2019年05月19日

邪魔なアイツがあらわれた

体調悪くてしばらく休んでましたが、まあたまには更新しないと、ということで。
といっても、今回はフツーに病気ネタを取り扱う事になってしまいましたが・・・・。
何があったかは、ツイッターの方では言及したので知ってる人は居るかもしれませんが、要は目にまつわることです。


異変に気付いたのは、突然の事で徐々に違和感があったわけではありませんでした。スマフォでWebの記事を読んでいるときに、何かチラチラゴミが映りこんでいるように見えたのです。
最初は前髪かなんかが邪魔しているのかと思いましたが、そうではない。メガネが汚れているのか、といってもスマフォ見るときはいつも裸眼で見るのでそういう事でもない。

なのですぐに嫌な事実に気づくことになります。「これ、目に直接ゴミが見えてるのでは・・・。」
どんな感じかと言うと、形ははっきりしないけど、ぼやけた黒い小さな塊が、視点の中心からややずれた右側にふわふわ漂っており、そこから線が下に若干伸びているような形状をしていました。これは右目に起きており、左目だけで見るとこれは見えません。
その黒い塊を目で追うと、スッと右側に避けていきます。まるで見られるのを嫌がってるみたいに。
まあ図で表すとこんな感じでしょうか。分かりやすく描いたので実際にはもう少し小さいかな。
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普段、乱雑な背景を見てる分には、なんか違和感あるなー程度なのですが、白い壁とか、Webのテキストとか、白い配色率が高い画面を見てるとハッキリそのゴミが浮かび上がり流石に気付きます。
目自体を直接見ても、実際にゴミが付着していてそれが見えている、という訳でもなさそうです。
当然まず最初に疑うのは「飛蚊症」です。蚊のような小さな虫がまるで目の中で飛んでいるみたいに見えることからこの名が付けられていますが、私のようなオッサン世代では「ミジンコピンピン現象」なんて呼ばれ方もしており、要はミジンコみたいな半透明のプランクトンが目の中でチラチラ映り込んで見える、というやつです。

実は、そんな半透明の小さな虫みたいなものは両目で今でも時折見えたりはしていました。ただしそれは常に見えているものではなく、たまにしか見えず、見えたとしてもそっちに意識を集中しないと形を認識できないほど些細な物だったので別段気にはしていませんでした。
しかし今回はそんなレベルじゃありません。意識を集中していなくとも常にそこにいるので違和感がありすぐに気づきます。
コイツがいつから目の中にいたのかは定かじゃありません。ひょとしたらもっと前から居たのかもしれませんが、でもそれなら流石にすぐ気付くはずなので、今の形になる前はもっと存在感が薄かった可能性はあります。

特徴から言って飛蚊症だとは思いますが、しかし断言はできません。網膜剥離のような目の病気だった場合、深刻な事態になりうるので、早急に目を診てもらう必要があります。
しかしよりによって気付いたのが金曜の夜だったため、週をまたいで月曜の朝に眼医者に駆け込むことに。
目の病気は目茶目茶デリケードなので凄く不安でした。最悪目が失明してしまうのでは・・・?とネガティブな思考が支配してしまう。


眼医者に行き、結構詳しく丁寧に調べてもらいました。その結果、網膜剥離のような病気ではなく、やはり生理的な現象、飛蚊症であると診断されました。
この結果に一応ホッとはしたものの、とはいえ飛蚊症に効くような薬は現状開発されておらず、自然治癒に任せるしかないというのが実状です。

普通ならばそのままほっといても自然に消えていく事が多いそうですが、勿論悪化しないとは限らず、その場合は病気の危険も無きにしも非ずなため、もう一度診察を受けてほしい、とのこと。
そうでなくとも、このままこの見え方がキープされてずっと浮いている可能性もある訳で、そう思うと結構気持ちとしては複雑です。
飛蚊症は歳と共に起きやすい現象であり、私ももう若くないのである意味仕方がない物があります。

とはいえ、普段から目を酷使している生活をしているため、ここにダメージがあると非常に深刻です。大好きなゲームも映画鑑賞も、そもそも目がやられてしまうと楽しめなくなってしまうのですから。創作活動だってしかり。
前にも言ったことがあるかもしれないけど、ゲームとかは五体満足でないと充分に楽しめない娯楽なので、ある意味贅沢な物なんですよね。快適にゲームをエンジョイするためにも、特に目は大事にしないといけません。

とはいえ、具体的に何をすれば目のケアになるのか、が正直フワッとしているのが正直な所であり、まずはそこを調べるところからですね。
今回眼科に行って久しぶりに視力とかも調べてもらいましたが、両目ともに0.1まで落ちており、かつて0.3くらいだったのにもうそこまで落ちたのか・・・とゲンナリです。
そのため正直かけてるメガネも合わなくなってきてるんですよね。あまり強いメガネでは無く近〜中距離用だったため、今そのメガネをかけてやっと0.3くらいになるというレベル。
うーんメガネも変えなくちゃならないかも・・・。


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posted by KS(Koumei Satou) at 22:27 | Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月21日

誰が犯人か分かったけど、それより保険が下りるかどうかだな

Return of the Obra Dinnをプレイ、クリアしました。
という訳で今回はこのゲームの紹介と感想などを。
このゲーム、Lucas Pope氏が実質一人で製作したインディーゲームですが、その特徴あるビジュアルと、細部まで練られた世界観、古き良きアドベンチャーゲームの王道を行くような硬派なゲーム性で極めて評価が高く、これ程の物を個人製作するとは、この作者は化け物か天才か?と疑うレベルです。
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Lucas Pope氏と言えば、過去にPapers, Pleaseをリリースしており、これも極めて評価の高いゲームで有名ですが、実は私、個人的にあまりこのゲームにのめり込めなかった人間です。
Papers, Pleaseは入国審査官となり、入国者を審査して怪しいか怪しくないかをジャッジしていくゲームですが、ゲームが進むにつれ審査方法が複雑化していく中で、限られた時間の中で素早く審査していかなければならず、さながらパニックゲームに似た風もあり、そういうのが苦手な私はちょっとついていく事が出来ませんでした。

で、今回のReturn of the Obra Dinnです。
舞台は1807年のイギリス。4年前に消息を絶った商船Obra Dinn号が突然姿を現し、保険調査官である主人公は船を調べるため件の船に乗り込みます。
まるで昔の古い挿絵のような単一色のグラフィック。この中を一人称視点で自由に動けるだけでも中々の斬新な体験です。
この奇妙なグラフィックは、なんでも初期のころの古いパソコン画面を再現した物らしく、画像設定でマッキントッシュ等、当時の古いパソコン画面を表現した複数の設定から選ぶことが出来ます。
ゲームは公式に日本語化されており、非常に丁寧な翻訳がされているので全く問題ありません。
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さて主人公はこの船の中で、一体何があったのかを突き止め、損害額を査定し報告書を作成しなければなりません。
別に警察でも探偵でも無いため、失踪の原因を探るのが目的ではないものの、結局調べるうちにObra Dinn号の顛末を垣間見ることになりますが、その方法がメメント・モーテムという謎の懐中時計を使い、過去の残留思念を辿り、乗組員たちの死の瞬間を追体験することで謎に迫っていくというもの。

この謎のガジェットはObra Dinn号に乗船していたとされる人物から送られて来たもののようですが、詳細は分かりません。
失踪していた船の中で過去の残留思念を紐解いていく、という話を聞くと、同じく行方不明になっていた船の上が舞台の FPS「クリオスタシス」を連想してしまいましたが、ゲーム性は全くの別物です。
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過去のビジョンを垣間見ることにより、各乗組員の「安否」を突き止め、もし死んだなら「何が原因」で死んだのか、生きているなら「今どうしている」のかを調べて手記に書き記さねばなりません。
船に乗船していた乗組員が乗客も含めて60人近くおり、手記にはその名簿が同梱され、さらにその乗員の似顔絵もありますが、当然最初の内は誰がどんな名前でどんな顔をしているのか全く手掛かりがない状態から始まります。

残留思念を追う事で、手記には自動的に人物像が記載されていきますが、この人物の名前までは特定できないため、安否確認も含めてここは自分で推理していかねばなりません。
死の瞬間を垣間見るので、各人物の死因などは割と簡単に特定することが出来ます。しかし問題はそれが名簿の中の誰なのか?を突き止めること。
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このゲームは先に進んでいけば自動で手記が埋まっていって解決していく、というカジュアルな作りではないので、この辺は本当に様々な状況証拠を調べて自分で解いていく必要があります。
そのためゲームの方向性は違うものの、MYSTなどに代表されるような、かつてのアドベンチャーゲームを彷彿とさせるところがあります。
MYSTは安易にヒントをくれない不親切なゲームで、さりげなく散りばめられた謎を解くヒントを見つけ出し、観察・推理することでパズルを解いていく非常に難易度の高いゲームでした。

本ゲームもそうして、残留思念や、現状の船の様子などを観察し、自分でヒントを見つけ出していかねばなりません。
例えば残留思念の中で、ある人物がある人物に対し名前で語りかけるシーンなどがあり、これで簡単に人物名を特定できるヒントになりますが、こんなのはまだ分かりやすい方で稀です。

「ここに居るという事はもしかして○○の可能性が高い?」とか「そのセリフから察するに職業は○○?」とか様々な物から答えを導き出し、「誰が」「何をされて」「どうなった」のかを見つけて潰していきます。
これらの推理が正しかった場合、「特定された」と判断され、手記内で確定事項となりロックされて変更できなくなります。これで調査が進展していく毎に調査対象が除外されていくので、その後の推理がやりやすくなります。
しかしこの確定のタイミングが3名正解が出るごとに行われるため、恐らく総当たりによるごり押し調査を防ぐためのものと思われます。
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ゲームを進めていくと、残留思念を追って追体験するパートは早々と終わってしまい、あとはこれらの証拠を元に手記を完成させる作業に本格的に移ります。
正直、人によっては「え?これらの証拠や残留思念のヒントだけじゃ何も分からないんだけど?」と途方に暮れてしまうでしょう。
ですが、MYSTなどのゲームをプレイしたパズル好きなら、ここからが醍醐味です。実は本当に細かい所やさりげない場所にしれっとヒントが隠されているので、これらを見逃さないように探し出し、それを元に確定事項を増やしていきます。

そういう意味では、MYSTのような、非常に熟考して考察する必要があるゲームは苦手、という方には正直向いてないゲームかもしれません。
逆に私は、MYST系パズルは好物だったため、非常に楽しかったです。
しかし、ヒントの散りばめ方が非常に高度で、「流石にそれは気付かないなあ・・・」と言うのも多かったです。結局消去法で特定するケースが私の場合は多かったですね。
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実際はその方法に頼らなくても、ちゃんと特定できるヒントが殆んどの場合において用意されてます。
また、グラフィックが単一色の簡素なものなため、一見するとこの人物がどういう死に方をしているのか分かりにくく、死因を特定するのが困難、というのはネックとしてあるでしょうね。
ただこれに関しては、答えは一つに絞られてなく、これとこれとこれの死因なら全部正解、と複数用意されている場合があるので、あまり厳密に考えなくてもよさそうです。
それとヒントを探るため、あっちの残留思念を覗いて、今度はこっちの残留思念を覗いて・・・とあちこち歩き回る事になるので、そこはちょっと面倒に感じてしまいました。
後で簡単に閲覧できるようになると有難かったんですけど、それじゃあ散策する必要性がほぼなくなっちゃうし難しい所ですね。

とにかく今時珍しい、非常に硬派な推理と考察が必要になってくるゲームなため、人は選ぶ内容だとは思いますが、前述したように、MYSTのような熟考するタイプのゲームが好きな方、或いは免疫がある方には俄然お薦めです。
60人近くいる名簿の人物を全て特定するとか思うと絶望的な気持ちになりますが、少しずつ確定していって名簿が埋まっていくのは達成感があり、ゲーム体験ならではの物だと思いました。
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残留思念の描写や、過去に起きた衝撃的な事実の演出、シンプルでインパクトのあるグラフィックなど見どころも多く、見れば見るほどこれを個人製作したという事実に戦慄を覚えるのですけど、それくらい是非体験すべきゲームだと思います。
値段もさほどでもなく、ボリュームもそこまで大きい物ではありませんが、大半は推理に費やされるため、プレイ時間は人によってまちまちでしょう。
制限時間もなく、ゆっくり自分のペースで出来ますし、今度のGW、予定が無いなら、こういうゲームでじっくりと時間を潰してはいかがでしょうか。
Return of the Obra Dinnは現在STEAM等で購入可能です。



ネタバレになるので詳しくは言えないですけど、このゲームもクリオスタシスばりに結構な謎めいたストーリーになってますね。
そもそも残留思念を追えるメメントモーテムというアイテムも謎ですし。
でも、このガジェットを使って次々怪事件を解明していく、というプロットはメチャメチャ画になりそうで、これをベースに映画とか本当に作れそう。
うわ、ちょっと見たくなってきたぞ。

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posted by KS(Koumei Satou) at 22:38 | Comment(0) | PCゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月07日

デスクトップの有様はその人の生き様そのもの

今回は映画「サーチ(Search)」をレンタルで見たので、その感想を書こうかと思います。
この映画、どこかで予告を見て以来、非常に気になってた映画でした。

とにかく、PCのデスクトップ画面をただひたすら映しているだけで物語が進行していくという非常に斬新な、そしていかにも現在のネットSNS時代を象徴するような内容で、これは凄く面白そうだな、とすぐに思えたからです。
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c 2018 Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc. All Rights Reserved.

ただ、斬新とは言いましたが、これより以前にPC画面を映しているだけでストーリーが進行していく映画と言うのは実はもう既にあって、アンフレンデッドというオカルトホラーが最初と言われてます。
この映画はネトフリで見たのですが、チャットルームに死んだはずの友達のアカウントが入ってきて、次々とおかしなことが起こり始めるという言わば密室ホラー物です。
確かにこの映画の見せ方も凄く斬新と言えば斬新な映画なんですけど、そこで描かれていることは非リアルな内容で、そして密室ホラー映画なら何度も見飽きたような展開そのままなんで、「うん、まーいつものB級ホラーだなあ」程度の感想しか残りませんでした。

で、この「サーチ」ですが、こちらはあるアジア系アメリカ人の家族の物語で、ある日突然娘と連絡が取れなくなってしまった父が、PC上で様々なツールを介して行方を追っていく、というミステリーサスペンスになっています。
なおアジア人家族が主人公ですが、監督はインド系の人で、舞台はアメリカのハリウッド映画です。


とにかくまずこの映画、出だしが秀逸です。
当然この映画も終始PCのデスクトップ画面を見せていくのですが、家族の現在に至るまでのあらすじを、PC上に思い出を残したりスケジュール管理をするという作業を見せることで、しっかり説明しているところが凄い。
何というかもう、マイクロソフトやアップルが「これであなたの人生を紡いでいこう」みたいな感じでCMでやりそうな内容でもあり、「あーあるわーこんな感じ」って思わせるところも面白いですね。
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あとは、音信不通になってしまった娘を心配した父親が、残された娘のPCを手掛かりにあれこれ情報を検索していくという話なのですが、ビデオチャットなどで相手と話すシーンが大半とはいえ、娘の情報を探るため、色々検索したり、娘のFacebook等の履歴をチェックしたりと、色々PC上で作業するシーンも多く、ここが特に面白い、と思えたところでした。

いわば、鍵となりそうなヒントを見つけるまでの過程を追体験で見ているような感覚に近く、それは言ってみればYoutubeでゲーム実況を見ている感覚に近いのかもしれません。
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また、この話では当然誘拐などの可能性もあるので、警察もガッツリ絡む話に発展し、担当刑事と共に事件を追っていくという展開も個人的には斬新に思えました。この手のミステリーサスペンス物になると、怖さを演出するために当事者が単独で乗り込んでいく話になりがちで、それが凄く現実味が薄れる行為なので、そうじゃない展開なのは凄くリアル路線になってて良いと思いました。

そしてミステリーとしての完成度も高く、私は正直オチは読めなかったので非常に楽しめました。徐々に父親が自分の知らない娘の姿などの驚愕の事実を知る過程はよくある展開とは言え、それをSNS等の情報から得るというのも、この映画らしい展開ですね。
また、ニュース映像や、監視カメラ映像などを介して物語を伝える手法も使われていますが、これも一応PC上の動画配信サイトやPCツールから見ている、という体になっており、かろうじてコンセプトから外れないようにはなってます。まあ若干強引ではありますけどね。
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とにかくPC上の画面で展開する物語、という特異性を最大限に発揮した映画で、アンフレンデッドがやり切れていなかった表現をも実に見事にやってのけた映画だと思います。
これはアンフレンデッドにもあった演出ですが、書き込もうとした内容を、一旦考えたのちに削除して入れなおす、というシーンが度々あり、これは「SNSあるある」で誰もがやった事があると思いますが、映画サーチでは、微妙な親子関係をこれを使って表現しており、実に巧みに使ってるな、と思いました。

父親が娘にとても依存してて、ちょっと暴走気味なのは、人によっては若干引いてしまいそうですが、それもまた、映画の展開がどうなってしまうのか、という一抹の不安感に一役買っており、まあ私は自然に見れましたね。
というか父親ならこれくらい取り乱して当然、という感はありますから。
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先にも話しましたが、ミステリーとしての出来も秀逸で、徐々に新事実が明らかになっていく過程や伏線が回収されていくのも見事でしたし、デスクトップ画面のみという展開の割には画面内はめまぐるしく変化があり、全く退屈せずに見ることが出来ました。
なんでも監督はシャマラン監督のファンであるらしいのですが、シャマラン監督とのテイストとは違うでしょうけど、なんか微妙に近い息吹はあるような気はしましたね。

まあとにかく見て損は無い満足度の高い映画でした。非常にお薦めです。
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ところで、ブレア・ウィッチ・プロジェクト等で一躍注目を浴びたPOV方式の撮影法はあっという間に広まりましたが、このPC画面のみの撮影法もまた、そんな新たな演出法として広まるのでしょうか。

流石に見た目の感じがほぼ一緒になるので個性が出しにくく、ちょっと難しいかもしれませんけど、例えばゲーム画面とか、それを中心とした映画とか、なんか成り立ちそうじゃないでしょうか。
オンラインゲームを題材にした作品は結構あるけど、終始そのゲーム画面をそのまんま表現して物語を展開したものはまだないんじゃないですかね。例えばゲーム実況者を主人公にするとか。
もうそうなっていくと、普通にインタラクティブなゲームと境目が無くなってややこしい事になりそうですが・・・・。

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posted by KS(Koumei Satou) at 23:27 | Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月31日

気付けば休日が終わってる(絶望)

私、Netflixと契約し月額料を払ってます。
以前に料金が値上げしてしまいましたが、解約することなく、楽しませてもらってます。
正直なところ、毎月800円分払って見るほど毎日見まくっているかと言うとそんなことなくて、ひょっとしたら過剰に払ってることになってない?みたいな月もあるにせよ、
ふっと気付くとシリーズを一気見してしまったり、コンテンツをがっつり視聴しまくってしまう日もあるのでまあ、元は取れてるかな、と思ってます。

実際、Netflix、中々侮れません。とにかくオリジナルコンテンツの量や質も非常に高い上に、アニメや映画も沢山あり一度見だすとついつい一日中見てしまう事もあるので、気が付きゃ寝る時間になり「うわーしまったやらかした」と思う事も(爆
特に私が一押しなのが吹き替え対応のコンテンツが非常に多い事で、だいたいオススメとして先頭に並んでくるコンテンツのほとんどは大体吹き替え対応されてますし、字幕で見るのが辛い私のような人間には非常に助かってます。
他のHuluとかのサービスがどれくらいの割合で吹き替え対応されてるのか知りませんが、恐らくNetflixが一番多いでしょうね。
例えばスカパーとか、そういう海外のコンテンツを多く扱うサービスで不満なのが「でも結局ほとんど字幕でしか見れないしなあ」だったので、数ある動画配信サービスでNetflixを選んだ理由はコレが大きいです。

Netflixのお薦めのシリーズやアニメ、映画は色々あるのですが、最近ドキュメント系のコンテンツも面白くて良く見ます。
大体アニメや映画は良く紹介されているところは見ますが、ドキュメント系のコンテンツをレビューしているところはあんまり見かけないので、今回は面白かったNetflixオリジナルのドキュメント作品を3つ、軽く紹介しようと思います。

映画とかが世に出るまでの裏話や生まれるまでの経緯を追ったドキュメントは良くありますが、子供時代に皆が手に取ったであろう「おもちゃ」がいかにして生まれたかに焦点を当てたドキュメントというのは、意外とありそうでなかった話題で、面白い所に目を付けたなーというのが第一印象。
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現在2シーズンで4エピソードずつ、計8エピソード出ていますが、スターウォーズやスタートレックなど、作品の関連グッズとして登場したおもちゃや、トランスフォーマーやレゴなど、オリジナルの企画から生まれた物まで、とにかく有名なおもちゃの誕生秘話を扱っています。
全体的にちょっと軽いノリのテイストで、ジョークを交えながらポップな雰囲気のドキュメントですが、ふざけた内容ではなく、内容的にはかなり真面目におもちゃの歴史を追っています。

