2016年11月20日

警察は何処に居るのとか考えちゃいけない

すっごい遅ればせながらFarCry 3をプレイ、クリアしました。
というわけで今回はこのゲームの感想などを。正直最近こればっかやってたし、他に書くこと無いので・・・。

そもそも何故今FarCry3なのかっていうと、ここ最近「Layers of Fear」や「SOMA」など、一人称視点ながら一切撃ち合う要素のないゲームばかりプレイしてきたので、流石に「あ、FPSやりたい」欲求がムクムク湧きだしてしまったわけで。
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とにかく何か良さげなのはないのか、と思ったときに、そういえばだいぶ前にFarCry3を買っておきながら思い切り積んでいた事を思い出し、引っ張り出したのがキッカケです。
実は序盤をちょっとだけプレイしていたのですが、結局そのまま放置していました。その当時、丁度「ボーダーランズ」や「Dead Island」などのオープンフィールド系のFPSをたんまりプレイしていた事もあって、同じ系統の本ゲームをやったときに「またこういうたぐいのゲームか」とちょっと辟易してしまったんですよね。

ですがオープンフィールド系は久しくやってないので、FPSやりたい欲も相まってようやく重い腰を上げることに。巷では既にFarCry 4がリリースされてるような状況なんで、なんとも周回遅れなレビューになってしまいましたね。


STEAMでは日本語版は出てないですが、MODが出回ってるので日本語化は可能。コンシューマでは吹き替え版として出てるみたいですね。
FarCry3は先ほどもいったようにオープンフィールド系のゲームです。
南の島が丸々舞台となっており、そこを文字通り自由に徘徊できます。元々使われているエンジンが山や島の生成を得意としているので、このシリーズはそういった広大なフィールドを常々舞台としてきました。

ストーリーとしては、南の島にバカンスにやってきていた若者達が、そこの島を牛耳る海賊達に捕まってしまい、人身売買の餌食に。からくもそこから脱出した主人公は、現地の住民達の助けを借りながら、捕まった仲間達の救出に挑んでいく、というもの。
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島はそのほとんどを海賊達の支配下に置かれてしまっているので、最初の内は地図も正しく表示されません。しかし、各所にある電波塔を修理することで、その周囲を地図上に表示させることが可能になります。
とにかくだだっぴろいこの島で地図が使えないのは致命的なので、電波塔を直して回るのが当面の目標になりますね。

とはいえ、島の至る所に海賊達が占拠した拠点があり、その周囲に連中が我が物顔で闊歩しているため、この拠点も潰していかないと、道中やたらと海賊に出くわすことになるため、戦闘が絶えずキリがありません。
実際、道端で海賊達の運転する車に出くわし、そいつらとドンパチやって一息ついたと思ったら、また海賊がやってきて、またドンパチ、そしたらまたドンパチ・・・と周りが連中の乗ってきた車だらけになって、あげく背後から撃たれて死亡、なんて良く起こりました。
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特に序盤では武器も弱いし、主人公も弱っちいので、出来ることならなるべく戦闘は避けたいところ。拠点を潰して奪還できれば、その周囲は安全圏となり、滅多に海賊どもとは出会わなくなるので、まずは自分の行動範囲付近の敵拠点も重要な案件となります。

拠点の占拠は、正攻法でドンパチする以外に、見つからないようにこっそり近づいて敵を始末していくステルス戦法も取ることが出来、そこはプレイヤーの自由になっています。
しかし敵に発見されてしまうと警報器を鳴らされ、増援が来てしまって面倒な事になるので、正攻法プレイはあんまりスマートな攻略ではありません。全く敵に気付かれずに敵を全滅させると経験値が倍以上貰えるので、ステルス攻略が推薦されてる感じですね。

そのため主人公が覚えていくスキルも、こうしたステルス特化の物も多く、特に背後から近づいて一気に仕留めるテイクダウン系は、連続で敵を倒すことも可能になってきます。

しかし私はとにかくFPSがやりたいんじゃー!、という気持ちで始めたので、ステルスとかこざかしいことは考えたくなかったから、とにかく正攻法で、と思ったのだけど、増援を呼ばれると一気に敵が3倍近くになり、それらが一斉に襲いかかってくるので、結構キツイ。

そこであみ出したのが、警報器を全部無効化してから襲いかかる戦法。警報器はスナイパーライフルなどで狙撃しても破壊できるので、遙か遠方の高台から位置を特定してパスンパスンやってから、意気揚々と襲いかかっていくというわけ。
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実は、例え警報器が破壊されようが、目の前で仲間が撃たれて警戒態勢になろうが、敵にこちらの位置が特定されない限り、発見されたことにはならないため、敵を狙撃しては後退して隠れ、再び敵を狙撃してはその場を離れ・・・とまるでSniper Eliteみたいなプレイでもステルス攻略と見なされます。
こうした方が経験値もお得と知ったあとでは、もっぱら狙撃プレイ中心になっちゃいましたね。
実際、狙撃スキルや性能の高い銃を手にした後半では、随分と敵を倒すのが簡単になるので、拠点攻略は後半の方が楽だったかもしれません。

FarCry3では、このようにおしなべて銃撃戦はさほど難易度は高くはなってない印象でした。難易度はノーマル相当のサバイバーでプレイしましたが、結構気持ちよく敵を倒すことが出来ます。性能の良い銃ならば、ヘッドショットを狙わなくても、割とあっさりと仕留めることが可能なので。
ただその代わり、敵はワラワラと集団で襲いかかってくるので、囲まれるとあっという間にやられる危険性があるため、油断は禁物。
安全圏を確保しつつ、敵を撃退しないと、割とこっちもあっさりとやられるわけです。この辺のサジ加減はうまく出来ていました。
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やられても、ボーダーランズやDead Islandのように現金を巻き上げられるようなペナルティはなく、あくまでセーブポイントやチェックポイントからやり直しになるだけ、というのも好感触。もちろんあと一歩の所でクリア、という所でやられると、最初からやり直しになるのでムキーってなるけど、ペナルティのせいでやる気を失ってしまったボーダーランズみたいなケースもある事を考えると、今回途中でやめることなく続けられたのもこのおかげかもですね。

そういうわけで、戦闘はムチャクチャ楽しかったです。ここ最近やったFPSの中でもダントツと言って良いと思います。
攻略法が色々用意されているのも面白いし、戦法が決まったときの快感がたまりません。
例えばランチャー系の武器で車を吹っ飛ばすと、それに乗っている連中をまとめて倒せるだけでなく、周囲にいる敵も巻き込んで吹っ飛ばせるので、これが決まるとめちゃめちゃ快感でした。なので個人的にはグレネイドランチャのGL-94は愛用してずっと装備してましたね。
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ゲームは、島の電波塔と拠点の開放をベースとしながら、ストーリーイベントとして、仲間の救出劇も同時に攻略していきますが、これは任意に進めることが出来るので、この辺も自由です。でもまあこれを攻略しないと先に進まないので、良きタイミングを見計らって、イベントミッションをこなしていく形になります。

物語的には銃すら撃ったことも無かったような青年が、原住民にたきつけられて仲間を救うためにしぶしぶ殺しのテクニックを覚えていく過程で、いつのまにか島中で知らない者はいないと言うくらいの「戦士」と化していく、というものであり、所謂なりあがり系なのでよくあるっちゃある話。
でもまあ、単純にサクセスストーリーというのは見ていて面白いので、退屈では無かったです。敵の親玉も本当にイヤーな感じで物語を煽ってくれますしね。
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ネタバレになるので詳しくは言えませんが、結構悩ましい選択を迫られる場面があります。私は人道的に一択でしたが、そうじゃなかった場合はエンディングに影響したんでしょうかね? やり直してないので未確認ですが。


これ以外にも、アイテム作成のために動物を狩るハンティングの要素や、この手のゲームにはお馴染みのお使い要素(サブミッション)もあるし、島の各地に散らばった手紙や像と言ったコレクトアイテムを収集する要素など、結構色々用意されてます。
コレクト要素は全部揃えようとするとムチャクチャ大変なので、もはや趣味の領域ですが、ある程度揃えると武器開放や薬のレシピを貰えたりするので、多少は気にかけて集めると良いと思います。
あと地味ながらドライブの要素も。FarCryでは運転は大して難しくないので、割と楽しくドライビング出来ます。まあ、無理な走行をしなければ、ですが。
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武器に関してはショップで買うのですが、電波塔開放で次々無料で出に入っていくため、あんまり自腹では買ってない印象ですね。スペシャルウェポン枠が強力なのでそちらをメインで買ってました。でもショットガンとかは通常のSPAS-12が使いやすくて良かったので、よりけりですね。
武器の性能が良いのも、このゲームを面白くしている事に一役買ってると思います。

とにかく戦闘の面白さからドップリハマって、ストーリーをクリアする頃にはとうとうプレイ時間が50時間を突破。
経験値がMAXとなり、スキルも全部を開放する程までやりこみました。


ここまでやりこんだゲームですが、あえて難癖つけるとするなら、時折イベントミッションで起きるQTE要素でしょうか。
特に一対一の接近戦で良く使われ、しかもシビアなので、結構やり直しを食らいました。
当然ながらFPSゲームでもへったくれでもないので、ちっとも楽しくないため非常に鬱陶しかったです。
まあ、接近戦をやるかやられるかの緊張感あるシーンに仕立てるとしたら、他にやりようもないだろうし、仕方ないとは思いますけど、だったらいっそのことムービーで済ませても良かったかな。

あと、後半のミッションで強制的にステルスを要求する箇所もあって、これは当然無理矢理ドンパチ出来ないうえ、攻略法が中々見いだせず凄くイライラしました。
せめてテイクダウンくらい出来ればね。それも禁止だったからね。


まあそんなのも些細な問題で、全体で見れば、オープンフィールド系のFPSとしては傑作に値すると思います。ストーリーも良くできていたし、とにかく戦闘が楽しくてしょうがない。
FarCry4の出来も好評と聞いてるので、これは購入確定ですね。まだ高いので結構先の話になりそうだけど・・・。
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ただ、そんなFarCryに飢えている私に朗報。
ストーリー上は全くFarCry3とは無関係だけど、ゲーム内容はほぼ一緒という番外編のようなゲーム「FarCry3 Blood Dragon」があります。
これも実はだいぶ前に買っておきながら、放置してました。まだ日本語化されてなかったし、後述しますが、操作性に難があったので。
今は日本語化MODが出回っています。なのでありがたくプレイ。

見た目や内容を大幅に変えて別ゲーにするなんざ、かつてのトータルコンバージョンMODを彷彿とさせますが、実はこれMODではないので、スタンドアロンで動作します。
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やってすぐに気付きますが、80年代のSFアクション映画をモチーフにして作られており、主人公は機械化されたアンドロイド、音楽はもうまんまターミネーターだし、というか主人公演じてるのカイル役の人だし!
この古くて新しい感は見てて凄く楽しいです。色遣いは80年代SFというかなんというかちょっとトロンっぽいけど、雰囲気は悪くないです。

見た目ガラっと変わってて面食らいますが、ゲーム内容は、結構順当なくらいにまんまFarCry3です。
武器やルールも殆どFarCryに準じた物ですし、当然拠点制圧の要素もあります。本編の造形をまんま流用してるような部分もあったりしますからね。
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ただスキルポイント制は無くなり、単純にレベルアップで付与されていく物になってます。また、武器カスタマイズも、サブミッションをやらないと開放されないので、ちゃんとこなす必要があるのも本編とは異なる点ですね。

あと大きく異なる点が、タイトルにもなってるドラゴンの存在。こいつは他の動物達同様、島を俳諧しており、凄まじく強力なので、見つかると厄介な相手です。こいつは敵陣営、味方陣営共に敵対関係にあるため、三つ巴の戦いになります。なのでドラゴンを敵に仕掛けて倒す、なんて戦法もとることが出来ます。途中ドラゴンに見つかると南無三、ですが。

番外編的な内容な為、徘徊できる島はさほど大きくはないので、ボリュームとしては流石にFarcry3本編ほどは無いですけど、個人的には、複数のミッションをこなしたら終わる程度の物かな、くらいに思ってたから、結構そこそこ時間かかる奴だったのね、と逆に感じるほどでした。
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ただ、難易度的には若干本編より高い印象。中盤から出てくるようなヘビー級の敵がもう序盤から出てきますし、ドラゴンの存在も厄介ですし、初期武器も総じて使いづらく、ヘッドショットをちゃんと決めないと中々敵は倒れてくれません。その点では、ちょっと爽快感には欠けます。
セーブポイントがミッションスタート時にしか設定されてないので、ミッションを途中放棄すると、完全に最初からやり直しになるのもキツイ。
特にゲームの最初のミッションも、オールクリアしない限りセーブされないので、放棄すると最初のオープニングからやり直しになるのは、ちょっといくら何でもポイント少なすぎな気がします。

でもこれは序盤での話なので、銃とスキルをパワーアップした後半では、ゲーム的にはそれなりに楽しくなってくれるかな、と期待。
とりあえず、難易度や、パロディやギャグを含んだちょっと分かりづらい解説等を考えると、一応本編の方をある程度までプレイしてから挑んだ方が、スンナリ内容が入ってくると思います。
少なくとも、FarCry3をやり尽くした人のためのDLCとして捉えた方が分かりやすいですね。

あと、どうでもいいけどカメラモードがまんまターミネーター視点風で笑いました。
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ただ、このゲーム、ちょっと個人的には致命的な問題を抱えており、それが、どういうわけか武器選択が、マウスホイール操作で出来ない仕様になっている点です。
ホイールを回転させても、グレネードの種類を切り替えるだけ。厄介なことに、操作カスタマイズでも、この動作をホイールに割り当てることができません。
本編では普通に出来てたのに、なぜこちらではそういう仕様になってるのか、全く解せません。単純に数字キーで武器切り替えをしてる人には関係ない話でしょうが、私はホイールで武器チェンジすることが多いので、これは実に由々しき問題でした。

この問題のせいで、一時はプレイを諦めかけましたが、解決法をようやく見つけました。
操作カスタマイズ用のコンフィグファイルを直接いじるという方法です。
このリンク先のサイトで見つけた内容になります。

以下、メモ代わりに記しておきます。

まず、操作カスタマイズ画面で、何かしらキーを変更させます。そうしないと、このコンフィグファイルが作成されないためです。
なにがしかキーをカスタマイズする人なら問題ないでしょう。

ゲームを一旦おわらせ、
C:\Users\あなたのユーザー名\AppData\Local\My Games\Far Cry 3 Blood Dragon
のフォルダ内にInputUserActionMap.xmlというファイルが出来ていることを確認、メモ帳等で開きます。

リンク先にあるサイトの"Manually bind mousewheel to weapon switching"の欄に書かれているコマンドをRoot〜/Rootの中にコピペします。キーカスタマイズしたならこんな感じのコマンドが既に記載されているハズなので、その下にコピペすればいいだけです。

ちなみにホイールの上下が逆だな、と思ったら2つあるhexToInput=以降の数字を入れ替えれば良いだけ。
保存してゲームを立ち上げましょう。ちゃんとホイールで武器チェンジ出来るようになってるハズです。

ただこれをやると、武器チェンジの度にグレネードの種類も同時に切り替わっちゃう副作用はありますけどね。まあ大した問題ではないかな、個人的には。手榴弾のキーをどこかに設定すれば解決するし。
あと、この状態で再び操作カスタマイズでキーを変更すると、効かなくなってしまう恐れがあります。そうしたら、一旦初期値に戻しまっさらにしてから再びやり直す必要が出てしまうので注意です。


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さて、やたら長くダラダラ書いてしまいましたが、とにかくFPSゲームとしては超オススメの一本です。
既に続編も出てるので安くなってますし、日本語化MODもあるのでSTEAMでも購入可能です。一応若干割高ですが日本語版も出てます。
これに飽きたらなくなったらBlood Dragonにも行ってみましょう。あとFarCry4も待ってるからね。



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2016年10月30日

間違った事は一言も言っていない

実はちょっと病気で寝込んでました。ようやく治ってきたので今こうして更新させましたが、少しボーッとしてるというかまだ万全に調子が戻ったって感じではないですね。
何はともあれ、今回はこの話です。「ゼーガペインADP」の話。

今年はゼーガペイン10周年プロジェクトが催され、我々ゼーガファンの皆々にとっては忘れられない年になりましたが、そのプロジェクトの大トリにして最大の目玉であった「ゼーガペインADP」がいよいよ公開とあいなりました。
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ゼーガペインってなに?という方もおられるでしょうが、もう毎度のことなので割愛します(爆。とにかく私が今でも愛してやまないロボットアニメ作品だと言うことです。今ならアマゾンプライムとかでも見ることが出来ますし、この機会に是非見てみてください。

「ゼーガペインADP」はTVシリーズの総集編という体ではあるが、新カットや新キャラクターも登場するため、決して安易な総集編ではないと明言されてきました。
とにもかくにもゼーガファンにとっては新キャラを絡めた新カットがどうなるのか、それを確かめるべく劇場に足を運んだわけです。そうじゃなくとも何らかの形で劇場版が公開になるというのはファンの悲願のひとつであったため、内容どうこうに関わらず、観に行くと決めていたファンも多かったのでは。
ともかく、ファンの暑い熱意が無ければ到底ここまで来るはずもなく、それが結実した証としてはこれ以上の物が果たしてあるでしょうか。

そんなわけで私も遅かれ早かれ観に行かねば、と思っていたのですが、何しろたった2週間の限定公開であったため、ひょっとしたら行き損ねるかも、という危惧があり少々不安でしたが、何とか時間を作ることが出来、近所の横浜ブルク13に行って参りました。

横浜ブルク13はかなり規模の大きいシネコンで、午前中の早いプログラムだったにも関わらず、既に結構な人数が訪れていました。映画は値段が高くて中々行くことが無い私ですが、こうしてみると映画好きな人は沢山いるなあ、というのを実感してしまいます。
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ただ、ここにはADPのポップやポスターは見あたりませんでしたね。
あ、ADPのポスターか?と思って近づいたら「君の名は」のポスターだったという(爆)。何度これに騙されたことか・・・。
しかも既に公開から一週間が経っていたというのもあるんですが、ADPのパンフは完売しており、手に入りませんでした。
映画のパンフが売り切れてるとか、私の数少ない映画鑑賞の歴史の中で初だったかもしれないですね。

気を取り直して、いよいよ館内に入場。ブルク13は基本指定席なので前もって予約しておきました。近すぎず、遠すぎずの真ん中へん、そして人に囲まれないよう端っこの席を。
ADPを流していた館は100席ほどの小さなシアターでしたが、ざっと見半分以上は埋まっている様子でした。公開から一週間経ってからの入り具合としては上々といった所でしょうか? 
以前映画「トロンレガシー」を観に行った時は私を含めて3,4人くらいしか居なくて、ほぼ貸し切りのような状態でしたが、それに比べたら結構な混雑ぶりといえますねえ。まあ比較対象になってませんが・・・。

内容に関しては、当然ネタバレになるため詳しくは言いませんが、大方の予想を良い意味で裏切り、「これのどこが総集編だと?」というような内容になってました。
要するにどういう訳だが私たちはいつのまにかゼーガペインの新作を見ていた、という謎な状況に陥っていたわけです。

ここはネタバレとまでは行かないと思うので言うと、ゼーガのTVシリーズで描かれた時間軸より前に何が起きていたか、を描いた前日譚、それがADPの正体、だったというわけ。

これにはしてやられました。勿論詳しくは言いませんが、TVシリーズのフッテージをうまいこと利用して前日譚を描ききって見せたわけです。これはゼーガの時間軸が知っての通り「特殊」だったからこそ出来た離れ業であり、一種力業でもあるけども、誰がどう見ても総集編ではなく新作以外の何者でもない事には違いないわけで。

驚きと興奮に満ちて劇場を後にしました。 ・・・・あ、この後仕事なんだけど(爆。


ちなみに以前イベントの記事の時も描いたとおり、私は重度のトゥレット障害の持ち主であるため、こうした場で症状が出てしまわないか心配でした。
でも蓋を開けてみれば、ほとんど症状は出なかったみたいですね。まあ多少は抑えてましたが、それだけ集中して見ていたんだろうと思われます。

パンフが買えなかったので腹いせに物販コーナーでたらふくグッズは買ってやりました(笑。
ADPのブルーレイBOXも販売されてたようでしたが、既に予約していたのでここはあえて買わず。まあ在庫があったかどうかは疑わしかったですが。
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で、劇場公開が終わったタイミングで、このブルーレイBOXが届きました。限定のプレミアムBOX版です。
劇場公開直後にもうブルーレイが届くというのも前代未聞な感じもしますが、直ぐに復習が出来るので非常に有り難い。
箱を開けたら、また箱に入ってて、何と厳重な、と思ったらすごい分厚い。噂には聞いてましたが、ホントにTVシリーズのブルーレイBOXよりデカイじゃないか・・・。
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こんなにデカイ理由は、本作品の絵コンテが収録されているから。本編は大きく分けて4つのチャプターで構成されてますが、それぞれ一冊ずつ、計4冊の分厚い絵コンテが入っていました。
さらに、夏に催されたSBGイベントの模様を収録したディスクも同梱。

絵コンテを嬉々として見入るのはファンの醍醐味の一つでしょうが、正直誰もが喜ぶようなものではない、要するにかなりマニア向けのコンテンツには違いないので、まさにファンのための内容と言えるでしょう。
それでもSBGイベントのディスクは、行けなかった人にとっては非常に有り難いものなハズで、これだけでも大いに価値ありです。私個人は、最初のフリートーク部分を聞き逃している身なので、まさかそれが補完できるとは思ってなかったので非常に嬉しかったです。
ちなみにこれは昼の部が入っているので、夜の部を見た人は更にラッキーですねえ。
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本編ディスクについては、やはりネタバレになるので詳しくは言いません。ですが見返してみて、やはり思ったのは、良くも悪くも、完全にゼーガファンの為の作品であること、と言う事ですね。
その理由は、やっぱり流石にTVシリーズを全く見てない人にとっては、何が何だかよく分からない、という事になってしまうからです。
私自身、そんなにTVシリーズを見返しているようなタイプでは無いため、割とうろ覚えな所も多く、今回ADPで「あれ、これどういう意味だっけ?」「ここ時間の前後関係どうなってたっけ?」としばしば混乱する箇所が見受けられました。
既にTVシリーズを完走しているような人間でもこの有様なのですから、未見の人には何のコッチャでしょうね。

この混乱してしまう理由のひとつに「なんか凄く駆け足だなあ」と思った、というのがあります。時間にして実は2時間近くもあるADPですが、それでも色んな要素がギッチギチに詰め込まれてる感があります。ホントは3時間くらい必要だったのでは?なんて思うけど、制作費がかさんじゃうからそれは無理だったでしょう。
ですが、コメンタリーで明かされた話を聞いて凄く腑に落ちました。これ、元々新たなTVシリーズを作るくらいの勢いで話が動いてたっぽいですね。
それじゃあ、話が駆け足になるのも納得。実際、シリーズもの位のテンポで描かれていれば、じっくり話について行けたと思えるので。

そう思ったら、ハタと気付いてしまった。
ADPって総集編だと思ったら実は新作でした、と思ってたけど、実はそれも間違いで、真相は、前日譚を描いた「ゼーガペインZERO」という未だ誰も見たことがない新作の総集編だったという・・・。
だから、ADPはやっぱり総集編の映画なんですキリッ

・・・なんてな冗談はともかく、もう少し丁寧に描けていれば、ひとつひとつのシーンでじっくり切ない気持ちを味わうことが出来たでしょう。そこはちょっと惜しい。でも尺的に難しかったろうし、贅沢は言うまい。

そういうわけで、個人的には、ADPはTVシリーズを見終わってから見るのがベストと考えます。まああくまで推薦なので絶対この順番じゃなきゃダメって事ではないけど、TVシリーズで味わうことが出来るあの「まさが○○が○○だったなんて!」という衝撃の部分が、割とあっさりとバレてる体で始まってしまうADPを見た後では、流石に魅力半減なので勿体ないです。

それと、元々私はゼーガは既にお話的に完結しているものと思ってるので、あんまり続編とかには期待してない派ですが、今回のADPような、本筋を補完するようなエピソードはとても良かったです。実際、下手な新作より良かったと思います。まあ皆は完全新作を期待してると思いますけどね。
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ただ今回改めて見て思ったのは、新たに書き起こされたアルティールのシーンは圧巻だったと言うことです。
今となっては当たり前になりましたが、ロボットをフルCGで描いたゼーガは、当時としてはまだ珍しく、そのせいで作り手もまだ慣れていないし技術的にもまだまだだったため、動きに躍動感がないとだいぶ叩かれていたのを思い出します。

しかし、あれから10年が経過し、技術もノウハウも格段に上がったことが、今回ハッキリと画面から伝わりました。技術の進歩は凄いな・・・。
もしゼーガの続編がまた作られるのなら、ここの部分は素直に期待しちゃいますね。それくらい力の入ったシーンでした。


もう劇場公開は終わってしまいましたが、ブルーレイが既に発売になってますし、まずなによりTVシリーズを見ていただきたい。ロボット物ですが、SF的観点から見て非常に興味深いテーマを扱っているので、SF好きには必見の作品です。

そういえば、最近記事にもしたホラーゲーム「SOMA」にもSF的観点で相通じる所があるので、SOMAをプレイした人には是非見て貰いたいし、逆にゼーガファンにはSOMAは要チェックのゲームです。
ADP公開直前に、偶然にもSOMAをプレイしてしまう私もどんだけタイミング良すぎるんだよ、と思ってしまうけど、これはもはや偶然ではないのか?

しかし厄介なことに双方にとって、近い物があるから絶対オススメ、と言った時点で若干ネタバレに繋がってしまいかねないというのが超もどかしい。
ただもうなりふり構ってられません。SOMAは一時期PS4に日本語版が移植されるという話もあったけど白紙になってしまったらしいので、現時点で PC版でしか遊べないため、間口が狭くなったのが残念。そのため、プレイ出来る環境にある人なら絶対購入してプレイすべきです。
幸い、今ハロウィンセールで半額以下の値段になってるので、この機会を逃す手はないですぞ。
ゲーム概要等の詳しいことは私の過去記事をどうぞ。


あれ、なんかいつのまにかSOMAの話になってるような気がするけど気にしない(爆。
とりあえず、10周年プロジェクトはめでたく大トリを迎えましたが、何やら新企画は水面下で進行中な臭いがあるし、まだまだ目が離せませんね。

でもとりあえずはこちらのお財布事情もあるので暫くはお休みでも構わないかな(大爆


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posted by KS(Koumei Satou) at 22:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月16日

あいにく鏡はみんな割れちまっててな

今回もPCゲームの話題です。暇な時間は最近これしかやってないですからねえ。
前回の記事でも少し言及した、SFホラーゲーム「SOMA」をプレイしクリアしたので、このゲームの紹介をしようと思います。
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SOMAはAmnesia: The Dark Descentを制作した開発スタッフの手によるゲームで、Amnesiaは「主人公が弱くて反撃できない」系のホラーゲームとしては、名作として知られており、私は未だプレイした事はありませんが、今回SOMAをプレイしてちょっと興味が出てきましたね。まあ実際プレイするかどうかはともかく、気になるくらいには、今回非常に楽しませて貰った、という事です。

Amnesiaは純粋に霊的な怪奇現象によるホラーゲームですが、今回のSOMAはSFと言うことで、そういった通常のホラーゲームとは少し趣が違います。

前回の記事「Layers of Fear」の時も書きましたけど、「反撃出来ないのがイラつく」「大きい音や突然の登場で脅かす演出が嫌い」という理由から、ホラーゲームは大して好きではないのですが、SFという設定や、ユーザーの評価もかなり高く、そして丁度セールで安くゲット出来た事もあり、ちょっとやってみるか、という感じでプレイしました。まあガッチガチのホラーって内容ではないらしい、という情報もあったので、普通に楽しめるかな、と。

結論からいうと、確かにガチガチのホラーではありませんが、それでも前回紹介したLayers of Fearなんかに比べれば、ずっとホラー的内容だったと思います。
人によっては場面場面で凄い怖いだろうし、脅かし演出も適度にあるし、苦手な人にとっては普通に手に汗握るゲームかと思います。
ただ、心臓がビクっとなるような、オバケ屋敷的驚かし方は意外とマイルドな印象で、手前でご丁寧に予兆や前兆があったり、ただのこけおどしだったりするので、それほど不快な気持ちにはなりませんでした。
むしろ前回のLayers of Fearの方がビクッ率が高かったような気がするくらい。それとも単純に慣れてしまったのだろうか(爆


で、SOMAの内容なのですが。
海底の基地施設で展開する物語、というあらすじだけは知っていたのですが、ゲームが始まっても、イキナリそこからは始まらないのでちょっと驚きました。
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ここからどうやって本筋に流れていくのだろう?と思って見てると、本当に意外な感じで移行していきます。この辺はネタバレを避けるためにあえて言わないでおきますが。
なお日本語化MODが出回っているため、ちゃんとストーリーを追うことが可能です。というか、ストーリーが結構重要なゲームですんで、無いと無理ですね。
有り難いことにかなり細部まで日本語化してくれているので、とても分かりやすかったです。


ですが、正直ゲームの序盤だけでは、一体何が起きているのか理解しづらく、よく分からないまま話を進めていく事になります。でもこれは主人公であるサイモンも同じ気持ちなので、そういう意味では没入感は高いです。
「え、どういうこと?」って思ってると、間髪入れずにサイモン自身も同じようなセリフを言ってくれるので、まさにプレイヤーの気持ちを代弁してくれているかのようでした。
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このゲームも、周りにある物を調べて情報を得ていくタイプのゲームなので、引き出しの中や、置いてあるメモなどを読んで、何が起きているのか、起きたのかを知る上での手がかりになります。
こちらも大部分が翻訳されているので有り難いですね。
このゲームの場合、あまり面倒くさがらず、しっかり周囲をしらべながら進んでいくことをオススメします。元々内容がハードSFという事もあって、得ている情報が少ないと、何が起きてるのかの補完率が足りず、結局よく分からん、となってしまいかねません。
例えばゲーム序盤で主人公サイモンがなぜ脳のスキャンを行うのか?という疑問にもちゃんと理由があったりするので、それを理解するためにもメモ読みや会話はきっちり行いましょう。

さて、海底施設に舞台が移ってから本格的に話が始まりますが、いよいよホラーゲームとしても始まる事になります。
ホラーゲームとしてはお馴染みの、モンスターに追い回される、という例のくだりですね。
この、追い回す相手がなんなのかについてはあえて伏せておきますが、まあとにかく得体の知れない「何か」に要所要所でつきまとわれ、その度に恐怖の鬼ごっことかくれんぼをしなくてはいけません。

ここは普通にドキドキのシーンなので、ホラー系としては及第点なのでしょう。ただ私はこの手の追いかけっこが嫌いなので、とっとと終わらせたかったですけどね。
敵が近くに来ると画面にノイズが走るのでそれで危険度が分かる仕組みです。目線を合わせたり、大きい音を鳴らしたり、そもそも近づき過ぎたりすると気付かれて襲いかかってくるため、そうならないように慎重に避けて進みます。
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この辺は、例の「スレンダーマン」系のゲームに近かったですね。
ただ敵に捕まったら即ゲームオーバーという訳ではなく、一度やられてももう1回だけチャンスが残ってるので、そういう意味では死んで憶えるゲーではないぶん、スレンダーマンと比べてまだ理不尽さは薄いゲームですね。
ただ、残りチャンス1回の際は体力を削られて歩くのもやっとの状態になってしまってるので、速攻でまたやられてしまうこともありますが・・・。

このホラー要素である追いかけっこがずっと起こりっぱなしという訳ではなく、ゲームの節々の適度な場所で起こるため、そんなに頻発する訳ではありませんが、それでも毎回同じパターンなため、後半は正直「またかよ」って感じでした。
敵によって多少行動パターンに違いがあるとはいえ、やる事は結局逃げてやり過ごす事に違いはないのですから、いい加減、銃で撃ちたくなりましたね。


この辺はホラーゲーム好きにはたまらないのかもしれませんが、そういう事とは関係なく誰しもネックになりそうな問題点をこのゲームは抱えています。
それが「迷いやすい」という事です。
ゲームの要所要所で海底の外を移動しなければならないシーンがあります。これが、かなりリアルに海底の雰囲気を描けているぶん、非常に視界が悪く、マップも表示されないため、自分が今どこに居るのかがすぐに分からなくなってしまうのです。
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よーく周囲を見渡せば、ちゃんと目印たるヒントが出ていることが分かるのですが、それが非常にさりげなく置いてあるうえ、無関係な建物やオブジェクトとそうでないものとの明確な差があまり無いリアル志向なので、目の前にあるのに見逃すという事態を犯しやすいのです。

出来る限り見逃しを無くすためにも、ゲーム設定の「簡単インタラクトアイコン」はオフにしておきましょう。デフォルトでオフになってますが、これがオンだと、触れる箇所でも明確にアイコンが表示されなくなるため、非常に分かりづらくなってしまいます。

そうでなくとも、この視界の悪い中で敵に襲われて逃げまくると、もう自分の位置が分からなくなるので迷子になりがち。私の場合、海底のシーンではあっちこっち動き回っても答えが見つからず、途方に暮れていると実は目の前に操作可能なボタンがあったことに気付いて愕然とする、とかありましたので・・・。

ここは正直もう少しなんとかならなかったのか、とは思いました。あまり親切にヒントを出し過ぎるのもどうかとは思いますが、ただでさえ視界が悪いうえに暗いので、もう少し触れるオブジェクトには分かりやすい差を付けても良かったのでは。
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まあその代わり海底などのシーンは作り込みが非常に優れており雰囲気はバッチリです。あんまり長居したくない、という気にさせるというのは多分開発陣の意図する所でしょうしねえ、まんまとハマっているという事になりますが。


とまあ、色々問題を抱えているゲームではあるのですが、このゲームを他人に薦めるか?という話になったら是非にでもオススメしたい、となってしまいます。
何故そうなるかと言えば、それは物語にあります。

内容は非常に無骨なハードSF物であり、慣れていない人にとっては半分以上チンプンカンプン、という方もおられるかもしれませんが、SF好きにとっては、かなり興味深いテーマを扱っており、グイグイ話に引き込まれること請け合いです。

主人公がプレイヤーの立場に近しい存在であるというのも相まって、主人公=プレイヤーが成り立っているため、主人公が理解できないことはプレイヤーにも理解できない、という図式になっており、そのためある程度難しい場面ではちゃんと会話でそれとなく説明が入るようになってます。そこもうまい演出ですね。
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序盤では何が起きてるのか分からない謎だらけの状態ですが、意外と中盤当たりであっさりと謎が明かされて、話の展開は次のステップに移ります。
そこからラストに向けてじわじわとゆっくり進んでいきますが、とにかくラストは必見で、感動と困惑が同時に襲ってくるような圧巻の幕引きで、しばらく呆然としてしまいました。
ある意味で非常に「SF的」な終わり方であるので、個人的には凄く見事だと思いました。
各所で見られる「まるで映画一本を見たようだ」という感想は決して大袈裟ではありません。

色々とネタバレに繋がりかねないので殆ど何も語れないのがもどかしいですが、このゲームで語られてる事は度々ハードSF等で取り上げられている事でもあるし、近しい将来に起こりえる問題でもあると言えるし、そういう意味では絵空事では終わらない非常に重いテーマだと思います。
実際このゲームで試みたような事が起きた場合にどうなるのか、というのはこの手のSFを見たときに常々疑問に思っていた事だったので、その部分をそれなりに解答して見せた、という意味でも、非常に興味深い内容でした。

結論から言って、SF好きなら是非ともプレイ必須、と断言できます。正直ホラー要素が後半になるに従い邪魔で面倒くさいようにしか感じられなくなってしまったため、そこは大きくマイナスなのですが、そんなに難易度が高いわけでもなく、理不尽な怖さという分わけけでもないため、ギリ許容できる範囲でしょう。
まあ迷いやすいのは人によっちゃ結構な問題点ですけどね・・・。
プレイ時間も10時間前後とそこそこあるので、値段分はおおいに楽しめるはずです。私は迷った分だけ15時間ちかくかかってますけど・・・。
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SOMAはSTEAMにて購入可能です。
非常に質の良い日本語MODも出ているので、その辺も心配ありません。

さて、流石にストーリーに関して何も詳しく語らないまま終わるのはもどかし過ぎるので、このあとはネタバレ全開でレビューをします。
未プレイの方はご注意ください。

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2016年10月09日

その芸術はあなたにしか見えてないのか?

今週はブログ更新します。またPCゲ−ムの話題ですけどね。
Layers of Fear」というゲーム。

トレイラーを見たときから凄い気になってたゲームで、有り難いことにのちに正式日本語対応し、セールで安くなってた事もあり迷わず購入。
にも関わらず、どういうわけかプレイには二の足を踏んでいた有り様。最近になってようやく棚から引っ張り出してきた格好ですね。
まあ、他に色々ゲームやってたから、というのがあるんですけど。
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ぱっと見の雰囲気でも分かるように、いわゆるホラー系のゲームです。ぶっちゃけホラー系のゲームってのはあんまり私は好きじゃありません。
怖くて嫌だから、という訳ではありませんよ、念のため。割と他の人に比べても免疫はある方で、正直絶叫とかは上げたりしませんし。
ホラー系のお約束として、主人公が弱いので反撃できない、というのがストレスが溜まってイライラするのがもっとも大きな要因ですね。ただ逃げるだけ、というのが解せない訳ですよ。映画でもモンスターに一方的にやられちゃうわけじゃないですか。そういうのが見てて辛いんですよねえ。

あと、ホラー系でよくあるビックリ演出も好きじゃないです。要はオバケ屋敷系ですね。人より幾ら免疫があるからと言って、突然デカイ音を鳴らして急に画面が切り替わったりしたら、そりゃ誰だって驚きますよ。心臓がビクってなるし、一体何が楽しいのか理解に苦しみます。


でLayers of Fearです。前述したようにこれはホラー系なのですが、実はちょっと他のホラー系のゲームとは一線を画する内容になってます。だからこそ、非常に興味をそそられたのですが。
つまり、前述したようなホラー系のお約束があまり感じられない、一風変わったゲームに仕上がっているからです。



このゲームが作られるにあたり、大きく影響を及ぼしたゲームがあるとされてます。それが、「P.T.」という無料のゲームでした。
メタルギアシリーズで知られる小島プロダクションが、PS4用のサイレントヒル新作のために作ったティーザー広告という体のデモゲームで、短い内容ながらあまりに斬新すぎる内容故に賛否を巻き起こしつつも、新たなホラー表現を定義して見せたと非常に話題になったゲームでした。

L字に曲がった廊下を延々とループして進む、という内容なんですが、徐々に情景が変化し、奇っ怪なまでに歪んでいく様を描いており、あたかも精神が病んでいくような錯覚を覚える、実に不可思議で不気味な体験が出来るホラーゲームだったようです。


しかし、肝心のサイレントヒル自体は開発中止になってしまい、その事もあってP.T.自体もPS4のラインナップから消え、現在では遊ぶことが出来なくなっています。私も動画で内容を知っただけで、じかに触れた経験はありませんが、動画をみただけでもその奇妙な世界観はビシビシ伝わってきました。

このP.T.が持っていた世界観の息吹を、Layers of Fearは確実に受け継いでいると言えます。パクったと言ってしまえば見も蓋もないですが、どちらかというとフォロワーという方が正しいでしょう。ちゃんと自分たちのオリジナリティを加味して次のステップへと昇華させていると言えるので。


Layers of Fearは、ある画家が主人公で、自宅兼アトリエにこもって、一つの作品を完成させるまでの物語です。
プレイしてすぐに分かって来るのですがこの画家、明らかにスランプに陥っており、しかも相当病んでいる様子。
冒頭から「こいつ大丈夫か?」という描写が結構あるので、もう話が動き出す前から不安が募ります。

ゲームは一人称で進みます。舞台はもう雰囲気バリバリの古風な洋館。近代的なものが全く置かれていないため、時代背景も現代では無いようですね。
まず、このビジュアルのこだわりが凄い。緻密に細かく描かれており、洋館のもつ不気味さがこれでもかと表現されてます。特に何も起きてないのに何か気持ち悪い、という古い洋館や日本の和室なんかが持つ独特の雰囲気を良く助長出来ていると思います。
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棚の引き出しなんかは調べて中を確認できたりします。ここから手紙やメモなんかをチェックする事が出来、これらは物語を紐解く上で重要なピースとなっています。このゲームは直接ストーリーを語ってくれるようなタイプではないので、こうした情報源を集めて、一体画家の身に何が起きたのか、そして画家は一体何をしようとしているのか、というのを考察するのも醍醐味となっています。

しかし、ゲームの序盤から、いよいよ奇怪な事が起こり始めます。それこそP.T.のように「あれ、ここさっきまでこんな風になってたか?」と首をかしげるような地味な変化から始まり、徐々にあり得ないような怪奇現象が襲い始めます。

ネタバレにはならないと思うので今の内に明かしておきますが、このゲームは別にオバケが襲ってきたりとか、モンスターや殺人鬼から逃げ回るようなゲームなんかではありません。
前述したように主人公が相当に精神を病んでしまっているため、それ故に見ている悪夢、幻覚、狂気の情景なのです。
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もっとも、これが幻覚なのかどうかは明確に説明がある分けでもないですし、誰にも分かりません。ですが、家が変幻自在に変化し、時に行く手を阻み、時に道筋を誘導するような光景を見ると、とても現実的に起きているとは思えず、非常に精神的世界を描いている節を感じ取れるのです。
P.T.もそうした疑惑が常にあったゲームだったので、正にその点を受け継いでると言えますが、P.T.の方がまだ順当なホラーゲームに寄っていた内容だったでしょう。

しかし、Layers of Fearは意図的にだと思うのですが、血の表現や死体と言ったグロテスクな表現をあえて避けており、全く無いとは言わなくとも、ホラーにしては圧倒的にそういった表現が少ないゲームです。
そのかわり、画家が書き殴ったであろう、散乱した絵の具がまるで血のように感じ、大量にうち捨てられた人形は、もうそれだけで不気味。
うまいこと別の表現でグロテスクな描写を代用しており、これは見事でした。そして、滅多にでてこないからこそ、時々出てくる血の表現がより鮮烈に際だっていると思います。
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言ってしまえば、このゲームは狂気の精神世界を彷徨うゲームであり、非常にカルティックな雰囲気ゲーだと定義する事も出来るでしょう。
あえてホラー系だとするなら、直接的な表現を抑えたロマンティック・ホラーの類と言えましょうか。
そういう意味で、通常のホラーとはだいぶイメージが違うので、普段ホラーが苦手な人、また私のようなホラーが「別の意味で」苦手な人にも、充分楽しめるゲームだと思います。

とはいえ、全くホラーの要素がない訳ではありませんので、そこはある程度覚悟しておくべきです。
あの「ビックリ演出」が、少ないとはいえ、要所要所で起こるので、ホラー慣れしてない人にとっちゃ、それだけでも充分怖いでしょうし、至る所に飾ってある絵が雰囲気ありすぎでとにかく気持ち悪いので、そういうのが耐えられない人もいそうですね。
特にこのゲーム、全体的に暗い場所が多いので、良く前が見えない、とソロソロ前に進む場面が多々あります。そういうときに何か起こると、え、何?と状況が良く分からないので、イライラと不安が募ります。
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ただ、そういった事が起こっても、死ぬことは無いので、安心してプレイできるとも言えます。「あ、なんか襲われた」みたいな事が起きても、次の瞬間、主人公がその場からムクっと立ち上がるので、「と、いう夢をみたのさ」という事でしょうし(え
個人的にはこういう表現すらオミットしてしまっても充分気色悪いゲームに出来たと思うので、ちょっと惜しい。でも流石にそこまでは勇気が足りなかったか。

演出で言えば、振り返っただけでもう部屋の情景が変わってしまったりとか、思わず2度見しちゃうような演出も多々あるので、なんというか目の錯覚を売りにしたゲーム「Antichamber」を彷彿とさせる所もあります。実際起きている事は、ほぼAntichamberに近いと思いますしねえ。
雰囲気としては、どことなくキューブリックの「シャイニング」あたりも近い感じを受けますね。
とにかく個人的には、この全体的に漂う「ただならぬ狂気感」の演出が見事という他なく、非常に興奮しました。完全にイカれてる、というより、一見冷静、だが確実になにか壊れている、という感じが凄かった。そういう意味じゃやっぱりキューブリック的とも言えるかも。
こういう表現がとうとうゲームで出来てしまう時代が来たことに感慨深いと同時に色々心境複雑でもありますね。
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ゲームは基本的に一本道ですが、マルチエンディングになっているようなので、周回するのが前提になってるぽいです。
それが証拠に、2週目をプレイしたときに気付いたのですが、「あれ、この部屋前回では通ってないぞ?」とか、「あれ、この辺であの演出があったはずなのに飛ばしちゃったぞ?」みたいな地味な変化が見られたので、微妙に分岐点が用意されてるみたいです。
確かに、アイテムをゲットしたのに結局使わずじまいとか、何か手前で起きてるのにそれを無視して先に進めちゃったりとか出来るので、そういった細かい要素の積み重ねでフラグが立ってるんでしょうか。この辺はP.T.ばりに難易度が高そうです。
実際、私もまだ一種類のエンディングしか見つけてません。
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物語は漠然としか語られないので、結局何が起きたのかはわかりにくいです。ですが、各所に落ちているアイテムやメモを拾うことで、結構補完することが可能なので、出来る限り集めた方がよいです。しかし、こういった物を無視してどんどん進めることが出来てしまうため、とりあえず初回プレイでは何も考えずに進み、2回目以降に細かく周りをチェックしながら、アイテムを取りこぼさないように進むと良いと思います。

そんなに高いゲームでもないので、ボリュームは少なめ、2、3時間くらいで終わるでしょう。周回するともっと掛かりますけどね。
あとDLCのエピソードもあり、僅かながら物語の補完になるゲームなので、本編でストーリーが気になった方は、是非プレイすると良いでしょう。
このDLCでも斬新な試みが成されていますが、ちょっとゲームとしてはあまり成功しているようには思えず。それでも、物語の補完という意味では、非常に興味深い作品になってます。


DLC共々、正式に日本語対応されているため、各手紙等の文章から壁の落書きに至るまで、隅々まで翻訳されているのが実に有り難いです。
当初は、手紙は英文のままなのか?と一瞬焦ったけど、スペースキーを押すことで字幕を出せるので無問題です。翻訳文も非常に自然で違和感なかったです。
Layers of FearはSTEAMにて購入可能です。PS4でも今秋リリースされるみたいです。

当然ながら戦う要素も、逆に逃げ回る要素すら無いので、結局の所雰囲気ゲーに属するゲームだと私は結論づけてますが、この内容は正に雰囲気ゲーにはうってつけでしょうね。次から次へと巻き起こる怪奇な現象に目を奪われるので、退屈はしないはずです。
重ねて言いますが、ホラーゲームとしては直接的な要素が少ないので、単純に「恐怖体験」を求めている人には不向きです。やはり雰囲気ゲー好きのための、新たな表現を模索した意欲作として見るべきでしょう。個人的には久々の傑作雰囲気ゲーと考えてます。
まあそれでも、ホラーが苦手な人には充分怖いゲームの一つではあるのでしょうけどね。
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そういえばホラー系ゲームと言えば、「SOMA」は買ってみたんだよね。
こっちの方がずっとホラー系に近しい内容だと思うけど、評価高いのと、そんなにホラー全面寄りの内容でもなさそうなのと、あとSFだってのもあって、ちょっと試しに買ってみた次第。
OUTLAST」は完全にお化け屋敷系のゲームだったので早々に積み上げてしまったけど、果たしてこれはどうなるか。




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posted by KS(Koumei Satou) at 22:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月25日

旧車のくせに意外とピッカピカだな、ガワだけは

最近PCゲームの話ばっかりしてますが、空いた時間は今それくらいしかやってないので仕方がないですね。
というわけで今回もゲームの話です。しかも、また相当にニッチなゲームってことになってしまいましたが。
Car Mechanic Simulator 2015というゲーム。

実は過去にこの前作に当たるCar Mechanic Simulator 2014を軽く紹介したことがあります。なので我がブログを読んでくれている方なら記憶の隅に残っている人も居るかもしれません。
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Car Mechanic Simulatorシリーズは、ズバリ車の修理を扱ったゲームで、調子がおかしくなった車をメンテナンスしてお金を稼ぐという、車を扱いながらレースもドライブの要素もないという、実に変わった趣向のゲームでした。

で、これはその2015年版、つまり最新版ですが、最近セールで安くなったので買ってしまいました。
まだセール期間は現時点で数日残ってますので、コレを機会に買ってくれる人が居ると有り難いです。


さて、このゲームは先ほども言ったように修理工となり、車をひたすらメンテするというゲームですが、基本的に調子が悪い不良箇所を特定し、部品を解体、新しいパーツに付け替えて、依頼主に引き渡してお金を貰う、という流れになってます。
これをシュミレート化してゲームにしてしまった時点で相当変わってるのですが、意外と良くできてるゲームなのが困ったもの。

車を解体して戻す作業の何が楽しいの?と問われてしまうと、返す言葉が難しいですが、どういうわけか楽しいです。
部品を解体する際、毎回ボルトを回して外す作業をやらねばならないのですが、簡略化されているとはいえ、ちゃんとこのボルトの取り外しが再現されているのがキモだと私は思ってます。

それによって、いかにも分解して機械をメンテしてる感が出ていると思うわけで、それは一種の臨場感に近いです。そしてコツコツとパーツを新しい物に取り替えて新調していく過程は単純に物作りで得られる満足感に近いものがあります。
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まあそれでも地道な作業の繰り返しであるため、地味なゲームに違いありません。それ故人を選ぶゲームだとは思うのですが、チマチマとプラモとかを作るのが楽しいと思えるような人なら、充分楽しめるのではないかと思われます。

また、車を分解する関係上、どうしても聞き慣れない車の各部品の名称が飛び交うことになり、車に詳しい人でなければ何のこっちゃ分からん、という事態に陥りかねない懸念はあるのですが、実はこのゲーム、結構カジュアルライクな内容になっているため、全く車に詳しくなくても普通にプレイが可能になってます。
もっとも、詳しかったり専門知識を持ってる方の方が明らかに有利だと言うのは違いないですが、それが無いとゲームが進められない、といった状況にはまず陥らないので大丈夫かと。

実際、この辺は前作よりも親切設計になっており、より窓口が広がったように思います。


ゲームを始めると、イキナリ大型のガレージから始まるので前作からやってる方はちょっと驚くかもしれません。前作では、小さなガレージから始まって徐々に大きなガレージへとステップアップしていく要素があったので、今回はそれがないのでちょっと寂しく思うかも。
ただ、経験値で得られるポイントを消費してガレージの内装を模様替えする要素があるため、それが代わりになっているようですね。
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電話からオーダーを確認することが出来、ここで大雑把な概要を確かめつつ、依頼を受けます。list providedと書かれている項目は、全て故障箇所が既に特定されている事を意味してます。
もう場所がハッキリしているので、それを外して新しい物に取り替えるだけのお手軽作業ですね。最初のうちのオーダーはこのように分かりやすいものが多くなっています。
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ただ、車に詳しくない人からすれば「そう言われてもそれどにあんだよ?」って事になってしまうのですが、ご安心を。Oボタンでオーダー概要を確認できるのですが、そこで明示されている故障箇所のリストに付いてる★マークにチェックを入れると、メンテする際にその印を入れた箇所がハイライト表示されるようになるため、一目瞭然です。
そうじゃなくとも、交換が必要なほどダメージを受けているパーツは、あからさまに錆びた表現になっているため、普通に目視で確認できてしまいます。
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またキー3を押してExamineモードにすることにより、ダメージ度による色分け表示も見れるので、これでも一発ですね。
まあエンジン内部の部品など、分解してみないことには確認できないパーツ等の場合には重宝しますね。
目的箇所を確認しつつ、1キーを押して取り外すノーマルモード、2キーを押して元に戻すAssemble bodyモードを切り替えながら分解していきます。

交換の際は、ショップで新品を購入して、それを付け替えることになります。ゲーム上のPCからアクセスして、該当するパーツを購入します。
このショップが言わば部品カタログの意味合いもあると言えるので、あの名称の部品はどういう形をしているのか?という確認にもなるため、勉強になるでしょう。
また、このカタログに検索機能が付いたため、必要なパーツを前作よりも見つけやすくなったのは有り難いです。幾つかカテゴリ分けされているのも見やすくて捜しやすくGOOD。
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操作系も前作よりやりやすくなってる印象。キー1発で各モードにチェンジ可能になりましたし。ただキーカスタマイズ出来ない、メンテモード時のカメラワークが独特で一瞬戸惑う、というのは一緒ですけど。


故障箇所を全部直せば、オーダー完了、もしどこかやり逃しや、戻し忘れの部品があれば引き渡し時に警告が出ます。部品の戻し忘れはダメですが、全部の故障を直さなくとも途中で引き渡しは可能です。ただ、当然割安になるため、出来る限り完遂したいところ。
なお、指定されたパーツ以外の箇所も痛んでるな、と思ったら勝手に直してしまってもOKです。ただそれでも修理代は大して変わらないのでやり損になりがちな点に注意。まあ必要以上の物は手をつけない方が無難。

ちなみに部品を戻す際のAssemble bodyモード(2キー)時に、ハイライトが入るので分かりやすいですが、小さい部品になるとそれでも見逃しがちになるので要注意です。例えばRubber系とか。

部品を戻すのも外すのも順番があるので、「あれ、なんでこの部品外せないの?」という時は、その前に外さなきゃならない部品があるということ。その場合は、その部品が赤く表示されるので分かりやすいですね。また、これはリフトで車を上に上げて下から作業しないと外せない、みたいな「どの位置から取ろうとするか」というのもあるので注意です。
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外して余った故障部品は、修理後にインベントリから売却してしまいましょう。右クリック長押しで一斉売却も可能です。


こうして依頼を遂行すると、お金と経験値が貰えます。経験値はこうした成功報酬以外に、普通に分解作業してるだけでもチマチマ貰えます。1000超える毎に1ポイント貰え、それをスキルアップや前述したリフォームに使用できます。
最初の内は作業スピードが遅いため、スキルアップに回すのが無難でしょう。特にボルト回しを速くするFast Unboltingと、タブレットは必須。
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タブレットはTキーを押してそこからショップを呼び出せるようになるため、いちいちPCまで歩く必要がなくなり、作業をしながらパーツ購入が可能になることで大幅に作業効率が上がります。

Repair Toolで部品修理の成功率を上げられます。これはガレージの一角にあるRepair Tableで一部の部品の修理を試みる事が出来る、前作にもあった要素ですね。うまくいけば新品を購入する手間が省けるのですが、失敗する可能性も高く、余計にダメージを与えてしまいます。
そのため、スキルアップで結構成功率を上げないと正直あまり使い物になりません。

Examine Toolのテスター系機能は結構玄人向きなため素人はあまり使えないかも。ある程度故障箇所を特定できるのですけど、専門用語でちょっと分かりにくいです。
意味が分かれば使えるのでしょうけど・・。


ちなみにリフトは最初から2台あるため、2つのオーダーを同時に受けることも可能です。受けたものの面倒そうなので、別の依頼を先にこなす、みたいな事も出来るというわけ。
で、オーダーをこなし経験値が上がってくると、車の故障の度合いが結構難儀なものになってきます。
普通に故障箇所が多いというだけでなく、「どこが故障しているのか分からない」という事例ばかりになってくるのです。まあ普通はそうですよね。
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オーダーインフォ上では「part not discovered」と表示され、該当するパーツを外して初めて特定されて名称が表示されます。そのため、特定されるまでは★のハイライト機能も使えません。キー3の色分けモードでも正しく色分けされないため、ここからもヒントを得られない始末。

こうなってくると、どこから攻めていいものか分からないので、例えばガレージの外に出てテストトラックで走ってみて、大雑把に故障箇所の当たりをつける、などの作業が必要になってきます。
この際、テスト結果が数値で表されるようになったため、前作より分かりやすくなりました。まあケースによっては「結局ようわからん」ってパターンに陥ることもありますが。まあこれは車慣れした人向けのチェックの仕方ですね。
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なので、車慣れしてない私のような人は、とりあえずオーダーインフォでだいたい大きくカテゴリ分けされているので(右のアイコンやカテゴリで大体何処がおかしいのかが表示されている)、そこから判断して「今回はギアボックスあたりか」と思ったらエンジン周りを調べてみる、みたいなやり方になるでしょうね。
実際、明確に故障箇所がさび付いているので見つけやすくはあるため、そんなに総当たりで捜すような事にはならないと思います。
ここまでプレイした人なら大体どの辺のカテゴリに相当するのかくらいオーダーインフォから読み取れるようになってると思うので。

また、内部のパーツだけでなく、外装パーツの修理依頼も加わるようになってきます。これは前作には無かった要素です。外装パーツは内部に比べて割とシンプルな分け方になってますが、やることは内部パーツと同じで、新品を購入して取り替えるだけ。


またオークションという要素も追加され、ボロボロになった旧車を競り落とし、それを修理する、というものです。
単純に売り物として売却するか、パーキングに収納して悦に入るか、自由に出来ます。
非常にダメージがひどい車ばかりなので修理するのは手間がかかるうえ、そもそもビンテージものになると入札も高額になるので中々競り落とせません。
そういう意味では完全にエンドコンテンツ要素ですね。そもそも経験値が9000を超えないと出来ないですから、そこまで行くのには結構時間がかかります。
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とりあえずかわいらしいMaluch(フィアット)を落としてみたけど、他の修理をしながらチマチマ直していくことになりそう。とりあえず色は別のに塗装するぞ。

それに関連して、DLCで外装などをチューンナップ(改造)する要素が追加されます。これはオーダーにはその要素が追加されないので、オークションで悦に入る人向けのコンテンツですね。

DLCでいったら、単純に車種のバリエーションが増えるものがオススメ。やはりプレイしていると、同じ作業で飽きやすい懸念はあるゲームなので、車種が増えることによって内部構造やパーツにも違いが出てくるため「お、この車には後輪にブレーキないんだ」とか、そんな小さな違いにほくそ笑んだり出来ます(爆)。

思わず私はDLCのデロリアンを購入してしまった・・・。
やっぱ格好良いですねえデロリアンは。ショーケースから一応「あの映画」仕様も見れるらしい。
修理のオーダーを受けてフロントハッチを開いたら、そっちがトランクでビックリ。ああ、これエンジン後方に積んでるタイプなんだ・・・。
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ちなみに、外装修理の依頼でエンジンカバーの修理がリストに載ってたんですが、どういうわけか外せません。ショップのパーツリストにも載ってません。なので本来ここは修理出来ない箇所っぽく、バグかな?と思えました。詳細は不明。結局そのまま完了で終わらせてしまいましたが。


長々ダラダラ書いてきましたが、チマチマ作業系が好きな方には結構オススメのゲームです。前作からあまり大きな変化はないですが、グラフィックや遊びやすさは向上していると思いますし、何より車の知識があまり無くともプレイ出来るようにしてあるカジュアル趣向のゲームですので、あまり身構え無しにプレイ可能です。

日本語化はされてませんし恐らくされることのないゲームでしょうけど、ストーリーとか長文の英語を読まされることもないので、問題ないと思います。
操作もシンプルで常に概要が表示されるため、困ることもあまり無いと思います。

現在STEAMで購入可能で、今現在セール中なので買うなら今です。もうすぐ終わってしまいますよ。
個人的には主立ったDLC込みのGoldエディション版をオススメします。やはりそれで車種が増えることによる恩恵は大きいので。(自分は最初にスタンダードを買って、後で後悔したクチなので)
それでも物足りなければ、更にデロリアンやベンツなどのDLCも視野に入れてみましょう。
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せっかくチューンナップした車でドライブも出来ないのが勿体ない感はありますけど(ドラッグレース的なのは一応出来る)、次回作でそんな要素が追加されることに期待しましょう。まあ私はあんまりドライビングゲームとかやんないけどさ。
それよりオーダーで改造依頼の要素が入ってくる方が急務かな? ランダムで決まったらヒドイセンスになりそうだけど(爆



最後に、私も迷った内容などの軽い補足を付け加えておきます。

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