2019年03月17日

お前の手を改造するのだ。ただしゲームは出来ない

スチームパンクな雰囲気が楽しめる工作キット、RpbotimeのROKRシリーズを以前紹介しましたが、あれからすっかりこの手の工作キットにはまってしまいました。
ムダ使いと知りながらあれこれ追加で買ってしまい、悦に入っている状態です。
Robotime以外にも各メーカーがこの手の工作キットを出しているのですが、今回はそれらをサクっと作ってみたので紹介します。

まず、Ugearsというメーカーのもの。
これはウクライナの会社みたいで、中身もウクライナ産なようです。
詳しくは知らないのですが、恐らくこの会社が元祖なんじゃないかと私は見立てています。この手の工作キットの中でデザインが一番洗練されているみたいですし、日本の代理店もあるようで東急ハンズなんかでも購入できるみたいです。
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こちらのラインナップにもトレジャーボックスがあったので買ってみました。
Robotimeの物に比べ、パーツ数も多いせいか値段も少し割高になってますね。
ケースの中は丸々パーツシートしか入ってなく、あとはマニュアルと紙やすりのみ。ワックスは付属していませんでした。
商品によってワックスは入ってたり入ってなかったりするので、自分の方でシリコンスプレーなんかを買っておくと良いと思います。
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UgearsのパーツシートはRobotaimeよりも若干ぶ厚いので、少々頑丈に見えます。ただその分、パーツを取り外すとき余計に力が必要なので、細かい部品を外すときは、より一層慎重さが求められますね。
マニュアルは日本語表記無し。とはいえ基本的に図でしか解説が無いので問題はありません。むしろ文章による補足がほとんどないため、場合によっては少し不親切に感じる部分もありました。

組み立ては、Rbotimeの時のような棒をカットして差し込むみたいな工程が無く、単純にパーツを組んでいくだけで出来上がるので良く設計されてるな、と感じました。
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勿論これは物によって違うので、今回はたまたまそれが無かっただけみたいですけどね。
こちらも非常に精巧に出来ているため、穴がずれてるとか、そんな面倒な事は起こりませんでした。勿論、穴に入りにくいとか、そういう事はよくあるので、無理せずヤスリなどで削って慎重に組み上げるべきは同じ。

途中、あえて要らないパーツを差し込んでおいてそのまま組み上げていくという工程があったのですが、何の補足説明もないので一瞬何でこんなことするのか混乱しました。
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何しろこれをそのまま手順通りにやると、幾つかのパーツがぴったり接合出来ず引っかかってしまうからです。
これ、どうやらこうやって一時的に浮かしておかないと後々の作業に支障をきたすため、あえてそうしているんだと思います。要らないパーツを取リ覗く工程の時に晴れてピッタリ接合できます。


流石に作るのに慣れてきたのか、特に失敗らしい失敗もせず、割とあっさり完成。Robotimeの時より時間かかってないかもしれない。
デザインがかなり凝ってて、いかにも宝石箱、みたいな雰囲気が出てて素晴らしいです。
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こっちのトレジャーボックスは金庫の鍵みたいなものはありませんが、蓋を開けるために専用の鍵を必要とします。
その鍵はどこにあるかと言うと、なんと箱の上にくっついてます。箱の蓋をくるっとスライドさせると真ん中の飾りが外れるようになっていて、それが鍵の役割を持っているのです。

これを、側面にある穴に差し込み回転させると、何とも特殊な動き方で蓋が開くという仕組みです。
これ開け方を知らないとどうやって開けるのか全く分からず、まるでパズルです。それこそまさにThe Roomに出てきたからくりBOXそのままであり、箱の中に次なる謎解きのヒントが隠されてそうな雰囲気がバリバリ出てて興奮します。

Ugearsの商品はデザインも凄くきれいな物が多いので、今後もちょくちょく買いたいなーと思ってます。
まあ、飾る場所がないので、それを何とかしないと、なんですが・・・・。


さてもうひとつが、Wood Trickというメーカーのもの。こちらもウクライナに本社があるみたいですが、情報があんまりないので良く分かりません。
こちらは代理店もないので、買おうとすると結構苦労します。一応アマゾンでも買えるのですが、海外発送で送料がかかり、倍近い値段になっているため、正直おすすめしません。

このWood Trickはヨーロッパを中心に公式ショップが幾つかあるようなのですが、香港にも一店出していて、そこからPinkoiというサービスを通じて購入することが出来ました。
ここでも送料はそれなりにかかりますが、アマゾンよりかは安く済むため、現状はここで買うのが一番です。
なお、送料の支払いの際、ヤフオクのようにバイヤーと直接フォーラムでやりとりする必要があるため、ちょっと敷居は高いです。まあ機械翻訳で充分出来る範囲だと思いますが。
やりとりしている際、Pinkoiのサイトが中国語になってしまう事がありますが、メニューで日本語に戻せるので焦らずに。
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ここのカタログの中に、なんとも奇怪な物があったので買わずにはいられませんでした。
今回は、その中のHandと言う物を作成してみます。
思わず「お前の手を改造するのだぁぁー」というフレーズが浮かんだら私と同じオッサン世代ですな。
パーツシートはUgearsと同じく少し厚めで、マニュアルも日本語は無いですが、基本図面のみなので問題なし。

これは少々手こずりましたかね。パーツが220個と多い上に、形も複雑で、図面も少々込み入った図が多く、「えーっとこれはこっちに繋がってるのか・・?」と何度も確認する必要がありました。
何しろ1か所でも付け方を間違うと正しく動かなくなりますし、取り外すのも面倒なので慎重さが求められます。
また、細い棒を切り取ってそれを使って繋げる、という組み方が基本だったため、大量のつまようじみたいな棒が付属してましたが、これが結構折れやすいため注意が必要です。
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無理して力を入れると簡単にポッキリ逝ってしまうので、あ、きつくて入んないな、と思ったら紙やすりとかで少しずつ削りながら入れていきましょう。ワックスを塗るのも良いみたいです。

ところでWood Trickのパーツシートは他の製品の物に比べ、少々質の悪さを感じました。パーツを取り外す際、接続部分で欠けやすく、木の木目に合わせてスジ欠けが起きやすかったです。
多少の欠けは別に問題にはなりませんが、欠けた場所の度合いによっては破損の原因になるため、力任せに取り外そうとせず、心配なら接続部分にカッターを入れて外しやすくするなどした方が良いかもしれません。
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で、何とか完成。トータルで10〜12時間くらいかかったかも。苦労はしましたが欠陥的な箇所もなく、割とスムーズには組み立てられました。
装着すると気分はまさにパワーグローブ。
これで私の右手が改造されてしまった。
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動画で見れば分かりますが、結構ちゃんと動きます。皮が剥がれたときのターミネーターの手みたいに機械的に動き、良くできています。
ただ、親指が結構シビアな構造してるので、結構グイっと大きく動かさないと反応しないのが厳しい。指がツリそうになる(爆)
もうちょっと位置を微調整できれば解決しそうなんだけど、それが気軽に出来ない構造になってるので諦めました。

なお、指を入れるリングの部分は子供用、大人用の2種類用意してあるので好きな方を選べます。子供用は勿論穴が小さめです。また、あくまで右手用で、左手用にはならない仕様でした。

勿論、この手で箸を持つとかペンを握るとか、そんな繊細な動きは全くできません。せいぜいコップやボールを掴むことが出来る程度。握力も弱いので、マグカップみたいなものを持たせるのも結構きついと思います。
まあ要するに、何かに使えそうだけど全く使えない「ムダ機械」です。
ただただ、ロマンがあるだけで他は何もありません。
だがそこがいい。

今後もこういう「誰得なのそれ?」みたいな商品が出ると面白いんですけどね。
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さて、近年稀にみるほど自分の中でマイブーム化したギア系木工キット。まだ制作に着手してないものもあるのでそれはおいおい。
難易度も、プラモを作った経験がある人なら全く問題ない難易度の物ですし、デザインも美しいので完成後はインテリアとしても映えますし、超オススメです。

とりあえずUgearsの商品なら東急ハンズやアマゾンなどでも気軽に買えますし、お薦めだと思います。
Robotimeも比較的入手しやすいので次点としてオススメ。
Wood Trickは少々玄人向けって感じですね。購入も組み立ても。ガチハマリしたら検討してみてください。



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2019年03月10日

未来都市もポップであるべき

前々から気になっていたものの、ずっとほったらかしで放置してたDVDがあって、それがARCHIGRAM MOVIES!(アーキグラム・ムービーズ)という作品集。

内容にしてこの価格はちょっとなー(4千円くらいした)と二の足を踏んでた所、気がついたら10年以上放置してしまい、久々に調べてみればもう中古で安くなってるし、「流石にいい加減買うか・・・」と思い出したように購入しました。
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それにしても中古とは言えよく未だに売られてたな・・・・。
このDVD、「アーキグラム」というアート集団が作成した映像作品集なのですが、まず目につくのはなんだか馬鹿でかいスポンジのロゴですね。
これ、特典でついてきたマウスパッドで、目茶目茶厚みがあります。
厚みのわりにDVDジャケサイズ程度しかないので実用性があるかどうかは疑問ですが、まあどっかに飾っておく方が画になりますね。
肝心の中身なのですが、彼らは別に映像作品をメインに作ってきた訳ではないので、あくまで自分たちの活動の中の一環としての補完的な意味合いが強い映像集になってます。

そのため数も少なく、DVDに収録されているのはたった3作品。トータルで30分程度の長さです。
その分非常に希少性が高いこの前衛的な作品群は、アーキグラムを知っている人なら、実に興味深い内容には違いないのですが、ただアーキグラムの事を良く知らない、という人がこの作品集を見ても、正直彼らの持つ魅力を理解することは流石に難しいと思います。
まあ要はコレクターズアイテム性が高いDVDなので、万人にはお勧めできない、ということです。

というわけでこのアーキグラムというアート集団が何なのか、という事を知らない方のためにザックリ説明すると、英国の若手の建築家達によって結成され、1960〜1970年代に主に活動し、その後の建築をめぐるアートや概念、思想などに大きく影響を与えたグループの事です。
彼らは普段は通常の建築系の仕事をこなしながら、いわば同人誌のような個人雑誌を刊行し、その中で思い思いの建築的思想や未来の都市像を展開しました。
その内容が極めて自由でポップで前衛的だったため、彼らはしばしば「建築界のビートルズ」と呼ばれます。

例えばこの「ウォーキング・シティ」は、彼らの独自性と言うか、自由奔放な所がとても顕著に出たドローイングですね。
タイトルとこの絵を見ただけで、もうこの建築物が一体どういう代物なのかがすぐに分かってしまうと思うのですが、もうまるで子供の発想のような大胆な手法で「自ら移動する都市」というユートピアを示したのです。
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     c Deutsches Architekturmuseum

移動都市と言う概念自体は前からちょくちょくあったらしいのですが、ここまでド直球に描いたのは多分彼らが初めてで、当時のSF感やポップカルチャーも反映された、見た目にも非常にインパクトが強い作品で、彼らが当時一躍注目されたのも頷けます。

他にも、家を簡単に展開・解体することの出来る「インスタント・シティ」とか、後からモジュールを組み合わせて拡張が可能という日本のメタボリズムを思わせる「プラグインシティ」など、非常にSFチックかつ大胆な発想による未来像を展開しました。
勿論、彼らはこういったユートピア思想を本気で真面目に実現しようとしていたわけではなく、当時の、とくに英国内での保守的な建築思想や未来設計に対する彼らなりのカウンターカルチャーであったわけです。
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正直なところ、彼らの目指した、求めていた思想や概念が一体どういうものだったのか、など頭の弱い私には全く理解できないのだけど、少なくとも「建築とて、もっと自由であるべきだ」というメッセージがこもっていたのではないか、というのは何となく読み取れました。

例え何なのか良く分からなかったとしても、その近未来のSF的テクノロジーをベースにした奇想天外なユートピア像は見ていてとても楽しく、非常にアーティスティックであり、ひとつのアート作品として力強く、だからこそ未だに多くの人達を魅了させる何かがあるのでしょう。


というわけでDVDはあくまでファンの為のコレクターズアイテムでしたが、彼らの本筋であるドローイングの数々は、それらをまとめたアーカイブのサイトで見られますので、ぜひ覗いてみてください。





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2019年03月03日

歯車フェチにはたまらない(そんな人種は居るのか)

今回、自分の琴線にビビッと来たものを見つけてしまったので、購入してみました。久々に衝動買いしちゃったかも。
アマゾンでたまたま見つけたこれは、いわゆる工作キット。

木材で出来たパーツを組み合わせることによって、動かして楽しむことが出来るオモチャを作ることができるというものです。
レーザーカッターの技術のおかげで、複雑なパーツも扱えるようになり、近年こうした木材の工作キットが色々出回っているようですね。
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今回私が購入したのは、Robotaime社から出ているRokrシリーズの「Treasure Box」。
値段も他の物と比べ安かったし入門としていいかな、と思ったのと、からくりBOXなんてロマン溢れてて素晴らしいじゃないですか、っていう。
でも届いたパッケージ見てみたら難易度が5段階で設定されてて、これはレベル4の商品でした。割と難易度高めなのでは・・・。
ちなみにこれ立体パズルって肩書きになってますが、別にパズルじゃありません。知育玩具としての側面も強調したくてそう銘打ってるのかもしれませんけど。
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レーザーでカッティングされた木材パーツシート、固定するための細い木の棒、ワックス、紙やすりと、マニュアルが同梱。
マニュアルは英語しか書かれてませんが、基本図面で解説しているのであまり支障はありません。ただ後述しますが、今回のアイテムの仕様上、ちょっと分かりにくい点があります。


さて、早速作っていきます。パーツはレーザーカッティングされてるので、紙の切り抜きみたいに押し出せば簡単に外れます。工具で切り出す必要はありません。実にお手軽です。
ただ、細かいパーツも多いため、あまり力任せにやるとポキっと折れかねないので慎重にやりましょう。
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接着する必要も無いので基本接着剤とかも不要ですが、プラモみたいに接続部が出っ張ってるのでヤスリを使って滑らかにしたり、パーツ同士を繋げるのに付属の細い棒を任意の長さに切り取ったりもするので、多少工具は必要です。

特に棒を切り取るのに小さな工作用のノコギリとかニッパーがあると便利です。
棒の切り出しにはマニュアルに必要な長さが記してあり、ご丁寧にこの長さで切ってね、という目安になるパーツが付属してました。
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あと、ワックスも同梱されてて、マニュアルにワックスを塗る箇所も指摘されてますが、一見ロウの塊に見えるこれのどこがワックスなのかと戸惑いました。布等に強くこすりつけ、その布で軽く表面をこすっていくってので良いのかな、これは。別に溶かすとかそこまでやる必要はなさそうです。
滑りやすくする以外にも耐久コーティングの意味合いもあるのかと。

非常に精密に出来ているため、穴の位置がずれてるとか、海外の製品にありがちなアバウト設計は見当たらなく、かなりしっかりと組みあがっていきます。ただパーツによっては、穴がキツくて中々入らなかったり、逆にちょっとゆるくて外れそう、という部分もあるので、無理をせず表面を付属の紙やすりで軽く削ったり、あるいは木工用ボンドで補強したりして、丁寧に組み立てることが肝要です。とにかく細かいパーツが多いので、破損しないようにしなければなりません。
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実際、沢山切込みが入ってて自由に曲がるようになっていたパーツが繊細な物だったので、思わず力を入れ過ぎてポキっとやってしまいました。
幸い木工用ボンドで接着して固定できたので事なきを得ましたが、パーツ同士を繋げる際は細心の注意が必要ですね。
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で、5〜6時間かけてついに完成!
金庫式の鍵が使用された、中々本格的な宝箱です。所々に垣間見えるギアの構造が男心をくすぐりますね。
3桁の数字を正しい順番で合わせることによって開錠します。
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パカッを蓋を開けるとさらに蓋が。ここは背面にある穴にゼンマイを差し込み、回転させると宝箱の中身が飛び出してくる仕組みです。全く無駄なアクションですが、まるで「The Room」に出てきたからくり箱のようなスチームパンク的ロマンがあり、非常に素晴らしいですね。

この箱の大きさに対して、入れられるスペースの狭さに思わず突っ込みたくなるけど、インテリアとしてサマになるアイテムなので非常に気に入りました。
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ちなみに開錠するための3桁のパスワードは任意で決められます。そこの解説が英語なため、ちょっと分かりにくいです。
要は任意で決めた数字をC1,C2,C3とし、それぞれをP1,P2,P3の数字に変換して、それをカムパーツの方に設定する、という事のようです。
(P3は必ずC3と同じ数字が入る)

わざわざパスワードを設定するためのツールまであるのですが、それを使わなくても、任意の数字がどうP1P2P3に変換されるかのリストがマニュアルの最後に載ってるので、それで調べたほうが簡単です。なお、設定できない数字もあるので注意(リストで省かれてます)。
ちなみに解除方法は、まず反時計回りに一周以上させてから反時計回り→時計回り→反時計回りとなりますが、回転数は2周→1週→0周という感じになります。数字によっては回す回数が違う場合もあるようです。
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パーツが細かくて破損しやすいため、気をつけながら組み立てるのは少々大変でしたが、「これってこういうメカニズムで出来ていたのか」という発見もありながら作っていくのは楽しかったです。

出来上がったモノのデザインも格好良くてインテリアとしても良し、オモチャとしても面白いし、プラモ等を作った経験があって多少工作には慣れている、という方は是非チャレンジしていただきたい逸品です。
特にスチームパンクやメカ機構が好きな方はオススメです。


これ以外にも様々なからくりメカがラインナップされているので公式サイトアマゾンを覗いてみてください。
また、Robotime社以外にもUgearsというメーカーからも似たような商品が出てますね。これ一体どっちが先駆者なのかな。
なんとなくUgearsの方が本家っぽいけど。
こっちのラインナップも凄くてうわーどれも欲しいって思ってしまう。ヤバイ。

全体的に4〜5千円はするのでちょっと値段が高めなのはネックですね。まあ今のプラモデルもそれくらいの値段の物が増えてきてると思うと妥当な値段なのかもしれませんが・・・。
かつてはプラモデルなんて500円で買えてた時代があったんですけどね・・・。まあ過去の話をしてもしょうがない。
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うむ、これは他のラインナップも購入決定。
ていうか、もう買ったわ(爆)。
気に入ればまたここで紹介するかもしれません。

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2019年02月24日

可愛い少女には旅をさせよ 「建築+少女」シリーズB

なんだかんだで続いている、誰も得をしない自分だけが楽しい謎の「建築+少女プロジェクト」ですが、今回もひとつ作りました。
相変わらずUE4で作成し、MMDから取り込んだミクを持ってきてます。
ただ今回の物は結構アイデアが二転三転して方向性が定まらず、結構悩んだ末に完成した作品です。
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という訳で建物の設定もブレブレでいまいちハッキリ決まってません。
最初は単純なオフィスビルの群集みたいな感じだったのが、いつのまにか周りが工場っぽくなり、なんかそんな方向性に変えるか、とかやってたら現在の形になりました。

まあだから何というか、この辺の工場を請け負ってる元締めみたいな本社ビルとかそんなんですかねえ(テキトー)
ただビルの高さをあまりにも高層にしてしまったおかげで、全景を入れようとすると収まりきらず、どうしても広角の画面になってしまうのは画面が歪みがちでちょっとしくったかなあ、と言う感も無きにしもあらず。
まあ迫力はあるんですけどね。
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建物自体はいつものようにSuperGridを使ってフルスクラッチしましたが、周りの背景は「Modular Platform」「DownTown」「Modular Industrial Pipes Pack 01」など環境用プロップのアセットを利用してます。
結局私が作るとどうしてもそっけない造形の物になってしまうので、これじゃ足りない、何か足りない、と色々追加しまくった結果が今回の作品なので、最初から明確な青写真が出来ていればこんな風にはなってなかったような気がしますね。

・・・・うーん作り始めたときは「こんな情景を作ろう」みたいなザックリとした指針はあったはずなんだけどな(爆
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ちなみに何も考えずメッシュを置きまくったので結構重いです。
本当ならこれメッシュを一体化するなりインスタンス化するなり軽減作業やんなきゃならないんですけどね。まあスチール撮るのが目的だから知った事かと言う(え

てかまた今回もまたミクちゃんだな。そろそろ別の娘も起用したいとかいってなかったっけ。
・・・うんあれから色々モデルを探したんだけど、可愛いけどどうやらこれ何かの版権物らしいってのが多くて、別にいいんだけど、自分自身が元ネタや原作を知らないまま使うのってなんか違和感があって抵抗あるんですよね・・・。

出来ればオリジナルモデルがいいんだけどなー、そして普段着みたいのがいいなー、とか言ってたら全然決まんなかったわ(爆
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2019年02月11日

この声優、ノリノリである

今回はICEY(アイシー)というゲームを紹介します。
このゲーム、販売されてから結構経っており、評判も良かったので前々から気にはなっていましたが、中々手を出せずにいました。
まあ理由は、こういう2D系のアクションゲームが苦手で、買っても結局積んでしまうことが多かったからなんですけど。
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例えばコンボを決めて倒す必要があったり、格闘ゲーよろしくコマンド入力みたいな方法で必殺技やアクションを出したりする必要があったりすると、私はこういう反射神経が求められるゲームでは、そっちばかりに気を取られて全部のアクションに集中できなくなってしまうので、凄く何かがおざなりになって駄目プレイになっちゃうんですよ。

これがFPSとかだったら狙い定めて撃つだけだから単純でいいですけどねー(棒)
そのエイム能力がダメダメじゃん、というツッコミはさておき。


このゲーム、Switchなんかにも移植されたことがきっかけか、なんと完全日本語版になりました。つまり吹き替え込みの日本語版です。PC版やスマホ版では既に字幕の日本語化がされていましたが、この手のインディーズ系の小規模なゲームでここまでの日本語化は珍しいですね。

それを知って、今回購入の決め手になりました。「なんで?」って思う方もいるかもしれませんが理由は後述します。


ICEYは前述したとおり、2Dのオーソドックスなスタイリッシュ系アクションゲームです。勘の良い人ならキービジュアルで気付いた人もいるかもしれませんが、中国のデペロッパが開発したゲームになります。

昨今、中国産のゲームのクオリティがどんどん上がってきており、日本人とほぼ同じ趣味の萌え系ビジュアルも相まって、日本でも徐々に人気が出つつあります。
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で、このICEY、一見すると可愛い美少女による、良くある2Dアクションゲームなので巷に幾らでも転がっている物に見えるので「中国のデペロッパが頑張って作ったんだな〜」なんて適当な感想が浮かぶかもしれません。
でもこのゲームが評価されているのは、別にそこの部分だけではなく、いや実際2Dアクションゲームとしての出来もかなり良く、爽快感のあるゲーム内容になっているのは間違いないのですが、本質はもっと別の所にあります。

まあ既にあらすじや紹介記事などで明かされているため、ネタバレにならないと思うので書きますけど、このゲームは極めてメタ構造になっている世界観を楽しむゲームになっています。


まずこのゲームで私が第一印象で感じたことは、まさに2Dアクションになった「The Stanley Parable」である、というものでした。
このゲームでは常にナビゲーターと言われる語り部がストーリーなどを語ってくれるのですが、場合によっては「ICEYは矢印の方向に向かって進んだ」などと言う、指示に近いような内容の事もあります。

とはいえ、これはアクションゲームなので、その指示に従うかどうかはプレーヤーの自由です。仮に指示を無視するとナビゲーターは「は?」みたいな感じでそれに対し明らかに不満な態度を取ったりして、プイレーヤーの行動にいちいち反応してくるわけです。
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スタンリーをプレイした人ならもうお分かりかと思いますが、まさにスタンリーのゲームで行われていたメタ構造とほぼ同じ、つまりはこのゲーム、「どうしてもゲームを手順通りにクリアさせたいナビゲーター」と「あっちこっち散策して粗を探したいプレーヤー」のあくなき戦いを描いたゲームなのです。

以前、私がスタンリーのゲームを記事で紹介した時に、「本当はナレーターの会話は吹き替えで楽しめるのがベスト」と書いてました。ゲーム自体がナレーターとのコミュニケーションで成り立っているゲームなので、字幕ではなく耳に直接届いた方が絶対分かりやすいし臨場感があると思ったからでした。

もちろんそれは実に贅沢な意見なので、しょうがない事だとは思っていたのですが、それと同じメタ構造の本ゲームがまさかの吹き替えで楽しめると聞き、「そりゃあ買うしかない」と思ったというわけです。


ゲーム自体はよくある2Dアクションゲームですが、非常にスタイリッショに動き、非常に気持ちよくできているので完成度は高いです。必殺技などをコマンド入力によって出すようになってますが、必須ではなく、様々なアクションが用意されているので自分のやりやすい戦い方が出来るようになっているのは良いと思いました。
そして、自分が使いやすいアクションを貯まったお金を使ってパワーアップ出来るので、自分に合った強化が出来るのも良いですね。
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敵をひるませ気絶させるとボタンが表示され、それを押すと派手なアクションで敵にとどめをさせます。基本的には通常アクションで敵をピヨさせては大ダメージを与えて倒す、というコンボ戦です。これが結構気持ち良い。難易度EASYでこの手のアクションが苦手な私がテキトーにやっててもちゃんと成立してたので、親切設計でうまくデザインされていると思いました。

ただ、難易度をEASYにしてもボスなどはフツーに難易度は高めで、結構苦労することになると思いますが・・・・。

敵も味方もハメ技みたいな感じになることがあるので、この辺は意図的なのかテキトーなのかは判断しかねるところ。
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で、この硬派なアクションゲームをしながら、例のナビゲーターとのやり取りがある訳ですが、ナビゲーターの吹き替えを担当しているのが声優として有名な下野紘氏で、私はアニメにそこまで詳しくないので該当する作品が何かまではスッと思い浮かばないけど、少なくとも大体一度は聞いたことがある声だと思います。

その特徴ある声優さんが担当してるせいでICEYは「下野紘をいじるゲーム」などという変な異名が付いたようですが(爆)、実際これ間違ってないから困ったものです。


メタ構造はスタンリーよりさらに分かりやすくなっている印象で、大体ナビゲーターが強引にどこかに行かせようとした場合は「どっかに隠しルートが存在する」というヒントみたいなものなので、あちこち探索すると意図しない別ルートやショートカット、シークレットゾーンなどを発見できます。

あくまで寄り道はストーリーの顛末を変更するきっかけに過ぎなかったスタンリーに比べ、ICEYの場合はお金集めで隠し場所を探すことになるので、行動が自然とナビゲーターと対立するような構造になっているわけです。

もちろんそんなこと関係なく、「お前がそう言うなら逆の方行く〜」みたいな天邪鬼行動とりたくなりますけどね。

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こうして、ナビゲーターのいう事を聞かないと「ちょちょちょちょそっち行くなぁ!!」とか「何が不満なんだよ!」としまいには切れまくってしまうので思わずもう笑ってしまいます。下野氏がノリノリで演技しているのもあって、「やはりこの構造のゲームは直接耳に届くのが一番」というのを実感できました。


ちなみにゲームの正規ルートを外れると、結局は強制終了してリスタートしてしまうのはスタンリーと同じですが、最初からやり直しになる訳ではなく、あくまで最終セーブ地点に戻るだけです。そのため寄り道して正規ルートを外れようが、素直にそのまま攻略しようが、最終的にはラスボスにたどり着き、エンデシングを迎えます。

ですが、これはあくまで仮のエンディングです。実際には別にトゥルーエンドが存在してます。
トゥルーエンドを見るためには、全ての実績を解除する必要があるので簡単ではありませんが、実績のほとんどはゲームをクリアする際に必要不可欠な行動だったり、正規ルートを外れる事だったりするので、やり方が分かればさほど難しくはありません。どうやって実績を解除すればいいのかは、ガイドがあるので参考にしてみてください。

全ての実績を解除すると、パスワードを求められます。それを解析するヒントのテキストも出てきますが、これはかえって混乱するので無視した方が良いかも。要は関連する単語を入れるってだけですからね。


個人的にはトゥルーエンドを見ることは必須と考えてます。このゲームが伝えたかったことや、真相などがトゥルーエンドで語られているからです。
スタンリーとはまた違った、メタ構造による独特な展開を見せるので、やはりここまで見ないと勿体ないです。
こういうメタ構造のゲームはスタンリー含め色々他にもありますけど、ぞわっとするような不思議な違和感を体験できるのが魅力ですね。

我がブログでもメタ構造のゲームは色々紹介してきましたが、他にも色々ありますよね。ただ他の作品名を上げると、メタ構造の性質上それだけでネタバレになってしまうのがつらい所ですが・・・・。

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アクションゲームとしてもクオリティは高く、そんなに長丁場なゲームでもないのでサクっと終わらせることが出来ます。アクション苦手な人にはボス戦は結構苦労してしまうかもしれませんが、なにより独特なメタ構造の面白さが本ゲームの魅力なので、全力で下野氏をいじり倒しましょう(爆

ICEYはSTEAMで購入可能な他、Switch版やスマフォ版もあるようです。スマフォ版は吹き替えされてるかは未確認。


ところでこのICEY、あまりに特殊なゲーム性が話題になって、肝心のメインヒロインであるICEYちゃん自体が空気になってるのがちょっと不憫(爆
日本人にも受け入れやすい、凄く可愛カッコイイ姿してるんだけどなー・・・。
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うーん、そりゃひねくれてナビゲーターの指示を無視したくもなるか・・・・。


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posted by KS(Koumei Satou) at 20:51 | Comment(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする