2019年03月31日

気付けば休日が終わってる(絶望)

私、Netflixと契約し月額料を払ってます。
以前に料金が値上げしてしまいましたが、解約することなく、楽しませてもらってます。
正直なところ、毎月800円分払って見るほど毎日見まくっているかと言うとそんなことなくて、ひょっとしたら過剰に払ってることになってない?みたいな月もあるにせよ、
ふっと気付くとシリーズを一気見してしまったり、コンテンツをがっつり視聴しまくってしまう日もあるのでまあ、元は取れてるかな、と思ってます。

実際、Netflix、中々侮れません。とにかくオリジナルコンテンツの量や質も非常に高い上に、アニメや映画も沢山あり一度見だすとついつい一日中見てしまう事もあるので、気が付きゃ寝る時間になり「うわーしまったやらかした」と思う事も(爆
特に私が一押しなのが吹き替え対応のコンテンツが非常に多い事で、だいたいオススメとして先頭に並んでくるコンテンツのほとんどは大体吹き替え対応されてますし、字幕で見るのが辛い私のような人間には非常に助かってます。
他のHuluとかのサービスがどれくらいの割合で吹き替え対応されてるのか知りませんが、恐らくNetflixが一番多いでしょうね。
例えばスカパーとか、そういう海外のコンテンツを多く扱うサービスで不満なのが「でも結局ほとんど字幕でしか見れないしなあ」だったので、数ある動画配信サービスでNetflixを選んだ理由はコレが大きいです。

Netflixのお薦めのシリーズやアニメ、映画は色々あるのですが、最近ドキュメント系のコンテンツも面白くて良く見ます。
大体アニメや映画は良く紹介されているところは見ますが、ドキュメント系のコンテンツをレビューしているところはあんまり見かけないので、今回は面白かったNetflixオリジナルのドキュメント作品を3つ、軽く紹介しようと思います。

映画とかが世に出るまでの裏話や生まれるまでの経緯を追ったドキュメントは良くありますが、子供時代に皆が手に取ったであろう「おもちゃ」がいかにして生まれたかに焦点を当てたドキュメントというのは、意外とありそうでなかった話題で、面白い所に目を付けたなーというのが第一印象。
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現在2シーズンで4エピソードずつ、計8エピソード出ていますが、スターウォーズやスタートレックなど、作品の関連グッズとして登場したおもちゃや、トランスフォーマーやレゴなど、オリジナルの企画から生まれた物まで、とにかく有名なおもちゃの誕生秘話を扱っています。
全体的にちょっと軽いノリのテイストで、ジョークを交えながらポップな雰囲気のドキュメントですが、ふざけた内容ではなく、内容的にはかなり真面目におもちゃの歴史を追っています。

特に一押しなのがトランスフォーマー回で、今やマイケル・ベイ監督による映画シリーズが有名ですが、元はと言えば日本の玩具メーカーが販売していた変形合体ロボが始まりであることは、ファンであれば周知の事実。ここではその経緯をしっかり追って、それを海外で展開するためにどのような戦略が取られていったかをテンポよく紹介していきます。
なので、日本のタカラ社の取材もちゃんとあって、「へーそういう流れがあったんだ」って非常に興味深かったです。
最後はちょっと日本人として誇らしくてウルっと来ました。日本人ならこの回は是非とも見ていただきたいです。
それ以外にもレゴやスタートレック回とか凄く面白かったです。スタートレックがスターウォーズの影で苦戦してたとかは「なるほど確かにそうだよなあ」とか思ったり。
マスターズシリーズは日本人にはあまり馴染みはないけど、かつてドルフ・ラングレン主演で映画もやってたので我々オッサン世代にはちょっと懐かしかったです。
日本人的にはハローキティ回もあるのでここも必見。

ポルトガルにバカンスで来ていた英国夫妻の娘がホテルで突如失踪してしまった事件を追ったドキュメント。
幼女が失踪する事件と言うと、日本ではジョンベネちゃん事件は度々報道されていたので知ってる人は多いと思いますけど、失礼ながらこの事件は正直知りませんでした。
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ヨーロッパでは非常に大きく扱われた超有名な事件らしいのですが、恐らくほとんど日本では報道されてないんじゃないでしょうかね。
2007年に起き、未だ未解決の事件です。そのため最終的にモヤモヤ感が残るのは承知の上で見たのですが、非常に興味深く見させてもらいました。

全8エピソード、事件が起きるまでの経緯から、現在に至るまでの捜査状況を、取り巻く人たちのインタビューを交えながら時系列で詳細に追った内容の為、全く事件を知らない私のような人間でも非常に分かりやすい展開で有難かったです。
犯人は誰か?という疑いの目が、徐々に切り替わり、その度に当事者が大変な目にあっていくのですが、「まあその流れになるよなあ」と思いつつ、いつの時代もマスコミの報道が一個人を執拗に追い詰めるよなーと憤りも感じます。

この事件では途中からネットの影響力も出始めるので、時代の流れも感じ、件の夫妻も大変だったろうというのは想像に難くありません。
最終的に答えは出ないものの、「恐らくこれで間違いないのではないか」という所までは行き、それは非常に説得力がありました。
マデリンちゃん自身は死体も発見されていないため、未だ生死すら不明です。逆にいうと未だどこかで生きている可能性はあるので、その小さなチャンスが身を結ぶと良いですね。

2017年に開催される「はずだった」ファイア・フェステバルという言うなればロック・フェスにまつわるドキュメンタリー。
日本ではあまり話題にはなりませんでしたが、これに関するドキュメントはHuluでも独自コンテンツとして制作されており、2大配信サービスが同時に扱ったことで話題を呼びました。
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それだけ海外ではSNSも巻き込んで大騒動に発展した事件だったようです。
残念ながら字幕のみのコンテンツでしたが、この事件は遠く聞き及んでいたので興味があり、今回興味深く見させてもらいました。
元々FYREとは、登録アーティストをイベント主催者側が簡単にブッキング出来るようにした企業向けアプリで、これを大々的に宣伝するために、バハマの孤島で豪華なロックフェスをやろうと企画されたのがファイア・フェスの始まりでした。

まああとはこのドキュメントや、ネットで経緯を調べればわかりますが、とんでもない大事件へと発展していきます。「何でだれも止めなかったのか」とは思わず思ってしまうけど、全員が成功を信じて突っ走った結果、結局ダメだった、という事でしょうか。
でも見た感じ、どう考えても失敗するとしか思えないので、沢山の人が忠告してるのだけど、結局それを押し通したトップの人間の判断力と決断力の甘さが要因かなあ、と思いました。
そのトップの実業家本人のインタビューはありませんが、多くの関係者から話を聞いており、かなり堅実に作られたドキュメントです。
沢山のSNSのインフルエンサーを巻き込んだ事件だったため、彼らが常に記録に残すので当時の映像も結構残っており、時代を感じますね。

劇中、現地を良く知るスタッフの一人が、初期の段階でこのフェスの無謀さを訴え猛反対しますが、解雇されてしまいます。この企画の失敗は、この時点で決まってたんだな、とは個人的に感じるところがありますね。都合の良い人間ばかり集めるとどういう事になるか、というのは言わずもがな。
色々反面教師になる事があるとは思うのだけど、正直そのどれもが昔から良く言われてるような基本的な事なので、人はなぜ過ちを繰り返すのか、という意味では実に興味深い騒動だったと思います。


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posted by KS(Koumei Satou) at 22:07 | Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月17日

お前の手を改造するのだ。ただしゲームは出来ない

スチームパンクな雰囲気が楽しめる工作キット、RpbotimeのROKRシリーズを以前紹介しましたが、あれからすっかりこの手の工作キットにはまってしまいました。
ムダ使いと知りながらあれこれ追加で買ってしまい、悦に入っている状態です。
Robotime以外にも各メーカーがこの手の工作キットを出しているのですが、今回はそれらをサクっと作ってみたので紹介します。

まず、Ugearsというメーカーのもの。
これはウクライナの会社みたいで、中身もウクライナ産なようです。
詳しくは知らないのですが、恐らくこの会社が元祖なんじゃないかと私は見立てています。この手の工作キットの中でデザインが一番洗練されているみたいですし、日本の代理店もあるようで東急ハンズなんかでも購入できるみたいです。
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こちらのラインナップにもトレジャーボックスがあったので買ってみました。
Robotimeの物に比べ、パーツ数も多いせいか値段も少し割高になってますね。
ケースの中は丸々パーツシートしか入ってなく、あとはマニュアルと紙やすりのみ。ワックスは付属していませんでした。
商品によってワックスは入ってたり入ってなかったりするので、自分の方でシリコンスプレーなんかを買っておくと良いと思います。
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UgearsのパーツシートはRobotaimeよりも若干ぶ厚いので、少々頑丈に見えます。ただその分、パーツを取り外すとき余計に力が必要なので、細かい部品を外すときは、より一層慎重さが求められますね。
マニュアルは日本語表記無し。とはいえ基本的に図でしか解説が無いので問題はありません。むしろ文章による補足がほとんどないため、場合によっては少し不親切に感じる部分もありました。

組み立ては、Rbotimeの時のような棒をカットして差し込むみたいな工程が無く、単純にパーツを組んでいくだけで出来上がるので良く設計されてるな、と感じました。
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勿論これは物によって違うので、今回はたまたまそれが無かっただけみたいですけどね。
こちらも非常に精巧に出来ているため、穴がずれてるとか、そんな面倒な事は起こりませんでした。勿論、穴に入りにくいとか、そういう事はよくあるので、無理せずヤスリなどで削って慎重に組み上げるべきは同じ。

途中、あえて要らないパーツを差し込んでおいてそのまま組み上げていくという工程があったのですが、何の補足説明もないので一瞬何でこんなことするのか混乱しました。
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何しろこれをそのまま手順通りにやると、幾つかのパーツがぴったり接合出来ず引っかかってしまうからです。
これ、どうやらこうやって一時的に浮かしておかないと後々の作業に支障をきたすため、あえてそうしているんだと思います。要らないパーツを取リ覗く工程の時に晴れてピッタリ接合できます。


流石に作るのに慣れてきたのか、特に失敗らしい失敗もせず、割とあっさり完成。Robotimeの時より時間かかってないかもしれない。
デザインがかなり凝ってて、いかにも宝石箱、みたいな雰囲気が出てて素晴らしいです。
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こっちのトレジャーボックスは金庫の鍵みたいなものはありませんが、蓋を開けるために専用の鍵を必要とします。
その鍵はどこにあるかと言うと、なんと箱の上にくっついてます。箱の蓋をくるっとスライドさせると真ん中の飾りが外れるようになっていて、それが鍵の役割を持っているのです。

これを、側面にある穴に差し込み回転させると、何とも特殊な動き方で蓋が開くという仕組みです。
これ開け方を知らないとどうやって開けるのか全く分からず、まるでパズルです。それこそまさにThe Roomに出てきたからくりBOXそのままであり、箱の中に次なる謎解きのヒントが隠されてそうな雰囲気がバリバリ出てて興奮します。

Ugearsの商品はデザインも凄くきれいな物が多いので、今後もちょくちょく買いたいなーと思ってます。
まあ、飾る場所がないので、それを何とかしないと、なんですが・・・・。


さてもうひとつが、Wood Trickというメーカーのもの。こちらもウクライナに本社があるみたいですが、情報があんまりないので良く分かりません。
こちらは代理店もないので、買おうとすると結構苦労します。一応アマゾンでも買えるのですが、海外発送で送料がかかり、倍近い値段になっているため、正直おすすめしません。

このWood Trickはヨーロッパを中心に公式ショップが幾つかあるようなのですが、香港にも一店出していて、そこからPinkoiというサービスを通じて購入することが出来ました。
ここでも送料はそれなりにかかりますが、アマゾンよりかは安く済むため、現状はここで買うのが一番です。
なお、送料の支払いの際、ヤフオクのようにバイヤーと直接フォーラムでやりとりする必要があるため、ちょっと敷居は高いです。まあ機械翻訳で充分出来る範囲だと思いますが。
やりとりしている際、Pinkoiのサイトが中国語になってしまう事がありますが、メニューで日本語に戻せるので焦らずに。
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ここのカタログの中に、なんとも奇怪な物があったので買わずにはいられませんでした。
今回は、その中のHandと言う物を作成してみます。
思わず「お前の手を改造するのだぁぁー」というフレーズが浮かんだら私と同じオッサン世代ですな。
パーツシートはUgearsと同じく少し厚めで、マニュアルも日本語は無いですが、基本図面のみなので問題なし。

これは少々手こずりましたかね。パーツが220個と多い上に、形も複雑で、図面も少々込み入った図が多く、「えーっとこれはこっちに繋がってるのか・・?」と何度も確認する必要がありました。
何しろ1か所でも付け方を間違うと正しく動かなくなりますし、取り外すのも面倒なので慎重さが求められます。
また、細い棒を切り取ってそれを使って繋げる、という組み方が基本だったため、大量のつまようじみたいな棒が付属してましたが、これが結構折れやすいため注意が必要です。
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無理して力を入れると簡単にポッキリ逝ってしまうので、あ、きつくて入んないな、と思ったら紙やすりとかで少しずつ削りながら入れていきましょう。ワックスを塗るのも良いみたいです。

ところでWood Trickのパーツシートは他の製品の物に比べ、少々質の悪さを感じました。パーツを取り外す際、接続部分で欠けやすく、木の木目に合わせてスジ欠けが起きやすかったです。
多少の欠けは別に問題にはなりませんが、欠けた場所の度合いによっては破損の原因になるため、力任せに取り外そうとせず、心配なら接続部分にカッターを入れて外しやすくするなどした方が良いかもしれません。
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で、何とか完成。トータルで10〜12時間くらいかかったかも。苦労はしましたが欠陥的な箇所もなく、割とスムーズには組み立てられました。
装着すると気分はまさにパワーグローブ。
これで私の右手が改造されてしまった。
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動画で見れば分かりますが、結構ちゃんと動きます。皮が剥がれたときのターミネーターの手みたいに機械的に動き、良くできています。
ただ、親指が結構シビアな構造してるので、結構グイっと大きく動かさないと反応しないのが厳しい。指がツリそうになる(爆)
もうちょっと位置を微調整できれば解決しそうなんだけど、それが気軽に出来ない構造になってるので諦めました。

なお、指を入れるリングの部分は子供用、大人用の2種類用意してあるので好きな方を選べます。子供用は勿論穴が小さめです。また、あくまで右手用で、左手用にはならない仕様でした。

勿論、この手で箸を持つとかペンを握るとか、そんな繊細な動きは全くできません。せいぜいコップやボールを掴むことが出来る程度。握力も弱いので、マグカップみたいなものを持たせるのも結構きついと思います。
まあ要するに、何かに使えそうだけど全く使えない「ムダ機械」です。
ただただ、ロマンがあるだけで他は何もありません。
だがそこがいい。

今後もこういう「誰得なのそれ?」みたいな商品が出ると面白いんですけどね。
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さて、近年稀にみるほど自分の中でマイブーム化したギア系木工キット。まだ制作に着手してないものもあるのでそれはおいおい。
難易度も、プラモを作った経験がある人なら全く問題ない難易度の物ですし、デザインも美しいので完成後はインテリアとしても映えますし、超オススメです。

とりあえずUgearsの商品なら東急ハンズやアマゾンなどでも気軽に買えますし、お薦めだと思います。
Robotimeも比較的入手しやすいので次点としてオススメ。
Wood Trickは少々玄人向けって感じですね。購入も組み立ても。ガチハマリしたら検討してみてください。



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2019年03月10日

未来都市もポップであるべき

前々から気になっていたものの、ずっとほったらかしで放置してたDVDがあって、それがARCHIGRAM MOVIES!(アーキグラム・ムービーズ)という作品集。

内容にしてこの価格はちょっとなー(4千円くらいした)と二の足を踏んでた所、気がついたら10年以上放置してしまい、久々に調べてみればもう中古で安くなってるし、「流石にいい加減買うか・・・」と思い出したように購入しました。
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それにしても中古とは言えよく未だに売られてたな・・・・。
このDVD、「アーキグラム」というアート集団が作成した映像作品集なのですが、まず目につくのはなんだか馬鹿でかいスポンジのロゴですね。
これ、特典でついてきたマウスパッドで、目茶目茶厚みがあります。
厚みのわりにDVDジャケサイズ程度しかないので実用性があるかどうかは疑問ですが、まあどっかに飾っておく方が画になりますね。
肝心の中身なのですが、彼らは別に映像作品をメインに作ってきた訳ではないので、あくまで自分たちの活動の中の一環としての補完的な意味合いが強い映像集になってます。

そのため数も少なく、DVDに収録されているのはたった3作品。トータルで30分程度の長さです。
その分非常に希少性が高いこの前衛的な作品群は、アーキグラムを知っている人なら、実に興味深い内容には違いないのですが、ただアーキグラムの事を良く知らない、という人がこの作品集を見ても、正直彼らの持つ魅力を理解することは流石に難しいと思います。
まあ要はコレクターズアイテム性が高いDVDなので、万人にはお勧めできない、ということです。

というわけでこのアーキグラムというアート集団が何なのか、という事を知らない方のためにザックリ説明すると、英国の若手の建築家達によって結成され、1960〜1970年代に主に活動し、その後の建築をめぐるアートや概念、思想などに大きく影響を与えたグループの事です。
彼らは普段は通常の建築系の仕事をこなしながら、いわば同人誌のような個人雑誌を刊行し、その中で思い思いの建築的思想や未来の都市像を展開しました。
その内容が極めて自由でポップで前衛的だったため、彼らはしばしば「建築界のビートルズ」と呼ばれます。

例えばこの「ウォーキング・シティ」は、彼らの独自性と言うか、自由奔放な所がとても顕著に出たドローイングですね。
タイトルとこの絵を見ただけで、もうこの建築物が一体どういう代物なのかがすぐに分かってしまうと思うのですが、もうまるで子供の発想のような大胆な手法で「自ら移動する都市」というユートピアを示したのです。
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     c Deutsches Architekturmuseum

移動都市と言う概念自体は前からちょくちょくあったらしいのですが、ここまでド直球に描いたのは多分彼らが初めてで、当時のSF感やポップカルチャーも反映された、見た目にも非常にインパクトが強い作品で、彼らが当時一躍注目されたのも頷けます。

他にも、家を簡単に展開・解体することの出来る「インスタント・シティ」とか、後からモジュールを組み合わせて拡張が可能という日本のメタボリズムを思わせる「プラグインシティ」など、非常にSFチックかつ大胆な発想による未来像を展開しました。
勿論、彼らはこういったユートピア思想を本気で真面目に実現しようとしていたわけではなく、当時の、とくに英国内での保守的な建築思想や未来設計に対する彼らなりのカウンターカルチャーであったわけです。
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正直なところ、彼らの目指した、求めていた思想や概念が一体どういうものだったのか、など頭の弱い私には全く理解できないのだけど、少なくとも「建築とて、もっと自由であるべきだ」というメッセージがこもっていたのではないか、というのは何となく読み取れました。

例え何なのか良く分からなかったとしても、その近未来のSF的テクノロジーをベースにした奇想天外なユートピア像は見ていてとても楽しく、非常にアーティスティックであり、ひとつのアート作品として力強く、だからこそ未だに多くの人達を魅了させる何かがあるのでしょう。


というわけでDVDはあくまでファンの為のコレクターズアイテムでしたが、彼らの本筋であるドローイングの数々は、それらをまとめたアーカイブのサイトで見られますので、ぜひ覗いてみてください。





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posted by KS(Koumei Satou) at 22:40 | Comment(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月03日

歯車フェチにはたまらない(そんな人種は居るのか)

今回、自分の琴線にビビッと来たものを見つけてしまったので、購入してみました。久々に衝動買いしちゃったかも。
アマゾンでたまたま見つけたこれは、いわゆる工作キット。

木材で出来たパーツを組み合わせることによって、動かして楽しむことが出来るオモチャを作ることができるというものです。
レーザーカッターの技術のおかげで、複雑なパーツも扱えるようになり、近年こうした木材の工作キットが色々出回っているようですね。
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今回私が購入したのは、Robotaime社から出ているRokrシリーズの「Treasure Box」。
値段も他の物と比べ安かったし入門としていいかな、と思ったのと、からくりBOXなんてロマン溢れてて素晴らしいじゃないですか、っていう。
でも届いたパッケージ見てみたら難易度が5段階で設定されてて、これはレベル4の商品でした。割と難易度高めなのでは・・・。
ちなみにこれ立体パズルって肩書きになってますが、別にパズルじゃありません。知育玩具としての側面も強調したくてそう銘打ってるのかもしれませんけど。
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レーザーでカッティングされた木材パーツシート、固定するための細い木の棒、ワックス、紙やすりと、マニュアルが同梱。
マニュアルは英語しか書かれてませんが、基本図面で解説しているのであまり支障はありません。ただ後述しますが、今回のアイテムの仕様上、ちょっと分かりにくい点があります。


さて、早速作っていきます。パーツはレーザーカッティングされてるので、紙の切り抜きみたいに押し出せば簡単に外れます。工具で切り出す必要はありません。実にお手軽です。
ただ、細かいパーツも多いため、あまり力任せにやるとポキっと折れかねないので慎重にやりましょう。
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接着する必要も無いので基本接着剤とかも不要ですが、プラモみたいに接続部が出っ張ってるのでヤスリを使って滑らかにしたり、パーツ同士を繋げるのに付属の細い棒を任意の長さに切り取ったりもするので、多少工具は必要です。

特に棒を切り取るのに小さな工作用のノコギリとかニッパーがあると便利です。
棒の切り出しにはマニュアルに必要な長さが記してあり、ご丁寧にこの長さで切ってね、という目安になるパーツが付属してました。
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あと、ワックスも同梱されてて、マニュアルにワックスを塗る箇所も指摘されてますが、一見ロウの塊に見えるこれのどこがワックスなのかと戸惑いました。布等に強くこすりつけ、その布で軽く表面をこすっていくってので良いのかな、これは。別に溶かすとかそこまでやる必要はなさそうです。
滑りやすくする以外にも耐久コーティングの意味合いもあるのかと。

非常に精密に出来ているため、穴の位置がずれてるとか、海外の製品にありがちなアバウト設計は見当たらなく、かなりしっかりと組みあがっていきます。ただパーツによっては、穴がキツくて中々入らなかったり、逆にちょっとゆるくて外れそう、という部分もあるので、無理をせず表面を付属の紙やすりで軽く削ったり、あるいは木工用ボンドで補強したりして、丁寧に組み立てることが肝要です。とにかく細かいパーツが多いので、破損しないようにしなければなりません。
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実際、沢山切込みが入ってて自由に曲がるようになっていたパーツが繊細な物だったので、思わず力を入れ過ぎてポキっとやってしまいました。
幸い木工用ボンドで接着して固定できたので事なきを得ましたが、パーツ同士を繋げる際は細心の注意が必要ですね。
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で、5〜6時間かけてついに完成!
金庫式の鍵が使用された、中々本格的な宝箱です。所々に垣間見えるギアの構造が男心をくすぐりますね。
3桁の数字を正しい順番で合わせることによって開錠します。
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パカッを蓋を開けるとさらに蓋が。ここは背面にある穴にゼンマイを差し込み、回転させると宝箱の中身が飛び出してくる仕組みです。全く無駄なアクションですが、まるで「The Room」に出てきたからくり箱のようなスチームパンク的ロマンがあり、非常に素晴らしいですね。

この箱の大きさに対して、入れられるスペースの狭さに思わず突っ込みたくなるけど、インテリアとしてサマになるアイテムなので非常に気に入りました。
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ちなみに開錠するための3桁のパスワードは任意で決められます。そこの解説が英語なため、ちょっと分かりにくいです。
要は任意で決めた数字をC1,C2,C3とし、それぞれをP1,P2,P3の数字に変換して、それをカムパーツの方に設定する、という事のようです。
(P3は必ずC3と同じ数字が入る)

わざわざパスワードを設定するためのツールまであるのですが、それを使わなくても、任意の数字がどうP1P2P3に変換されるかのリストがマニュアルの最後に載ってるので、それで調べたほうが簡単です。なお、設定できない数字もあるので注意(リストで省かれてます)。
ちなみに解除方法は、まず反時計回りに一周以上させてから反時計回り→時計回り→反時計回りとなりますが、回転数は2周→1週→0周という感じになります。数字によっては回す回数が違う場合もあるようです。
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パーツが細かくて破損しやすいため、気をつけながら組み立てるのは少々大変でしたが、「これってこういうメカニズムで出来ていたのか」という発見もありながら作っていくのは楽しかったです。

出来上がったモノのデザインも格好良くてインテリアとしても良し、オモチャとしても面白いし、プラモ等を作った経験があって多少工作には慣れている、という方は是非チャレンジしていただきたい逸品です。
特にスチームパンクやメカ機構が好きな方はオススメです。


これ以外にも様々なからくりメカがラインナップされているので公式サイトアマゾンを覗いてみてください。
また、Robotime社以外にもUgearsというメーカーからも似たような商品が出てますね。これ一体どっちが先駆者なのかな。
なんとなくUgearsの方が本家っぽいけど。
こっちのラインナップも凄くてうわーどれも欲しいって思ってしまう。ヤバイ。

全体的に4〜5千円はするのでちょっと値段が高めなのはネックですね。まあ今のプラモデルもそれくらいの値段の物が増えてきてると思うと妥当な値段なのかもしれませんが・・・。
かつてはプラモデルなんて500円で買えてた時代があったんですけどね・・・。まあ過去の話をしてもしょうがない。
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うむ、これは他のラインナップも購入決定。
ていうか、もう買ったわ(爆)。
気に入ればまたここで紹介するかもしれません。

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posted by KS(Koumei Satou) at 21:12 | Comment(0) | ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする