2013年10月13日

鋼鉄のレゴブロック

タカラトミーがメカノ(Meccano)の取り扱いを始めたようです。
ナーフに続いて、攻めますなあ、タカラトミー。
メカノと聞いても、殆どの方が良く意味が分からないかとは思いますが。
音楽好きの方なら中野にあるマニアックなCDショップを連想してしまう人も多いかも知れません。

メカノ(Meccano)は元々イギリスで生まれたレゴのような知育玩具の事で、現在ではフランスなどのヨーロッパを中心に受け継がれ、生産され続けている歴史あるおもちゃです。
CDショップのメカノは同名のバンドからその名を取ったと言われていますが、そのバンドは勿論このおもちゃの名から取っているので、実は遠回しに無関係では無かったりするんですけどね。
ks_meccano1.jpg

メカノは「鋼鉄のレゴ」という名称が相応しいオモチャで、レンチとスパナを使ってパーツを連結して組み合わせていく、実にメカニカル&メタリックなブロック玩具です。
もはやこれはブロックではないけども、既存パーツを組み合わせて自由に作れる点ではブロックと概念は全く一緒です。


タカラトミーが代理店として販売を始めたからには、この日本では馴染みのないオモチャが手に入りやすくなったわけで、結構喜ばしいことです。
とは言え、現在ではアマゾンなどのネット通販は行われておらず、取り扱っている店舗でのみ購入可能と言うことなので、買いやすくなったとはいえ、立ち位置としては非常にニッチな製品には違いなく、まあ商品の性格上致し方ないという感じもあります。

ちなみにメカノは前々から他のメーカーなどが輸入代行して国内販売をしてはいました。
アマゾンでその一部がまだ購入可能になっていますが、ただどうしても値段が割高になってしまうため、レゴとは違い決して敷居が低い代物ではなかったのです。
タカラトミーも輸入代行をしてるに過ぎないので、やはりナーフなんかと比べると割高感がありますが、ラインナップはさほど高額ではありません。まあ子供でも簡単に作れる物をチョイスしているからでしょう。

今回タカラトミーがラインナップとしてチョイスしたのは、レーシングカー等の車モデルがメイン。乗り物系はメカノが得意とするジャンルですからね。
ks_meccano2.jpg


今回、私も幾つか買ってみました。ミディアムサイズのバギーと、ミニバイクのモデル。
実はメカノを買うのは今回が初めてではないので、久し振りの組み立てとなりました。

前述したとおり、メカノは金属のプレーンパーツに、ボルトとナットで形成された知育玩具です。一部プラパーツやゴムパーツも含まれてますが、ボルト留めされたその容姿はブリキのオモチャを連想させ、非常にメカニカルな存在感を放つのが特徴です。
ks_meccano3.jpg

使用されているボルトやナットはちょっと特殊仕様で、ドライバーではなく六角レンチで回すタイプになっています。メカノを買うと、必ず専用のレンチとスパナが付属してくるので、これを使って組み立てていきます。
が、メカノ独自の規格という訳ではないので、一般のレンチなども普通に代用できますけど。


では早速バギーを取説を元に、組み立ててみます。2種類の設計図が載ってましたが、とりあえずパッケージと同じモデルを組み立ててみることに。
ナットをスパナで固定し、レンチでボルトを締め締め。
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私も初めてではないので、割とサクサク組み上げられましたが、一部ちょっとやりにくい箇所(ボルトが締めにくい)があったりするので、これを連結する前にまずこっちを組み上げた方がやりやすいな・・とか多少試行錯誤したりはしましたけど。


という訳で小一時間程度でバギー完成。本当は付属のステッカーを貼って完成ですが、勿体なくて、そして無くても格好良いのでこのまま。

いやはや、中々のデザインの美しさです。インテリアとしてそのまま飾れる勢いですね。
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もうひとつのミニバイクもサクッと組み立て。こちらは更にパーツ数が少ないのでお手軽です。このモデルでは、プレーンのパーツをぐにゃりと歪曲させて連結させます。
メカノにはこうした薄版のパーツがあって、丸めたり曲げたりして繋げられるのです。鉄板のメカノならではの組み立てですが、結構無理矢理ひん曲げるような感触なので、最初は勇気が要りますね。
ks_meccano6.jpg

しかし、ここでトラブル発生、特殊な形状の専用ボルトにナットがはまらない。どのナットも入らないので、ボルトが何かおかしいのかと思ってルーペで確認したら、なんとミゾがずれてて一部潰れてました。これじゃ入るわけ無いわ。
用は単純に成形ミス。海外製のおもちゃならではのアバウトさの洗礼を受ける格好になってしまいましたな。
まあどっちにしてもメイドインチャイナクオリティなんで推して知るべし、という感じですが・・・。

しょうがないので、予備で余っている他の同じサイズのボルトで代用。何とか問題なく連結できて、完成。
ふー、一時はどうなることかと。
ks_meccano7.jpg

メカノはレゴブロックと同じく、完成したらハイ終了という訳ではなく、また分解して新たに作り直す事が可能なオモチャです。でもこれはあるあるでしょうが、一旦作ってしまうと壊すのが勿体なくてついそのままにしてしまいがちです。
そしてメカノはレゴに比べ、ちょっとその辺難易度が高めなので、なんとなくという感じで組み立てるのは至難の業。ある程度どういう風に作っていくか、プランを練っておかないと形を模すのは難しそうです。
なので初心者のうちはブロック遊びと言うよりは、プラモデルの感覚に近いのかも知れません。


ちなみに、私はメカノを触ったのは初めてではないと言いましたが、数年前に豪華なメカノセットを購入し、作っていた経験がありました。
それは大きなトレイン・セットや、クラシックカーを模したモデルで、モーターで稼動する上、結構なパーツ数で組み立てるのは中々大変な代物でした。
ks_meccano8.jpg

しかし、このトレインモデルはまさしくこれこそがメカノ、と言うべき存在感であり、鋼鉄のレゴの呼び名に相応しい美しさを放っていて凄く気に入ってます。
気に入りすぎて、そして解体するのがめんどくさ過ぎて、結局このままずっと飾って放置状態でしたけど・・・。
ボルトやナットで締めている関係上、どこか緩んできて、パーツやボルトが外れてしまう事があるため、一部部品が欠損したりしてしまったけど、取り敢えず今でもモーターで動きます。動く姿も迫力満点。



現在ではこの手のモデルは絶版であり手に入りませんが、海外には沢山のメカノ愛好家がいるので、eBayなどで調べると、結構な数のメカノ製品を今でも見つけることが出来ます。


ちなみに下の動画は海外で定期的に行われている、メカノ作品の展示会イベントの模様ですが、いかにもクラシックな容姿の製品から、車等を模したもの、単純にメカの機構を再現した物など、様々な物があります。



こういうのを見ると、俄然制作意欲を刺激される物がありますけど、やっぱり敷居が高いなあ。まずは手持ちのメカノを解体する所から始めないと(爆)


それにしても、海外のメカノ動画を見てると、結構お歳を召した方が多いことに気づきます。非常に歴史のあるオモチャなので、子供の頃に親しんだ思い出を忘れられず、余生をこのオモチャで楽しんでいるのでしょうか。
ks_meccano9.jpg

私もそんな楽しみ方が出来ると良いけど・・・。
でもメカノって鉄である宿命で、ちょっとずつ錆びていっちゃいますね。まあそれも醍醐味と言われればそうですが、耐久力的にヤバそう(爆)。




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posted by KS(Koumei Satou) at 22:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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