特に一押しなのがトランスフォーマー回で、今やマイケル・ベイ監督による映画シリーズが有名ですが、元はと言えば日本の玩具メーカーが販売していた変形合体ロボが始まりであることは、ファンであれば周知の事実。ここではその経緯をしっかり追って、それを海外で展開するためにどのような戦略が取られていったかをテンポよく紹介していきます。
なので、日本のタカラ社の取材もちゃんとあって、「へーそういう流れがあったんだ」って非常に興味深かったです。
最後はちょっと日本人として誇らしくてウルっと来ました。日本人ならこの回は是非とも見ていただきたいです。
それ以外にもレゴやスタートレック回とか凄く面白かったです。スタートレックがスターウォーズの影で苦戦してたとかは「なるほど確かにそうだよなあ」とか思ったり。
マスターズシリーズは日本人にはあまり馴染みはないけど、かつてドルフ・ラングレン主演で映画もやってたので我々オッサン世代にはちょっと懐かしかったです。
日本人的にはハローキティ回もあるのでここも必見。

ポルトガルにバカンスで来ていた英国夫妻の娘がホテルで突如失踪してしまった事件を追ったドキュメント。
幼女が失踪する事件と言うと、日本ではジョンベネちゃん事件は度々報道されていたので知ってる人は多いと思いますけど、失礼ながらこの事件は正直知りませんでした。
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ヨーロッパでは非常に大きく扱われた超有名な事件らしいのですが、恐らくほとんど日本では報道されてないんじゃないでしょうかね。
2007年に起き、未だ未解決の事件です。そのため最終的にモヤモヤ感が残るのは承知の上で見たのですが、非常に興味深く見させてもらいました。

全8エピソード、事件が起きるまでの経緯から、現在に至るまでの捜査状況を、取り巻く人たちのインタビューを交えながら時系列で詳細に追った内容の為、全く事件を知らない私のような人間でも非常に分かりやすい展開で有難かったです。
犯人は誰か?という疑いの目が、徐々に切り替わり、その度に当事者が大変な目にあっていくのですが、「まあその流れになるよなあ」と思いつつ、いつの時代もマスコミの報道が一個人を執拗に追い詰めるよなーと憤りも感じます。

この事件では途中からネットの影響力も出始めるので、時代の流れも感じ、件の夫妻も大変だったろうというのは想像に難くありません。
最終的に答えは出ないものの、「恐らくこれで間違いないのではないか」という所までは行き、それは非常に説得力がありました。
マデリンちゃん自身は死体も発見されていないため、未だ生死すら不明です。逆にいうと未だどこかで生きている可能性はあるので、その小さなチャンスが身を結ぶと良いですね。

2017年に開催される「はずだった」ファイア・フェステバルという言うなればロック・フェスにまつわるドキュメンタリー。
日本ではあまり話題にはなりませんでしたが、これに関するドキュメントはHuluでも独自コンテンツとして制作されており、2大配信サービスが同時に扱ったことで話題を呼びました。
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それだけ海外ではSNSも巻き込んで大騒動に発展した事件だったようです。
残念ながら字幕のみのコンテンツでしたが、この事件は遠く聞き及んでいたので興味があり、今回興味深く見させてもらいました。
元々FYREとは、登録アーティストをイベント主催者側が簡単にブッキング出来るようにした企業向けアプリで、これを大々的に宣伝するために、バハマの孤島で豪華なロックフェスをやろうと企画されたのがファイア・フェスの始まりでした。

まああとはこのドキュメントや、ネットで経緯を調べればわかりますが、とんでもない大事件へと発展していきます。「何でだれも止めなかったのか」とは思わず思ってしまうけど、全員が成功を信じて突っ走った結果、結局ダメだった、という事でしょうか。
でも見た感じ、どう考えても失敗するとしか思えないので、沢山の人が忠告してるのだけど、結局それを押し通したトップの人間の判断力と決断力の甘さが要因かなあ、と思いました。
そのトップの実業家本人のインタビューはありませんが、多くの関係者から話を聞いており、かなり堅実に作られたドキュメントです。
沢山のSNSのインフルエンサーを巻き込んだ事件だったため、彼らが常に記録に残すので当時の映像も結構残っており、時代を感じますね。

劇中、現地を良く知るスタッフの一人が、初期の段階でこのフェスの無謀さを訴え猛反対しますが、解雇されてしまいます。この企画の失敗は、この時点で決まってたんだな、とは個人的に感じるところがありますね。都合の良い人間ばかり集めるとどういう事になるか、というのは言わずもがな。
色々反面教師になる事があるとは思うのだけど、正直そのどれもが昔から良く言われてるような基本的な事なので、人はなぜ過ちを繰り返すのか、という意味では実に興味深い騒動だったと思います。


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posted by KS(Koumei Satou) at 22:07 | Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月17日

お前の手を改造するのだ。ただしゲームは出来ない

スチームパンクな雰囲気が楽しめる工作キット、RpbotimeのROKRシリーズを以前紹介しましたが、あれからすっかりこの手の工作キットにはまってしまいました。
ムダ使いと知りながらあれこれ追加で買ってしまい、悦に入っている状態です。
Robotime以外にも各メーカーがこの手の工作キットを出しているのですが、今回はそれらをサクっと作ってみたので紹介します。

まず、Ugearsというメーカーのもの。
これはウクライナの会社みたいで、中身もウクライナ産なようです。
詳しくは知らないのですが、恐らくこの会社が元祖なんじゃないかと私は見立てています。この手の工作キットの中でデザインが一番洗練されているみたいですし、日本の代理店もあるようで東急ハンズなんかでも購入できるみたいです。
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こちらのラインナップにもトレジャーボックスがあったので買ってみました。
Robotimeの物に比べ、パーツ数も多いせいか値段も少し割高になってますね。
ケースの中は丸々パーツシートしか入ってなく、あとはマニュアルと紙やすりのみ。ワックスは付属していませんでした。
商品によってワックスは入ってたり入ってなかったりするので、自分の方でシリコンスプレーなんかを買っておくと良いと思います。
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UgearsのパーツシートはRobotaimeよりも若干ぶ厚いので、少々頑丈に見えます。ただその分、パーツを取り外すとき余計に力が必要なので、細かい部品を外すときは、より一層慎重さが求められますね。
マニュアルは日本語表記無し。とはいえ基本的に図でしか解説が無いので問題はありません。むしろ文章による補足がほとんどないため、場合によっては少し不親切に感じる部分もありました。

組み立ては、Rbotimeの時のような棒をカットして差し込むみたいな工程が無く、単純にパーツを組んでいくだけで出来上がるので良く設計されてるな、と感じました。
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勿論これは物によって違うので、今回はたまたまそれが無かっただけみたいですけどね。
こちらも非常に精巧に出来ているため、穴がずれてるとか、そんな面倒な事は起こりませんでした。勿論、穴に入りにくいとか、そういう事はよくあるので、無理せずヤスリなどで削って慎重に組み上げるべきは同じ。

途中、あえて要らないパーツを差し込んでおいてそのまま組み上げていくという工程があったのですが、何の補足説明もないので一瞬何でこんなことするのか混乱しました。
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何しろこれをそのまま手順通りにやると、幾つかのパーツがぴったり接合出来ず引っかかってしまうからです。
これ、どうやらこうやって一時的に浮かしておかないと後々の作業に支障をきたすため、あえてそうしているんだと思います。要らないパーツを取リ覗く工程の時に晴れてピッタリ接合できます。


流石に作るのに慣れてきたのか、特に失敗らしい失敗もせず、割とあっさり完成。Robotimeの時より時間かかってないかもしれない。
デザインがかなり凝ってて、いかにも宝石箱、みたいな雰囲気が出てて素晴らしいです。
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こっちのトレジャーボックスは金庫の鍵みたいなものはありませんが、蓋を開けるために専用の鍵を必要とします。
その鍵はどこにあるかと言うと、なんと箱の上にくっついてます。箱の蓋をくるっとスライドさせると真ん中の飾りが外れるようになっていて、それが鍵の役割を持っているのです。

これを、側面にある穴に差し込み回転させると、何とも特殊な動き方で蓋が開くという仕組みです。
これ開け方を知らないとどうやって開けるのか全く分からず、まるでパズルです。それこそまさにThe Roomに出てきたからくりBOXそのままであり、箱の中に次なる謎解きのヒントが隠されてそうな雰囲気がバリバリ出てて興奮します。

Ugearsの商品はデザインも凄くきれいな物が多いので、今後もちょくちょく買いたいなーと思ってます。
まあ、飾る場所がないので、それを何とかしないと、なんですが・・・・。


さてもうひとつが、Wood Trickというメーカーのもの。こちらもウクライナに本社があるみたいですが、情報があんまりないので良く分かりません。
こちらは代理店もないので、買おうとすると結構苦労します。一応アマゾンでも買えるのですが、海外発送で送料がかかり、倍近い値段になっているため、正直おすすめしません。

このWood Trickはヨーロッパを中心に公式ショップが幾つかあるようなのですが、香港にも一店出していて、そこからPinkoiというサービスを通じて購入することが出来ました。
ここでも送料はそれなりにかかりますが、アマゾンよりかは安く済むため、現状はここで買うのが一番です。
なお、送料の支払いの際、ヤフオクのようにバイヤーと直接フォーラムでやりとりする必要があるため、ちょっと敷居は高いです。まあ機械翻訳で充分出来る範囲だと思いますが。
やりとりしている際、Pinkoiのサイトが中国語になってしまう事がありますが、メニューで日本語に戻せるので焦らずに。
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ここのカタログの中に、なんとも奇怪な物があったので買わずにはいられませんでした。
今回は、その中のHandと言う物を作成してみます。
思わず「お前の手を改造するのだぁぁー」というフレーズが浮かんだら私と同じオッサン世代ですな。
パーツシートはUgearsと同じく少し厚めで、マニュアルも日本語は無いですが、基本図面のみなので問題なし。

これは少々手こずりましたかね。パーツが220個と多い上に、形も複雑で、図面も少々込み入った図が多く、「えーっとこれはこっちに繋がってるのか・・?」と何度も確認する必要がありました。
何しろ1か所でも付け方を間違うと正しく動かなくなりますし、取り外すのも面倒なので慎重さが求められます。
また、細い棒を切り取ってそれを使って繋げる、という組み方が基本だったため、大量のつまようじみたいな棒が付属してましたが、これが結構折れやすいため注意が必要です。
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無理して力を入れると簡単にポッキリ逝ってしまうので、あ、きつくて入んないな、と思ったら紙やすりとかで少しずつ削りながら入れていきましょう。ワックスを塗るのも良いみたいです。

ところでWood Trickのパーツシートは他の製品の物に比べ、少々質の悪さを感じました。パーツを取り外す際、接続部分で欠けやすく、木の木目に合わせてスジ欠けが起きやすかったです。
多少の欠けは別に問題にはなりませんが、欠けた場所の度合いによっては破損の原因になるため、力任せに取り外そうとせず、心配なら接続部分にカッターを入れて外しやすくするなどした方が良いかもしれません。
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で、何とか完成。トータルで10〜12時間くらいかかったかも。苦労はしましたが欠陥的な箇所もなく、割とスムーズには組み立てられました。
装着すると気分はまさにパワーグローブ。
これで私の右手が改造されてしまった。
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動画で見れば分かりますが、結構ちゃんと動きます。皮が剥がれたときのターミネーターの手みたいに機械的に動き、良くできています。
ただ、親指が結構シビアな構造してるので、結構グイっと大きく動かさないと反応しないのが厳しい。指がツリそうになる(爆)
もうちょっと位置を微調整できれば解決しそうなんだけど、それが気軽に出来ない構造になってるので諦めました。

なお、指を入れるリングの部分は子供用、大人用の2種類用意してあるので好きな方を選べます。子供用は勿論穴が小さめです。また、あくまで右手用で、左手用にはならない仕様でした。

勿論、この手で箸を持つとかペンを握るとか、そんな繊細な動きは全くできません。せいぜいコップやボールを掴むことが出来る程度。握力も弱いので、マグカップみたいなものを持たせるのも結構きついと思います。
まあ要するに、何かに使えそうだけど全く使えない「ムダ機械」です。
ただただ、ロマンがあるだけで他は何もありません。
だがそこがいい。

今後もこういう「誰得なのそれ?」みたいな商品が出ると面白いんですけどね。
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さて、近年稀にみるほど自分の中でマイブーム化したギア系木工キット。まだ制作に着手してないものもあるのでそれはおいおい。
難易度も、プラモを作った経験がある人なら全く問題ない難易度の物ですし、デザインも美しいので完成後はインテリアとしても映えますし、超オススメです。

とりあえずUgearsの商品なら東急ハンズやアマゾンなどでも気軽に買えますし、お薦めだと思います。
Robotimeも比較的入手しやすいので次点としてオススメ。
Wood Trickは少々玄人向けって感じですね。購入も組み立ても。ガチハマリしたら検討してみてください。



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posted by KS(Koumei Satou) at 21:12 | Comment(0) | ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする