2018年08月12日

とうとう背中の方からもクレームが来ました

しばらく更新を休んでいました。家庭の都合でお休みするという事は事前に伝えてはあったのですが、それに加えて背中を痛めるという予想外のアクシデントが起きて、さらに更新が滞るという事態に陥ってしまってました。

実はその前に丁度腰を軽く痛めた経緯があって、その腰の痛みもようやく治ってきたところへ今回の背中の痛みだったので、まさに一難去ってまた一難という感じでした。


背中の痛み、というのは急にやってきました。それこそギックリ腰がフイにやってくるのと同じように、ある日突然激痛が走ったのです。
ちょっと肩のあたりをひねるような動作を軽くやった時にそれは起き、「うわ、痛てえ!」と一瞬動きが止まる私。まあ体を動かせば多少痛みが走る事もあるわな、それにしては結構痛かったな、と起きた直後はその程度だったのですが。

しかし、その痛みがずっと持続してる気がする。というか腕をひねったり動かしたりすると痛みが生じる。・・・あれ? これ実は結構重症なのでは・・・。

その嫌な予感はアタリでした。痛いのでちょっと横になってようと横になってみるものの、いざ起き上がろうとすると・・・全く動けない。
ギックリ腰をやらかした時と同じように、起き上がろうとすると激痛が足るためそれが出来ない。
というか、ギックリ腰の時は、「こうやってこうやってこうして起き上がれば、なんとか痛みを回避できる」みたいな逃げ道があったのですけど、今回はとにかく全ての初手の動きの時点で痛いので完全な詰み状態。肩や背中は全ての動作をする上で基礎となる場所らしく、ここが痛いととにかく起き上がれない。
寝た状態になったまま「あれ・・・これ一度横になったら終わりじゃね?」と気付く。まあ無理して立ち上がれば良いけど当然超絶痛い。
かといって横にならないわけにもいかず、でも横になる、椅子にもたれかかると、その体制から崩せないというジレンマ。
正直腰を痛めた時よりも深刻でした。

全く体を動かせない訳では無くて、無理をしない範囲なら手の自由は効くし、歩くことはそれほど苦では無かったのだけど、基本動作の大部分を封じられてる感はあって、その場から全く動かないのなら問題ないけど、流石にそういう訳にもいかないので私生活をするには充分すぎるほど支障が出ていました。

流石に医者に診てもらったところ、背中の具合も確かに要因としてあるかもだけど、それよりも首の方のダメージが原因っぽい、と診断されました。首の骨の間隔が一部狭くなっているため、そこが痛みの主な原因になっているらしく、それが起因して背中の方まで痛みが連動してるのが今回の痛みの全貌。

まあざっくり言ってしまえばぎっくり背中のような状態。実際、そういう病状はあるらしいので、それに該当するのだと思います。
初日は全く動けずどうなる事かと思ったけど、医者から薬とシップを貰ったおかげで回復は意外と早く、3日目にはほぼ問題無くなってました。まあまだ少し痛いのだけど。痛い個所を温めると良い、という話も聞いたので、ホッカイロで温めたのも功を奏したかもしれません。もっと長引くと思ってたので。


なんでこんな事になってしまったのか、色々要因は考えられるけど、まあ九分九厘姿勢が悪いのが原因でしょう。背中は度々痛めてるので気にはしてるけど(と言いつつ最近痛めたけど・・・)首周りはあまり注視してなかった。というか、確かに最近首周りに違和感と言うか微細は痛みはあって、その要因になってるのは、恐らく寝てる時の体制かなあ、という。

どうも枕とかが合ってないんじゃないか説。起きたときにたまに寝違えて首を痛めているときがあり、枕のせいで首が変に曲がってしまってるか、そもそも寝相が悪くて首が曲がってる可能性も。
あと、姿勢正しく座っているとしても、液晶画面などを見るとき、視点位置が微妙に合ってなくて、首が少し曲がった状態で見てるのでは、と言うのも結構原因としてはありそう。

とにかくこれらを改善しなければまた再発してしまう・・・・。とはいえ腰の部分の時点でまだ充分ではなく、再発してしまってる状況だから、難しいなあ。そもそも自部屋のPCや液晶のレイアウトを大幅に変えない限り、防止は望めないのでは。
しかしそれは大幅なモデルチェンジを必要とし、冬の大掃除並みの大改修になってしまうので、はてどうしたら。
でもこれ、遅かれ早かれやらないとダメっぽいなあ。とにかく液晶画面の配置をミスったよね。低すぎる。底上げしようにも棚の中にピッタリ納まってるから、これをどうにかしないといけない→大改修、ってことなので。


