2019年01月20日

その大袈裟な収納機能のあるトランク売ってください

今回はスマフォのゲームアプリを紹介します。我がブログでも良く取り上げていた「The Room」シリーズの最新作が出たからです。
といっても今回紹介する「The Room: Old Sins」は発売からそこそこ経っているので、割と記事を書くにしても少々出遅れた感はあるのですが、まあ相変わらずの「買ったはいいが序盤だけやって積みゲーと化してた」という例の事例によりクリアするまでに結構な時間を要してしまっていたので・・・。
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The Roomシリーズはアプリのストアのお薦めにも出てくる事があるし他のゲームサイトなどで幾度も記事になってますから、知ってる人も多いと思いますが、あのアドベンチャーゲームの金字塔「MYST」を彷彿とさせるようなパズルアドベンチャーゲームとして、ファンも多く非常に評価の高いシリーズです。

スチームパンクなからくり機構で出来たパズルが、変形していくそのメカニズムの美しさや、それを操作する気持ちよさなど、グラフィックも含め完成度が高く、私も最初の無印版の時からファンになり、新しいシリーズが出れば、日本語化されるのも待ちきれずに英語版を買ってしまうくらい気に入っていました。
今回のOld Sinsは4作目にあたり、現在では全シリーズのローカライズが成されているため日本語で楽しむことが出来ます。勿論Old Sinsもそうです。リリース当初からローカライズされているのは初じゃないですかね。
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とりあえずThe Roomというゲームがどんな物かを説明すると長くなるので、以前無印版を紹介した記事を参照してもらうとして、ゲームの内容的には、シリーズ通して一貫しており、前作と全く同じです。

ただ今回は、ある夫婦の謎の失踪を調べるために、件の夫婦の屋敷に潜入した探偵とおぼしき主人公が、シリーズでお馴染みのあの怪奇現象に襲われる、という流れになっていて、本ゲームのタイトルに番号が振られてないのは、ストーリー的に少し番外編と言うかサイドストーリー的な立ち位置になっているからかもしれません。
ただ例のスコープを既に持参してる辺り、かなり主人公自身も謎ですけどね。これ以上はネタバレになるので言えないですけど。
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無印版と違い、あちこち部屋を行ったり来たりするという、よりMYSTらしいゲーム内容になっているのは変わらずですが、今回は屋根裏に隠されていたドールハウスが主な舞台であり、その中に次元を超えて入っていく事で、各部屋を巡っていくというスタイルになっており、行ける場所と調べる場所は非常に多いものの、全体的に非常にミニマムな構成になっているのは、原点回帰な所もあって非常にうまくできているなと思いました。
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パズルは、まさに解くためにそこにあるというような物ばかりで、正直ストーリーとは直接関係ないのですが、非常に練られたものが多く、難しすぎず簡単過ぎず、良い案配の難易度になっていて、「なるほど、そういうことかー」と膝を打つことが何度もありました。

少しずつドールハウスの部屋が解放されていくのですが、そこで手に入るアイテムは必ずしも同じ部屋内で使う物とは限らず、別の部屋の物だったりすることが多々あるので一見凄く探すのがめんどくさそう、ってなりそうなのですが、
ある程度謎を解くとコンプリート扱いになりその部屋には立ち入れなくなるようになるため、先に進むと「どんどん調べる部屋が増える」と同時に「クリアして進入不可になる部屋も増える」ので、調べる範囲は一定して飛躍的に広がらない構成になってます。
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また、アイテムも用途が分かりやすい物が多く「あれ、これはもしかしてあそこで使うのでは?」という風に推測できたので、そういう意味においても親切設計だと思いました。
そんなわけで、前作3に比べてもだいぶやりやすくなっている印象を受けます。

ただ、これはパート2をプレイした時も感じた事ですけど、このシリーズならではのお馴染みの解き方によるパズルも結構あるため、シリーズを何個かやってきた人間ならば、どうしたらいいか、あるいはどういう構造のパズルか瞬時に理解できるのですが、ここで初めてプレイを始めた新規プレイヤーだと、全てが初めてのパズルになるため、多少難易度は上がる可能性はありますね。
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ただそれでも、ヒントが読めるようになっているし、分かりにくい部分ではちゃんと補足が入ったりすることもあるので、サポートはしっかりしており、詰まりにくいので安心してプレイ出来ると思います。
MYSTシリーズをプレイする上での心得、「周囲をくまなく観察して触れそうな箇所は全部触れて動かしてみる」を徹底すれば見逃しも減ると思います。
このゲームで行き詰まるのは大概「見逃し」案件が多いので。


とにかくびっくりな仕掛けで出来た、からくり機構のオンパレードなのは今回でも健在、ビジュアル的にも非常に楽しませてもらいました。ストーリー的にもなんか意味深な感じで終わるので、これは続編予定かな? を思わせますね。
いや、ぜひ続編作ってくださいお願いします。
あ、でも日本の間、とかいっておきながらどうみても中国ですねありがとうございました、ってのは流石にもう辟易してるのでもうちょっと頑張ってください(爆
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このシリーズをプレイして楽しめた人なら、本作も間違いなく楽しめる内容になってます。まだこのシリーズを未プレイなら、パズルに慣れる意味でも無印版から始めるのが良いと思います。あれは非常にミニマムにまとめた傑作ですので。ただMYST系パズルに慣れてないとちょっと手こずるかもしれませんが、これもちゃんとヒントあるし、親切設計ですので初心者でもトライする価値はあります。







ところでMYSTの生みの親であるCyan社が手掛けたMYST系アドベンチャーObductionですが、途中まで攻略を進めていたものの、ゲームのアップデートで日本語化MODが正しく動かなくなってしまい、MOD側も全く対処してくれなかったため、現在日本語で遊べなくなってしまいました。
まだ攻略途中だったのになんてこった・・・・。この雰囲気だとこのまま終わりそうな予感、まさか日本語が読めなくなって詰むとか初めての事例かもね、私にとっては。
一時期公式に日本語化しそうな雰囲気もあったけど今じゃ跡形もなくなってるし、望み薄そう。



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posted by KS(Koumei Satou) at 21:41 | Comment(0) | iPhoneアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする