくるから、まあそれで妥協しとこう(笑)





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posted by KS(Koumei Satou) at 22:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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