とりあえずお騒がせしましたが、腰だけでなく首にも爆弾を抱えてしまったこの体、歳というのもあるけど。


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2018年07月16日

道を外れる子にはお仕置きをしないといけませんねえ

いつのまにかリリースされてたDungeon Warfare 2。言わずもがなDungeon Warfareの続編です。
このゲームのファンである私は速攻で購入、現在プレイ中です。という訳で今回はこのゲームのレビュー行きたいと思います。
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前作のDungeon Warfareは、オーソドックスな通路侵攻型TDゲームをベースとしながら、モンスター側の視点で、迫りくる勇者を撃退するという一風変わった設定で、数の暴力で攻めてくる敵を粉微塵にするのが爽快なゲームでした。この前作に関しては以前我がブログでも記事にしているので、ゲーム自体を知らないという方はまずそちらの方をご参照ください。

で、今回の続編ですが、見た目上は全く前作と変わらないドット絵風のグラフィックにサウンド、世界観なため、一見すると前作と何も違いが感じられません。
一部のルール追加、新たな敵、トラップ、アイテムやスキル要素など、実は色々と追加されており、言わば順当な進化を遂げたアドバンスド版、というと分かりやすいかも。
そして有難いことに最初から日本語化されています。実は前作についてもいつの間にか日本語化されていてびっくりしたのですが、まあ多少怪しい翻訳ではありますね。勿論ゲームには特に支障はありませんが。


やってみてまず思うのは、様々な新たな敵の存在や、変化に富んだマップのギミックですね。一定間隔で移動し続ける壁とか、爆発すると落とし穴になる地盤の悪い地面など、トラップ構築する際、おおいに悩むことになります。
敵キャラも非常に厄介な連中が続々追加されています。
スピンアタックしてトラップをかいくぐって行く奴もいれば、ハープーンを使ってショートカット移動してくる奴までいます。
笑ったのが、何故か風船まで敵として登場してくるところ。ん、いつからこのゲームはBloonsTDになったんだ?
BloonsTDと一緒で耐久力は無いけど、シーフみたいにトラップをすり抜けていくので厄介な相手です。
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さらに厄介なのが、マップの状態を変化させてしまう敵の存在ですね。
前作でもドワーフが障害物を爆破して破壊しようとするので凄い鬱陶しかったですが、今回はそういった系統の敵が結構増えているので油断なりません。
マップによってはもろい土壁があるのですが、これをつるはしで破壊していって別ルートを開拓していく敵や、落とし穴などの即死箇所に橋を架けて封じてしまう敵など、こちらの戦略を大きく阻害してくる連中がいるので実に忌々しい事この上ありません。

このような敵が序盤から割と登場してくるので、難易度としては前作より上がっている印象です。勿論最初から全然勝てない、という訳ではないのですが、色々と注意しなければならない点が多く、結構頭を使うため、鼻かっぽじってヨユーヨユーみたいなプレイは流石に出来ない、といったところですね。
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もちろんこれだけではただ難しいだけのゲームになるので、様々な救済処置が追加されました。まずはスキル。クリア時にダイヤ意外にもスキルポイントを得、これを割り振って様々な恩恵を得ることが出来ます。ダイヤと違ってあまり頻繁にはポイントを得られないので、どこに使うか結構悩みます。
あとはアイテムの存在。マップ攻略中、ごく稀に敵がドロップすることがあり、それをセットすることでこれまた色々なバフ効果を得ます。
これはGemCraftにおけるタリスマンに非常に近い感じですね。あと余ったアイテムを合成して別のアイテムを作成したりといった要素とかも入ってます。
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アイテムによってはマップを出現させる特殊な物もあり、これはクリアするとマップ上から消えてしまうので、中々希少性のあるアイテムですね。
トラップも新たな物が追加されてます。スピンカッターを投げつけたり、ロケットランチャーとかオイオイみたいなものまで。


とはいえ、これらの救済処置をもってしても、マップを20〜25くらい攻略した辺りで、結構手強くなってくるのでクリアすらままならなくなってきます。そうなると定石として、クリア済みのマップで無限モードでチャレンジし、XPを稼いでダイヤやスキルポイントを手に入れなければなりません。無限モードも大体この辺で解放されます。

また、マップ毎に「ライフを失わずにクリア」とか、「敵を全て早めに出現させる」など、ノルマが指定されています。これらノルマを満たしていなくともクリアは出来ますが、達成出来れば、追加でポイントやバフを得られるので、達成できなかったノルマにどんどん後から挑戦するのも良しですね。
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あとは、これもよくある「難易度を上げてその代わり追加のXPを得る」という要素、前作にもありましたが今回にもあります。でも少し変わっていて、これもアイテムと同じくルーンというものがドロップすることがあるのですが、これを消費することによって難易度を上げる仕組みです。そのため、クリアすると消えてしまうので、何度もトライして稼ぐことが出来なくなってるようですね。


敵にトリッキーな連中が増えたせいで、非常にトラップ配置が難しくなっている印象で、予期せずトラップ構成を阻害された場合に備えて対策を練っておかねばならないなど、考えなければならないことが増えており、難易度は高めです。そのため前作をプレイしていないなら、2からは入らず、前作をまず先にプレイすることをお勧めします。
やはり今作は、前作をプレイしたファン向けのアドバンスド版、という感じがしますね。
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ただ、まだまだゲームとしては調整段階らしく、現時点で割と頻繁にマイナーアップデートを繰り返しているため、今後ゲームとして多少はやりやすくなってくる可能性はあります。ただアップデートのせいで一部日本語化が追い付かず、英語表記の箇所も出てきているようですが。


ちょっと難度は高めとはいえ、前作同様のTDとしての面白さは引き続きあるゲームなので、前作を楽しめた方なら、本ゲームはやはり買いです。最近はTDゲームもそんなに数が出なくなってきているので、こうした良質なTDゲーは貴重ですから、TDゲー好きなら前作もろとも是非やりましょう。
Dungeon Warfare 2は現在STEAMにて購入可能です。




GemCraft - Chasing Shadowsもまだ全然攻略出来てなくて、こちらはまだまだ楽しめそう。でも結構難易度上がってきているから、XP確保が大変。ところでGemCraftも新作の予定はないのかな? 
まあまだクリア出来てませんが・・・・。

ちなみに、来週は家庭の事象で忙しいため更新はお休みする予定です。申し訳ありませんがよろしくです。



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2018年07月08日

他人の考えてる事なんて覗いたって分りゃしない

PCゲーム「>Observer_」をプレイ、クリアしました。
このゲーム、ここでも以前紹介したことのある「Layers Of Fear」を手掛けた開発会社の最新作、という事で前々から注目していたタイトルでしたが、ようやくプレイすることが出来ました。

前作Layers Of Fearは、一人称視点による雰囲気ゲーで、「PT」から影響を受けた斬新な精神的ホラー描写が特徴的なゲームであり、なにより繊細かつ丁寧に作りあげられた世界観が非常に美しくも恐ろしく、見るものを圧倒するクオリティの作品でした。
で、今回の>Observer_、同じタイプの雰囲気ゲーであるのはそのままに、サイバーパンクSFとなって帰ってきた、という感じです。
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主人公のダニエル・ラザルスキは、他人の脳内意識をハッキングして事件捜査を行う「オブザーバー」という特殊な職種の持ち主で、容疑者の頭の中を覗き込み真相を突き止めるのが彼らの主な任務。
まるで攻殻機動隊のように他人とワイヤーで繋がり情報を取り出すというのは、いかにもサイバーパンクの世界に居そうな刑事ですね。
とはいえ、攻殻機動隊などで描かれているサイバーパンクの世界観は、かつてこそ最先端なSF感とされてましたが、今となっては古臭いというイメージも出始めており、もはやリアルな未来像ではなくなりつつあります。
というわけで、今回>Observer_では、こうしたサイバーパンクの元祖ともいうべき「ブレードランナー」の世界観をかなり忠実に描くことに徹底しており、あえて古臭いイメージを混在させた、非常にカオスな、いわば「極めてブレードランナー臭がする」ゲームに仕上がっています。
なにしろ主人公のダニエル役として、映画ブレードランナーでレプリカントを演じたルドガーハウアー氏を起用している時点で、その徹底ぶりがうかがえます。
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正式に日本語化もされているため、この辺も心配ありません。しかし、Layers Of Fearの時の翻訳とは違って、少々いい加減な訳が目立ち、男性なのに女性喋りになってるなどの定番間違いも散見されます。
プレイする分には概ね問題は無いのですが、元々SF用語も飛び交う小難しい設定のゲームですので、これが多少なりとも理解度を狭めている可能性は捨てきれません。まあこの辺は修正待ちですね。


ゲームは、主人公ダニエルの元に、疎遠だった息子のアダムから謎のメッセージが届いたことから、その行方を追うという筋書きで始まります。
アダムが住んでいたとされるボロいアパートが舞台となるのですが、これが、配線やらAR映像やらゴミやらが無造作に重なり合う、まさにカオスという言葉にふさわしい場所で、流石Layers Of Fearを手掛けた会社が作っているだけあり、この世界観の構築は見事と言う他ありません。
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しかし、やっぱりというか、謎の殺人事件に巻き込まれた主人公は、アダムの行方を追いつつ、事件の捜査も行う事に。アパートの住人からインターホン越しで聞き取りしたり、現場に残された遺留品を調査したりします。
この捜査に関しては、電子気視覚、生体視覚、という2種類の視覚センサーを用いて周囲を調べることで行います。これのビジュアルがいかにもサイバーパンク、という感じがでていて素晴らしいですね。
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そして、当然他人の頭の中を覗くのも捜査の一環です。事件に関りがありそうな容疑者のニューラルネットワークにアクセスして、脳内意識にダイブ、何があったのかを紐解きます。
ここのパートは完全に虚構の世界であるため、何でもありの不可思議世界です。以前ここでも紹介した、精神的な病を抱えた患者の頭の中にダイブして病の原因を突き止めようとする「Nevermind」というゲームがありましたが、内容はまさにあれに近い物ですね。

ただ、そこはLayers Of Fearを手掛けた会社、まさにそこの手腕が如何なく発揮された圧倒的ビジュアルで迫り、見るものを恐るべき迷宮内にいざないます。
このゲームがSFサイバーパンクでありながら、ホラーテイストの雰囲気ゲーなのはまさにこのパートがあるからだと言っても過言ではありません。
他人の脳内はとりとめがなく、事件の真相とは直接関係が無さそうな、当事者が抱えるトラウマ描写なども含まれるため、最後の方でやっと事件との関連が分かる程度。Nevermindと違って、見てきた結果を最後に診断しなければならないような複雑な仕様でもないので、基本雰囲気ゲーよろしく、その世界観を堪能するのがメインです。
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ただし、場合によっては、なにやら謎解きの要素や、謎の怪物に追いかけられて逃げなければならなかったりとか、下手するとゲームオーバーになる案件もチラホラ含まれているため油断は出来ません。
個人的には、こうしたゲーム的要素は余計に感じ、蛇足にしか思えませんでした。せめて前作のLayers Of Fearとかであったように、ちょっとした謎解き要素やパズルにとどめておくだけで充分だったのですが、今回少しゲーム的要素を入れたくなってしまったのか、途中で度々挟まれる鬼ごっこ要素はかなり違和感がありました。

元々この逃げ回るだけの鬼ごっこゲームは、個人的にストレスが溜まるだけで面白みを感じないので余計にそう感じてしまったのですが、このゲーム要素のせいで「あ、やられた」という描写でもゲームオーバーになるのとならないのとがある事になり、分かりにくさを助長してしまってるので中途半端さは否めません。そこはとても残念。
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また、これは開発がインディーデペロッパなので仕方ないのですが、ブレードランナーを彷彿とさせる壮大な世界観を描いていながら、実際に舞台となるのは、スラム街のボロアパートが中心で、それ以外にあまりロケーションが無い、という点ですね。これはちょっと勿体ない。
なんというか低予算で作りあげた映画感が出ちゃってます。
もっともこれは、世界観の構築が非常に見事であったため、もっと色々な広がりを見たかった、という贅沢な意見なわけですけど。


なお、ゲームは雰囲気ゲーでありながら、割と事件捜査のアドベンチャー要素の割合も大きいため、本筋のアダムを追うミッションの他にも、あまり関係ないサブミッションも同時に発生することがあります。
これらのサブミッションは、メインのミッションを急いで進めてしまうと、事実上攻略不可能に陥ってしまう場合があるので、あまり急がず周囲を丹念に調べていく方が賢明です。せっかく様々なシナリオが用意してあるのに、それをスルーしてしまうのは勿体ないので。
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オチに関してはネタバレになるため詳しくは明かせませんが、まあ如何にもサイバーパンクSF、という感じの定番的なものを感じましたね。
一応マルチエンデシングになっているのですが、セーブがオートでしか行われず、しかもクリアするとセーブデータが消去されてしまうという仕様なため、別エンディングをみるためにはまた最初からやり直すしかない、というのはちょっとどうかとは思いました。
またあの鬼ごっこをやらされる羽目になるのか・・・と思うと憂鬱。やはり任意セーブはある程度用意してほしかったですね。コレクションアイテムすら初期化されるので、集める気力なんて起きません。


色々文句も書きましたが、Layers Of Fearでも見せた圧倒的ビジュアル感はここでも健在で、見せ方、エフェクト、演出、ライティングなど、これでもかとアンリアルエンジンの底力を全開で引き出しているので、UE4を触っている人は特に必見です。
数あるゲームの中でも、ビジュアル面ではまさしくトップレベルに匹敵する凄さなので、それ目的で買っても損は無いでしょう。
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急いでミッションを解き進めなければ、 10〜15時間以上かかると思うので、雰囲気ゲーにしては割とそこそこボリュームがある感じですね。これはアドベンチャーパートの割合も多いからなんですが。
サイバーパンクや、雰囲気ゲーなどに興味があるなら、プレイする価値はあると思います。
また、前回紹介したFirewatchが正統派な雰囲気ゲーとするなら、>Observer_はまさにその対極にあり、ぶっ飛んでいて何が起こるか分からない摩訶不思議ゲームになっているので、そういった変わったものを求めている方にはうってつけなゲームです。

ただホラー要素が割と含まれているため、その辺は注意。前作と違い、オブラートに包まず、エグイ描写はそのまま出ますし、怖さで言うと今回の方が何割か増しですね。まあそれでも精神的にジワジワ来る系のホラーですけど。
>Observer_は現在Steamにて購入可能です。


ちなみに、脳内捜査をしているパートで、一度だけ進行不能バグに出くわしました。壁から抜け落ち、遥か彼方まで落下していくという、UE4をいじっている人ならお馴染みのバグですね。再現方法が分からなかったので頻度はそんなに多くないのかもしれませんが、問題は、このゲームがあまりにも内容的にブっ飛んでいるため、一見バグなのか演出なのか区別がつかなかった事です。
いつまで経っても進展しないので「あ、これもしかして定番のやつなんじゃ」って気付いたからよかったけど、不可思議系のゲームの宿命ですな、これは。
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posted by KS(Koumei Satou) at 22:51 | Comment(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月01日

内なる炎もそこらへんにしまっておけ

STEAMのサマーセール絶賛開催中ですが、私もここぞとばかりにウィッシュリスト内でくすぶっていたゲームを幾つか購入しました。
そんな中にあったゲームが、今回紹介するFirewatchです。

このゲーム、発売されたのは結構前ですね。2016年頃でしたか。ここまで寝かせてしまった理由は、まあ要するに中々日本語化されなかった事にあります。
最近になってようやく公式に日本語化され、プレイ可能になりセール価格にもなったので、やっと購入に至ったわけですけど、まあ当初からこのゲームには大変興味がありました。
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まず、主人公が森林火災監視員と言う聞きなれない職種であり、そこをクローズアップしただけでも結構変わっているんですが、基本的にこのゲームは同じ職場仲間との通信でのやりとりがメインで、別段なにかゲームらしい展開はあるわけではない、いわば雰囲気ゲーと揶揄される部類に属するゲームです。

雰囲気ゲー等、とにかく他には無い独自性を持ったゲームが好物である私にとって、なんだか独自性の塊のような本ゲームはやっぱり気になったわけです。


ゲーム冒頭、主人公であるヘンリーが監視員のバイトに応募し、初めてその職場に向かうシーンが断片的に表現されるんですが、何故かその間にテキストベースで主人公の過去から現在までの歩みがざっと流され、現場に向かう姿とクロスオーバーし、なんとも映画的とも言える技法を感じ取ることが出来ます。
これにどんな意味があるのかはよく分かりません。しかし、主人公が何故火災監視員なんていう特殊なバイトを始めたのか、具体的な説明はないものの、「あーそういう・・・」みたいに察するようにはなるという仕組みになっており、これはまさに「とにかく雰囲気で全てを物語る」という雰囲気ゲーならではの手法だな、と思いました。
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さて、森林火災監視員は、見張り台から周りの森林の様子をチェックし、火災が起きるような火種が無いか、あるいは火災が発生した場合、いち早く報告して被害を最小限に留めるという地味な仕事です。舞台となるアメリカには広大な森林地帯がいくつもあるので、こうした土地で一か所でも火災が起きると、もはや人の力で消すことが不可能なくらいに燃え広がり、大変な被害をもたらすので、たしかにこういう職種は必要になってきます。
とはいえ、何事もなければ、何日も同じ場所で見張り、周囲の森をパトロールするだけの退屈が伴う仕事。実際ゲームでも、他の位置にある見張り台で監視している先輩の監視員と何気ない会話を通信でやりとりしてるだけ、というシーンが続きます。

そんなわけで、このゲームは先輩監視員デリラとの、無駄話がメインというちょっと変わった趣向を持っているわけです。
一応デリラの会話に対し、こちらは複数の選択肢から受け答えを選ぶというゲームチックな仕組みはあるものの、それで何か大きく展開が変化するという訳でもなく、あくまで個々の会話の着地点がちょっと変わる程度。
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そんな何気ない会話をやり取りしながら、一応監視員の仕事も当然地味にこなすことになります。火種を見つけ、現場に向かって様子を見に行ったりとか、付近の森周辺をえっちらおっちらと歩き回ることに。
80年代後半と言うことでGPSも無く、現場や目標地点を分かりやすく表示はしてくれないので、マップとコンパスを使って時折現在地をチェックしながら道を進みます。
原始的なマップの見かたな上、大自然の中なので目印となる物も少ないため、デリラからも北の方角とか方位でしか言われずパッと呑み込めないので、どうにも迷子になりやすく、気が付いたら逆方向に歩いていた、とか良く起こりました。

ゲームも後半くらいになってくると、ああこの小川の先に行くと湖まで行けるな、とかある程度土地勘が出てきますが、それでも迷いやすいには違いなく、このゲームにおけるデメリットとして良く上がっているようですね。
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そんな迷いやすい大自然の中をパトロールする日々の中、まあ色々起きるわけですが、ネタバレになるのであまり詳しくは言えません。
個人的には「ん・・・これどうなる?どう着地する?・・・・・あー・・・まあそうなるよね知ってた」みたいな感じになってしまい、あまり印象には残らない感じにはなってましたが、実際にはもっと地味な展開のゲームかと思ってたので、その割には色々あったなあ、という感想です。
実際終わり方には賛否あるみたいで、どうもマルチエンディングとかそういう要素もないっぽいので、物足りないと感じる方も多いでしょう。私もちょっと物足りなさは感じました。

ただ、このゲームがそもそも打ち出しているテイストやコンセプトを考えると、これ以外の終わり方ってあるかなあ、という気もします。
最初の主人公のプロローグの時点で、大体このゲームの全体的な雰囲気は形成されており、それを考えると、妥当な着地点だったかと思います。まあゲーム的観点から言えば物足りなくなってしまうのでしょうけど。
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そういう意味では、Dear Esther以降、様々に発展を遂げている雰囲気ゲーの中では、かなり手堅くまとめた正統派な雰囲気ゲーというように感じました。
謎らしい謎は深く掘り下げれば出てきますが、このゲームの場合はあまりそこは重要ではなく、「人というものの人生」を紡ぎだしているゲームであり、それは我々のようなごくごくどこにでもいるような普通の人達を描いた内容でもあるわけです。

普通の人を主人公にしたら、それは退屈なゲームになっちゃわない? という点も雰囲気ゲーならば成立してしまう、そしてそこから、各キャラクターの背景、想い、今後を考えて考察出来るようになっている。
まさにこれこそ雰囲気ゲーの真骨頂たる部分ですね。いわば非常に映画的手法であるので、これらに喜びや面白みを感じ取れないようなら、まあクソゲー判定されてしまうでしょう。
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個人的にはもっとぶっ飛んだ設定の雰囲気ゲーが好きなので、ちょっと退屈だったかな、という感は否めません。だからこそ正統派な感じがした、という感想になっているのですが、少なくとも、変わった趣向の雰囲気ゲーであることには変わりなく、間違いなく通常のゲームでは味わえないような感覚を伴うゲームであることは確かです。

謎だらけで何が起きてるのか良くわからず、結局終始ポッカーンとした状態で終わってしまうゲームよりかは、何が起きているのか明確に分かる本ゲームはある意味で分かりやすい展開のゲームともいえるので、雰囲気ゲーとしては、かなり初心者向けと言えるかもしれませんね。
早ければ3〜4時間程度で終わる内容ですのでサクっとやりたい人向けでもあります。
Firewatchは現在Steamにて購入可能です。現在、セール中なのでお買い得です。ちなみにPS4版もあるようです。



ちなみにこのゲーム、映画のDVDよろしく、開発者のコメンタリを聞きながらプレイするモードもあるのですが、残念ながら、そちらには字幕が付いておらず日本語化されていません。
こういう特殊なゲームは、作り手がどういう思いで着手し、作っていったかは単純に興味あるのでぜひ聞きたかったですけどね。ここが公式日本語化の限界か・・・。
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さて、セールで買った分も含め、積みゲーが着実に増えてるので処理していかねば・・・。




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2018年06月24日

ルッキンググラスって実は凄い発明じゃない?

FPSゲームPreyをプレイし、クリアしました・・・ってどうしてもダジャレになってしまう歯がゆさ(爆
最近こればっかりやっていたのですけど、意外とボリュームがあってクリアまで60時間も掛かってました。
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もともとは2006年に発売された全く同じ名前のFPSゲー「Prey」の続編として開発が進められていたものの、あえなく頓挫し、結局全くの別ゲーと生まれ変わり、名前の冠だけは引き継いだ、という紆余曲折があったゲームです。
という訳で2006年版と全く同じ名前なのでややこしいったらありゃしないのですが、全然ストーリーもゲーム性も無関係になってしまったゲームなら名前も変えてしまえばよかったのにな、とは思いますが、まあ置いといて。

ゲームは、タロスIという宇宙ステーション内で起きたとある「事故」に巻き込まれる形で話が進み、一体何が起きているのか?を探りながら進めていく、ホラー要素やミステリーな雰囲気もあるFPSになっています。
ますプレイしていて思う事は、「あれ?これバイオショックじゃね?」って所。
正直、ゲーム性やシチュエーション、ストーリープロットの部分に至るまで、非常にバイオショックシリーズに近しい物を感じます。
それもそのはず、開発陣にはバイオショックシリーズに携わっていた人物もいて、更に言えば、それはバイオショックが多大な影響を受けたゲーム「システムショック」シリーズとも無関係では無いわけで、だったらそりゃこの一連のゲーム性と酷似するよなあというわけで。

と、いうわけで、バイオショックシリーズ、或いはシステムショックのファンであるならばこれは無条件に買いのゲームです。
現在STEAM上でも購入可能で、完全日本語化(吹き替えあり)という豪華仕様なので、その辺も安心です。


とりあえず何がバイオショック的かっていうと、タロスIのデザインですね。バイオショックばりに、アールデコチックな装飾が施されていて、「あーなんかこの感じ懐かしいわー」って思ってしまいます。
今回は近未来SFなので、文化が止まってるとかそういう事では無いのですが、ジョン・F・ケネディが暗殺されなかったIFの世界を描いているため、近代の社会とは若干文化が違っている、という表現なのでしょう。
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勿論、見た目だけではなく、魔法的な能力と武器を合わせて戦う二刀流な攻撃法や、各所に散りばめられた音声記録やメモを拾う事で徐々に事件の全容が分かってくるシステムなど、非常にバイオショックシリーズを彷彿とさせる物が盛りだくさんです。

また、宇宙ステーションという密閉されてどうにも出来ない環境でのサバイバル、というシチュエーションもまさに、という感じですし、バイオショックの順当なシリーズであるインフィニティよりもバイオショックらしいゲーム性に感じたくらいです。


というわけでバイオファン、システムショックファンはこの時点で心躍らない訳はないのですが、まあとにかくこのゲーム、戦闘がなかなかの高難度です。
タロスI内を占拠するようになった謎の生命体「ティフォン」が今回の敵となるのですが、とにかくこいつらが手強い。
皆動きがすばしっこい上に非常にトリッキーな動きをするので、素早いエイム力と状況判断力が試されます。加えて武器の弾薬も少なめ、、補助攻撃となるニューロモッドの能力もシリンジを消費するので無駄使いは出来ません。
そういった、あまりパワープレイが望めないという状況下で如何にやりくりしていくか、というのも重要で、序盤で入手できるグルーランチャーで敵の動きを止めてから、おもむろにレンチで殴りまくる、物を投げてぶつける、などの節約攻撃なども考えねばなりません。
こういったコンボを決める必要があるのもバイオショック風味ですが、使用武器を選択するメニュー時にはポーズがかかるため、割とその辺は落ち着いて考える時間があるのは救いでしょうか。
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また、ザコ敵であるミミックは、其処らへんにある物に義体化してカモフラージュする、という能力を持っているため、アイテムかと思って取ろうとしたら突然敵に変化し先制攻撃を食らう、とかもあるので気が抜けません。この辺は非常にホラーチックで、突然襲われる危険があるため、「なんかあの位置にポツンとボックスがあるのおかしくね?」と疑心暗鬼に。
とにかくますはレンチでぶっ叩いてみるが基本。中盤、ミミックの義体を暴くスコープを手に入れてからだいぶ楽になるとはいえ、チェックをつい怠りがちで「あーそこにいたかあ!」って結局なるんですけどね・・・・。
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少ない弾薬は、そこらにあるジャンク品を回収し、リサイクルすることで資源に変え、それを元手に自作するというちょっとしたクラフト要素もあり、これを利用してなんとかカバーするのも面白いです。自分のお気に入りの武器の弾薬を集中して製作するという戦略も成り立ちます。
ただ、自分がプレイしていた時には、どうにも鉱物が足りなくなりがちで、「あー全然弾薬が作れねえ・・・」ってやりくりが大変でした。
足りなくなったら、そこらの物を「リサイクラーチャージ」で資源に変える、なんてことも出来るので、結構自由度が高く、個人的にはこのシステムがとても面白いなあと思いました。とにかくアイテムの殆どを製作可能なので、どういう運用をしていくか考えるのが楽しかったです。
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バイオシリーズではおなじみの特殊能力による攻撃は、ニューロモッドというアイテムを使用することで入手可能、これもまた、どのようなスキルを得るかで戦略が変わってくるのでとても重要です。弾薬は限られているので、攻撃スキルを身に着けるか、あるいは体力やスタミナを上げて打たれ強くするか?など悩みどころ多し。
ただあまりにもニューロモッドの能力をインストールしすぎると、船内にあるタレットに敵とみなされてしまうデメリットはありますが、インストールしない訳にもいかんので割り切った方が良いですね。
ちなみに、この能力を使うにはPSIというエネルギーを使うためシリンジが必要ですが、船内のそこかしこにある水飲み場で水を飲んでも回復します。
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これ、ゲーム序盤では回復しないんですが、中盤辺りでいつのまにか50も回復するようになってて、水飲み場が付近にあることを確認したら、とにかくPSIを使いまくって敵を倒すことが出来るので楽でしたね。という訳で後半は武器よりもPSI能力メインになってました。


ゲームのストーリーに合わせて刻々とタロスI内の状況が変化するため、メインストーリーを急いで進めると後戻りできない状況になったりするので、ここはゆったりとサブミッションをそつなくこなしていく事をオススメします。まあメインを進めないと解けないサブミッションもあったりしますが。
マップは一種オープンフィールドのようになってて、各施設を自由に巡れるようになってます。船外にすら出ることも可能で、この時は無重力空間の移動になり、この状態での戦闘も起こり得ます。これが慣れないと中々大変で、度々船外に出なきゃならない、あるいは無重力の場所があるので、そこを通るときは憂鬱でしたね。でも船外もしっかり移動できてしまうというのは中々斬新でした。
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ストーリーも謎が謎を呼ぶ展開で、幾つかの厳しい選択を迫られる場面があります。そこも悩みどころで、とにかく自分がどう動くべきか、どう戦うべきかなど、このゲームはひたすらプレイヤーに無限の選択肢を要求してくるわけです。
ただ、近未来の話、或いはIFの世界の物語、という事もあり聞きなれないワードも飛び交うため、ちょっとストーリー把握には時間を要します。
じっくり集めたデータを吟味しないと分かりにくい事は確かで、とはいえ、情報をつぶさに考察する人は限られた人しかいないでしょうから、大半の人には「うーん、で結局何が起きてるの?」ってなりかねない懸念はあります。それだけ得られる情報量が膨大なので。
勿論、直接ストーリーとは関係ないだろうメールや書物も結構あるのでいちいちそれを全部チェックしてたらキリ無いのですが、かといって無視するわけにもいかず、というのが厄介なところ。
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他にもスーツやスコープに取り付け可能なモジュールによるパワーアップ、おなじみのハッキング行為など、様々な要素が盛りだくさんで、ゲーム攻略も正攻法から、裏口を見つけて回り道するなど解き方も複数用意されているので、プレイヤーによって様々な戦略が成り立ち、非常によくできています。
難易度が高いので人を選ぶ感はあるものの、様々な攻略法を用意してくれているので、自分に合った選択を探し楽しむのが本ゲーム最大の醍醐味だと思います。
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とりあえずFPSゲームファンなら問答無用で買っとけって感じです。バイオショックファンならなおのこと、スルーするとか万死に値します。
Preyは現在Steam上で購入可能です。丁度今サマーセールで安くなってますのでチャンスですよ。PS4版も出てます。


それにしても、本ゲームの作りこみの徹底さったらなく、最初に主人公を男にするか女にするか選べるんですが、そのことで相棒のジャニアリーも声がそれによって当然変わるし、周りの人の反応もミスとかミスターとかわざわざ変わるこだわりよう。
これ声優さん大変だったんじゃないかな・・・。用意してある量とんでもないでしょ。よく日本語化してくれたよなあと感謝感謝です。
ちなみに私は男性でプレイしましたよ。男性主人公の声が中々のイケボなのでお勧めです(爆
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それと、これらの元祖であるシステムショックのリブート版が現在意欲製作中みたいですが、このシリーズは相変わらず日本語には不遇ですね。日本語Modが出るようなら買ってみようかとは思います。




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posted by KS(Koumei Satou) at 22:37 | Comment(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする